さすらい講師の極私的日常関西のグルメと紀行・音楽・芸能・社会時評時々毒舌も 2009年09月03日

インスタグラム　https://www.instagram.com/sasurainokoushi/

FC2カウンター

ブログ連続更新中

カテゴリー

カレンダー

月別アーカイブ

悪そうな布袋

上京物語その119
上野・東京国立博物館

第62回式年遷宮記念　特別展
「伊勢神宮と神々の美術」 7月14日～9月6日

前の「国宝阿修羅展」とは違って、人が少ないですねぇ
展示品に　特に「これは」と思った物もなかった

やはり東京国立博物館所蔵のものの方がいいです
原則的に写真撮影もできますから

そのうち何点かを

「地獄極楽図」河鍋暁斎

「太平楽置物」竹内久一

「精華」吉田博

やはり目に留まります
本当はもっと美しい絵なんですが、写真撮影に失敗しました

「四天王立像　広目天」(京都浄瑠璃寺）

「刀　来国光」　重要文化財

「太刀　長船長光」　国宝

「椅子の聖母子・巌上の鵜」下村観山

「四季花鳥図屏風」伝雪舟

「関東下知状」

鎌倉幕府が出した裁判の判決文

預所代官と地頭の争いで
示談による下地中分（和与中分）が成立
幕府がこれを承認したもの

「牛若丸図」狩野探幽

「布袋図」伝小田野直武

小田野直武は秋田の人なんですが、鉱山の技術指導のために訪れた平賀源内と出会い、
洋画の技法を学んだのです。藩主佐竹曙山（佐竹義敦）の許可を得、江戸に赴き、
そこで、源内の紹介で杉田玄白と出会い「解体新書」の挿絵を担当することに
なったようです。

次回の特別展は
御即位20年記念　特別展
「皇室の名宝－日本美の華」
是非とも「聖徳太子像」「蒙古襲来絵詞」は見たいんですが、
今のところ見に行けそうもないです。
もし都合を付けられればということで

○東京国立博物館
特別展「対決－巨匠たちの日本美術」
http://kazuuun.blog79.fc2.com/blog-entry-1666.htmlその他
http://kazuuun.blog79.fc2.com/blog-entry-1670.html

「大琳派展～継承と変奏～」
http://kazuuun.blog79.fc2.com/blog-entry-2037.html
http://kazuuun.blog79.fc2.com/blog-entry-2040.html
http://kazuuun.blog79.fc2.com/blog-entry-2043.html

「国宝　阿修羅展」
http://kazuuun.blog79.fc2.com/blog-entry-2708.html
http://kazuuun.blog79.fc2.com/blog-entry-2711.html

東京都江戸東京博物館

日本・ギリシャ修好110 周年記念特別展
「写楽　幻の肉筆画」
ギリシャに眠る日本美術～マノスコレクションより
7月4日～9月6日

東洲斎写楽「四代目松本幸四郎の加古川本蔵と松本米三郎の小浪」

　　

今回発見された写楽の肉筆作品。加古川本蔵を演ずるのは四代目松本幸四郎

http://kazuuun.blog79.fc2.com/blog-entry-2290.html
http://kazuuun.blog79.fc2.com/blog-entry-2296.html

にほんブログ村

2009/09/03 20:00｜東京紀行｜▲

新装　阪急百貨店梅田本店　その１

阪急梅田本店、新装開業に列
　エイチ・ツー・オーリテイリング（Ｈ２Ｏ）は３日午前、阪急百貨店梅田本店
（大阪市）の第１期建て替え棟を開業した。同店は売上高が関西で最大の百貨店
で、2012年春の全面建て替えに先立ち、一部を新装した。新棟の売り場面積は
約２万7000平方メートルと従来の６割程度。地下２階から地上１階まで３フロア
を食品売り場とし、地上12階までは婦人服や海外ブランド雑貨を中心に展開。
初日は店内の混雑を緩和するため、通常より15分早い午前９時45分に開店。
約3000人が訪れた。近隣の商業施設「イングス館」でも、子供用眼鏡専門店などを
取り入れた子供服・雑貨売り場が同本店から移転開業した。
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/tegakari.aspx?site=MARKET&genre=c3&id=AT1D0300F%2003092009

