ウクライナ(2022年)
★グレイゾーンのアレクサンダー・ルビンスタイン氏の記事の要点。
ゼレンスキー、性科学者のネズミ講詐欺師を駐ブルガリア大使に任命(要点)
コリブコ氏の記事。2022/12/21、バイデン政権はキエフに18億5,000万ドルの支援のパトリオット・ミサイルの輸出を約束したが、翌日のプーチンの記者会見では、彼はこれをゲームチェンジャーだとは考えておらず、ロシアの超優秀なS-300防空システムの様には機能せず、紛争を長引かせるだけだと評価。パトリオットをウクライナ兵が使いこなせる様になるには時間が掛かるが、当初はドイツで訓練が行われると報じられていたが、ポリティコは米国で訓練を行う可能性を報じている。米国内でのウクライナ兵の訓練は何年も前から行われ、ロシア軍の特別軍事作戦開始以降は中断していたものの、これがまた再開されるかも知れない。
The US’ Export Of Patriot Missiles To Ukraine Is Mostly Just A Public Relations Exercise
ウクライナに於けるロシア正教会の危機を解説した記事。20世紀のウクライナには正教会、独立正教会、ギリシャ・カトリック教会の3つの宗教勢力が存在したが、冷戦末期から対立が激化して屢々暴力沙汰に発展した。ウクライナには統一した宗教的一体性は無いが、殆どは正教会に属している。但し反ロシア的なナショナリズムの広がりによって正教会信徒等はアイデンティティーの選択を迫られており、2014年のマイダン・クーデター以降は教会の押収、聖職者の逮捕、犯罪捜査、完全な法的禁止等の弾圧や嫌がらせを受け続けている。下の映像はウクライナ当局者等と領土防衛戦闘員に囲まれて「息子を埋葬させて下さい!」と泣き叫ぶロシア正教会信徒の母親。死者の埋葬さえ許さないとは、まるでソフォクレスの悲劇『アンティゴネー』だ。
War of the churches: How Ukraine has become unsafe for millions of Orthodox believers
Під дулом автоматів відібрали храм, викрали монахів — на Франківщині розправляються з віруючими УПЦ
2022/12/22、ブリンケン米国務長官は記者会見で、米軍がアフガニスタンから撤退していなかったら、ウクライナへの支援はより難しいものになっていただろうと発言した。20年に及ぶアフガンへの無法な侵略行為には約2兆ドルが費やされたと見積もられているが、アフガニスタン国防治安部隊の武器と装備は最終的にタリバンの手に渡った。他方その前日のロシア国防相の発表では、今年の西洋諸国のウクライナへの援助総額は970億ドルを超える。米国防総省自身も、ウクライナへの直接的な「安全保障支援」に少なくとも200億ドル以上を費やしたことを認めている。2022/12/21にゼレンスキーがワシントンを訪問した際には、18億5,000万ドル相当の武器弾薬と、2023年に向けて更に450億ドルの支援の追加、そして「必要な限り」キエフに資金を提供し続けると云う約束を取り付けた。「全世界に民主主義を伝える」と云う彼等の崇高な独りよがりの中身は、自国民の生活を置き去りにしたワシントンの無謀な軍事的投機に過ぎないが、これにより今まで何百万、何千万の人々の命と生活が破壊されたか、正確なところは誰も知らないし、西洋臣民の殆ども気にしない。
US admits Afghan pullout helped arm Ukraine
ギリシャ悲劇に学ぶと云う観点から現在のウクライナ紛争の解決法を探った The Tragedy of Ukraine: What Classical Greek Tragedy Can Teach Us About Conflict Resolution と云う本の著者、ニコライ・ペトロ教授のインタビュー。彼は150年に及ぶウクライナ人のアイデンティティーを巡る争いと云う観点から現在の状況を捉え直している。現在のウクライナをネオナチの国と表現するのは厳密に言えば正しくないが、バンデラ主義者の様なガリツィアのナショナリストが、現在のウクライナのアイデンティティーに関する認知的限界を設定しているのは事実で、この状況が変わらない限りは、ウクライナの全員を包摂する様なアイデンティティーは生まれない。ゼレンスキー陣営にも多様性を認めて差別を無くす方向へ持って行こうとする動きは有ったのだが、結局失敗して周辺化されてしまった。ドンバスの人々は必ずしもロシアに吸収されることを望んでいた訳ではなく、自治を追求する方向性も有り得たのだが、キエフの攻撃的な方針によってそれが不可能になってしまった(この辺の齟齬は時間の経過と共に明らかになって来るかも知れない)。ひとつ確実に言えるのは、キエフが主張している、クリミアを含めた全ての領土を「取り戻す」(正確に言えば再征服する)と云う野心は、文化的に言えば夢物語でしかない………のだが、西洋とキエフは現実を直視する気が無い。
How Ukraine's far-right, with NATO backing, block peace
コリブコ氏の指摘。2022/12/21、ゼレンスキー大統領は米議会で以下の様に演説した:
「我々は、世界の心を掴む戦いでロシアに勝利しました。我々は恐れませんし、また世界の誰もが恐れてはなりません。ウクライナ人が勝ち得たこの勝利は、我々に勇気を与え、全世界を鼓舞するものです。しかし我々はまた、グローバルサウスの国々もこの様な勝利が得られるように、あらゆる手段を尽くさなくてはなりません。」
つまりゼレンスキーは、グローバサウス、即ち全人類の大多数は、キエフを全面的に支持してはいないことを認めた。そして彼の語る「全世界」には、グローバルサウスは含まれていない。
Zelensky Inadvertently Admitted That The Vast Majority Of Humanity Doesn’t Support Ukraine
2022/12/11にキエフ軍がルガンスクのホテルを攻撃したことが報じられ、キエフはここがロシアの民間軍事会社ワグナー・グループの本部が在った場所であり、攻撃によって多くの傭兵を殺害したと主張しているが、例によって事実かどうかは不明。ロシア側では否定しており、ワグナーも沈黙。TASS通信は、攻撃には米国のHIMARSミサイルが使用されたと報じている。何れにしろ民間企業も躊躇わずに標的にする、或いはそれを口実として民間施設も攻撃するとキエフが公言したことは大きい。今後はロシア国内に向けたテロ攻撃がエスカレートするだろう。
Ukraine Attacked 'Wagner HQ' Using US-Supplied Rockets: Report
2022/12/09のタイムズの報道。米国防総省は「我々はキエフにロシア国内を攻撃するなと言っている訳ではない」と云う遠回しな表現で、キエフ軍がロシアの領土に対してドローンによる長距離攻撃を行うことを暗黙の裡に了承した。つまりはウクライナ国内を「防衛」するだけでは許して貰えず、ロシアとの代理戦争を更に泥沼化させろとのお達しが下った訳だ。1980年代にアフガニスタンのムジャヒディーン勢力にスティンガー・ミサイルを供給したのと同じ理屈だ。
Pentagon gives Ukraine green light for drone strikes inside Russia
アーカイヴ記事。
Pentagon gives Ukraine green light for drone strikes inside Russia
★2022/12/06、国連安保理に於けるロシアのヴァシリー・ネベンジア常任代表のスピーチより、ウクライナに於ける子供の人権状況についての箇所を抜粋。
ウクライナに於ける子供の人権状況(抜粋)
ウクライナの最高裁判所は約5年に及ぶ裁判闘争に終止符を打ち、第1ガリチア師団(SS第14武装擲弾兵師団)のシンボルはナチスではないと云う判決を下した。一応表向きには、ウクライナでは2015年以降、共産主義とナチに関連するものは禁止されていることになっているが、この様に「ナチはナチではない。だって彼等はヒトラーの協力者ではなく、邪悪なロシア人と戦った『自由の戦士(フリーダム・ファイター!)』なのだから」と云うことにされているので、実質的にナチは大手を振って歩けるが、共産主義者は投獄されると云う状況が続いている。ネオナチは世界中に大勢居るが(ロシアにだって居る!)、ナチのイデオロギーやシンボルや(改竄された)歴史が国家システムの一部として公式に組み込まれているのは、世界広しと雖もウクライナだけだ。こんなものに熱心に声援を送り、第三次世界大戦を煽っておきながらしかもその自覚の全く無い人々と云うのは、傍から見れば本当に狂っているとしか思えない。

Ukrainian court rules SS division's symbols are not Nazi
現在ウクライナを支配しているのが、外国と通じた腐った売国奴連中である事情を、百々峰だよりさんが上手く纏めて下さっている。「戦争とは、貧乏人が流した血で金持ちが肥太ることだ」と云うのは、昔は広く共有されていた認識だったと思うのだが、最近では「腐った権力者共に『憎め』と命令された『敵』を憎むことこそが反戦だ」と思っている人が不勉強な増えてしまった。その結果、自分では戦争に反対しているつもりで、実際には恥知らずな戦争犯罪者共の第三次世界大戦を支持する人が大勢出て来ると云う、全く笑えない状況になってしまった。この場合、世界の反対側で起きていることが理解出来ないことは、自分達の足元で起こっていることが理解出来ないことと裏表なので、「自分達は巨大な嘘によって利用されている」と云う現実に気が付いた人間が一人でも増えないことには、このグロテスクな状況はどうにもならない。
厳寒と暗闇に覆われる冬のウクライナを逃げ出し、南仏コートダジュールCote d’Azurを目指す、政権エリートと新興財閥たち(オリガルヒ)
2022/11/25、ウクライナのヴィニツァ市議会は、世界的大小説家レオ・トルストイの名を冠していた通りを、ナチの協力者であり何万人もの殺害に加担していた民族主義者ステパン・バンデラの名に変えると発表。ロシア人やユダヤ人やポーランド人に対して大量虐殺を行った者を「民族解放闘争の英雄」と呼ぶ方針を改めて確認した。ロシアに関連する全ての地名を市から取り除く取り組みは「脱植民地化のプロセス」なのだそうで、これまでに合計232の地名が変更された。もう完全に1930〜40年代に逆戻りしたかの様な悍ましい光景が、2014年からウクライナでは当たり前のものになってしまった。

Ukrainian city names street after Nazi collaborator
ゼレンスキーは史上最も、戦争中に戦場を離れて多くのTV出演を果たした最高指揮官として歴史に名が残るのではないかと思うが、ウクライナの政府高官やオリガルヒの国外逃亡は、2022/02/14、つまりドンバスに対する砲撃が激化する2日前には既に始まっている。つまりこいつらは国民を見捨てることを前提に無責任にドンバス戦争をエスカレートさせていた訳で、今は市民の苦境を尻目にして、戦場を離れて皆さん欧州の保養地なんかで成金生活を楽しんでいらっしゃる。お陰で今国会はこんな感じ(↓下画像)。西洋市民がウクライナの人々を何とか助けたいと思う気持ちは解らないでもないが、軍事支援も人道支援も殆ど中抜きされて、腐敗した連中の懐を肥やすだけ。食糧だろうと医療品だろうと見境無く盗まれている。支援を装って高級品が密輸されていたケースも有るし、国家資産の持ち逃げも相次いでいる。消えた武器なんかは何処の誰の手に渡っているか分からない。全体的な状況を理解せずに、そもそも問題を作り出したこうした恥知らずな売国奴連中を放置した儘応援したところで、状況を悪化させるだけ。キエフの首を根こそぎ挿げ替えないことには、ウクライナはもうどうにもならんよ。売国奴とそのスポンサーである西側自由民主主義ナチ陣営の猟場になるだけだ。

Bye-bye, Kiev, hello Cote d’Azur: As Westerners send aid, here’s how Ukraine’s corrupt elites are profiting from the conflict
2022/11/16、スコット・リッター氏によるウクライナ紛争についての現状の再確認。と言っても、西側市民の大半は、「核戦争に勝つ!」と云う狂った夢を設立当初から抱き続けて来た米/NATOが、冷戦後タガが外れた様に緊張のエスカレーションを防ぐ為の諸々の条約から撤退し、ゴルバチョフとの口約束をあっさり破ってNATOを東方に拡大させ、ロシア国境周辺の軍備を拡大して大規模軍事演習を繰り返し、ロシアからの再三の抗議を完全に無視して来た現実も、ロシア軍の兵器がNATOの数年先を行っており、被害さえ気にしなければ、クリミア橋の爆破後に行われた「衝撃と畏怖」の様なことをやってウクライナを滅ぼすことなど何時でも出来(るが被害を気にしてやっていない)、ロシアの核について方針は従来と別に変わっていないが、そもそも核兵器に訴える必要すら無く通常兵器でも大抵の戦略目的は達成する能力が有ることも、ヘルソン撤退後も大局的にはロシア軍が有利な状況な状況は作戦当初からずっと変わっていない現実も、米/NATOが国連憲章違反の常習犯であるのに対してロシアは国連憲章の原則を守ることに固執していることも、とにかく何ひとつ見えていないらしい。多分皆さん世界の現実に目を閉じた儘生きて来ていらっしゃったのだろう。そして、「こいつらが敵だ。悪党だ。お前等の憎むべき相手だ」とマスコミから教えられた嘘を律儀に信じて、現実の戦争の複雑さを一切無視して「敵」に罵声を浴びせ続けることこそが反戦運動である、と信じて疑わない、呆れるばかりに無責任な思考停止した声の方が今は圧倒的にデカい。こんな状況で、どうやったら正気の反戦運動を繰り広げられるのだろうかと思うと気が重い。
Scott Ritter: Ukraine cannot win this war. It's a 'fantasy.'
★コリブコ氏の記事の要点。2022/11/15のポーランドへのミサイル落下事件の真相。
ウクライナはポーランドを誤爆した後、NATOを騙して第三次世界大戦を起こさせようとした(要点)
有名なウクライナのナチ、アゾフ大隊の写真家ドミトロ・「オレスト」・コザツキーがMSNBCの番組に招かれてインタビューを受けている。ナチのお話を有難く拝聴してお茶の間に流すメディアの良識と品性を疑わざるを得ないが、まぁ連中は昔から戦争犯罪者や人道犯罪者やテロリストや麻薬業者や人身売買の売人等を招いて「自由の戦士」とか「民主主義のチャンピオン」とか「○○のワシントン/リンカーン」などと持ち上げるのが大好きなので、今に始まったことではない。

Famous Ukrainian Nazi Visits U.S.: Azov Regiment Photographer Traveling From DC to NYC
Amb. Oksana Markarova: ‘We Will Not Stop Until There Is Accountability’ For Russia’s War Crimes
★汚い爆弾の使用可能性についてのコリブコ氏の分析。
汚い爆弾の偽旗作戦についての双方の告発を分析する(要点)
★クリステル・ネアン氏の記事の要点。
汚い爆弾、カホフカ・ダムの破壊:ウクライナの危険なゲーム(要点)
ジミー・ドア・ショー。西側のマスコミや政治家に拠ると、ウクライナ軍がナチだらけだと云う主張はプーチンのプロパガンダだそうだが、ウクライナ軍の空挺部隊は何故か第二次大戦中にポーランド人やユダヤ人のジェノサイドを実行したバンデラ(ウクライナ版のナチ)を賛美する歌を歌って、プーチンのプロパガンダを証明している。恐らくウクライナ軍にはプーチンの工作員か何かが浸透しているのではなかろうか(適当)。
Video: Ukraine Soldiers Sing Praises Of WW II Era N@zi
Twitterでの呟きより。「我等が父はバンデラ、我等が母はウクライナ………」とか云う歌詞だそうだ。
Armani @historyoarmani2
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の要点。2022/10/17のウクライナのデジタル変革担当副大臣の無責任な投稿について。
ウクライナのデジタル変革担当副大臣はプロパガンダで自分の子供を危険に曝している(要点)
米保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」の、2021年の経済的自由指標ランキングで、ロシアは92位、ウクライナは127位。「殆ど自由ではない」に分類されるウクライナは、「適度に自由である」に分類されるロシアよりも経済的自由が無いと、米保守系のシンクタンクが評価している。
2021 Index of Economic Freedom
コリブコ氏の分析。環球時報は2022/10/15のツイートで、「中国外務省とウクライナの中国大使館は国内の中国人市民に安全対策を強化し、避難するよう促している」と報道。中国はウクライナと関係が深いので、こうした措置を取ることは正当な理由が無い限りはやらない。これは中国が、ウクライナの治安状況が今後も悪化し続けると信じていることを示している。西側諸国とは違って自国民を危険に曝す様な真似はしない中国は非常に先見の明が有る為、他の国々もこれに倣うのが賢明だ。
The Whole World Should Follow China’s Lead By Evacuating Their Citizens From Ukraine
政府を批判する者に対する厳しい検閲や言論統制が行われて来たウクライナでは、議会が到頭2018年に提出されてからずっと議論の的になっていたメディアに関する法案を、2022/08/30に可決した。これにより全国テレビ・ラジオ放送評議会は訴訟手続き無しにインターネット・リソースをブロックしたり、苦情のみに基付いて放送&印刷メディアからライセンスを取り消す権限を持つことになる。外国のものを含むソーシャル。ネットワークは、国家評議会が望ましくないと見做すあらゆる素材を削除する義務を負い、「正しくない」コンテンツを削除するか、「正しい」コンテンツに置き換える期間も短くなった。「ウクライナの国営メディア空間に脅威を与える人物のリスト」に載っている番組を配信することは犯罪となる。EUからでさえ批判が起こっているこうした言論弾圧は昨日今日始まったものではなく、2014年のクーデター後にも強化されたが、政府の腐敗を指摘する者に対する弾圧は冷戦後からずっと続いて来たものだ。

