新年の御挨拶
あけましておめでとうございます。
昨年は記事の投稿・更新は全く行いませんでしたが、今年は気が向いたら再開するかも知れません。
(前向きになれるような要因は何一つありませんが)
令和乙巳年元旦
(写真)
大阪市北区中之島のダイビル本館1階外壁にある装飾の蛇
昨年は記事の投稿・更新は全く行いませんでしたが、今年は気が向いたら再開するかも知れません。
(前向きになれるような要因は何一つありませんが)
令和乙巳年元旦

(写真)
大阪市北区中之島のダイビル本館1階外壁にある装飾の蛇
新年の御挨拶
あけましておめでとうございます。
昨年以来、建築見学には以前のような熱意も持てず、頂いたコメントにも内容によってはお返事さえ出来ていない状態です。
ご寛恕を乞います。
令和甲辰年元旦

(写真)
富山県射水市(旧小杉町)・竹内源蔵記念館(旧小杉町役場)の展示品。
砺波市内の旧家の土蔵の壁面を飾っていた「双龍」と称される龍の鏝絵。
昨年以来、建築見学には以前のような熱意も持てず、頂いたコメントにも内容によってはお返事さえ出来ていない状態です。
ご寛恕を乞います。
令和甲辰年元旦

(写真)
富山県射水市(旧小杉町)・竹内源蔵記念館(旧小杉町役場)の展示品。
砺波市内の旧家の土蔵の壁面を飾っていた「双龍」と称される龍の鏝絵。
ブログ休止のお知らせ
ご訪問頂いている方には申し訳ありませんが、しばらくブログを休止させて頂きます。
これまで取り上げてきた建物の中には、掲載後失われてしまったものが少なからずありますが、特に近年は個人的に思い入れの深い建物が続々と失われ、或いは「保存」というには余りに無残な姿に変わってしまったものも多く、昨年後半あたりから建築見学の機会は再び増えてきたものの、ブログを継続する気にはなれない心境です。
気持の整理が付けば再開させて頂く予定ですが、その際はどうぞ宜しくお願い申し上げます。
令和五年四月三十日 管理人拝
これまで取り上げてきた建物の中には、掲載後失われてしまったものが少なからずありますが、特に近年は個人的に思い入れの深い建物が続々と失われ、或いは「保存」というには余りに無残な姿に変わってしまったものも多く、昨年後半あたりから建築見学の機会は再び増えてきたものの、ブログを継続する気にはなれない心境です。
気持の整理が付けば再開させて頂く予定ですが、その際はどうぞ宜しくお願い申し上げます。
令和五年四月三十日 管理人拝
第1269回・旧河合療院

岐阜県飛騨市古川町弐之町にある旧河合療院は、昭和初期に地元の棟梁によって建てられた医院兼住居。表通りに面してドイツ壁仕上げの医院棟、背面に和風の住居棟及び土蔵を配する。古くから高い建築文化を誇った飛騨の洋風建築。国登録有形文化財。

伝統的な街並みが残る古川の市街地の一角に建つ。

ドイツ壁仕上げの外壁に、窓台まわりには幾何学的意匠の細部装飾を施している。派手さは無いが、細部まで丁寧に造られている。

現在は、医院は向かいに建つ新しい建物に移っている。現在の河合医院前から撮影。

半円形の2つの屋根窓が直線を基調とした外観のアクセントになっている。

玄関ポーチの上部には、白大理石に右書きで刻まれた表札が掲げられている。

白ペンキ塗りの木製サッシュや通用門の扉、最近葺き替えられたように思われる屋根など、現役を退いた後も大切に維持管理がなされていることが窺える。

医院棟は外観は洋風だが、内部は和室と洋室が混在しているという。
戦前の医院建築(主に小規模な開業医)では、外観は洋風にしても、内部は医師の居住空間あるいは和室の病室を設ける例は多く見られる。

和洋折衷の医院建築では岐阜県内では郡上八幡の旧林療院、木曽谷の旧清水医院(現在は明治村で保存)、静岡県の旧五十嵐歯科医院、長野県松本市の旧松岡医院、大阪府堺市の是枝医院等がある。

玄関の硝子戸には美しい型押し硝子が用いられている。
非公開だが内部も見学したい建物である。

(参考)「文化遺産オンライン」 旧河合療院