吉祥寺のギャラリーショップ「ビタミンTee」(武蔵野市吉祥寺北町1、TEL 0422-27-1750)で7月1日から、企画展「妖怪展、四連発!」が開催される。
同企画は、井の頭自然文化園の夏の恒例妖怪スタンプラリーのイラストと企画を担当している天野行雄さんを中心に、「妖怪のスペシャリスト」のアーティストが1カ月以上にわたり展示を開催する。
第1弾は同1日~8日に「妖怪前夜祭」と題し、イラストレーターの山下昇平さん、漫画家でイラストレーターの「まいけるからわた」さんをゲストに迎え、「妖怪Teeシャツ」「妖怪の立体作品」「妖怪カード」を販売するほか、同企画で個展を行う茶柱立太さん、東雲騎人さん、天野さんの旧作品も展示する。第2弾は同12日~21日、「暮らしを彩る妖怪たち」をテーマにした茶柱立太さんの個展「蚊帳の中」を開催。第3弾は24日~29日、絵馬やうちわなど手描きの妖怪作品を展示する東雲さんの個展「妖怪風流・五」を開催。第4弾は8月1日~12日、天野さんによる個展を開く。
「妖怪は実態はないが気配や存在を感じる説明のしようがないもの。そんな妖怪たちが『ここに居るな』という感覚を、アートでそれぞれの作家が表現している。今まで知らなかった珍しい妖怪との出会いも見所」と同店の石塚さん。「吉祥寺の片隅で夏にぴったりな妖怪ざんまいの日々を、たくさんの方に楽しんでいたらけたら」と来場を呼び掛ける。
営業時間は12時~19時(各展示の最終日は17時まで)。8月12日まで。