Ukraine is preparing a law on full control over the media, as the last vestiges of press freedom disappear in Kiev
ウクライナとCIAとの関係を解説したジェラルド・サスマン氏の記事は長くて要約も難しいし、紹介しようか迷っていたのだが、日本語訳を作って下さっていた方々を見付けたのでそちらにお任せすることにした。まぁ日本のTVや新聞だけでしか国際情勢の情報収集をしない様な人はどうせこんな長い文章は読まないだろうが。ウクライナ情勢について全く予備知識の無い人には、私は取り敢えずオリバー・ストーンのドキュメンタリー『ウクライナ・オン・ファイヤー』を薦めておくが、ウクライナの裏面史についてより深く知りたい方には、この記事もよく纏まっていて解り易いと思う。
Ukraine: The CIA’s 75-year-old Proxy
ウクライナ:CIAの75歳の代理人
ウクライナ:CIAの75歳の代理人 ⑴
ウクライナ:CIAの75歳の代理人 ⑵
ウクライナ:CIAの75歳の代理人 ⑶
ウクライナ:CIAの75歳の代理人 ⑷
戦況の細かい進展についての解説や分析は賞味期限が短いので、私はこのブログでは余り紹介していないが、地政学アナリスト、ジャック・ボー氏のこの記事は現状を再確認する上で非常によく纏まっていると思う。ウクライナ軍にハリコフを明け渡したことは、ブチャの様に新たな「濾過」作戦(虐殺)の遂行を許す状況を作り出したと云う意味で、ロシア軍にとって失態ではあったかも知れないが、全体の状況はロシア側の思惑通りに展開しており、彼等は極めて合理的・人道的・合法的に行動している。懸念しなければならないのは狂った西側の暴走の方だ。
Kharkov and Mobilization
ジャック・ボー:ハリコフからの撤退とロシア軍の新動員について考える
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の要点。
ウクライナのNATO加盟を急がなかったのは、西側にしては驚く程賢明な行動だった(要点)
2022/09/29のダグ・マグレガー大佐による、例によってミもフタも無い解説。「反撃」によってウクライナ軍は勝ってるかって? うんにゃ全然。マンパワーを大幅に失って、「ロープの終わりに近付いている。」
Col. Doug Macgregor - Ukraine Russia War Latest
★ウクライナと中国との関係についての、地政学アナリスト、アンドリュー・コリブコ氏の解説の要点。現実の国際社会は敵と味方だけで成り立っている訳ではない。
誤って主張されていることとは異なり、中国はウクライナの近しき友である(要点)
ロシアと中国の悪魔化プロパガンダを広めている西側諸国の方が本当は危険なのだとするジェフリー・サックス氏の論説。穏当な意見だとは思うが、ここに書かれている程度の事実すら把握していない人達は恐らく高確率で現在進行形の知覚管理(心理操作・情報操作・大衆洗脳)にも気が付いていないだろうから、極く当たり前の文脈を指摘されたところで、恐らく「他国を侵略するのは良くない!」「民間人を殺すなんて!」「原発攻撃など言語道断!」とかいきり立つのだろう。彼等は折角デバンキングを行っても、次から次へとゴミ情報を咀嚼もせずに飲み込んで行く。リテラシー・ギャップが人々の世界観を二極化させている。
The West's Dangerously Simple-Minded Narrative About Russia and China
西側のロシアと中国への物言い―危険なまでに単細胞
★RTの記事の要点。2022/06/09に明らかになったウクライナ軍特殊作戦部隊の反ロシア情報心理作戦についての解説。
漏洩文書が、ロシアを不安定化し、NATOをモスクワとの全面戦争に引き込もうとするウクライナの試みを暴露(要点)
2022/09/21のロシアのショイグ国防相の発表に拠ると、ウクライナでの特別軍事作戦中に死亡したロシア兵は5,937人。ウクライナ兵は61,207人が死亡し、49,368人が負傷した。ウクライナ軍が雇っている傭兵は2,000人以上が排除され、今残っているのは1,000人以上。
Russia reveals military losses in Ukraine
★グレイゾーンのアレクサンダー・ルビンスタイン氏の記事の要点。
ゼレンスキーとNATOは戦後ウクライナを「大きなイスラエル」に変える計画(要点)
2022/09/13に撮影されたゼレンスキーの写真には、ボディガードの様に見える兵士がナチのシンボルである"Totenkopf(死の頭。英語だとデスヘッド)"の記章を付けているのが写っていてSNSで話題となった。しかもよく見ると、骸骨の頭には SS Division Leibstandarte/Leibstandarte SS Adolf Hitler(ヒトラーの個人的ボディガード部隊)のものと思われる鍵の印が。ゼレンスキーのテレグラムとFBの公式アカウントはその後ひっそりと写真を削除した。昔も今もナチはとにかく派手な誇示が大好きなので、「ウクライナにナチは居ない」と云う嘘を吐き通すには、うっかり写真や映像を流せない。まぁボディガードと言っても、ヒトラーに比べてゼレンスキーは傀儡に過ぎないので、ゼレンスキーに対する見張りと云う意味合いも有るのかも知れないけれども。

Zelensky quietly deletes photo of his bodyguard’s pro-Hitler patch
2022/09/06、反抑圧財団が開催する会議がモスクワで開催された。ウクライナの殺人リスト・サイト、Mirotvoretsでは、ジャーナリストの個人データ、パスポートのスキャン、住所、親族に関する情報、車の情報まで公開してある。特定されているジャーナリスト341人の内殆どはロシア、ウクライナ、ドンバスの良共和国のものだが、83人はそれ以外で、その内80人までが西側のジャーナリスト。今までここのリストに名前が載って殺害されたジャーナリストは以下の通り:Oles Bouzina、Andrea Rocchelli、Zemfira Sulaimanova、Andrei Stenine、Igor Korneliouk、Anton Voloshin、そしてダリア・ドゥギナ。 まぁ誰がどう見たって犯罪組織なので、ロシア連邦保安庁長官はこれをテロ組織に認定するよう求めている。出席したジャーナリスト全員は共同書簡で、国連にミロトヴォレッツを非難するよう要求した。
Journalists Demand the Mirotvorets Site Be Classified a Terrorist Organization and Shut Down
ウクライナ国家捜査局(SBI)は2022/09/09の時点で、奪還したハリコフのバラクレヤで民間人の「濾過」を開始したと発表し、「協力者と裏切り者に厳格な責任を負わせる」「報いの時が来た」と、民間人に対する虐殺の犯行予告を行なっている。一時的にせよ一旦解放した地域から撤退しナチに奪還させたらこうなることは判り切っていたので、これはロシア軍の失態と呼んで良い。
Ukrainian police promise 'reckoning' for civilians
「ウクライナ軍の大反撃!」なる与太話には私は大して関心は無いのだけれども(単なる局地的な戦術的撤退を針小棒大に語っているだけでしょう)、ひとつ心配しているのは現地の「親ロシア派」と西側から差別を受けている住民達。ブチャの事例の様に、取り残された住民はウクライナのナチ共の餌食になる可能性が有る(ロシア人に対するヘイトクライム+「ロシア軍による戦争犯罪」の捏造)。民間人を平気で犠牲にすることが判っている野蛮な敵の手に民間人を委ねてしまうことは、ロシア軍の失態だと言えなくもない。せめて犠牲者が最小限で済むことを祈る。
ハルキウ州の解放された村にて拷問跡のある住民の遺体4体発見=宇検察
ウクライナ内務省の殺人リスト"Mirotvorets"のデータベース(日本からだと閲覧出来ない)は、ゴルバチョフもリストに載せていたらしく、死去に伴って写真に赤い斜線を引いて「済」と書いた。ゴルバチョフは2014年に住民投票によってクリミアがロシアへの再統合を選択してモスクワがそれを承認した際、「私は常に人々の自由意志を支持します。クリミアでは殆どの人がロシアとの再統合を望んだのです」と発言していたらしく、それがリストに載せられた原因ではとこのRTの記事は示唆している。

Ukrainian state-linked site celebrates Gorbachev’s ‘liquidation’
国連人権高等弁務官事務所のデータ。2022/02/24〜08/30にウクライナから欧州へ逃れた難民の数は7,004,781人。最大の避難先はロシアで、2,414,075人。ロシアの場合はウクライナからの難民の数はウクライナから国境を超えて来た人の数と完全に一致しているが、他の受入れ諸国(難民が多い順からポーランド、スロバキア、モルドバ、ルーマニア、ハンガリー)は何れも大きく食い違っている。欧州で一時保護等の措置を受けているのは合計3,964,011人だ。

Ukraine Refugee Situation
ウクライナ難民受入れ国を記した地図。ロシア軍のウクライナでの特別軍事作戦の開始以降、8月末までに600万人以上の難民が国外へ逃れた。最大の避難先が、西側の政治家やマスコミに拠ればウクライナを「侵略」したことになっているロシアで、160万人以上がロシアへの移住を選択している。この数字には2014年以降に、ナチの弾圧とジェノサイドを逃れてロシアに逃れた難民の分は含まれていない。

Ukrainian Refugees: Top 10 Receiving Countries
2022/08/22、ウクライナのカザフスタン駐在特使ピョートル・ヴルブレフスキーは地元ブロガーの取材に対し、「何と言いますか………我々は出来る限り多く(のロシア人)を殺そうと努めています。我々がロシア人を殺せば殺す程、我々の子供達はそうする必要が無くなります。それだけです。」政府や軍が相手ならまだしも、ロシア人全体を標的とするかの様なこの暴言に対して、当然ロシア側は激怒。ザハロワ報道官は「テロ政権」が「公然と民族浄化計画について話している」と非難した。無論ウクライナのナチによるロシア人に対する民族浄化はこの8年間続いて来ている。
‘We should kill as many Russians as we can’ – Ukrainian envoy
ロシア国防省の発表では、2022/08/14にロシア軍がハリコフ地域のウディ入植地近くで攻撃を行なった後、ウクライナ第58自動車歩兵旅団の残党は持ち場を離れて逃げ出し撤退した。アゾフ大隊の分隊と目されている「クラーケン」大隊(元アゾフ大隊兵と志願兵から成る約1,800人の部隊)は「パニックを鎮圧し、ウクライナ軍の要員を威嚇する為」、これら逃亡した旅団の兵士100人を見せしめとして処刑した。まぁ負け戦で士気が低く統率が取れていない軍隊ではまま有ることだ。
Nationalist unit executes 100 fellow Ukrainian troops – Russian MoD
2022/08/16にプーチン大統領は、米国はウクライナ紛争を長引かせようとしており、ウクライナ人はワシントンの「反ロシア・プロジェクト」に於ける「大砲の餌食」の役割を割り当てられていると発言したが、米海軍の退役軍人で特殊作戦部隊報告書(SOFREP)ウェブサイトの編集長であるショーン・スプーンツ氏もまたこれと同様の分析をしている。
「米国の政策は、軍事的にも経済的にも、ロシア自体を崩壊させることが目的であって、紛争を長引かせるように意図されている様だ。」
そらまぁ、「ウクライナ人が最後の一人になるまで我々はロシアと戦う」とか言っているのだから、素人だって見てればそれ位のことは解る。傀儡のゼレンスキーが何を口にしたかは問題じゃない、そのスポンサーの帝国主義者連中の思惑の方が重要だ。
US military expert backs Putin’s claims
★リンジー・スネル&コリー・ポップ氏によるインタビュー記事から幾つかの証言を抜粋してみた。外国人志願兵達が見たウクライナの醜い現実を知ることが出来る。
「それに、何人かロシア人を殺すチャンスが有りますしね。」ウクライナの外国人志願兵達のインタビュー(抜粋)
★ウクライナ現地の様々な証言を取り上げた記事から幾つか訳出してみた。ウクライナとそのスポンサー諸国の腐敗と欺瞞と嘘は救い様が無い。
ウクライナ退役軍人達の証言:キエフは如何にして米国の援助を略奪し、兵士を使い捨てにし、民間人を危険に曝し、戦争に負けたのか(抜粋)
帝国御用メディアのワシントン・ポストが、2022/08/19付けで実に率直なゼレンスキーのインタビューを載せている。ロシアが「侵略」を計画していると云う米帝当局者からの警告を、ゼレンスキーは自国民に伝えていなかった。それを伝えていればパニックによって経済崩壊が起き、「昨年10月から毎月70億ドルを失っていただろうし、いざロシアが攻撃を始めたら、我々は3日でやられていただろう」とその理由を説明している。人命よりも目先の経済を優先する様な物言いには当然大勢のウクライナ人からも非難の合唱が起こっているが、「誰だってその程度の情報にはアクセス出来たのだから、ゼレンスキーが正直に言おうが言うまいが大した差は無かった」と主張する人も居る。無論ロシアは妥協出来ないレッドラインを誰にも間違え様も無くはっきりと明示していた訳で、キエフとNATOがそれに全く取り合おうとしなかったから、当然起こるべきことが起こった訳だが。
Ukraine’s Zelenskyy faces unprecedented criticism over war warnings
キエフはロシア語やロシア文化に対する文化的ジェノサイドを更に進め、ウクライナ教育省はロシア語とロシア文化のコースを教育カリキュラム削除。ロシアとベラルーシの略全ての本は学校のプログラムから削除され、ゴーゴリやブルガーゴフ等、ロシア語で書いたが「人生と仕事がウクライナと密接に関連している」作家による一部の作品のみ許可される。ロシア語はウクライナの大部分、特に東部と南部に於て人々の母国語なので、今キエフがやっていることは大日本帝国が朝鮮半島でやったことと似た様なものだ。
Ukraine issues new ban on Russian language
駐豪キエフ特使のヴァシリー・ミロシニチェンコは、娘にユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで化学と経営を学ばせる為にクラウドファンディングを募っている。ウクライナ難民向けのビザを獲得しているので、必要な学費は留学生向けの31,200 ポンドではなく、英国の学生と同じ9,250ポンドの筈だが、最初の1年間の授業料と生活費を賄う為に30,000 ポンド(36,400ドル)を募っている。ミロシニチェンコの純資産は公開されていないが、彼はキエフのコンサルタント会社のCEOであり、ウクライナのメディアNGOの共同設立者であり、リヴィウのウクライナ・カトリック大学の「長年の友人であり寄付者」とされているので、自腹で学費や生活費を払えない可能性は殆ど無い筈なのだが、まぁ欧州で最も腐敗しているとされるキエフの連中は他人のカネを巻き上げることに関してはプロだ。

Russia ridicules Ukrainian ambassador for ‘begging'
ウクライナ東部ではロシア軍は解放者として歓迎されており、ウクライナ軍に「人間の盾」として利用されていた人々に対する人道支援が行われている。押収されたNATOから供給された武器が展示されているが、ウクライナ軍を勝たせることは出来なかった訳だ。住民の大多数は最早ウクライナに愛想を尽かしており、住民投票が行われれば高確率でクリミアの様にロシアの一部になりたいと云う結果が出るだろう。ナチの前市長を追い出すことに成功したメリトポリの副市長は、住民投票にEUがどう反応するだろうかと問われて、こう答えている。
「私達には関係の無いことです。ヨーロッパは終わっています。彼等が酷い反応をするなら、1941〜45年の祖国戦争と同じことが起こります。私達はファシズムを打ち負かします!私達はここに住んでいますが、彼等は違います!!」
この記事を書いたソニア・ヴァン・デン・エンデ氏はウクライナとCIAとポーランドが協力して作っている「平和リスト(つまり殺害リスト)」に名前が載せられており、毎日の様に脅迫メールを受け取っている。他のジャーナリスト達もロシアの工作員呼ばわりされてリストに載せられ、実際に殺害された人達も居る。ドンバスから情報を発信している13歳の少女ファイナ・サヴェンコワ氏もまた物理的な暴力を受けた。これが西洋の「人権」と「民主主義」の中身だ。

Russians Welcomed as Liberators in Many Eastern Ukrainian Cities Contrary to Western Media Depictions
コリブコ氏の記事。ウクライナのクレバ外相は、穀物の輸出再開は「中東、アフリカ、アジアの全家族に希望のメッセージを送る」とツイートしたが、NYタイムズの記事では穀物は中国(アジア)とトルコ(中東)には送られるが、アフリカに送られることは無い。アフリカ連合が6月にロシアとの戦略的パートナーシップを歓迎し、且つゼレンスキーが全アフリカの政治指導者に呼び掛けた時に塩対応した返ってこなかったことを見れば、アフリカ諸国にとって信用すべき相手がどちらなのかは明らかだ。
The New York Times Exposed Kiev’s Latest Lie: No Newly Exported Grain Is Going To Africa
ブライアン・バーレティック氏の解説。ウクライナ軍が住宅地に軍を展開して民間人を戦争犯罪である「人間の盾」として利用していることについてアムネスティ・インターナショナルが告発したが、それに抗議してアムネスティ・ウクライナの複数のスタッフが辞任した。彼等の抗議声明では、ウクライナ軍は住宅地の中ではなく住宅地の近くに軍を展開したと云う事実とは異なることがさらっと述べられており、辞任の理由は、この告発がロシア軍の住宅地への攻撃を正当化すると云うもので、告発の内容が事実かどうかは問題にしていない。そして「ブチャの虐殺」の様な事実に全く基付かない虚偽の告発を挙げ、ロシア軍は民間人を攻撃しているのだからウクライナ軍は民間人を守る為に住宅地「の近く」展開しなければならないと、ウクライナ軍の戦争犯罪を正当化している。まぁ嘘の上に嘘を重ねてNATOやその代理勢力の非道な所業を側面支援している訳で、湾岸戦争やリビア侵略の時と同じく、アムネスティの少なくとも一部は帝国のプロパガンダ機関として機能している。
Why is Amnesty International FINALLY Reporting on Kiev's War Crimes Months Later?
セイカーの記事 An unpleasant truth for Ukrainians is coming to light の、ラテンアメリカの革命的大衆闘争さんによる邦訳。念を押しておくとアムネスティ・インターナショナルは西側の権威有る人権組織ではあるが、何度も平気で人権問題を捏造して来た前科が有る。だがそれらは常に西側にとって都合の良い嘘であって、間違ってもロシア寄りの嘘ではない。そのAIですらロシア側の主張を事実上、一部認めていると云うことだ。
ウクライナ:アムネスティさえ認めたウクライナ軍の戦争犯罪
国際人権組織としてアムネスティ・インターナショナルの評判は世界中に広く知れ渡っているものの、これは人権問題を武器とする完全に西側寄りの組織で、時に諜報部と一体化してNATOの軍事侵略や帝国主義勢力の違法な内政干渉を支持する為の物語を紡ぐことが有る。ウクライナ紛争に関しても、「ロシア軍の無差別攻撃」と云うデマを流しているものの、同じ報告書の中で、ウクライナ軍が人間の盾をしようして民間人に死傷者を出していることを非難している(AIがロシア寄りとかトンチンカンなことを喚いている人達は、この組織のこれまでの偽情報キャンペーンの前科を知らないのだろう)。AIはこれまでにもキエフによる重大な人権侵害に関する報告書を出しているが、西側大手メディアからは黙殺されている。