早速　様子を見に行ってきました。
ここは　百貨店としては珍しく、地下ではなく一階に菓子店があるんです
３～４回で何店か紹介記事を書きます。

初日で、しかも大勢の客。スタッフが手慣れていないせいもあるんでしょう

客さばき、商品の梱包も手間取っていました。まあ仕方がないんですが

堂島ロールの「モンシュシュ」は凄い行列。
堂島ロールだけなら予約して、本店で買えばいいのにとは思いますが、
この店には先行発売の新・ロールケーキもあるんですよね

①「Patisserie HAMON（パティスリーハモン）　」

「ムッシュマキノ」牧野眞一と「ファクトリーナカタ」中田浩がタッグを組んだ、
オリジナルの新ブランド「HAMON」
http://www.hamon.mn/
二人を前面に立てたブランドですが・・・
そもそも　この二人、そんなに一般に知名度があるんですかね？

今日は「グラモウディーズ」のマーク・グレイスも来ていましたが、
気づいた人はいたんでしょうか？そもそも「グラモウディーズ」自体が
大阪で　それほど知られてはいないような気が・・・・

太陽のスフレ998円

うーん私が好きなタイプではないですねぇ

ガトーショコラ

HAMONショコラ

②「ベノア」

常設店舗としては関西初出店ですね
銀座の松屋で見かけたことはあったんですが、その時は購入しませんでした。

(続く)

にほんブログ村

2009/09/03 20:00｜グルメ　持ち帰り｜▲

ツッコミの悲劇

最近、バタバタしていて活字主体のブログ記事を書いていませんでした。
たまには　ということで。

アホの坂田決断！コメディNo.１解散
結成４２年のベテラン漫才コンビ「コメディNo.１」が解散したことが１日、
デイリースポーツの取材で明らかになった。坂田利夫（６７）と前田五郎（６７）
が２人で話し合った結果として、坂田がコンビ解散を所属の吉本興業に申し入れ、
了承されたという。今後、坂田はピン芸人で活動。一方の前田はピン芸人としての
実績は乏しく、事実上の引退となる可能性が高い。コンビをめぐっては、今年４月
漫才師中田カウスの自宅に脅迫状が届いた事件で、筆跡が酷似していたことから
前田が大阪府警南署の捜査線に浮上。５月２５日にタレント活動を休養した。
７月から参考人として複数回、南署の聴取を受け、事件については「一切知り
ません」と関与を否定。立件には至っていないが、“火のないところに煙は立たず”
の状況が解散の決め手となった。２人のコンビ仲はもともと悪かったとされるが、
これまで坂田は解散を否定していた。しかし、問題発覚後、前田が過去に複数の
芸人に嫌がらせするような内容の手紙を送っていたことが次々に判明。関係者に
よると、坂田は「これでは舞台に立ってもコンビで笑わせることは難しい」とし、
８月末に前田と話し、解散を決めたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090902-00000002-dal-ent

中田カウスの一件では、何度かブログで書こうとは思ったけれど、結局書きません
でした。事件の核心部分がわからないままで、中途半端な推測を書いても仕方が
ありませんから。
現在、吉本興業がＴＯＢを実施し、株式の上場廃止をしようとしていますが、
それとも若干繋がる部分はあるのかもしれませんね。例の創業家の問題が・・・

それはおいていいて

コメディNo.１解散の関連でちょっと

発端の中田カウス脅迫事件
昔、吉本の芸人の間でイタズラ電話が流行ったことがありました。
その中心にいたのが中田カウスと前田五郎
（前田五郎が雑誌記者をよそおい　今いくよ・くるよのくるよを騙した話は
「さんまのまんま」でも当人が話していましたっけ)
おかげで、月亭可朝の家が火事になった時に、その知らせうけた弟子の月亭八方は
イタズラ電話だと思って、それを無視したという話もありました。
今回の一件が、もし、前田五郎のイタズラであったとしても、それがイタズラの範疇
を超えていることは確かなんですが。本当に、犯人は前田五郎なんでしょうかねぇ。

