☆つれづれなるままに思いを馳せる！☆

「おかげさま」　作者不詳

夏が来ると冬がいいという、
冬になると夏がいいとういう、
太ると痩せたいという、
痩せると太りたいという、
忙しいと閑になりたいという、
閑になると忙しいほうがいいという。
自分に都合のいい人は善い人だと褒め、
自分に都合が悪くなると悪い人だと貶す。

借りた傘も雨があがれば邪魔になる。
金を持てば古びた女房が邪魔になる。
世帯を持てば親さえ邪魔になる。
衣食住は昔と比べりゃ天国だが、
上を見て不平不満に明け暮れて、
隣を見ては愚痴ばかり。


どうして自分を見つめないか静かに考えてみるがいい。
一体自分は何者なのか。
親のおかげ、先生のおかげ、世間様のおかげの塊が
自分ではないのか。

つまらぬ自我妄執を捨てて、得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう。
おれがおれがを捨てて、おかげさまおかげさまで暮らしたい。

※はるか昔、中学生の時に　宮沢けんじの　「雨にも負けず」を
　読んで暗記したのを思い出す。
　最後の　「ワタシハナリタイ」の一文をが心に響いた。
　自分もなれればいいなと思った。


　今の自分との乖離に心が痛たむ・・・。

仕事で新潟に出張です。
半袖のワイシャツでは肌寒かった曇り空も、関越道のトンネルを抜けると雲ひとつない綺麗な青空を見せてくれています。
昨日までの台風による雨で新緑がとても鮮やかに目に飛び込んできています。
忙しい日々が続いていて雲っていた気持ちに生き生きとしたエネルギーが充填されていく…。
こんなにも、緑は鮮やかだったんだなー！

　忙しいと

　目先の仕事に追われて

　仕事を完結することばかりに

　　　　　　　　　　　　　目が行ってしまいます。


　きびしい景気状況の中で

　本当の目的を見失わずに

　自分に力を貸してくれる周囲の人と共に

　進んで行きたいと思います。　

　　※良い年で学生みたいな話ですみません。