Ukraine: Ukrainian fighting tactics endanger civilians
EUは元ウクライナ大統領ヤヌコヴィッチを、「ウクライナの安定と安全」や「領土の一体性、主権、独立を弱体化または脅」かしていると主張し、制裁リストに加えた。具体的な理由は説明されておらず、単に彼は「親ロシア派」で、彼の息子はドンバスで「分離主義者グループと取引を行った」と主張されている。
補足しておくと、ヤヌコヴィッチは民主的手続きによって正当に選出されたウクライナの大統領だったが、2014年に米帝が仕掛けたマイダン・クーデターの時に殺害される可能性を恐れてロシアに亡命した。彼の正式な罷免手続きは行われていない。ドンバスは彼の出身地で彼の支持者も多く、ドンバスの人々はクーデター政府を認めなかったことでキエフからテロリスト認定され、2014年以来略毎日ウクライナ軍の砲撃を受け続けて来た。

EU adds ex-Ukrainian president to sanctions list
アムネスティは職員が4〜7月に掛けてウクライナ東部と南部の幾つかの最前線地域を訪れた際、ウクライナ軍が人口の密集した住宅地で基地を設置し、兵器システムを運用しているのを目撃したとする報告書を提出。まぁ要するに民間人を弾除けの「人間の盾」として利用して戦争犯罪を行なっている事実を指摘した訳だが、ゼレンスキーは予想通り逆ギレ。動揺しつつも「加害者から被害者に責任を転嫁しようとしている」「テロ国家を恩赦(amnesty)しようとしている」などと言って回答から逃げた。まぁ2014年以降から続いて来た重大な人権侵害に関するアムネスティの報告書も完全に黙殺して来た訳だし、今更事実を認められる訳も無い。嘘が(西側限定だが)通用する限りは嘘を吐き続ける以外に、ゼレンスキーに選択肢は無いだろう。

Amnesty accuses Ukraine of basing troops in residential areas, angering Kyiv
2022/08/02、ゼレンスキーはNATOとバイデンにロケット砲を送ってくれたことに感謝しつつも、ウクライナ軍が「大砲と兵力に於てロシア軍の優位性を打ち破ることが出来ない」ことを認め、ドンバスでの戦闘は「正に地獄です。言葉では言い表せない」と発言。「ウクライナ軍は勝っている!」とか云う駄ボラも、結局半年も保たずに全面崩壊か。兵の数だけならウクライナ軍の方が圧倒していた筈だが、それだけ離脱者が多いと云うことなのだろうか。まぁ「ロシア軍はソ連時代のオンボロ兵器を使っている」とか信じていた人達は最初から事実をガン無視して妄想戦記しか見ていないので、これまでの物語と矛盾する情報が幾ら出て来たとしても、どうにかして認知的不協和を乗り越えるのかも知れないが。

Donbass fighting is ‘hell’ – Zelensky
ウクライナ大統領ゼレンスキーのダークサイドを暴露した記事 Volodymyr Zelensky: The Dark Side of the Ukrainian President の、寺島メソッド翻訳NEWSさんによる邦訳。彼は与えられた台詞を喋っているだけの役者だ。彼を操っている黒幕の動きと意図を理解しないことには、本当のウクライナの実態は見えて来ない。
ヴォロディミール・ゼレンスキー(ウクライナ大統領)、その悪しき素顔
米空軍はA-10戦闘機をウクライナに提供する方針の様だが、ウクライナ国防省の方ではA-10は要らない、より近代的なF-16をくれと言っている。A-10は「ロシアのジェット戦闘機や対空防御の標的になるだろう。我々は効果的にそれらをカヴァーしたり、敵の対空防御を突破したりする手段を持ち合わせていないからだ。」まぁ「敵は弱い!俺達は勝ってる!」と叫ぶだけで世界最強の軍隊に勝てるなら誰も苦労はしない。プロパガンダは戦場では役に立たない。

Ukraine Official Says Country Doesn't Want Old American A-10s
ゼレンスキーの経済顧問オレグ・ウステンコは、JPモルガン・チェース、シティ・グループ、HSBC等の西側大手銀行が石油やガスの取引等によってロシアに間接的に資金を提供することで戦争を長引かせていると主張してそれらの幹部を責め、国際刑事裁判所 (ICC) に苦情を申し立てると発言している。これはやらせなのか単なる迷走なのか。

Ukraine to seek war-crime charges against Western banks
日本の公安もロシアの特別軍事作戦が開始されるまではテロ組織に指定していたウクライナのナチ組織、アゾフ大隊の略歴についてのロシアRTの記事 Not worth your sympathy: The story of Ukraine's neo-Nazi Azov battalion の邦訳。今だに「ウクライナがナチの天下だと云うのはロシアのプロパガンダ」だと信じている人は、この記事にも記されている様に国連人権高等弁務官事務所、或いはアムネスティ・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウォッチと云った西側寄りの組織が出している「ウクライナに於ける重大な人権侵害」についての報告書でも読んでみれば良い。ネオナチはロシアにも居るが、ナチのイデオロギーが正式に国家システムの一部に組み込まれているのは世界中探してもウクライナだけだ。

マスコミの喧伝に惑わされずに、アゾフ大隊の正体を見抜け!
シリア解放戦争等でロシア軍の優秀さや高い職業倫理、ロシア製兵器の高性能差を何度も見せ付けられて来た者にとっては、ロシア軍がウクライナでの特別軍事作戦に於てソ連時代のオンボロ兵器を使い、碌に訓練も受けていない新兵を前線に投入しているなどと云うウクライナ側の主張はとても鵜呑みにする訳には行かない。寧ろそれらの主張はウクライナ軍の方にこそ当て嵌まる。2014年のクーデター後に約7割もが入れ替わったウクライナ軍はキエフのプロパガンダをしこたま叩き込まれてはいるだろうが、戦場の現実を前にして洗脳が何時までも効果を発揮する訳ではない。士気は低く、人員も不足しており、犯罪者まで動員されている。ウクライナ軍に勝ち目が無いのは最初からはっきりしている。

ウクライナは兵士を女性や受刑者たちから補填
★ウクライナのアイデンティティに関する、ドンバス在住のジャーナリストの見解の要点。
「ロシア語話者は彼等の言語を諦めない限り、二級市民になるでしょう」:ドンバスからの、ウクライナの将来についての見解(要点)
コリブコ氏の分析。蛇島からのロシア軍の撤退は、西側大手メディアが主張する様なキエフの勝利ではなく、予測可能な善意のジェスチャーだった。「穀物回廊」を開く為、トルコとロシアは1ヶ月話し合いを続けて来たが(トルコはロシアへの善意の証として黒海でのNATO訓練を公式に廃止した)、今後の計画としては、トルコがオデッサ港の機雷除去を行なって穀物を運ぶウクライナの船を公海まで護衛し、その後ロシア海軍がボスポラス海峡まで護衛する、と云うもの。元々蛇島の占拠は西側が伝える様にオデッサ上陸を目的としたものではなく、NATOの水上補給とクリミアへの直接攻撃を防ぐことが目的だったので、最早軍を残すことに戦略上の意味は無く、寧ろ「ロシア軍はオデッサ上陸を狙っている」「ロシア軍は港を封鎖して食糧危機を作り出している」と云うキエフの誤った主張の「証拠」として利用されることになってしまう。

Russia’s Snake Island Pullout Was An Entirely Predictable Goodwill Gesture
ゼレンスキーは2022/06/27にロシア軍がクレメンチュグのショッピングモールを攻撃し、多数の人々を死傷させたと主張したが、ロシア軍は西側の武器の備蓄庫を標的にしたが、その軍事物資が爆発して火災を引き起こしたと主張した。モールはその備蓄庫の隣だった。ゼレンスキーはモールは人で一杯だったと言っているが、彼が公開した動画を見ると、駐車場はガラガラであったことが判る。ゼレンスキーはロシア軍の行為を「国家テロ」だと表現しているが、住宅地を軍事化していたのならそれはウクライナ側の戦争犯罪だ。

Russia comments on alleged mall strike in Ukraine
【推奨】ウクライナ情勢報道の嘘についてよく纏められた記事。後半は一寸トランプ支持者っぽい偏りが見られるが、予備知識の無い者でもスラスラ読めるように解り易く解説してくれている。とにかく西側大手メディア報道はウクライナ情勢に限らず嘘だらけだと云うことを知らなければ、現代世界は何ひとつ理解出来ない。

What nobody told you about Ukraine – Mindblowing!
ウクライナのクーデター政府は2014年以来反対派の政治家やジャーナリストや活動家に「親ロシア派」のレッテルを貼って弾圧を繰り返して来た。ウクライナ法務省はFacebookの声明で、今まで国の「主権を弱体化させる」為に行動した疑いの有る11の政党を禁止したと言っているが、今度は最大野党OPPLまで禁止され、資産は没収。ロシアとのより良い関係を求めた党の指導者メドヴェドチュクは、2021年5月に反逆罪で自宅軟禁されていたが、2022/04/12にSBU(ウクライナ保安庁)によって逮捕され、以降は何処に拘束されているのか不明。ゼレンスキー大統領は05/14に「反ウクライナ的」と見做される政党を禁止するプロセスを簡素化する法案に署名したが、これによりウクライナの「内戦」について語ることは違法とされ、ドンバスの「反政府勢力」は「テロリスト」と呼ばれることになった。売国奴が支配する全体主義国家では、自国の主権や国益を気にする者は犯罪者と呼ばれる。

Ukraine’s top opposition party banned
2022/05/06に開催された、5人の国際的ジャーナリストを招いて国連の常任理事国5ヵ国と非常任理事国10ヵ国が参加した「国連安保理 アリア・フォーミュラ会合」の日本語字幕付き動画。多くの具体的な証拠を挙げるジャーナリスト達の証言によって自国の主張が真実であることを証明するロシア代表に対して、西側ナチ勢力は今まで8年間繰り返して来た「ロシアが悪い」と云う能書きを無意味に繰り返すだけ。まぁつまり西側の嘘吐き連中には事実に向き合う気は無いし、自分達の嘘を撤回したり検証したりする気などさらさら無いと云うことが再確認されただけだ。ロシアメディアや独立メディアの声が西側の一般の家庭にも届く様になれば、西側の世論は引っ繰り返るだろう(が、そんなことは起こりそうにない)。
「ウクライナ戦争」報道の真実をめぐる『国連の堕落 vs 対抗するジャーナリズム』【日本語字幕付き】 - 2022年5月6日開催・国連安保理会議アリア・フォーミュラの全容!
ウクライナ軍最高司令官ウォロディミル・カルペンコはインタビューで、紛争前のレヴェルと比較して、装備の損失は30〜40%、最大50%に達したと発言。「約1,300両の歩兵戦闘車、400両の戦車、700両の砲兵システムが失われました。」同じインタビューで国防副大臣デニス・シャラポフは西側からの軍事支援は「私達のニーズの10〜15%しかカヴァーしていません」と発言。活発な戦闘紛争をカヴァーするには、100台の歩兵戦闘車、30台の戦車、54の砲兵システムをワンセットとしてが、40の旅団が必要だそうだ。

Ukraine reveals huge weapons losses
西側のウクライナ関連報道は「ウクライナ軍意気軒高!」みたいに愈々大本営報道化して来ているが、現実には兵站支援を切られて上官から見捨てられたウクライナ兵が次々とSNSに泣き言をアップしたり、脱走事例が相次いだり(これは2014年以降よく起こったことだが)、後方で抗議行動が起こったりしている。上の連中が描いた妄想戦記に踊らされて被害を被るのは現場の人間達だ。

'Sent to certain death': Why growing numbers of Ukrainian servicemen are refusing to fight on the Donbass frontlines
2022/04/28〜05/11の間に欧州外交評議会は欧州10ヵ国8,172人を対象に世論調査を行なった。問いは「ウクライナでの戦争の勃発に主に責任があるのは誰か」で、選択肢は「ロシア/ウクライナ、EU、または米国/どれでもない/分からない」。結果は案の定で、総合でロシアが73%、ウクライナ、EU、米国が僅か15%。欧州市民の殆どはこの8年間ウクライナで本当は何が起こっていたかについて全く何も知らないと云うことだ。西側諸国は少なくとも自国民を洗脳することに関しては大成功を収めている。
Have Europeans been profoundly deceived?
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が把握している2022/02/24〜06/16までのウクライナの民間人の死傷者は10,094人(死者4,509人、負傷5,585人)。被害はドネツク&ルガンスク、ウクライナ政府が支配する地域とで約半々。因みにクライナの国連人権監視ミッション(HRMMU)は「2014年から」ウクライナの民間人の死傷者を記録している。
Ukraine: civilian casualty update 17 June 2022
★2022/06/07のティエリー・メイサン氏の記事。少しだけ補足した。西洋人は歴史的知識が無い上に自分達のことにしか関心が無い為、ロシア人の立場に立って状況を捉え直すことが出来ず、ウクライナ戦争を完全に誤解している。
ウクライナ:誤解に次ぐ誤解
ウクライナ政府は8年に及ぶロシア語・ロシア文化・ロシア芸術等の差別の果てに、今ではトルストイの『戦争と平和』を禁止するところまで来ているらしい。まぁこうした長年の反ロシア洗脳の結果、ロシア人を殺しても何とも思わない様なイカれた殺人マシンを大量生産して来た訳で、やはりソフトパワーに焦点を当てた戦争を決して軽視してはいけないと思う(日本人もまたロシア人や中国人や朝鮮人、或いはラテンアメリカや中東やアジアやアフリカ等の「不可視」の人々を差別しても何とも思わない様なメンタリティを長年掛けて培われて来ている訳だが)。
Ukraine to ban ‘War and Peace’
【推奨】米国出身で今はドネツク人民共和国市民のラッセル・ベントリー氏のインタビュー Russell Bentley: “The U.S. and NATO Are Waging War With Russia in Ukraine… but Russia is Assured of Victory” の訳。何度も指摘しているがウクライナは今始まった訳でもプーチンが始めた訳でもない。ロシア軍が特別軍事作戦を行わなければウクライナのナチスによるドンバス等に対する民族浄化の第2波が行われて大勢の犠牲者が出ていただろうし、NATOとウクライナの軍事的挑発が続いていれば第三次世界大戦に繋がる危険性が有った。プーチンを批判している人は自分達の無知を曝け出しているだけだ。どちらが嘘を吐いているかが全く理解出来ていないのだ。ウクライナの新生には非ナチ化が不可欠だが、ナチ勢力を温存して侵略戦争を繰り返しつついけしゃあしゃあと自由だの民主主義だのを唱える西側は腐り切っている。
ドネツク人民共和国軍に参加する元アメリカ兵は語る。「ロシアは民族浄化を阻止した。そして勝利を確信している」。
W.アーキン氏の分析 Putin's Bombers Could Devastate Ukraine But He's Holding Back. Here's Why の訳。当初から何人かの軍事アナリスト達が指摘していた様に、ロシア軍がウクライナを全面侵攻しようとしていると云う兆候は無く、非人道的な無差別爆撃をやらかす米軍やNATOに比べてロシア軍の攻撃は遙かに抑制的で精密で限定されている。
和平の可能性を残すプーチンの戦略---攻撃標的は民間人ではなく軍事施設、キエフはほとんど無傷
元空軍パイロットのジャック・ギレメイン中佐のインタビュー。ロシアがNATOからの軍事的脅威に曝されていること、キエフがミンスク合意を守ったことは一度も無いこと、ウクライナでは1962年のトルコ=キューバ危機の様なことが起こっていたこと、キエフは人間の盾を使って市街戦を展開して自国民を人質に取っていること、キエフの犯罪については西側市民は8年間何も知らされていなかったこと、プーチンの軍事目標は恐らくキエフではないこと、等々を率直に語っている。知っている人は知っていることを再確認しているだけだが、知らない人は本当に何ひとつ知らないことばかり。ここまで認知ギャップが進んでしまうと、これをメディアリテラシーだけの問題として扱って良いものかどうか、私は正直言って途方に暮れる。
Lieutenant Colonel Jacques Guillemain: “Ukrainian Soldiers are Entrenched in the Cities”
国連推定に拠るとウクライナからの難民は5月中旬で600万人に達しており、特にポーランドは350万人以上(ポーランドの人口の8%に相当する)を受け入れ、約18億ドルを緊急支援基金に割り当てた。難民は書類を持たず、ポーランド、ハンガリー、スロバキアはシェンゲン協定地域であって国境管理が無い為、正確な推定は不可能だが、彼等はEU内で非常に寛大な保護措置を受けている。これらの措置は基本的にこれらの人々が欧州諸国に徐々に統合されることを前提としている可能性が有る。だが中東(シリアやイラク)やアフリカ(スーダン)からの難民はこの様な扱いを受けたことは無く、2020年には緊急事態宣言を出されたことも有る。平均するとEU市民の8割以上がウクライナ難民には好意的だが、6〜7割は中東難民を欧州への脅威だと見做している。ベラルーシとポーランドの国境には少なくとも750人の中東難民が足止めを食らっており、ナイジェリアや南アフリカは、自国民がウクライナから脱出させて貰えず、ポーランドへの入国も拒否されていると抗議している。ウクライナはこの8年白人至上主義者達の天下だったが、白人を優先する傾向はEU諸国/市民全般に共通の様だ。

