さすらい講師の極私的日常 関西のグルメと紀行・音楽・芸能・社会時評 時々毒舌も AKB48~そのアイドル像への懸念(後編  PART1 アイドルの歴史)
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AKB48~そのアイドル像への懸念(後編  PART1 アイドルの歴史)

AKB48、2年連続「じゃんけん大会」開催決定

人気アイドルグループ・AKB48が3日、都内で開催中の握手会イベントで
『24thシングル選抜じゃんけん大会』を行うことを発表した。AKB48が
「じゃんけん大会」で選抜メンバーを決めるのは昨年9月に引き続き、
2年連続2回目。9月20日に東京・日本武道館で行われる同イベントで
勝ち上がった選抜メンバーが12月発売予定の24thシングルを歌う。

前回はAKB48のメンバー47名と研究生4名の51人で選抜メンバー16名を
決定したが、今回は、姉妹グループのSKE48、NMB48のメンバーも参加。
SKE48、NMB48からの参戦メンバーを決める予備戦を近日中に行い、
選ばれた5名ずつが本戦に出場する。

前回51名の頂点に立ち、19thシングル「チャンスの順番」のセンター
ポジションを獲得したのは、これまで選抜経験が一度もなかった
内田眞由美。選抜常連の小嶋陽菜が3位、前田敦子が15位に勝ち残る一方、
インディーズ時代の2作を含める全シングルで選抜されてきた板野友美、
高橋みなみ、前回選抜総選挙でトップ当選した大島優子、選抜回数10回
以上を誇る篠田麻里子、渡辺麻友、柏木由紀らが敗退する大波乱を
巻き起こしたことから、今回も“新星”の誕生に期待が集まりそうだ。
なお、「じゃんけん大会」選抜メンバーが歌う24thシングルの前に、
23rdシングル(タイトル未定)が10月に発売されることもあわせて発表された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110703-00000300-oric-ent

こうなるとAKB48の年間行事が固定されてきたって事なんでしょうか?

<桜ソング=卒業式狙い>
2010年2月「桜の栞」2011年2月「桜の木になろう」
cf2008年2月「桜の花びらたち」2009年3月「10年桜」

<選抜総選挙=プロモは水着>
2010年5月「ポニーテールとシュシュ」
2011年5月「Everyday、カチューシャ」

<総選挙選抜メンバー=一位がセンター>
2010年8月「ヘビーローテーション」
2011年8月「フライングゲット」

2010年10月「Beginner」
2011年10月「タイトル未発表」

<じゃんけん選抜メンバー>
2010年12月「チャンスの順番」
2011年12月「タイトル未発表」

まさにヘビーローテーション。
それにしても・・・・
去年のじゃんけん選抜メンバーはひどかったですねぇ。
Mステで歌と口の動きが合っていなかった。
口パクでもいいけど、せめてそれくらいは合わせましょう。
やっぱり場慣れというのは大きいと思いました。


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http://kazuuun.blog79.fc2.com/blog-entry-5602.html
(前回の続き)

やはり
アイドルの歴史をちょっと振り返っておきましょう。

「アイドル歌手」の誕生は70年代と見ればいいでしょうか?
歌手であれば「容姿」だけでなく「歌唱力」もある程度求められていた
時代(少なくともナベプロでは歌が一定レベルでないとデビューさせ
なかった)が変わり、まず「容姿」ということになりました。
まあ「アイドル自身に魅力があり、それでファンを獲得できれば
歌唱力はどうでもいい」ということでしょう。
歌い手としては素人並み、いやそれ以下でもかまわないわけです。

こういうとファンの人に怒られるでしょうけど・・・・
キャンディーズって特別 歌がうまいわけではないですからね。
予備知識なく山口百恵の歌う映像だけ見ても
なぜ彼女が妙に神格化されているのかが全くわからないでしょう。

「アイドル歌手にはプロの歌唱力は必須ではない」というのは今も
変わりません。
ことアイドルに関する限り 総じて「昔の方が歌手に歌唱力が
あった」とは言えないでしょう。楽曲の歌唱難易度も異なりますし。

ただ、アーティスト気取りでバンドのボーカルのクセに歌が下手。
「これいくらいの歌唱力だったらその辺にいくらでもいる」までも
達していなくて、「その辺にいる普通の人間より下手でしょ」
というレベル。
そういうのは気になりますけどね。

80年代はアイドルブームでしたが、前述したように
「正統派アイドル」時代というのは80年代前半までのものでした。
女性アイドルで見れば

80年デビュー 松田聖子 柏原芳恵 河合奈保子 
81年デビュー 松本伊代 薬師丸ひろ子 
82年デビュー 中森明菜 小泉今日子 石川秀美 早見優 堀ちえみ
84年デビュー 菊池桃子 岡田有希子 荻野目洋子
85年デビュー 浅香唯 斉藤由貴 中山美穂 南野陽子 本田美奈子  
87年デビュー 酒井法子  立花理佐  森高千里
88年デビュー Wink 

82年組は有名ですね。松本伊代も82年組扱いでした。

80年代後半からおニャン子クラブが登場し、その退場によって
アイドルブームも終焉を迎えたのです。

結局、70年代から80年代のアイドルソングは
アイドル歌謡=「かわいければ歌はどうでもいい」ということでしょうね。

男であろうと女であろうと「曲がいい」とか「歌詞がいい」ではなくて、
「○○が歌っているから」という理由だけで買う。
まさにアイドル的なレコードの売れ方。レコード(CD)はアイドルグッズの
一つなんです。
となると、
歌は下手だし、曲もよくはない・・というのも多くなりがち。
もちろん、今聞いてもいい曲だと思うのもありますよ。
楽曲の作家陣にニューミュージック系の人達が入っていますからね。


ただ、大きく見れば楽曲は90年代以降と80年代以前とは違うと思います。
90年代以降、今に至るまでJ-POPという括りをするのは故無きではありません。

Mステで自分の生まれた年に流行っていた音楽を聴いてもらうコーナー
「Birth Year Songs」
あのコーナーが意味がないと思う理由は
「(80年代以前を流すならともかく)90年代以降の音楽を今聴いても 
そう違和感ないでしょ」ってことです。
「えぇー。自分が生まれたときはこんな(変な)音楽が流行っていたんだ」
という驚きは少ない。そもそも、上位に出てくるメンバーが今とそう
変わらないでしょ。結局、単に「●●ってこの頃は若いねぇ」って確認するだけ。
まあ、そもそも歌番組なんだから歌(歌手)をぼろくそにいうのを流せる
はずもないんですが。


90年代以降の「アイドル」を蔑称ととるような妙な「アーティスト指向」は
どうも私は好きになれないんですが・・・・・

(続く)

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2011/07/07 17:00|音楽

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