年始にドシャりとたまっていた納品物を昨日のうちにやっつけたためか、
今日は比較的、時間のある一日だった。
時間があるにはあったのだが、
私がそれを有効活用したか否かはナ・イ・ショ・☆彡
書店で見かけた、
新堂冬樹の新刊「
直木賞を取らなかった男」(光文社)、
そして本日発売の
村山由佳新刊「
PRIZE」(文藝春秋)も、
直木賞についての話である。
ベテラン作家たちのぶっちゃけが始まったので、
これに乗じて
横山秀夫と
伊坂幸太郎にもなんか書いて欲しい。
1/15に発表になる
今回(2024年下半期)の直木賞、
この候補の並びで
荻堂顕が受賞したら楽しいのになと思いつつ、
個人的には
月村先生がとるんじゃないかなと思います。
理由:厚さ。 (って言っておいて、いま調べたら500ページもなかった)
かたや
芥川賞は、私はいつでも
乗代さんにとってもらいたいんですが、
このまま
最多落選回数を更新して頂きたくもあるので、
今回は
竹中優子さんがとれば良いと思います。
理由:書籍版の装丁が可愛い。
マンガ「
蟲師」を読み終えた。
あらすじとか紹介はめんどいので割愛。各自調べてください。
相方から「
ゆる民俗学ラジオ」で蟲師の全話解説をやってることを教えてもらい、
10年ぶりに読み直すっぺか、と書庫またの名を実家から持ってきたのだ。
8巻くらいまでは
下北沢にあった古本屋の値札が貼ってあった。
そこまでは何回か読み返しもしたので、わりと記憶に残っている話が多い。
久しぶりに読んでもとても面白い作品だと思う。
いつ読んでも感動できる強度がある。
作者が、キャラの描き分けが苦手そうなところさえ愛おしい。
蟲師を読んだ後は自然を感じる力がやたら高まる。
通勤で橋を渡るのだけれど、魚の群れが泳いでいることに気付いたりする。
信号を待っている際に、「黒い風が、また泣き始めた…」と呟いてみて、
これは
クロノトリガーだったな、と思ったりもする。
帰宅後、今度は
大阿久さんの日記本「
Life itself 1」を読み始める。
最近日記本が流行っているように聞くけれど、そういう人たちは、
三五館シンシャのシリーズを読んだり、もしくは
板尾日記を掘ったりもするのかしら。
私としては
『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』は読んでみたいなと思ってます。
大阿久さんの文が相変わらず良すぎて、
私がどう転がり回ったところで同じ方向性では敵うはずもなく、
では、紙の日記とブログの日記の違いって何だろうと、考えたところ、
いつも「
なんクリ」ばりに固有名詞が出まくる私の日記に、
とにかく注釈ならぬリンクを貼ってみようと、こころみたのが今日のものである。
めんどくさいので、二度とやりたくない。