The West's selective treatment of refugees can be seen in the warm welcome for Ukrainians compared to those from other places
★スコット・リッター氏によるウクライナの戦況解説の要点。
スコット・リッター:ウクライナに於ける第3段階(要点)
★アンドリュー・コリブコ氏によるロシア軍のウクライナでの特別軍事作戦の展開についての説明。
ロシアの特別軍事作戦のペースが遅いが着実であることについての15の説明(要点)
コリブコ氏の分析。ウクライナ紛争に関する西側の公式の物語は「勝利ポルノ」から「ロシアを罰する」空想を経た後、今は「ロシア優位。ウクライナピンチ」と云う、より現実に沿ったものへと変化した。まぁ何時もデタラメ放題の妄想戦記で誤魔化せる筈も無かったのだが、西側の支援を更にせっつく為には、公式の物語真実に近付けざるを得なくなった。ロシア軍はゼレンスキー界隈の狂騒を尻目にマイペースであり、街ごと人質立て篭もり事件を起こしているキエフの所為で一部進軍が遅くなってはいるが、この儘事態が進めば南部と東部はロシアと再統合し、西部はポーランドと公式に同盟を結ぶかも知れない。
Why’s Kiev Finally Telling The Truth About The Eastern Ukrainian Front?
コリブコ氏の記事。ウクライナのエネルギー省顧問ラナ・ゼルカルは、ウクライナ領土内を通るドルージュバ・パイプラインによるハンガリーに対するロシアの石油供給を遮断する可能性が有ると脅迫した。一応彼女の個人的見解と云うことになってはいるが、西側がこれを非難していないところを見ると、制裁に加担せず中立を貫こうとしている「我が儘な」ハンガリーに対する懲罰を黙認しているのだろう。何れにしろ「エネルギーを武器として利用している」のはロシアではなくウクライナと西側であることがまたひとつ暴露された。
Kiev’s Threat To Cut Off Russian Oil To Hungary Debunks Another Fake News Narrative
★ウクライナの主要ナチ組織のひとつ、右派セクターの Dmytro Iaroch(1971年生まれ) の略歴を解説した記事の要点。
ドミトリー・ヤロシ:ネオナチにしてISISの同盟者(要点)
ウクライナのナチ共は自己顕示欲の塊の様な連中で、自分達の残虐行為の数々を嬉々としてSNSにアップしたりしている。これなどもその一例。ウクライナが2014年からナチスの天下であることは西側のマスコミが殆ど語らないだけで、秘密でも何でもない。

アゾフの司令官、処刑した野党活動家たちの陰惨な写真を自慢げに投稿
ウクライナ紛争に関して如何に大量の反ロシア・フェイクニュースが出回っているかを解説した動画。3月のものなので映像や写真を利用した極く単純なものしか扱っていないが、フェイクニュースは本当に簡単に作れて本当に大量に出回っているので、予備知識が無く懐疑心の無い人間は簡単に騙されてしまうだろう。
Ukraine's Fake Factory. How Ukraine creates fake news during the conflict | RT Documentary
★毎度毎度良識有るロシアの国連大使ネベンジア氏の2022/05/05のスピーチから私が抜粋して訳したもの。西側の御用メディアは検閲済みの情報しか流さないから、ちゃんとノーカット版をチェックしてみれば大分印象が変わる筈だ。
ロシアのヴァシリー・ネベンジア国連大使「これはウクライナでの戦争ではなく、西側集団とロシアの間の代理戦争です。」(抜粋)
2022年3月にゼレンスキーの傭兵募集に応えてウクライナ軍に参加したカナダの狙撃兵「ワリ(Wali)」の証言。ぐだぐだな管理体制、不十分な装備、脱走、窃盗、民間人からの略奪、そして甚大な被害………西側メディアでの扱いは華々しいものだったが、現実は失望させられるものでしかなかった。
Canadian sniper ‘disappointed’ with reality in Ukraine
ロシアの戦闘機を撃ち落としたウクライナ軍の英雄的なエースパイロット、「キエフの英雄」なるものは実在しなかった。ウクライナ航空司令部のFacebook公式アカウントはそれは「首都の上空を守る空軍の第40戦術航空旅団のパイロット達の集合的なイメージ」であることを認め、BBCの様な西側大手メディアでさえこの件を報じている。「ウクライナ軍有利」なるフェイクニュースは現実に於て劣勢なウクライナが広めている心理作戦の一環だ。
The Ukrainian Air Command Just Admitted That The “Ghost Of Kiev” Is Fake: Now What?
ウクライナ軍はロシア軍に対して焦土作戦を行い、意図的に自国の領土を破壊している。これまで「300以上の橋(を破壊し)、ダムを爆破して田園地帯を氾濫させ、道路、鉄道路線、空港を使用不能に」して来たにも関わらず、ロシア軍の電光石火作戦には何の影響も及さなかった。03/11にロシア軍は市街戦になれば多数の民間人死傷者が出ることを恐れてキエフから撤退したものの、ウクライナ側はそれを勝利と宣言。被害を考慮に入れなければロシア軍はもっと素早く目標を達成出来るが、これはNATOがユーゴ、リビア、イラク、シリアで行なった様な絨毯爆撃と焦土作戦による全面的侵略戦争ではなく、特殊軍事作戦。ロシアは急いではいない。
How Ukraine’s Scorched-Earth Tactics Backfired Against Russia?
ロシア外務省のTwitterアカウントは、ウクライナのガリチア師団がどんなものであったのか簡単に振り返った上で、今ウクライナとNATOで起きているのが真正のナチの復活でることを強調している。
"Slava Ukraini!"ー"What are you chanting?”
命懸けでナチと戦い多大な犠牲を払った国の人々の目から見てみれば、これがどれだけ許し難い事態であるのかは容易に想像が付く。
MFA Russia 🇷🇺 @mfa_russia
コリブコ氏の解説。ウクライナ紛争に於けるロシア、ウクライナ、西側諸国の関係を、1968年に Steven Karpman 医師が提唱した「カープマンの三角形」によって説明する試み。犠牲者、迫害者、救助者の三角関係に於て各プレイヤーは定期的に役割を変更し、状況から独自の利益を得る。
「キエフは自分自身を犠牲者、ロシアを迫害者、そして西側を救助者と見做しています。ですが或る意味でロシアは自分を或る程度救助者と見做している一方で、西側はそれを認識しておらず、キエフはそれをその様に認識していないという事実にも関わらず、迫害者として行動している可能性があります。」
西側メディアが広めた、ロシアはキエフの迫害者であり、西側は救助者であると云う図式は、「キエフとNATOとの協力がロシアに脅威を与えないと思われると云う誤った考えに基付いている。」西側はモスクワの迫害者だ。

