こんにちは。
今回紹介するのは、2018年の4月に行ったハワイ島の写真になります。
場所は、ハワイ島の キラウエア火山国立公園 であり、今も噴火を続ける ハレマウマウ火口 をαで撮影してきました。
何故このタイミングでハレマウマウ火口の記事を書く事にしたのかも重要なので、その理由もちょこっと書こうと思います。
目次
2018年5月の キラウエア火山 噴火
みなさんは2018年5月末のニュースをご存知でしょうか。その内容は、ハワイ島のキラウエア火山が噴火し、周囲の住宅へ溶岩が流れ込み、周辺住民が避難をしたと言う世界的ニュース。
振り返る意味を込めて、情報を以下に載せます。
2018年5月、米ハワイ州・ハワイ島のキラウエア火山が噴火、同島東南部のプナ地区の住宅地、「レイラニ・エステーツ」で溶岩が噴出した。周辺住民も避難を余儀なくされ、年間200万人以上の観光客が訪れる人気観光地「ハワイボルケーノ国立公園」は閉鎖された。経済的にも大打撃を受けたが、8月初めには、危険な事態はほぼ収束。同国立公園も9月22日から一部が入園可能になったという。 引用先はこちら。
ハワイ島の記事をまともに更新していないのですが、実はこの噴火の大本が、ひと月前に自分が撮影したハレマウマウ火口であり、ここから大量の溶岩が流れ出したとの事。
話は飛びここ数日の話。イタリア旅行が終わり今後楽しい予定がない今日この頃。職場の友人とどこかへ写真撮影に行きたいと話していました。
そこで候補が上がったのが ハワイ島での星空撮影。そして、このハレマウマウ火口と天の川を絡めた写真が撮りたいと思ったのです。
友人と5月の新月の頃(GM後半頃)連休を取り、行くという話が具体化した頃、衝撃の事実を知りました。何と、一番の撮影ポイントであるジャガーミュージアム(ハレマウマウ火口からわずか2kmに位置し、火口に対し北西に位置していると言う天の川撮影で考えると好立地)は未だに閉鎖しており、開園の見通しは全く立っていないとの事。
この瞬間心にぽっかり穴が空き、いまは撮影旅行計画がとまっています。とは言っても、ヴォルゲーのハウスまでは開園しており、天の川が縦になる頃なら火口とのコラボが何とか撮れる!? もしくはマウナケアに絞る…。などなど色々考えているところです。
こちらがジャガーミュージアムの駐車場から撮影した写真。左奥がハレマウマウ火口です。
そもそも、今回の噴火でハレマウマウ火口自体の形状や大きさ自体もかなり変わってしまったらしく、あの定番の火山絶景はもう見ることができないのかもしれません。
偶然にもキラウエア火山の噴火ひと月前に行っておいて良かった。撮影できてよかった。そんな思いから、今回この記事を書く事にしました。
それでは早速行きましょうヽ(・∀・)ノ。
キラウエア火山 ハレマウマウ火口 の写真
ここからは、実際に自分が2018年の4月に撮影した、噴火前のキラウエア火山 ハレマウマウ火口の様子を紹介します。
昼の ジャガーミュージアム から撮影
ハワイ島は公共交通機関などがない為、基本的にツアーで観光名所を回る形になります。
今回のツアーでは、昼間と夜の二回に分けてハレマウマウ火口を見に行きました。
まずは明るい時間帯にジャガーミュージアムで見たハレマウマウ火口を紹介します。
α7Ⅱ+SAL2470Z 24mm f8 ss1/160 iso100
α7Ⅱ+SAL2470Z 70mm f8 ss1/125 iso100
夜の ハレマウマウ火口 を撮影
次に、日没後の薄暗くなった頃に撮影したキラウエア火山のハレマウマウ火口を紹介します。
マジックアワーの頃が特に綺麗と言われ、ハレマウマウ火口の赤い光が非常に綺麗です。
また、2018年5月の噴火後は火口が陥没し、おそらくもう二度とこの景色は見られません。
α7Ⅱ+SAL2470Z 40mm f4 ss1.6 iso800
α7Ⅱ+SAL2470Z 70mm f2.8 ss3.2 iso400
現在のハレマウマウ火口
ここでは、2019年5月上旬に撮影したハレマウマウ火口の様子を紹介します。
2018年5月の噴火現象から一年後であり、溶岩は全て流れ出てしまいました。
この写真の記事はこちら↓
★ 【現在のハレマウマウ火口】ハワイ島で噴火後に撮影したキラウエア火山の写真 ★
まとめ
ハワイ島の絶景、キラウエア火山のハレマウマウ火口、いかがだったでしょうか。
今回はツアーに参加しながら撮影する形であり、特に日没後の撮影時間は数分と非常に短いものでした。その為、撮影設定も感度を上げて撮るなどお粗末です。
それでも、ハレマウマウ火口をジャガーミュージアムから(火口から2kmの近距離)撮影できたのは素晴らしい収穫でした。
ハレマウマウ火口の展望台は周囲にいくつもあるらしく、夜の写真は実はジャガーミュージアム(混雑を避けるため)ではなく、近くの駐車場前から行いました。
先にも述べましたが、ハレマウマウ火口は2018年の5月末に噴火し、その形状が変化してしまいました。また、火山活動は現在も続いており、今後も変化し続けると思います。振り返ると、夜のハレマウマウ火口の姿を見たツアーのガイドさんが、いつになく火口が赤いと言っていました。あれは噴火の前兆だったのかもしれません。
火山火口の位置が南東に移動していると言う記事を見かけましたが、ハワイ列島自体が少しずつ西へ移動しているため、火山活動位置が動かない事で結果的に南東に移動しているように見えるのだと思います。
このブログに載せたハレマウマウ火口の姿は恐らくもう二度と見ることができませんが、地形が変わった姿を撮影しに行くのも面白いかもしれませんね。
最新情報は公式ホームページ Hawai’i Volcanoes から。