
歴史に“もしも”は無い、とよく言われます。
もしも織田信長が本能寺で殺されなかったら…
もしも平賀源内が長生きしていたら……(これは清水義範『源内万華鏡』にて)
もしも日露戦争で負けていたら………
しかし、その“もしも”を考えるのは楽しいものです。
もしも、僕が今日もっと早く起きていたら。
いつもより遠くへ出かけていたはずです。
だから、寝坊したからと行って、ゆっくりシャワーを浴び、
少し掃除をして、池袋で古本市をやっていることを思い出して、
一旦図書館へ借りてた本を返却に行って、
池袋なら巣鴨の方が近いからと、久しぶりに巣鴨まで自転車で行って、
古本市で大量に本を買って、回りの本屋を冷やかしまくって、
「もう品切れです」と言われていたノートを池袋の無印で発見して狂喜乱舞して、
早稲田松竹でやってる『おとなのけんか』をラスト割引で観て、
巣鴨まで帰ってきたら、自転車が撤去されてた。
そんなことには、ならなかったはずなのです。
豊島区は返還量が5000円なんですってよ。弱いものいじめも大概にしてくれ。
まぁ、『おとなのけんか』は間違いなく傑作だったし。
これからどういう本を買っていこうかとか考えられたし。
良しと……出来るのか?
では最後に1曲。お聴きください。
このイントロを良しと出来るかどうかはあなたにお任せ。
「くるり/everybody feels the same」
おいらは好きだぜ。この曲。
社長の髪質、最高。