Американский политолог Корыбко: Россия, Украина и Запад меняются ролями в треугольнике Карпмана
【推奨】ウクライナとアルメニア=アゼルバイジャン情勢を主に扱っているジャーナリストのパトリック・ランカスター氏のチャンネル(英語字幕付き)はウクライナ現地の人々の証言が豊富。人間の盾を使って民間人の避難を妨害し、民間人の生活を破壊し命を奪っているのがロシア軍でもドネツク軍でもルガンスク軍でもなく間違い無くウクライナ軍であると云う証言がどっさり出て来る。
Patrick Lancaster
パトリック・ランカスター氏は完全にクラウドファンディングのみで資金を調達している米国の独立した戦争ジャーナリスト。彼の一連の報道をチェックしてみれば、今ウクライナの人々をファシストが虐殺しまくり、その罪をロシア軍になすりつけている現状を理解することが出来る。
Authentic War-Reporting From Ukraine
サイラス・ジャンセン氏によるパトリック・ランカスター氏のインタビュー。実際にウクライナに住んでいるアメリカ人の視点から、ここ8年のウクライナの情勢を短く解説してくれている。マスメディアの堕落に伴って草の根メディアは奮闘している。
American Who Lived 8 Years in Ukraine Speaks Out on Russia War
【推奨】ウクライナ紛争の経緯について非常によく纏められた記事。「悪魔の様なプーチンが何かよく解らない野心に駆られて一方的にウクライナを侵略・蹂躙している」と云う西側メディアのプロパガンダに対して、或る程度知識を持っている人達が何故「ふざけんな!」と激怒しているのか、これを読めば理解出来る(尤もTVや新聞報道の行間を読むことの出来ない人達は、わざわざ現実を理解する為に長い文章など読まないのかも知れないが)。先に手を出したのはプーチンではないし、民間人を巻き込んだり戦火を無意味に拡大させたりしているのはロシア軍ではない。
・戦略的なレベルでは、NATOの拡大(ここでは扱っていない)。
・政治的なレベルでは、ミンスク協定の履行を拒否する西側諸国の動き。
・そして作戦面では、過去数年にわたるドンバスの民間人に対する継続的かつ反復的な攻撃と、2022年2月下旬の劇的な増加である。
これらの基本的事実を押さえておかなければ、嘘だらけの表面的な事象を幾ら追い掛けてみたところで何ひとつ理解出来ない。
スイスの元軍事情報将校「ウクライナで何が行われ、何が起こっているのかを実際に知ることは可能なのか?」
ゼレンスキーやバイデンはロシア軍がジェノサイドを行なったと度々主張しているが、国連人権高等弁務官事務所ラヴィナ・シャムダサニ報道官は、ロシアの特別軍事作戦中にウクライナでジェノサイドが行われたという証拠を得ていないと発言。
因みにOHCHRは2016年にウクライナに於ける重大な人権侵害について報告書を出している。
国連が表明 ウクライナでのジェノサイドを示す情報を有していない
ウクライナのジャーナリストAnatoly Shariy氏の事例。2012年のヤヌコヴィッチ時代にEUに亡命し、2014年のマイダンクーデターを批判し、2019年の大統領選では自身の政党を立ち上げ、ポロシェンコに反対してゼレンスキーを支持した。ポロシェンコ派からは度重なる殺害脅迫を受けたが、ゼレンスキー政権になっても腐敗は変わらず、今ではゼレンスキー政権、ネオナチ準軍事組織、ウクライナ保安庁から狙われ、「ロシアのプロパガンダを広めた」「国家の敵」としてブラックリストに載せられている。
シャリー氏の友人イゴール(仮名)は拷問刑務所(「小さなグアンタナモの様だった」)に拘束されて拷問を受けたが、そこから保安庁がシャリー氏の暗殺を計画していることを警告した。
Testimony Reveals Zelensky’s Secret Police Plot to ‘Liquidate’ Opposition Figure Anatoly Shariy
情報筋がCNNに語ったところに拠ると、「米国は国境を越えてウクライナに送った反戦車、反航空機、その他の兵器の実質的な供給を追跡する方法を殆ど持ち合わせていない」。つまり大量の武器を送るのは良いが、それがその後何処で誰にどう使われているのかは把握していない。
諜報部に詳しい別の情報筋は「これは戦争だ。彼等が公に行うことや言うことは全て、戦争に勝つのに役立つよう目論まれたものだ。あらゆる公の声明は情報作戦だ。あらゆるインタビュー、ゼレンスキーのあらゆる出演放送は情報作戦だ」と発言。つまりゼレンスキーの言うことは何もかも認知戦遂行の為のプロパガンダだ。
What happens to weapons sent to Ukraine? The US doesn't really know
★グレイゾーンの記事の要点を私が纏めたもの。ゼレンスキーのウクライナ政府がやっていることが恐怖政治以外の何物でもないことが解る。
「裏切り者が1人減った」:ゼレンスキーは政治的野党の暗殺、誘拐、拷問キャンペーンを監督している(要点)
2022/04/18、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はロシアへの522,404人を含む500万人近くのウクライナ人が難民として海外に逃亡したと発表。翌04/19、ロシアのTASS通信は合計878,000人以上がロシアに到着したと発表。両者の数字には約36万人もの開きが有る。
国連発表ではウクライナ難民はポーランドに約270万人、ルーマニアには74万人以上居るので、ロシアは3番目に人気の有る避難地となるが、ロシアの発表に従えば2番目になる。プーチンが本当に「新しいヒトラー」なら、何故そんなにも多くの人々がロシアへ逃げようとするのか?
Why Are The UN’s Ukrainian Refugee Figures For Russia Different Than Moscow’s?
ロシアのドミトリー・ポリャンスキー第一副常駐代表に拠れば、国連はウクライナ情勢に関して最早中立ではない。西側のパスポート、或いはアングロ・サクソンのパスポートを持っている人々が支配している。
UN is not neutral party in situation around Ukraine - Russia’s deputy UN envoy
ウクライナ兵がロシア兵の捕虜を銃で撃ち、拷問している映像証拠。無論これらは戦争犯罪に該当する。
SHOCKING EVIDENCE OF UKRAINIAN REGIME’S ESSENCE (VIDEO 21+) (UPDATED)
【推奨】ウクライナ情勢に関する主なドキュメンタリー一覧(基本的に英語か、英語字幕付き)
・Maidan Massacre Ukraine documentary
・Ukraine On Fire, 2016, Oliver Stone (DOCUMENTARY)
・Revealing Ukraine (Oliver Stone, Igor Lopatonok, 2019)
・Ukraine - The Everlasting Present (DOCUMENTARY)
・Burnt Alive in Odessa (DOCUMENTARY)
・Nikita Mikhalkov talks about the current Russian-Ukrainian war (DOCUMENTARY)
・Ukrainian Agony. The concealed war. Full English version by Mark Bartalmai
・Donbass - Yesterday, Today and Tomorrow
・Украина Маски Революции 2016 Ukraine Les Masques De La Revolution(フランス語)
・Donbass (Anne Laure Bonnel,.Film documentaire tournée en 2015)(フランス語)
Dombass and Nazi Ukraine - A list of documentaries
★スコット・リッター氏のインタビューの要点を私が纏めたもの。
ウクライナ紛争は米/NATOの代理戦争ですが、ロシアは決定的に勝利する用意が出来ている(要点)
ロシア捜査委員会の発表では、国境から僅か6マイルに位置するロシアのクリモヴォの村に対して重火器を搭載したウクライナの2機の軍用ヘリコプターが少なくとも6回の空爆を実行し、それによって7人が負傷した。ウクライナ側ではこれを確認していない。
2022/04/01にはロシア当局は、ウクライナがロシアのベルゴロドの燃料貯蔵所にヘリコプター攻撃を仕掛けたとして非難したが、この件に関してゼレンスキーはノーコメント。
Moscow Accuses Ukraine of Launching Helicopter Strikes inside Russia
【必読】検閲が緩んで来たのかまた閲覧可能状態になっているので改めて紹介。2022/02/21に行われたプーチン大統領の声明。彼がウクライナ情勢をどれだけ真摯に真剣に考えているのかが読み取れる。西側はこうしたロシアの懸念に一切関心を払って来ず、虐殺と軍事的挑発を続けて来た。
Address by the President of the Russian Federation
こちらは2022/02/24に出されたプーチン大統領の声明。
Address by the President of the Russian Federation, 24 February 2022
ロシア国防省の発表では、ハリコフのイジューム市から南に約5kmのパトロール中に、ロシアの偵察チームが右派セクターの副司令官Taras Bobanichを殺害したと発表。彼は2014年のクーデター時、ウクライナ東部の都市の無差別砲弾を個人的に命令し、その結果数百人が死亡したとされている。右派セクターのソーシャルメディアは彼を「伝説的な民族主義者」と呼んだとのこと。
Top Neo-Nazi commander killed in Ukraine – Russia
死亡したロシア兵の携帯電話を使って彼の母親に電話し、彼女と彼女の息子を嘲笑うウクライナ兵。信じられんわこいつら。
Angelo Giuliano 🇮🇹 🇨🇭/ living in 🇨🇳
【推奨】ヴァネッサ・ビーリィ氏による重要なソースリンクが豊富な解説記事、ウクライナに対するロシアの特殊軍事作戦は合法的な自衛権の行使と言える。軍事的緊張を高めて来たのはホワイトハウスやNATOであり、ウクライナのネオナチは戦後のCIA&MI6のナチ利用構想の一環。ロシアを解体しようとする西側の態度は冷戦期から一環している。
Was Covid19 a springboard for the West’s war against Russia in Ukraine? Part 1
機械翻訳だが、テレグラムに投稿された元ロシア大統領メドベージェフの発言の全文。反ロシアに染まったウクライナが現代の第三帝国に変貌した欺瞞を指摘している。
Who Needs Dugin When You Have Medvedev?
元ロシア大統領メドベージェフは、ウクライナに於けるロシアの特殊軍事作戦の「非ナチ化」の目標を改めて強調。これは戦場だけで達成出来ることではなく、「血塗れ」で「偽りの神話に満ちている」ウクライナの意識を変えなければならない。これこそが「将来世代のウクライナ人自身の平和と、リスボンからウラジオストクまでの開かれたユーラシアを最終的に構築する機会」を確保する唯一の方法だ。
Medvedev Concisely Explained Russia’s Denazification Goal In Ukraine
ゼレンスキーはウクライナはリベラルな欧州の様にはならず、「映画館、スーパーマーケットに軍や国家警備隊の代表や武器を持った人々が居ても驚かない」「大イスラエル」の様になると発言。因みにゼレンスキーのパトロンであるオリガルヒのコロモイスキーはイスラエルの国籍も持っている。ウクライナ政府がこの8年間ドンバスに対して行なって来たことは、イスラエル政府がパレスチナに対して行なって来たことに似ている。
Ukraine will be a 'big Israel' – Zelensky
エヴァ・バートレット氏のインタビュー。西側メディアはウクライナ軍の蛮行について一切報じないが、ロシア軍が行なっている人道支援についても報じない(ソ連赤軍がドイツ市民に対して行った支援を思い起こさせる)。マスコミは現地に入れない訳ではなく、入って報じることが出来たのに、8年間ドンバス戦争の現実を意図的に報じて来なかった。
“Western media will not report on humanitarian aid provided by Russia”
【推奨】米帝やNATOがウクライナをロシアを攻撃する為の駒として利用して来た経緯を纏めた記事。ロシアは他国の侵略などしないし、NATOは最早外交や抑止力とは関係が無いことは、彼等自身が十分承知している。ウクライナ兵は正規の軍隊ではなく寧ろテロリストとしての訓練を受けているので、目的がウクライナの防衛ではなくロシアを対象とした地域の不安定化であることは明白。
‘Gods of War’: How the US weaponized Ukraine against Russia
故スティーブン・コーエン教授の2018年の記事。2004年のオンレジ革命以来、米帝がウクライナのネオナチの組織的な復活を支援・擁護・黙認しているが、米国民はこの事実を殆ど知らされていない。
America’s Collusion With Neo-Nazis
スコット・リッター氏の解説。戦争に於て民間の標的を攻撃することは戦争犯罪に該当するが、敵が「人間の盾」を使用している場合にはこの限りではない。ロシア軍の「戦争犯罪」を立証するのは容易なことではなく、寧ろ告発者が被告人に転じる可能性が高い。
Russia, Ukraine and the Law of War: War Crimes
ウクライナ軍が戦争犯罪である「人間の盾」を使用し、自分達で民間人を虐殺しておきながらロシア軍にその罪をなすりつけて、人道回廊に関する合意に違反していると云う証言が次々積み上がっているが、ロシアからはこの戦争犯罪を調査せよとの声も上がっている。
Ukrainian Civilians Being Used as Human Shields Continues
ウクライナのネオナチ民兵が運営する刑務所の元受刑者の証言。「分離主義者」としてマットやトイレその他の備品の無い独房に閉じ込められ、不法勾留や拷問、虐待が屢々行われていた。これは国連人権高等弁務官事務所やアムネスティが報告している人権侵害の実態とも一致している。
Former Inmates of Neo-Nazi Militia-Run Prison in Ukraine Share Chilling Testimony on Torture, Abuse
ウクライナ政府は凍結されたロシアの資産から、「ロシア連邦中央銀行が保有し、凍結されている3000億ドル(約36兆7500億円)、もう一つはプーチン大統領の側近数百人が持つ凍結された資産」、合わせて4000億ドル(約49兆円)を受け取ることになると発表。復興基金に充てられると主張している様だが、腐敗したウクライナ政府の面々がヴェネズエラのグアイド一味の様に着服するのが容易に予想出来る。ネオナチの活動資金に使われたら尚悪い。
ウクライナ政府 ロシアの資産から約49兆円を横取りすることを計画
2014年以来珍しい光景ではなくなったが、ウクライナのTV司会者Fahruddin Sharafmalは「少なくとも一人のロシア人の子供を殺す」ことを呼び掛け、数日後に謝罪。ネオナチによる暴力の呼び掛けや実際の暴力行使、野党への脅迫などは今のウクライナでは当たり前。
Nazi Ukraine: TV Presenter Calls for Genocide of Russians by Killing Their Children
ウクライナ情勢についてのミアシャイマー教授の分析。嘘を吐いているのは西側で、危機を作り出したのも西側。ロシアの話に真面目に耳を貸さなかった我々の方が悪い。そして負ける。
John Mearsheimer Ukraine-Russia 2022 Analysis
2022/03/20、ウクライナのゼレンスキー大統領は国内のあらゆるメディアが国家安全保障防衛評議会の管理下に置かれていると発表。同時に野党も禁止。名実共に全体主義国家体制と成った。
All Ukrainian media now controlled by Security and Defense Council
ダグラス・マクレガー米大佐のインタビュー(書き起こし有)。ウクライナで起こっていることはあらゆる反ロシアプロパガンダに反してロシアの優位に進んでいるが、ウクライナ側が人的被害を広げ、偽旗作戦を行う危険性も有る。米帝の軍事的・経済的覇権の凋落は何れ誰の目にも明らかになる。
VIDEO: Former top Pentagon advisor Col. Doug Macgregor on Russia-Ukraine war
★2022/03/15のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。
何故米国は中国よりもロシアの封じ込めを優先したのか?(抄訳)
★2022/03/15のRTの記事。イタリアの空港で、ウクライナ向けの人道支援物資の中身が武器弾薬だったことが発覚し、組合が抗議した。
イタリア:空港職員達がウクライナ行きの人道支援便に武器が積まれていると主張
★2022/03/09のツイートで、ロシアのTASS通信はロシア国防省が押収した文書を公表している。キエフ軍は3月にドンバスに対する「合同部隊作戦」を行うべく、2022/01/22付けで秘密命令を出していた。
ドンバス侵攻秘密指令(2022/01/22付)
★2022/03/08の国際弁護士クリストファー・ブラック氏の記事。ウクライナ紛争の法的側面に関する彼の見解は以前に紹介だけしたことが有るが、大事で基本的なことが書いてあると思うので改めてきちんと全文訳出してみた。
ウクライナ戦争の合法性(付解説)
★2022/03/13のBBCの記事の抄訳。確認されているだけでも、ウクライナは最低18歳の若者達を戦場に送り込んでいる。
学生服から軍服へ:ウクライナの十代の新兵達(要点と補足)
★RTの記事の要点。2021/10/21、ウクライナ国家安全保障・防衛評議会議長アレクセイ・ダニロフの発言。
ロシア人はウクライナでは絶滅すべきだ———ウクライナ治安長官(要点)
個別の話題については別スレッドに纏めてある。
ウクライナ(2023年1〜7月)
ウクライナ(2023年8〜10月)
ウクライナ(2023年11月)
ウクライナ(2023年12月)
ウクライナ(2024年)
ウクライナの歴史
マイダン・クーデターその他
叩き売られるウクライナ
ロシアへの帰還
ドンバスの真実
ヘルソン
アル=カイダ再起動?
洗脳されるウクライナの子供達
核戦争の可能性(〜2024年)
原発への攻撃
バイオラボ
スターリンク
マリウポリの蛮行の真相
ブチャの虐殺の真相
クラマトルスク駅のミサイル攻撃の真相
マレーシア航空17便(MH17)撃墜事件の真相
Twitterでの私のウクライナ関連スレッド。
川流桃桜@UnmasktheEmpire @kawamomotwitt
ゼレンスキー、性科学者のネズミ講詐欺師を駐ブルガリア大使に任命(要点)
コリブコ氏の記事。2022/12/21、バイデン政権はキエフに18億5,000万ドルの支援のパトリオット・ミサイルの輸出を約束したが、翌日のプーチンの記者会見では、彼はこれをゲームチェンジャーだとは考えておらず、ロシアの超優秀なS-300防空システムの様には機能せず、紛争を長引かせるだけだと評価。パトリオットをウクライナ兵が使いこなせる様になるには時間が掛かるが、当初はドイツで訓練が行われると報じられていたが、ポリティコは米国で訓練を行う可能性を報じている。米国内でのウクライナ兵の訓練は何年も前から行われ、ロシア軍の特別軍事作戦開始以降は中断していたものの、これがまた再開されるかも知れない。
The US’ Export Of Patriot Missiles To Ukraine Is Mostly Just A Public Relations Exercise
ウクライナに於けるロシア正教会の危機を解説した記事。20世紀のウクライナには正教会、独立正教会、ギリシャ・カトリック教会の3つの宗教勢力が存在したが、冷戦末期から対立が激化して屢々暴力沙汰に発展した。ウクライナには統一した宗教的一体性は無いが、殆どは正教会に属している。但し反ロシア的なナショナリズムの広がりによって正教会信徒等はアイデンティティーの選択を迫られており、2014年のマイダン・クーデター以降は教会の押収、聖職者の逮捕、犯罪捜査、完全な法的禁止等の弾圧や嫌がらせを受け続けている。下の映像はウクライナ当局者等と領土防衛戦闘員に囲まれて「息子を埋葬させて下さい!」と泣き叫ぶロシア正教会信徒の母親。死者の埋葬さえ許さないとは、まるでソフォクレスの悲劇『アンティゴネー』だ。
War of the churches: How Ukraine has become unsafe for millions of Orthodox believers
Під дулом автоматів відібрали храм, викрали монахів — на Франківщині розправляються з віруючими УПЦ
2022/12/22、ブリンケン米国務長官は記者会見で、米軍がアフガニスタンから撤退していなかったら、ウクライナへの支援はより難しいものになっていただろうと発言した。20年に及ぶアフガンへの無法な侵略行為には約2兆ドルが費やされたと見積もられているが、アフガニスタン国防治安部隊の武器と装備は最終的にタリバンの手に渡った。他方その前日のロシア国防相の発表では、今年の西洋諸国のウクライナへの援助総額は970億ドルを超える。米国防総省自身も、ウクライナへの直接的な「安全保障支援」に少なくとも200億ドル以上を費やしたことを認めている。2022/12/21にゼレンスキーがワシントンを訪問した際には、18億5,000万ドル相当の武器弾薬と、2023年に向けて更に450億ドルの支援の追加、そして「必要な限り」キエフに資金を提供し続けると云う約束を取り付けた。「全世界に民主主義を伝える」と云う彼等の崇高な独りよがりの中身は、自国民の生活を置き去りにしたワシントンの無謀な軍事的投機に過ぎないが、これにより今まで何百万、何千万の人々の命と生活が破壊されたか、正確なところは誰も知らないし、西洋臣民の殆ども気にしない。
US admits Afghan pullout helped arm Ukraine
ギリシャ悲劇に学ぶと云う観点から現在のウクライナ紛争の解決法を探った The Tragedy of Ukraine: What Classical Greek Tragedy Can Teach Us About Conflict Resolution と云う本の著者、ニコライ・ペトロ教授のインタビュー。彼は150年に及ぶウクライナ人のアイデンティティーを巡る争いと云う観点から現在の状況を捉え直している。現在のウクライナをネオナチの国と表現するのは厳密に言えば正しくないが、バンデラ主義者の様なガリツィアのナショナリストが、現在のウクライナのアイデンティティーに関する認知的限界を設定しているのは事実で、この状況が変わらない限りは、ウクライナの全員を包摂する様なアイデンティティーは生まれない。ゼレンスキー陣営にも多様性を認めて差別を無くす方向へ持って行こうとする動きは有ったのだが、結局失敗して周辺化されてしまった。ドンバスの人々は必ずしもロシアに吸収されることを望んでいた訳ではなく、自治を追求する方向性も有り得たのだが、キエフの攻撃的な方針によってそれが不可能になってしまった(この辺の齟齬は時間の経過と共に明らかになって来るかも知れない)。ひとつ確実に言えるのは、キエフが主張している、クリミアを含めた全ての領土を「取り戻す」(正確に言えば再征服する)と云う野心は、文化的に言えば夢物語でしかない………のだが、西洋とキエフは現実を直視する気が無い。
How Ukraine's far-right, with NATO backing, block peace
コリブコ氏の指摘。2022/12/21、ゼレンスキー大統領は米議会で以下の様に演説した:
「我々は、世界の心を掴む戦いでロシアに勝利しました。我々は恐れませんし、また世界の誰もが恐れてはなりません。ウクライナ人が勝ち得たこの勝利は、我々に勇気を与え、全世界を鼓舞するものです。しかし我々はまた、グローバルサウスの国々もこの様な勝利が得られるように、あらゆる手段を尽くさなくてはなりません。」
つまりゼレンスキーは、グローバサウス、即ち全人類の大多数は、キエフを全面的に支持してはいないことを認めた。そして彼の語る「全世界」には、グローバルサウスは含まれていない。
Zelensky Inadvertently Admitted That The Vast Majority Of Humanity Doesn’t Support Ukraine
2022/12/11にキエフ軍がルガンスクのホテルを攻撃したことが報じられ、キエフはここがロシアの民間軍事会社ワグナー・グループの本部が在った場所であり、攻撃によって多くの傭兵を殺害したと主張しているが、例によって事実かどうかは不明。ロシア側では否定しており、ワグナーも沈黙。TASS通信は、攻撃には米国のHIMARSミサイルが使用されたと報じている。何れにしろ民間企業も躊躇わずに標的にする、或いはそれを口実として民間施設も攻撃するとキエフが公言したことは大きい。今後はロシア国内に向けたテロ攻撃がエスカレートするだろう。
Ukraine Attacked 'Wagner HQ' Using US-Supplied Rockets: Report
2022/12/09のタイムズの報道。米国防総省は「我々はキエフにロシア国内を攻撃するなと言っている訳ではない」と云う遠回しな表現で、キエフ軍がロシアの領土に対してドローンによる長距離攻撃を行うことを暗黙の裡に了承した。つまりはウクライナ国内を「防衛」するだけでは許して貰えず、ロシアとの代理戦争を更に泥沼化させろとのお達しが下った訳だ。1980年代にアフガニスタンのムジャヒディーン勢力にスティンガー・ミサイルを供給したのと同じ理屈だ。
Pentagon gives Ukraine green light for drone strikes inside Russia
アーカイヴ記事。
Pentagon gives Ukraine green light for drone strikes inside Russia
★2022/12/06、国連安保理に於けるロシアのヴァシリー・ネベンジア常任代表のスピーチより、ウクライナに於ける子供の人権状況についての箇所を抜粋。
ウクライナに於ける子供の人権状況(抜粋)
ウクライナの最高裁判所は約5年に及ぶ裁判闘争に終止符を打ち、第1ガリチア師団(SS第14武装擲弾兵師団)のシンボルはナチスではないと云う判決を下した。一応表向きには、ウクライナでは2015年以降、共産主義とナチに関連するものは禁止されていることになっているが、この様に「ナチはナチではない。だって彼等はヒトラーの協力者ではなく、邪悪なロシア人と戦った『自由の戦士(フリーダム・ファイター!)』なのだから」と云うことにされているので、実質的にナチは大手を振って歩けるが、共産主義者は投獄されると云う状況が続いている。ネオナチは世界中に大勢居るが(ロシアにだって居る!)、ナチのイデオロギーやシンボルや(改竄された)歴史が国家システムの一部として公式に組み込まれているのは、世界広しと雖もウクライナだけだ。こんなものに熱心に声援を送り、第三次世界大戦を煽っておきながらしかもその自覚の全く無い人々と云うのは、傍から見れば本当に狂っているとしか思えない。

Ukrainian court rules SS division's symbols are not Nazi
現在ウクライナを支配しているのが、外国と通じた腐った売国奴連中である事情を、百々峰だよりさんが上手く纏めて下さっている。「戦争とは、貧乏人が流した血で金持ちが肥太ることだ」と云うのは、昔は広く共有されていた認識だったと思うのだが、最近では「腐った権力者共に『憎め』と命令された『敵』を憎むことこそが反戦だ」と思っている人が不勉強な増えてしまった。その結果、自分では戦争に反対しているつもりで、実際には恥知らずな戦争犯罪者共の第三次世界大戦を支持する人が大勢出て来ると云う、全く笑えない状況になってしまった。この場合、世界の反対側で起きていることが理解出来ないことは、自分達の足元で起こっていることが理解出来ないことと裏表なので、「自分達は巨大な嘘によって利用されている」と云う現実に気が付いた人間が一人でも増えないことには、このグロテスクな状況はどうにもならない。
厳寒と暗闇に覆われる冬のウクライナを逃げ出し、南仏コートダジュールCote d’Azurを目指す、政権エリートと新興財閥たち(オリガルヒ)
2022/11/25、ウクライナのヴィニツァ市議会は、世界的大小説家レオ・トルストイの名を冠していた通りを、ナチの協力者であり何万人もの殺害に加担していた民族主義者ステパン・バンデラの名に変えると発表。ロシア人やユダヤ人やポーランド人に対して大量虐殺を行った者を「民族解放闘争の英雄」と呼ぶ方針を改めて確認した。ロシアに関連する全ての地名を市から取り除く取り組みは「脱植民地化のプロセス」なのだそうで、これまでに合計232の地名が変更された。もう完全に1930〜40年代に逆戻りしたかの様な悍ましい光景が、2014年からウクライナでは当たり前のものになってしまった。