いずれにせよ
この一件がコメディNo.１解散へとつながったのですが、記事にもあるとおり、
もともと坂田と前田のコンビ仲はよくなかったようです。
ただ、
漫才コンビは世代を問わず、相方と仲がいいというのは少ないのではないでしょうか？
仕事以外では全く口をきかないとか、コンビ喧嘩をするというところまではいかなくても
私生活でも一緒に（遊んで）いるというコンビなんて少ないでしょう。

コメディNo.１のケースでは不仲の理由は明白で、吉本が坂田の　ばら売りを初めて、
坂田は売れた。それに比して、前田はバラではそれほど売れなかったことにあるんでしょう。
このコンビの漫才では台本は前田がほとんど書いており、前田としてはコメディNo.１は
自分のおかげで売れたと思っている。ネタを考え、坂田をボケ役として配置し、自分が
それをツッコミ、それがうけてコンビが売れたのに、自分はピンでは売れず、
坂田ばかりがもてはやされる。そんな状況が嫌だったんでしょうね。
「ツッコミの悲劇」です。まあ、特に前田の場合、その性格も禍したんでしょうが。

やはり、直接ウケる「ボケ」の方がおいしい。
やすしきよしが漫才で、途中から作家にお互いが交互にぼけて笑いをとれるように
書いてもらったのも、やっぱり「自分がぼけて笑いが欲しい」という
コンビの競争心(闘争心)だったわけですから。

騒動の渦中にあった記事

漫才師・中田カウス（５９）の自宅へ脅迫状が届けられた問題で、カウスが関与を
ほのめかし、現在活動休止中の漫才師・前田五郎（６７）について、ベテラン
トリオ「レツゴー三匹」のレツゴー正児（６８）が２７日、渦中にいる友人の
前田を心配した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/entertainment/owarai/news/20090527-OHT1T00304.htm

このレツゴー正児も「ツッコミ」の人で　ボケのレツゴーじゅんとの関係が
ありましたから、「ツッコミの悲劇」として通じあう部分があるんでしょう。

そういえば、
前田五郎　中田カウス　島田紳助の共通点があります。三人とも研究熱心なん
ですね。それぞれ当時活躍していた漫才師のパターンを研究し、自分たちが
売れるための道を模索したという点が。
その結果、
中田カウス・ボタンは初めて、ジーパンで漫才をし、紳助・竜介はリーゼントヘアに
つなぎ作業着というスタイルで「ツッパリ漫才」をやったわけです。
漫才といえば、スーツという時代に、敢えて「型破り」をやり、ネタも若者向けという
ことで他のコンビとの差異化を図ったわけです。
今でも、紳助やカウスは吉本の中では分析するのが大好きな理論派でしょ。
多少、そういう自分に酔っているようなところはありますが。

2009/09/03 00:00｜ニュース（芸能）｜▲

フラッシュの横で

「鳥めし鳥藤分店」(東京・築地）

http://toritoh.com/

親子丼

<愚痴>
間の悪いことに、雑誌か何かの取材＆撮影が来ていました。
狭い店内ですが、カウンターに客を詰めて座らせ、その奥で
撮影をしていたのです。
それはいいんですが・・・・
横でフラッシュがたかれるんですよ。何度となく
あの光はシャッター音も含めて、うっとうしかったですねぇ。
店は宣伝になるからいいんでしょうが、ちょっとは横で食べている
客のことも考えて欲しかった。

カウンター部分に　ぎゅうぎゅうに詰めて座らされた上、奥のテーブル
は撮影に使い、そこからシャッター音とフラッシュの光が・・・・
食べる環境としては最悪でした。
こういうのは客のいない時間ではだめだったんでしょうか？

鳥めし鳥藤分店