今回の東京行きでも例によって美術館 博物館巡りをしましたが 一番インパクトがあったのはこれでしょうね
上京物語その282 東京都現代美術館(MOT)
夏の東京現代美術館はこの10年ほどジブリ制作の企画展です 私は二回目の観覧
今年の企画は 「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」
7月10日から10月8日
最新作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開日が明らかになった ばかりの庵野秀明が“館長”を務める、「館長 庵野秀明 特撮博物館 -ミニチュアで見る昭和平成の技-」のプレス向け内覧会が7月9日、 東京・江東区の東京都現代美術館で行われた。日本のお家芸ともいえる “ミニチュア特撮”の魅力を多角的に紹介する展覧会。その“目玉”と いえるスタジオジブリ最新実写短編映画「巨神兵東京に現わる」が お披露目され、CGを一切使用しない特撮映像の完成度に取材陣からは 感嘆の声がもれた。 庵野が企画を手がけ、“博物館副館長”である盟友・樋口真嗣監督が メガホンをとった本編は上映時間9分3秒。宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」 に登場する巨神兵が東京上空に飛来するオープニングから、ついに地上に 舞い降り、口から発射するプロトンビームで東京の街を燃やし尽くす怒涛 のスペクタクルを展開する。東京タワーやビル群の崩壊、増上寺の炎上、 爆風でめくれ上がる商店街など、すべてのシーンをミニチュアセットで撮影。 さらに火の海と化した市街地を、光の槍を手にした無数の巨神兵が降臨し 進軍するクライマックスは、「風の谷のナウシカ」で語られる“火の七日間” を彷ふつとさせ迫力満点だ。「エヴァンゲリオン」シリーズの声優・ 林原めぐみによる不穏なナレーションも、“世界の終わり”を象徴的に 印象付けている。 開会式には庵野と樋口監督に加え、企画制作協力を務めたスタジオジブリ の鈴木敏夫プロデューサーが出席した。庵野は「僕の思いつきが樋口監督 のおかげで、すばらしい作品に仕上がった。樋口に頼んで良かった。 よくできました。ありがとう、しんちゃん!」と大満足の様子。今回の 企画について「ミニチュア特撮の現状に危機感があったが、自分ひとり ではどうにもならないと思い、鈴木プロデューサーに相談したのが幸いし た。本当の功労者は鈴木さんです」と開催に至った経緯を説明し、 「画面の枠の外側にある面白さが詰めこまれている。特撮は日本が誇る 技術です。ぜひ自分の目で見て感じてほしい」と熱弁した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120709-00000008-eiga-movi
今回事前の予習を全くしなかった私 どういう展覧会かよくわからないまま行ったので
館内に入るまでポスターのこのキャラクターの意味が全くわかりませんでした
1.特撮作品に登場したミニチュアが集合 特撮博物館の冒頭コーナーでは、庵野秀明館長の原点となった「特撮」 の数々が一堂に会します。 『海底軍艦』(1963年)の轟天号、『マイティジャック』(1968年)の MJ号、『帰ってきたウルトラマン』(1971年)のマットアローなど スーパーメカたち、ウルトラマンをはじめとするヒーローたち、 ゴジラ、ガメラなど怪獣たち・・・ミニチュアやマスクや着ぐるみから、 精巧に作られた東京タワーまで、かつてない見せ方でこれらを展示します。 特撮ファンはもちろん、リアルタイムで見た大人たちには懐かしく、 初めて見る子どもたちにも、その姿はきっと新鮮に映ることでしょう。 世代を超えて心に訴えかける特撮の世界をお楽しみいただきます。 また、洗練されたデザインワーク、色使いなど、アートとしての造形美も 注目すべきポイントです。 2.特撮美術倉庫が出現 かつて特撮映画を作る撮影所内には、夢を詰め込んだ宝箱のような美術 倉庫がありました。そこではメカや怪獣、ビル群などが、撮影での出番を 待ちながら所狭し、と眠っています。本博物館では、そんな特撮美術倉庫 を再現。撮影現場に訪れたような、ワクワクする空気を感じ取っていた だけます。
この辺りまでは普通に見ていました 個人的には・・似たようなマスクものばかり中 ライオン丸のかぶリものに 目がいきましたが
しかし、次にまさかあんなのがあるとは・・・・
3.職人たちの技を知る 怪獣たちからミニチュアセットにいたるまで、特撮を彩る「モノ」たちは どのように生み出されたか? それらはいかに映像化されたのか? その過程や技法をデザイン画、設計図、道具、セットの実例などで紹介。 職人たちの知恵と工夫と技術を紹介し、製作現場の様子を伝えます。
9分3秒の実写短編映画「巨神兵東京に現わる」 巨神兵が東京に舞い降り 口から発射するプロトンビームで東京の街を 燃やし尽くす映像なんですが CGを一切使用しないでミニチュアと映像合成だけで作り上げた作品 この展覧会のためだけに作ったもので 「どれだけ制作費をかけたんだろう?」と思わせますよ
そして その後にメイキングビデオ的に各シーンの撮影方法の検討と実際の撮影の 模様が流されていました
やっとポスターのキャラクターの謎が解けました 記念に海洋堂カプセルフィギュアを購入 一個しか買いませんでしたが でてきたのが 一番欲しかった「焦土」なのでよかったかな
さすがに早々 限定数が売り切れ 現在は受注生産で申し込んで買う形になったようです
まあ これだけでもすごいんですが
4.特撮のミニチュアステージを体験 本博物館のクライマックスでは、およそ10メートル四方のサイズで ミニチュアステージが出現。東京タワーをはじめ、ミニチュアビルが立ち並ぶ 街を間近で見ながら、スタンバイ状態となった撮影現場の雰囲気を楽しめます。 巨大ヒーローや怪獣気分でステージに立つことが出来るのはもちろん、 フォトスポットとして撮影可能です
ミニチュアセットの外からの撮影は自由で 怪獣気分でセットの中を歩きたかったら並んで待つ という形だったのです
ではセットの中の様子は後編で・・・・
(後編)に続く
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