Ukrainian city names street after Nazi collaborator
ゼレンスキーは史上最も、戦争中に戦場を離れて多くのTV出演を果たした最高指揮官として歴史に名が残るのではないかと思うが、ウクライナの政府高官やオリガルヒの国外逃亡は、2022/02/14、つまりドンバスに対する砲撃が激化する2日前には既に始まっている。つまりこいつらは国民を見捨てることを前提に無責任にドンバス戦争をエスカレートさせていた訳で、今は市民の苦境を尻目にして、戦場を離れて皆さん欧州の保養地なんかで成金生活を楽しんでいらっしゃる。お陰で今国会はこんな感じ(↓下画像)。西洋市民がウクライナの人々を何とか助けたいと思う気持ちは解らないでもないが、軍事支援も人道支援も殆ど中抜きされて、腐敗した連中の懐を肥やすだけ。食糧だろうと医療品だろうと見境無く盗まれている。支援を装って高級品が密輸されていたケースも有るし、国家資産の持ち逃げも相次いでいる。消えた武器なんかは何処の誰の手に渡っているか分からない。全体的な状況を理解せずに、そもそも問題を作り出したこうした恥知らずな売国奴連中を放置した儘応援したところで、状況を悪化させるだけ。キエフの首を根こそぎ挿げ替えないことには、ウクライナはもうどうにもならんよ。売国奴とそのスポンサーである西側自由民主主義ナチ陣営の猟場になるだけだ。

Bye-bye, Kiev, hello Cote d’Azur: As Westerners send aid, here’s how Ukraine’s corrupt elites are profiting from the conflict
2022/11/16、スコット・リッター氏によるウクライナ紛争についての現状の再確認。と言っても、西側市民の大半は、「核戦争に勝つ!」と云う狂った夢を設立当初から抱き続けて来た米/NATOが、冷戦後タガが外れた様に緊張のエスカレーションを防ぐ為の諸々の条約から撤退し、ゴルバチョフとの口約束をあっさり破ってNATOを東方に拡大させ、ロシア国境周辺の軍備を拡大して大規模軍事演習を繰り返し、ロシアからの再三の抗議を完全に無視して来た現実も、ロシア軍の兵器がNATOの数年先を行っており、被害さえ気にしなければ、クリミア橋の爆破後に行われた「衝撃と畏怖」の様なことをやってウクライナを滅ぼすことなど何時でも出来(るが被害を気にしてやっていない)、ロシアの核について方針は従来と別に変わっていないが、そもそも核兵器に訴える必要すら無く通常兵器でも大抵の戦略目的は達成する能力が有ることも、ヘルソン撤退後も大局的にはロシア軍が有利な状況な状況は作戦当初からずっと変わっていない現実も、米/NATOが国連憲章違反の常習犯であるのに対してロシアは国連憲章の原則を守ることに固執していることも、とにかく何ひとつ見えていないらしい。多分皆さん世界の現実に目を閉じた儘生きて来ていらっしゃったのだろう。そして、「こいつらが敵だ。悪党だ。お前等の憎むべき相手だ」とマスコミから教えられた嘘を律儀に信じて、現実の戦争の複雑さを一切無視して「敵」に罵声を浴びせ続けることこそが反戦運動である、と信じて疑わない、呆れるばかりに無責任な思考停止した声の方が今は圧倒的にデカい。こんな状況で、どうやったら正気の反戦運動を繰り広げられるのだろうかと思うと気が重い。
Scott Ritter: Ukraine cannot win this war. It's a 'fantasy.'
★コリブコ氏の記事の要点。2022/11/15のポーランドへのミサイル落下事件の真相。
ウクライナはポーランドを誤爆した後、NATOを騙して第三次世界大戦を起こさせようとした(要点)
有名なウクライナのナチ、アゾフ大隊の写真家ドミトロ・「オレスト」・コザツキーがMSNBCの番組に招かれてインタビューを受けている。ナチのお話を有難く拝聴してお茶の間に流すメディアの良識と品性を疑わざるを得ないが、まぁ連中は昔から戦争犯罪者や人道犯罪者やテロリストや麻薬業者や人身売買の売人等を招いて「自由の戦士」とか「民主主義のチャンピオン」とか「○○のワシントン/リンカーン」などと持ち上げるのが大好きなので、今に始まったことではない。

Famous Ukrainian Nazi Visits U.S.: Azov Regiment Photographer Traveling From DC to NYC
Amb. Oksana Markarova: ‘We Will Not Stop Until There Is Accountability’ For Russia’s War Crimes
★汚い爆弾の使用可能性についてのコリブコ氏の分析。
汚い爆弾の偽旗作戦についての双方の告発を分析する(要点)
★クリステル・ネアン氏の記事の要点。
汚い爆弾、カホフカ・ダムの破壊:ウクライナの危険なゲーム(要点)
ジミー・ドア・ショー。西側のマスコミや政治家に拠ると、ウクライナ軍がナチだらけだと云う主張はプーチンのプロパガンダだそうだが、ウクライナ軍の空挺部隊は何故か第二次大戦中にポーランド人やユダヤ人のジェノサイドを実行したバンデラ(ウクライナ版のナチ)を賛美する歌を歌って、プーチンのプロパガンダを証明している。恐らくウクライナ軍にはプーチンの工作員か何かが浸透しているのではなかろうか(適当)。
Video: Ukraine Soldiers Sing Praises Of WW II Era N@zi
Twitterでの呟きより。「我等が父はバンデラ、我等が母はウクライナ………」とか云う歌詞だそうだ。
Armani @historyoarmani2
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の要点。2022/10/17のウクライナのデジタル変革担当副大臣の無責任な投稿について。
ウクライナのデジタル変革担当副大臣はプロパガンダで自分の子供を危険に曝している(要点)
米保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」の、2021年の経済的自由指標ランキングで、ロシアは92位、ウクライナは127位。「殆ど自由ではない」に分類されるウクライナは、「適度に自由である」に分類されるロシアよりも経済的自由が無いと、米保守系のシンクタンクが評価している。
2021 Index of Economic Freedom
コリブコ氏の分析。環球時報は2022/10/15のツイートで、「中国外務省とウクライナの中国大使館は国内の中国人市民に安全対策を強化し、避難するよう促している」と報道。中国はウクライナと関係が深いので、こうした措置を取ることは正当な理由が無い限りはやらない。これは中国が、ウクライナの治安状況が今後も悪化し続けると信じていることを示している。西側諸国とは違って自国民を危険に曝す様な真似はしない中国は非常に先見の明が有る為、他の国々もこれに倣うのが賢明だ。
The Whole World Should Follow China’s Lead By Evacuating Their Citizens From Ukraine
政府を批判する者に対する厳しい検閲や言論統制が行われて来たウクライナでは、議会が到頭2018年に提出されてからずっと議論の的になっていたメディアに関する法案を、2022/08/30に可決した。これにより全国テレビ・ラジオ放送評議会は訴訟手続き無しにインターネット・リソースをブロックしたり、苦情のみに基付いて放送&印刷メディアからライセンスを取り消す権限を持つことになる。外国のものを含むソーシャル。ネットワークは、国家評議会が望ましくないと見做すあらゆる素材を削除する義務を負い、「正しくない」コンテンツを削除するか、「正しい」コンテンツに置き換える期間も短くなった。「ウクライナの国営メディア空間に脅威を与える人物のリスト」に載っている番組を配信することは犯罪となる。EUからでさえ批判が起こっているこうした言論弾圧は昨日今日始まったものではなく、2014年のクーデター後にも強化されたが、政府の腐敗を指摘する者に対する弾圧は冷戦後からずっと続いて来たものだ。

Ukraine is preparing a law on full control over the media, as the last vestiges of press freedom disappear in Kiev
ウクライナとCIAとの関係を解説したジェラルド・サスマン氏の記事は長くて要約も難しいし、紹介しようか迷っていたのだが、日本語訳を作って下さっていた方々を見付けたのでそちらにお任せすることにした。まぁ日本のTVや新聞だけでしか国際情勢の情報収集をしない様な人はどうせこんな長い文章は読まないだろうが。ウクライナ情勢について全く予備知識の無い人には、私は取り敢えずオリバー・ストーンのドキュメンタリー『ウクライナ・オン・ファイヤー』を薦めておくが、ウクライナの裏面史についてより深く知りたい方には、この記事もよく纏まっていて解り易いと思う。
Ukraine: The CIA’s 75-year-old Proxy
ウクライナ:CIAの75歳の代理人
ウクライナ:CIAの75歳の代理人 ⑴
ウクライナ:CIAの75歳の代理人 ⑵
ウクライナ:CIAの75歳の代理人 ⑶
ウクライナ:CIAの75歳の代理人 ⑷
戦況の細かい進展についての解説や分析は賞味期限が短いので、私はこのブログでは余り紹介していないが、地政学アナリスト、ジャック・ボー氏のこの記事は現状を再確認する上で非常によく纏まっていると思う。ウクライナ軍にハリコフを明け渡したことは、ブチャの様に新たな「濾過」作戦(虐殺)の遂行を許す状況を作り出したと云う意味で、ロシア軍にとって失態ではあったかも知れないが、全体の状況はロシア側の思惑通りに展開しており、彼等は極めて合理的・人道的・合法的に行動している。懸念しなければならないのは狂った西側の暴走の方だ。
Kharkov and Mobilization
ジャック・ボー:ハリコフからの撤退とロシア軍の新動員について考える
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の要点。
ウクライナのNATO加盟を急がなかったのは、西側にしては驚く程賢明な行動だった(要点)
2022/09/29のダグ・マグレガー大佐による、例によってミもフタも無い解説。「反撃」によってウクライナ軍は勝ってるかって? うんにゃ全然。マンパワーを大幅に失って、「ロープの終わりに近付いている。」
Col. Doug Macgregor - Ukraine Russia War Latest
★ウクライナと中国との関係についての、地政学アナリスト、アンドリュー・コリブコ氏の解説の要点。現実の国際社会は敵と味方だけで成り立っている訳ではない。
誤って主張されていることとは異なり、中国はウクライナの近しき友である(要点)
ロシアと中国の悪魔化プロパガンダを広めている西側諸国の方が本当は危険なのだとするジェフリー・サックス氏の論説。穏当な意見だとは思うが、ここに書かれている程度の事実すら把握していない人達は恐らく高確率で現在進行形の知覚管理(心理操作・情報操作・大衆洗脳)にも気が付いていないだろうから、極く当たり前の文脈を指摘されたところで、恐らく「他国を侵略するのは良くない!」「民間人を殺すなんて!」「原発攻撃など言語道断!」とかいきり立つのだろう。彼等は折角デバンキングを行っても、次から次へとゴミ情報を咀嚼もせずに飲み込んで行く。リテラシー・ギャップが人々の世界観を二極化させている。
The West's Dangerously Simple-Minded Narrative About Russia and China
西側のロシアと中国への物言い―危険なまでに単細胞
★RTの記事の要点。2022/06/09に明らかになったウクライナ軍特殊作戦部隊の反ロシア情報心理作戦についての解説。
漏洩文書が、ロシアを不安定化し、NATOをモスクワとの全面戦争に引き込もうとするウクライナの試みを暴露(要点)
2022/09/21のロシアのショイグ国防相の発表に拠ると、ウクライナでの特別軍事作戦中に死亡したロシア兵は5,937人。ウクライナ兵は61,207人が死亡し、49,368人が負傷した。ウクライナ軍が雇っている傭兵は2,000人以上が排除され、今残っているのは1,000人以上。
Russia reveals military losses in Ukraine
★グレイゾーンのアレクサンダー・ルビンスタイン氏の記事の要点。
ゼレンスキーとNATOは戦後ウクライナを「大きなイスラエル」に変える計画(要点)
2022/09/13に撮影されたゼレンスキーの写真には、ボディガードの様に見える兵士がナチのシンボルである"Totenkopf(死の頭。英語だとデスヘッド)"の記章を付けているのが写っていてSNSで話題となった。しかもよく見ると、骸骨の頭には SS Division Leibstandarte/Leibstandarte SS Adolf Hitler(ヒトラーの個人的ボディガード部隊)のものと思われる鍵の印が。ゼレンスキーのテレグラムとFBの公式アカウントはその後ひっそりと写真を削除した。昔も今もナチはとにかく派手な誇示が大好きなので、「ウクライナにナチは居ない」と云う嘘を吐き通すには、うっかり写真や映像を流せない。まぁボディガードと言っても、ヒトラーに比べてゼレンスキーは傀儡に過ぎないので、ゼレンスキーに対する見張りと云う意味合いも有るのかも知れないけれども。



Zelensky quietly deletes photo of his bodyguard’s pro-Hitler patch
2022/09/06、反抑圧財団が開催する会議がモスクワで開催された。ウクライナの殺人リスト・サイト、Mirotvoretsでは、ジャーナリストの個人データ、パスポートのスキャン、住所、親族に関する情報、車の情報まで公開してある。特定されているジャーナリスト341人の内殆どはロシア、ウクライナ、ドンバスの良共和国のものだが、83人はそれ以外で、その内80人までが西側のジャーナリスト。今までここのリストに名前が載って殺害されたジャーナリストは以下の通り:Oles Bouzina、Andrea Rocchelli、Zemfira Sulaimanova、Andrei Stenine、Igor Korneliouk、Anton Voloshin、そしてダリア・ドゥギナ。 まぁ誰がどう見たって犯罪組織なので、ロシア連邦保安庁長官はこれをテロ組織に認定するよう求めている。出席したジャーナリスト全員は共同書簡で、国連にミロトヴォレッツを非難するよう要求した。
Journalists Demand the Mirotvorets Site Be Classified a Terrorist Organization and Shut Down
ウクライナ国家捜査局(SBI)は2022/09/09の時点で、奪還したハリコフのバラクレヤで民間人の「濾過」を開始したと発表し、「協力者と裏切り者に厳格な責任を負わせる」「報いの時が来た」と、民間人に対する虐殺の犯行予告を行なっている。一時的にせよ一旦解放した地域から撤退しナチに奪還させたらこうなることは判り切っていたので、これはロシア軍の失態と呼んで良い。
Ukrainian police promise 'reckoning' for civilians
「ウクライナ軍の大反撃!」なる与太話には私は大して関心は無いのだけれども(単なる局地的な戦術的撤退を針小棒大に語っているだけでしょう)、ひとつ心配しているのは現地の「親ロシア派」と西側から差別を受けている住民達。ブチャの事例の様に、取り残された住民はウクライナのナチ共の餌食になる可能性が有る(ロシア人に対するヘイトクライム+「ロシア軍による戦争犯罪」の捏造)。民間人を平気で犠牲にすることが判っている野蛮な敵の手に民間人を委ねてしまうことは、ロシア軍の失態だと言えなくもない。せめて犠牲者が最小限で済むことを祈る。
ハルキウ州の解放された村にて拷問跡のある住民の遺体4体発見=宇検察
ウクライナ内務省の殺人リスト"Mirotvorets"のデータベース(日本からだと閲覧出来ない)は、ゴルバチョフもリストに載せていたらしく、死去に伴って写真に赤い斜線を引いて「済」と書いた。ゴルバチョフは2014年に住民投票によってクリミアがロシアへの再統合を選択してモスクワがそれを承認した際、「私は常に人々の自由意志を支持します。クリミアでは殆どの人がロシアとの再統合を望んだのです」と発言していたらしく、それがリストに載せられた原因ではとこのRTの記事は示唆している。

Ukrainian state-linked site celebrates Gorbachev’s ‘liquidation’
国連人権高等弁務官事務所のデータ。2022/02/24〜08/30にウクライナから欧州へ逃れた難民の数は7,004,781人。最大の避難先はロシアで、2,414,075人。ロシアの場合はウクライナからの難民の数はウクライナから国境を超えて来た人の数と完全に一致しているが、他の受入れ諸国(難民が多い順からポーランド、スロバキア、モルドバ、ルーマニア、ハンガリー)は何れも大きく食い違っている。欧州で一時保護等の措置を受けているのは合計3,964,011人だ。

Ukraine Refugee Situation
ウクライナ難民受入れ国を記した地図。ロシア軍のウクライナでの特別軍事作戦の開始以降、8月末までに600万人以上の難民が国外へ逃れた。最大の避難先が、西側の政治家やマスコミに拠ればウクライナを「侵略」したことになっているロシアで、160万人以上がロシアへの移住を選択している。この数字には2014年以降に、ナチの弾圧とジェノサイドを逃れてロシアに逃れた難民の分は含まれていない。

