長野の平地で星は見える?長野市の田園地帯で撮影した冬の星空! | αのEVFが見せる世界

長野の平地で星は見える?長野市の田園地帯で撮影した冬の星空!

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こんにちは。

2022年1月のお正月に、実家のある長野市内の田園地帯で冬の星空(星景写真)を撮家して来ました。この記事を読む事で、長野市平地で住宅街と田園地帯が入り組む山里エリアでで、どのくらい星空が綺麗に見られるのかを知る事ができます。

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長野市平地で冬の星空を撮影した!

東京在住の自分は、普段は関東圏の沿岸部や山々で星景写真を撮影しています。

その為、事前に光害の少ないエリアや星空スポットを目的に写真撮影に行く訳ですが、今回は実家から徒歩圏内の長野市内の平地で冬の星空を撮影してきました。

本当に実家から徒歩で行ける範囲の山沿い(長野市街地ではなく住宅街と田園地帯が入り組む比較的田舎)で撮影した為、撮影時の荷物は三脚にα7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DNをつけたまま裸で持って家を出発しました。

SIGMA14-24mmf2.8 DG DNを購入し一年。もはや自分の星空撮影でエースレンズです。

長野県は、山々に囲まれ標高の高い場所では日本で最も星空が綺麗とも言われています。しかし、今回は長野駅から車で30分も移動しない長野市内の平地。実際にどのくらい光害が多く、空が明るいのかの参考にもなると思うので、是非ご覧ください。

長野市平地で撮影した星空の写真

民家の立ち並ぶ旧宿場町(住宅街)

こちらは、太郎山をバックにした民家の立ち並ぶ旧宿場町です。

一応住宅街になりますが、写真以上に田舎なエリアであり、一本隣の道にでれば一面田園風景となります。また、後方の十二山は幼少時代にクワガタムシ・カブトムシを採りに行った秘密基地な山が広がっています。

雪で分かりづらいですが、地面はこの通りだけ石畳となっており、小学生時代にはここまで地域探訪や絵画を描きに来た記憶のあるまさに故郷の景色。

もちろん周囲の家には普通に人が生活している為、夜になると街明かりがつきますが、この風情ある景色で、夜どんな星空が広がるかずっと興味がありました。

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN+LEE No1 14mm f2.8 ss20 iso2000

こちらが夜の星空が広がった頃に撮影した一枚。

冬の星空の主役であるオリオン座が昇り始め、ちょうど狙ったポイントに来るタイミングで撮影に出かけました。一般的な星景写真を撮る方にとって、この住宅地の光害は致命的になるのですが、個人的には非常に綺麗な星景写真だと思っています。

まさに故郷の星空と言った感じ。ただ、ソフトフィルターは外した方が良かったかもしれませんね。これが出目金レンズでリアフィルターの欠点です。

お正月の住宅街の夜に、30歳代の男がカメラを持って長時間滞在するのは良くない為、一ニ枚撮影してさっと田園の方に抜けました。

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN+LEE No1 14mm f2.8 ss15 iso1600

民家と田園風景が入り混じる長野市平地の田舎。

一本隣の道に出ると、このような景色が広がっています。右方向には広大な田園風景が広がり、四季を通して本当に美しい場所です。小学校時代はよくこの田園の中を駆け回り、友人は自転車ごと水の貼った田園に転がり落ちたりしていました(確か田植え前だったはず)笑。

田園風景と星空

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN+LEE No2 24mm f2.8 ss 15 iso 1600

田園の中を歩きながら撮影した一枚です。

低山に囲まれながら、住宅地と田園が入り組む山里。ソフトフィルターは民家が近いと大変な写りになりますが、住宅地から少し離れる事で、夜景をより綺麗に表現してくれます。

光害や空の明るさはどうでしょうか。撮影設定を見ると、iso1600まで落としているので、関東圏の星空スポットよりは明るい印象です。それでも、冬の正座や天の川がよく見えます。

そして、星景写真においてもハマれば24mmはいい感じですね。

ちなみに、同日の朝に全く同じ場所を望遠レンズで撮影した写真がこちら。

方角的には、上の星空は東方面、こちらは南方面ですが、すぐ近くには山があり、平地ですがリンゴ園も広がっています。この写真を見ると、ど田舎がである事が伝わりますよね。

2019年1月の星空

α7SⅡ+SEL1635GM 16mm f2.8 ss20 iso2500

少し前の写真になりますが、2019年1月始めに同じエリアで撮影した写真になります。

こちらは2012年に廃線となった列車の保管場所でしたが、現在は解体されてしまいました。鉄道と銀河を思わせる素晴らしい景色でしたが、もうこの景色は見られません。18歳までの自家暮らしで聞いたガタンゴトンと鉄橋を渡る電車の音は、もう遠い記憶の中です。

カメラ機材を見ると、2019年頃は既にいいレンズを使用していたんですね。

長野の平地に広がる冬の星空。この記事では、お正月の時期に長野の廃線跡地で撮影した、冬の星空と鉄道を絡めた写真を紹介します。

2017年4月の天の川

こちらは、実家からほど近い高山村に咲くエドヒガン桜と夏の天の川の写真です。

標高はさほど変わらないのですが、こちらの方がやや山奥に囲まれている為、光害は少ないです。2017年4月にα7IIで撮影したもので、現像も当時のままなので詰めが甘いです。

長野県を代表する桜の名所、信州高山村の黒部のエドヒガン桜と天の川を撮影しました。黒部のエドヒガン桜は何度か見に行った事がある思い出深い場所ですが、天候と季節にも恵まれ、満開の桜と天の川を撮影する事ができました。

まとめ

真冬のお正月の季節に撮影した長野市平地の星空、いかがだったでしょうか。

冬の星空で主役と言えばオリオン座であり、夏と比べ天の川はとても淡いです。長野市で住宅街と田園が入り混じる田舎では、光害はそこそこあるものの、想像以上に綺麗な星空が広がっていました。星景写真としてはロケーションが劣るものの、天体観測であればどこでも最高と言った環境ですね。

昨今東京近郊の人口や土地代が上がり続けており、逆にこう言った地方の田舎は土地が広大で余っています。自分が車の免許を取得できる身体なら、すぐに東京を離れて長野に住むのですが、如何せん車がないと本当に生活できない場所なので残念。

一生都会暮らしになる自分ですが、両親が元気なうちは通える限り実家に帰り、長野の景色を撮影し続けたいと思います。

それではまた。

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