Ukrainian Refugees: Top 10 Receiving Countries
2022/08/22、ウクライナのカザフスタン駐在特使ピョートル・ヴルブレフスキーは地元ブロガーの取材に対し、「何と言いますか………我々は出来る限り多く(のロシア人)を殺そうと努めています。我々がロシア人を殺せば殺す程、我々の子供達はそうする必要が無くなります。それだけです。」政府や軍が相手ならまだしも、ロシア人全体を標的とするかの様なこの暴言に対して、当然ロシア側は激怒。ザハロワ報道官は「テロ政権」が「公然と民族浄化計画について話している」と非難した。無論ウクライナのナチによるロシア人に対する民族浄化はこの8年間続いて来ている。
‘We should kill as many Russians as we can’ – Ukrainian envoy
ロシア国防省の発表では、2022/08/14にロシア軍がハリコフ地域のウディ入植地近くで攻撃を行なった後、ウクライナ第58自動車歩兵旅団の残党は持ち場を離れて逃げ出し撤退した。アゾフ大隊の分隊と目されている「クラーケン」大隊(元アゾフ大隊兵と志願兵から成る約1,800人の部隊)は「パニックを鎮圧し、ウクライナ軍の要員を威嚇する為」、これら逃亡した旅団の兵士100人を見せしめとして処刑した。まぁ負け戦で士気が低く統率が取れていない軍隊ではまま有ることだ。
Nationalist unit executes 100 fellow Ukrainian troops – Russian MoD
2022/08/16にプーチン大統領は、米国はウクライナ紛争を長引かせようとしており、ウクライナ人はワシントンの「反ロシア・プロジェクト」に於ける「大砲の餌食」の役割を割り当てられていると発言したが、米海軍の退役軍人で特殊作戦部隊報告書(SOFREP)ウェブサイトの編集長であるショーン・スプーンツ氏もまたこれと同様の分析をしている。
「米国の政策は、軍事的にも経済的にも、ロシア自体を崩壊させることが目的であって、紛争を長引かせるように意図されている様だ。」
そらまぁ、「ウクライナ人が最後の一人になるまで我々はロシアと戦う」とか言っているのだから、素人だって見てればそれ位のことは解る。傀儡のゼレンスキーが何を口にしたかは問題じゃない、そのスポンサーの帝国主義者連中の思惑の方が重要だ。
US military expert backs Putin’s claims
★リンジー・スネル&コリー・ポップ氏によるインタビュー記事から幾つかの証言を抜粋してみた。外国人志願兵達が見たウクライナの醜い現実を知ることが出来る。
「それに、何人かロシア人を殺すチャンスが有りますしね。」ウクライナの外国人志願兵達のインタビュー(抜粋)
★ウクライナ現地の様々な証言を取り上げた記事から幾つか訳出してみた。ウクライナとそのスポンサー諸国の腐敗と欺瞞と嘘は救い様が無い。
ウクライナ退役軍人達の証言:キエフは如何にして米国の援助を略奪し、兵士を使い捨てにし、民間人を危険に曝し、戦争に負けたのか(抜粋)
帝国御用メディアのワシントン・ポストが、2022/08/19付けで実に率直なゼレンスキーのインタビューを載せている。ロシアが「侵略」を計画していると云う米帝当局者からの警告を、ゼレンスキーは自国民に伝えていなかった。それを伝えていればパニックによって経済崩壊が起き、「昨年10月から毎月70億ドルを失っていただろうし、いざロシアが攻撃を始めたら、我々は3日でやられていただろう」とその理由を説明している。人命よりも目先の経済を優先する様な物言いには当然大勢のウクライナ人からも非難の合唱が起こっているが、「誰だってその程度の情報にはアクセス出来たのだから、ゼレンスキーが正直に言おうが言うまいが大した差は無かった」と主張する人も居る。無論ロシアは妥協出来ないレッドラインを誰にも間違え様も無くはっきりと明示していた訳で、キエフとNATOがそれに全く取り合おうとしなかったから、当然起こるべきことが起こった訳だが。
Ukraine’s Zelenskyy faces unprecedented criticism over war warnings
キエフはロシア語やロシア文化に対する文化的ジェノサイドを更に進め、ウクライナ教育省はロシア語とロシア文化のコースを教育カリキュラム削除。ロシアとベラルーシの略全ての本は学校のプログラムから削除され、ゴーゴリやブルガーゴフ等、ロシア語で書いたが「人生と仕事がウクライナと密接に関連している」作家による一部の作品のみ許可される。ロシア語はウクライナの大部分、特に東部と南部に於て人々の母国語なので、今キエフがやっていることは大日本帝国が朝鮮半島でやったことと似た様なものだ。
Ukraine issues new ban on Russian language
駐豪キエフ特使のヴァシリー・ミロシニチェンコは、娘にユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで化学と経営を学ばせる為にクラウドファンディングを募っている。ウクライナ難民向けのビザを獲得しているので、必要な学費は留学生向けの31,200 ポンドではなく、英国の学生と同じ9,250ポンドの筈だが、最初の1年間の授業料と生活費を賄う為に30,000 ポンド(36,400ドル)を募っている。ミロシニチェンコの純資産は公開されていないが、彼はキエフのコンサルタント会社のCEOであり、ウクライナのメディアNGOの共同設立者であり、リヴィウのウクライナ・カトリック大学の「長年の友人であり寄付者」とされているので、自腹で学費や生活費を払えない可能性は殆ど無い筈なのだが、まぁ欧州で最も腐敗しているとされるキエフの連中は他人のカネを巻き上げることに関してはプロだ。

Russia ridicules Ukrainian ambassador for ‘begging'
ウクライナ東部ではロシア軍は解放者として歓迎されており、ウクライナ軍に「人間の盾」として利用されていた人々に対する人道支援が行われている。押収されたNATOから供給された武器が展示されているが、ウクライナ軍を勝たせることは出来なかった訳だ。住民の大多数は最早ウクライナに愛想を尽かしており、住民投票が行われれば高確率でクリミアの様にロシアの一部になりたいと云う結果が出るだろう。ナチの前市長を追い出すことに成功したメリトポリの副市長は、住民投票にEUがどう反応するだろうかと問われて、こう答えている。
「私達には関係の無いことです。ヨーロッパは終わっています。彼等が酷い反応をするなら、1941〜45年の祖国戦争と同じことが起こります。私達はファシズムを打ち負かします!私達はここに住んでいますが、彼等は違います!!」
この記事を書いたソニア・ヴァン・デン・エンデ氏はウクライナとCIAとポーランドが協力して作っている「平和リスト(つまり殺害リスト)」に名前が載せられており、毎日の様に脅迫メールを受け取っている。他のジャーナリスト達もロシアの工作員呼ばわりされてリストに載せられ、実際に殺害された人達も居る。ドンバスから情報を発信している13歳の少女ファイナ・サヴェンコワ氏もまた物理的な暴力を受けた。これが西洋の「人権」と「民主主義」の中身だ。

Russians Welcomed as Liberators in Many Eastern Ukrainian Cities Contrary to Western Media Depictions
コリブコ氏の記事。ウクライナのクレバ外相は、穀物の輸出再開は「中東、アフリカ、アジアの全家族に希望のメッセージを送る」とツイートしたが、NYタイムズの記事では穀物は中国(アジア)とトルコ(中東)には送られるが、アフリカに送られることは無い。アフリカ連合が6月にロシアとの戦略的パートナーシップを歓迎し、且つゼレンスキーが全アフリカの政治指導者に呼び掛けた時に塩対応した返ってこなかったことを見れば、アフリカ諸国にとって信用すべき相手がどちらなのかは明らかだ。
The New York Times Exposed Kiev’s Latest Lie: No Newly Exported Grain Is Going To Africa
ブライアン・バーレティック氏の解説。ウクライナ軍が住宅地に軍を展開して民間人を戦争犯罪である「人間の盾」として利用していることについてアムネスティ・インターナショナルが告発したが、それに抗議してアムネスティ・ウクライナの複数のスタッフが辞任した。彼等の抗議声明では、ウクライナ軍は住宅地の中ではなく住宅地の近くに軍を展開したと云う事実とは異なることがさらっと述べられており、辞任の理由は、この告発がロシア軍の住宅地への攻撃を正当化すると云うもので、告発の内容が事実かどうかは問題にしていない。そして「ブチャの虐殺」の様な事実に全く基付かない虚偽の告発を挙げ、ロシア軍は民間人を攻撃しているのだからウクライナ軍は民間人を守る為に住宅地「の近く」展開しなければならないと、ウクライナ軍の戦争犯罪を正当化している。まぁ嘘の上に嘘を重ねてNATOやその代理勢力の非道な所業を側面支援している訳で、湾岸戦争やリビア侵略の時と同じく、アムネスティの少なくとも一部は帝国のプロパガンダ機関として機能している。
Why is Amnesty International FINALLY Reporting on Kiev's War Crimes Months Later?
セイカーの記事 An unpleasant truth for Ukrainians is coming to light の、ラテンアメリカの革命的大衆闘争さんによる邦訳。念を押しておくとアムネスティ・インターナショナルは西側の権威有る人権組織ではあるが、何度も平気で人権問題を捏造して来た前科が有る。だがそれらは常に西側にとって都合の良い嘘であって、間違ってもロシア寄りの嘘ではない。そのAIですらロシア側の主張を事実上、一部認めていると云うことだ。
ウクライナ:アムネスティさえ認めたウクライナ軍の戦争犯罪
国際人権組織としてアムネスティ・インターナショナルの評判は世界中に広く知れ渡っているものの、これは人権問題を武器とする完全に西側寄りの組織で、時に諜報部と一体化してNATOの軍事侵略や帝国主義勢力の違法な内政干渉を支持する為の物語を紡ぐことが有る。ウクライナ紛争に関しても、「ロシア軍の無差別攻撃」と云うデマを流しているものの、同じ報告書の中で、ウクライナ軍が人間の盾をしようして民間人に死傷者を出していることを非難している(AIがロシア寄りとかトンチンカンなことを喚いている人達は、この組織のこれまでの偽情報キャンペーンの前科を知らないのだろう)。AIはこれまでにもキエフによる重大な人権侵害に関する報告書を出しているが、西側大手メディアからは黙殺されている。

Ukraine: Ukrainian fighting tactics endanger civilians
EUは元ウクライナ大統領ヤヌコヴィッチを、「ウクライナの安定と安全」や「領土の一体性、主権、独立を弱体化または脅」かしていると主張し、制裁リストに加えた。具体的な理由は説明されておらず、単に彼は「親ロシア派」で、彼の息子はドンバスで「分離主義者グループと取引を行った」と主張されている。
補足しておくと、ヤヌコヴィッチは民主的手続きによって正当に選出されたウクライナの大統領だったが、2014年に米帝が仕掛けたマイダン・クーデターの時に殺害される可能性を恐れてロシアに亡命した。彼の正式な罷免手続きは行われていない。ドンバスは彼の出身地で彼の支持者も多く、ドンバスの人々はクーデター政府を認めなかったことでキエフからテロリスト認定され、2014年以来略毎日ウクライナ軍の砲撃を受け続けて来た。

EU adds ex-Ukrainian president to sanctions list
アムネスティは職員が4〜7月に掛けてウクライナ東部と南部の幾つかの最前線地域を訪れた際、ウクライナ軍が人口の密集した住宅地で基地を設置し、兵器システムを運用しているのを目撃したとする報告書を提出。まぁ要するに民間人を弾除けの「人間の盾」として利用して戦争犯罪を行なっている事実を指摘した訳だが、ゼレンスキーは予想通り逆ギレ。動揺しつつも「加害者から被害者に責任を転嫁しようとしている」「テロ国家を恩赦(amnesty)しようとしている」などと言って回答から逃げた。まぁ2014年以降から続いて来た重大な人権侵害に関するアムネスティの報告書も完全に黙殺して来た訳だし、今更事実を認められる訳も無い。嘘が(西側限定だが)通用する限りは嘘を吐き続ける以外に、ゼレンスキーに選択肢は無いだろう。

Amnesty accuses Ukraine of basing troops in residential areas, angering Kyiv
2022/08/02、ゼレンスキーはNATOとバイデンにロケット砲を送ってくれたことに感謝しつつも、ウクライナ軍が「大砲と兵力に於てロシア軍の優位性を打ち破ることが出来ない」ことを認め、ドンバスでの戦闘は「正に地獄です。言葉では言い表せない」と発言。「ウクライナ軍は勝っている!」とか云う駄ボラも、結局半年も保たずに全面崩壊か。兵の数だけならウクライナ軍の方が圧倒していた筈だが、それだけ離脱者が多いと云うことなのだろうか。まぁ「ロシア軍はソ連時代のオンボロ兵器を使っている」とか信じていた人達は最初から事実をガン無視して妄想戦記しか見ていないので、これまでの物語と矛盾する情報が幾ら出て来たとしても、どうにかして認知的不協和を乗り越えるのかも知れないが。

Donbass fighting is ‘hell’ – Zelensky
ウクライナ大統領ゼレンスキーのダークサイドを暴露した記事 Volodymyr Zelensky: The Dark Side of the Ukrainian President の、寺島メソッド翻訳NEWSさんによる邦訳。彼は与えられた台詞を喋っているだけの役者だ。彼を操っている黒幕の動きと意図を理解しないことには、本当のウクライナの実態は見えて来ない。
ヴォロディミール・ゼレンスキー(ウクライナ大統領)、その悪しき素顔
米空軍はA-10戦闘機をウクライナに提供する方針の様だが、ウクライナ国防省の方ではA-10は要らない、より近代的なF-16をくれと言っている。A-10は「ロシアのジェット戦闘機や対空防御の標的になるだろう。我々は効果的にそれらをカヴァーしたり、敵の対空防御を突破したりする手段を持ち合わせていないからだ。」まぁ「敵は弱い!俺達は勝ってる!」と叫ぶだけで世界最強の軍隊に勝てるなら誰も苦労はしない。プロパガンダは戦場では役に立たない。

Ukraine Official Says Country Doesn't Want Old American A-10s
ゼレンスキーの経済顧問オレグ・ウステンコは、JPモルガン・チェース、シティ・グループ、HSBC等の西側大手銀行が石油やガスの取引等によってロシアに間接的に資金を提供することで戦争を長引かせていると主張してそれらの幹部を責め、国際刑事裁判所 (ICC) に苦情を申し立てると発言している。これはやらせなのか単なる迷走なのか。

Ukraine to seek war-crime charges against Western banks
日本の公安もロシアの特別軍事作戦が開始されるまではテロ組織に指定していたウクライナのナチ組織、アゾフ大隊の略歴についてのロシアRTの記事 Not worth your sympathy: The story of Ukraine's neo-Nazi Azov battalion の邦訳。今だに「ウクライナがナチの天下だと云うのはロシアのプロパガンダ」だと信じている人は、この記事にも記されている様に国連人権高等弁務官事務所、或いはアムネスティ・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウォッチと云った西側寄りの組織が出している「ウクライナに於ける重大な人権侵害」についての報告書でも読んでみれば良い。ネオナチはロシアにも居るが、ナチのイデオロギーが正式に国家システムの一部に組み込まれているのは世界中探してもウクライナだけだ。

マスコミの喧伝に惑わされずに、アゾフ大隊の正体を見抜け!
シリア解放戦争等でロシア軍の優秀さや高い職業倫理、ロシア製兵器の高性能差を何度も見せ付けられて来た者にとっては、ロシア軍がウクライナでの特別軍事作戦に於てソ連時代のオンボロ兵器を使い、碌に訓練も受けていない新兵を前線に投入しているなどと云うウクライナ側の主張はとても鵜呑みにする訳には行かない。寧ろそれらの主張はウクライナ軍の方にこそ当て嵌まる。2014年のクーデター後に約7割もが入れ替わったウクライナ軍はキエフのプロパガンダをしこたま叩き込まれてはいるだろうが、戦場の現実を前にして洗脳が何時までも効果を発揮する訳ではない。士気は低く、人員も不足しており、犯罪者まで動員されている。ウクライナ軍に勝ち目が無いのは最初からはっきりしている。

ウクライナは兵士を女性や受刑者たちから補填
★ウクライナのアイデンティティに関する、ドンバス在住のジャーナリストの見解の要点。
「ロシア語話者は彼等の言語を諦めない限り、二級市民になるでしょう」:ドンバスからの、ウクライナの将来についての見解(要点)
コリブコ氏の分析。蛇島からのロシア軍の撤退は、西側大手メディアが主張する様なキエフの勝利ではなく、予測可能な善意のジェスチャーだった。「穀物回廊」を開く為、トルコとロシアは1ヶ月話し合いを続けて来たが(トルコはロシアへの善意の証として黒海でのNATO訓練を公式に廃止した)、今後の計画としては、トルコがオデッサ港の機雷除去を行なって穀物を運ぶウクライナの船を公海まで護衛し、その後ロシア海軍がボスポラス海峡まで護衛する、と云うもの。元々蛇島の占拠は西側が伝える様にオデッサ上陸を目的としたものではなく、NATOの水上補給とクリミアへの直接攻撃を防ぐことが目的だったので、最早軍を残すことに戦略上の意味は無く、寧ろ「ロシア軍はオデッサ上陸を狙っている」「ロシア軍は港を封鎖して食糧危機を作り出している」と云うキエフの誤った主張の「証拠」として利用されることになってしまう。

Russia’s Snake Island Pullout Was An Entirely Predictable Goodwill Gesture
ゼレンスキーは2022/06/27にロシア軍がクレメンチュグのショッピングモールを攻撃し、多数の人々を死傷させたと主張したが、ロシア軍は西側の武器の備蓄庫を標的にしたが、その軍事物資が爆発して火災を引き起こしたと主張した。モールはその備蓄庫の隣だった。ゼレンスキーはモールは人で一杯だったと言っているが、彼が公開した動画を見ると、駐車場はガラガラであったことが判る。ゼレンスキーはロシア軍の行為を「国家テロ」だと表現しているが、住宅地を軍事化していたのならそれはウクライナ側の戦争犯罪だ。

Russia comments on alleged mall strike in Ukraine
【推奨】ウクライナ情勢報道の嘘についてよく纏められた記事。後半は一寸トランプ支持者っぽい偏りが見られるが、予備知識の無い者でもスラスラ読めるように解り易く解説してくれている。とにかく西側大手メディア報道はウクライナ情勢に限らず嘘だらけだと云うことを知らなければ、現代世界は何ひとつ理解出来ない。

What nobody told you about Ukraine – Mindblowing!
ウクライナのクーデター政府は2014年以来反対派の政治家やジャーナリストや活動家に「親ロシア派」のレッテルを貼って弾圧を繰り返して来た。ウクライナ法務省はFacebookの声明で、今まで国の「主権を弱体化させる」為に行動した疑いの有る11の政党を禁止したと言っているが、今度は最大野党OPPLまで禁止され、資産は没収。ロシアとのより良い関係を求めた党の指導者メドヴェドチュクは、2021年5月に反逆罪で自宅軟禁されていたが、2022/04/12にSBU(ウクライナ保安庁)によって逮捕され、以降は何処に拘束されているのか不明。ゼレンスキー大統領は05/14に「反ウクライナ的」と見做される政党を禁止するプロセスを簡素化する法案に署名したが、これによりウクライナの「内戦」について語ることは違法とされ、ドンバスの「反政府勢力」は「テロリスト」と呼ばれることになった。売国奴が支配する全体主義国家では、自国の主権や国益を気にする者は犯罪者と呼ばれる。

Ukraine’s top opposition party banned
2022/05/06に開催された、5人の国際的ジャーナリストを招いて国連の常任理事国5ヵ国と非常任理事国10ヵ国が参加した「国連安保理 アリア・フォーミュラ会合」の日本語字幕付き動画。多くの具体的な証拠を挙げるジャーナリスト達の証言によって自国の主張が真実であることを証明するロシア代表に対して、西側ナチ勢力は今まで8年間繰り返して来た「ロシアが悪い」と云う能書きを無意味に繰り返すだけ。まぁつまり西側の嘘吐き連中には事実に向き合う気は無いし、自分達の嘘を撤回したり検証したりする気などさらさら無いと云うことが再確認されただけだ。ロシアメディアや独立メディアの声が西側の一般の家庭にも届く様になれば、西側の世論は引っ繰り返るだろう(が、そんなことは起こりそうにない)。
「ウクライナ戦争」報道の真実をめぐる『国連の堕落 vs 対抗するジャーナリズム』【日本語字幕付き】 - 2022年5月6日開催・国連安保理会議アリア・フォーミュラの全容!
ウクライナ軍最高司令官ウォロディミル・カルペンコはインタビューで、紛争前のレヴェルと比較して、装備の損失は30〜40%、最大50%に達したと発言。「約1,300両の歩兵戦闘車、400両の戦車、700両の砲兵システムが失われました。」同じインタビューで国防副大臣デニス・シャラポフは西側からの軍事支援は「私達のニーズの10〜15%しかカヴァーしていません」と発言。活発な戦闘紛争をカヴァーするには、100台の歩兵戦闘車、30台の戦車、54の砲兵システムをワンセットとしてが、40の旅団が必要だそうだ。

Ukraine reveals huge weapons losses
西側のウクライナ関連報道は「ウクライナ軍意気軒高!」みたいに愈々大本営報道化して来ているが、現実には兵站支援を切られて上官から見捨てられたウクライナ兵が次々とSNSに泣き言をアップしたり、脱走事例が相次いだり(これは2014年以降よく起こったことだが)、後方で抗議行動が起こったりしている。上の連中が描いた妄想戦記に踊らされて被害を被るのは現場の人間達だ。

'Sent to certain death': Why growing numbers of Ukrainian servicemen are refusing to fight on the Donbass frontlines
2022/04/28〜05/11の間に欧州外交評議会は欧州10ヵ国8,172人を対象に世論調査を行なった。問いは「ウクライナでの戦争の勃発に主に責任があるのは誰か」で、選択肢は「ロシア/ウクライナ、EU、または米国/どれでもない/分からない」。結果は案の定で、総合でロシアが73%、ウクライナ、EU、米国が僅か15%。欧州市民の殆どはこの8年間ウクライナで本当は何が起こっていたかについて全く何も知らないと云うことだ。西側諸国は少なくとも自国民を洗脳することに関しては大成功を収めている。
Have Europeans been profoundly deceived?
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が把握している2022/02/24〜06/16までのウクライナの民間人の死傷者は10,094人(死者4,509人、負傷5,585人)。被害はドネツク&ルガンスク、ウクライナ政府が支配する地域とで約半々。因みにクライナの国連人権監視ミッション(HRMMU)は「2014年から」ウクライナの民間人の死傷者を記録している。
Ukraine: civilian casualty update 17 June 2022
★2022/06/07のティエリー・メイサン氏の記事。少しだけ補足した。西洋人は歴史的知識が無い上に自分達のことにしか関心が無い為、ロシア人の立場に立って状況を捉え直すことが出来ず、ウクライナ戦争を完全に誤解している。
ウクライナ:誤解に次ぐ誤解
ウクライナ政府は8年に及ぶロシア語・ロシア文化・ロシア芸術等の差別の果てに、今ではトルストイの『戦争と平和』を禁止するところまで来ているらしい。まぁこうした長年の反ロシア洗脳の結果、ロシア人を殺しても何とも思わない様なイカれた殺人マシンを大量生産して来た訳で、やはりソフトパワーに焦点を当てた戦争を決して軽視してはいけないと思う(日本人もまたロシア人や中国人や朝鮮人、或いはラテンアメリカや中東やアジアやアフリカ等の「不可視」の人々を差別しても何とも思わない様なメンタリティを長年掛けて培われて来ている訳だが)。
Ukraine to ban ‘War and Peace’
【推奨】米国出身で今はドネツク人民共和国市民のラッセル・ベントリー氏のインタビュー Russell Bentley: “The U.S. and NATO Are Waging War With Russia in Ukraine… but Russia is Assured of Victory” の訳。何度も指摘しているがウクライナは今始まった訳でもプーチンが始めた訳でもない。ロシア軍が特別軍事作戦を行わなければウクライナのナチスによるドンバス等に対する民族浄化の第2波が行われて大勢の犠牲者が出ていただろうし、NATOとウクライナの軍事的挑発が続いていれば第三次世界大戦に繋がる危険性が有った。プーチンを批判している人は自分達の無知を曝け出しているだけだ。どちらが嘘を吐いているかが全く理解出来ていないのだ。ウクライナの新生には非ナチ化が不可欠だが、ナチ勢力を温存して侵略戦争を繰り返しつついけしゃあしゃあと自由だの民主主義だのを唱える西側は腐り切っている。
ドネツク人民共和国軍に参加する元アメリカ兵は語る。「ロシアは民族浄化を阻止した。そして勝利を確信している」。
W.アーキン氏の分析 Putin's Bombers Could Devastate Ukraine But He's Holding Back. Here's Why の訳。当初から何人かの軍事アナリスト達が指摘していた様に、ロシア軍がウクライナを全面侵攻しようとしていると云う兆候は無く、非人道的な無差別爆撃をやらかす米軍やNATOに比べてロシア軍の攻撃は遙かに抑制的で精密で限定されている。
和平の可能性を残すプーチンの戦略---攻撃標的は民間人ではなく軍事施設、キエフはほとんど無傷
元空軍パイロットのジャック・ギレメイン中佐のインタビュー。ロシアがNATOからの軍事的脅威に曝されていること、キエフがミンスク合意を守ったことは一度も無いこと、ウクライナでは1962年のトルコ=キューバ危機の様なことが起こっていたこと、キエフは人間の盾を使って市街戦を展開して自国民を人質に取っていること、キエフの犯罪については西側市民は8年間何も知らされていなかったこと、プーチンの軍事目標は恐らくキエフではないこと、等々を率直に語っている。知っている人は知っていることを再確認しているだけだが、知らない人は本当に何ひとつ知らないことばかり。ここまで認知ギャップが進んでしまうと、これをメディアリテラシーだけの問題として扱って良いものかどうか、私は正直言って途方に暮れる。
Lieutenant Colonel Jacques Guillemain: “Ukrainian Soldiers are Entrenched in the Cities”
国連推定に拠るとウクライナからの難民は5月中旬で600万人に達しており、特にポーランドは350万人以上(ポーランドの人口の8%に相当する)を受け入れ、約18億ドルを緊急支援基金に割り当てた。難民は書類を持たず、ポーランド、ハンガリー、スロバキアはシェンゲン協定地域であって国境管理が無い為、正確な推定は不可能だが、彼等はEU内で非常に寛大な保護措置を受けている。これらの措置は基本的にこれらの人々が欧州諸国に徐々に統合されることを前提としている可能性が有る。だが中東(シリアやイラク)やアフリカ(スーダン)からの難民はこの様な扱いを受けたことは無く、2020年には緊急事態宣言を出されたことも有る。平均するとEU市民の8割以上がウクライナ難民には好意的だが、6〜7割は中東難民を欧州への脅威だと見做している。ベラルーシとポーランドの国境には少なくとも750人の中東難民が足止めを食らっており、ナイジェリアや南アフリカは、自国民がウクライナから脱出させて貰えず、ポーランドへの入国も拒否されていると抗議している。ウクライナはこの8年白人至上主義者達の天下だったが、白人を優先する傾向はEU諸国/市民全般に共通の様だ。

The West's selective treatment of refugees can be seen in the warm welcome for Ukrainians compared to those from other places
★スコット・リッター氏によるウクライナの戦況解説の要点。
スコット・リッター:ウクライナに於ける第3段階(要点)
★アンドリュー・コリブコ氏によるロシア軍のウクライナでの特別軍事作戦の展開についての説明。
ロシアの特別軍事作戦のペースが遅いが着実であることについての15の説明(要点)
コリブコ氏の分析。ウクライナ紛争に関する西側の公式の物語は「勝利ポルノ」から「ロシアを罰する」空想を経た後、今は「ロシア優位。ウクライナピンチ」と云う、より現実に沿ったものへと変化した。まぁ何時もデタラメ放題の妄想戦記で誤魔化せる筈も無かったのだが、西側の支援を更にせっつく為には、公式の物語真実に近付けざるを得なくなった。ロシア軍はゼレンスキー界隈の狂騒を尻目にマイペースであり、街ごと人質立て篭もり事件を起こしているキエフの所為で一部進軍が遅くなってはいるが、この儘事態が進めば南部と東部はロシアと再統合し、西部はポーランドと公式に同盟を結ぶかも知れない。
Why’s Kiev Finally Telling The Truth About The Eastern Ukrainian Front?
コリブコ氏の記事。ウクライナのエネルギー省顧問ラナ・ゼルカルは、ウクライナ領土内を通るドルージュバ・パイプラインによるハンガリーに対するロシアの石油供給を遮断する可能性が有ると脅迫した。一応彼女の個人的見解と云うことになってはいるが、西側がこれを非難していないところを見ると、制裁に加担せず中立を貫こうとしている「我が儘な」ハンガリーに対する懲罰を黙認しているのだろう。何れにしろ「エネルギーを武器として利用している」のはロシアではなくウクライナと西側であることがまたひとつ暴露された。
Kiev’s Threat To Cut Off Russian Oil To Hungary Debunks Another Fake News Narrative
★ウクライナの主要ナチ組織のひとつ、右派セクターの Dmytro Iaroch(1971年生まれ) の略歴を解説した記事の要点。
ドミトリー・ヤロシ:ネオナチにしてISISの同盟者(要点)
ウクライナのナチ共は自己顕示欲の塊の様な連中で、自分達の残虐行為の数々を嬉々としてSNSにアップしたりしている。これなどもその一例。ウクライナが2014年からナチスの天下であることは西側のマスコミが殆ど語らないだけで、秘密でも何でもない。

アゾフの司令官、処刑した野党活動家たちの陰惨な写真を自慢げに投稿
ウクライナ紛争に関して如何に大量の反ロシア・フェイクニュースが出回っているかを解説した動画。3月のものなので映像や写真を利用した極く単純なものしか扱っていないが、フェイクニュースは本当に簡単に作れて本当に大量に出回っているので、予備知識が無く懐疑心の無い人間は簡単に騙されてしまうだろう。
Ukraine's Fake Factory. How Ukraine creates fake news during the conflict | RT Documentary
★毎度毎度良識有るロシアの国連大使ネベンジア氏の2022/05/05のスピーチから私が抜粋して訳したもの。西側の御用メディアは検閲済みの情報しか流さないから、ちゃんとノーカット版をチェックしてみれば大分印象が変わる筈だ。
ロシアのヴァシリー・ネベンジア国連大使「これはウクライナでの戦争ではなく、西側集団とロシアの間の代理戦争です。」(抜粋)
2022年3月にゼレンスキーの傭兵募集に応えてウクライナ軍に参加したカナダの狙撃兵「ワリ(Wali)」の証言。ぐだぐだな管理体制、不十分な装備、脱走、窃盗、民間人からの略奪、そして甚大な被害………西側メディアでの扱いは華々しいものだったが、現実は失望させられるものでしかなかった。
Canadian sniper ‘disappointed’ with reality in Ukraine
ロシアの戦闘機を撃ち落としたウクライナ軍の英雄的なエースパイロット、「キエフの英雄」なるものは実在しなかった。ウクライナ航空司令部のFacebook公式アカウントはそれは「首都の上空を守る空軍の第40戦術航空旅団のパイロット達の集合的なイメージ」であることを認め、BBCの様な西側大手メディアでさえこの件を報じている。「ウクライナ軍有利」なるフェイクニュースは現実に於て劣勢なウクライナが広めている心理作戦の一環だ。
The Ukrainian Air Command Just Admitted That The “Ghost Of Kiev” Is Fake: Now What?
ウクライナ軍はロシア軍に対して焦土作戦を行い、意図的に自国の領土を破壊している。これまで「300以上の橋(を破壊し)、ダムを爆破して田園地帯を氾濫させ、道路、鉄道路線、空港を使用不能に」して来たにも関わらず、ロシア軍の電光石火作戦には何の影響も及さなかった。03/11にロシア軍は市街戦になれば多数の民間人死傷者が出ることを恐れてキエフから撤退したものの、ウクライナ側はそれを勝利と宣言。被害を考慮に入れなければロシア軍はもっと素早く目標を達成出来るが、これはNATOがユーゴ、リビア、イラク、シリアで行なった様な絨毯爆撃と焦土作戦による全面的侵略戦争ではなく、特殊軍事作戦。ロシアは急いではいない。
How Ukraine’s Scorched-Earth Tactics Backfired Against Russia?
ロシア外務省のTwitterアカウントは、ウクライナのガリチア師団がどんなものであったのか簡単に振り返った上で、今ウクライナとNATOで起きているのが真正のナチの復活でることを強調している。
"Slava Ukraini!"ー"What are you chanting?”
命懸けでナチと戦い多大な犠牲を払った国の人々の目から見てみれば、これがどれだけ許し難い事態であるのかは容易に想像が付く。
MFA Russia 🇷🇺 @mfa_russia
コリブコ氏の解説。ウクライナ紛争に於けるロシア、ウクライナ、西側諸国の関係を、1968年に Steven Karpman 医師が提唱した「カープマンの三角形」によって説明する試み。犠牲者、迫害者、救助者の三角関係に於て各プレイヤーは定期的に役割を変更し、状況から独自の利益を得る。
「キエフは自分自身を犠牲者、ロシアを迫害者、そして西側を救助者と見做しています。ですが或る意味でロシアは自分を或る程度救助者と見做している一方で、西側はそれを認識しておらず、キエフはそれをその様に認識していないという事実にも関わらず、迫害者として行動している可能性があります。」
西側メディアが広めた、ロシアはキエフの迫害者であり、西側は救助者であると云う図式は、「キエフとNATOとの協力がロシアに脅威を与えないと思われると云う誤った考えに基付いている。」西側はモスクワの迫害者だ。

Американский политолог Корыбко: Россия, Украина и Запад меняются ролями в треугольнике Карпмана
【推奨】ウクライナとアルメニア=アゼルバイジャン情勢を主に扱っているジャーナリストのパトリック・ランカスター氏のチャンネル(英語字幕付き)はウクライナ現地の人々の証言が豊富。人間の盾を使って民間人の避難を妨害し、民間人の生活を破壊し命を奪っているのがロシア軍でもドネツク軍でもルガンスク軍でもなく間違い無くウクライナ軍であると云う証言がどっさり出て来る。
Patrick Lancaster
パトリック・ランカスター氏は完全にクラウドファンディングのみで資金を調達している米国の独立した戦争ジャーナリスト。彼の一連の報道をチェックしてみれば、今ウクライナの人々をファシストが虐殺しまくり、その罪をロシア軍になすりつけている現状を理解することが出来る。
Authentic War-Reporting From Ukraine
サイラス・ジャンセン氏によるパトリック・ランカスター氏のインタビュー。実際にウクライナに住んでいるアメリカ人の視点から、ここ8年のウクライナの情勢を短く解説してくれている。マスメディアの堕落に伴って草の根メディアは奮闘している。
American Who Lived 8 Years in Ukraine Speaks Out on Russia War
【推奨】ウクライナ紛争の経緯について非常によく纏められた記事。「悪魔の様なプーチンが何かよく解らない野心に駆られて一方的にウクライナを侵略・蹂躙している」と云う西側メディアのプロパガンダに対して、或る程度知識を持っている人達が何故「ふざけんな!」と激怒しているのか、これを読めば理解出来る(尤もTVや新聞報道の行間を読むことの出来ない人達は、わざわざ現実を理解する為に長い文章など読まないのかも知れないが)。先に手を出したのはプーチンではないし、民間人を巻き込んだり戦火を無意味に拡大させたりしているのはロシア軍ではない。
・戦略的なレベルでは、NATOの拡大(ここでは扱っていない)。
・政治的なレベルでは、ミンスク協定の履行を拒否する西側諸国の動き。
・そして作戦面では、過去数年にわたるドンバスの民間人に対する継続的かつ反復的な攻撃と、2022年2月下旬の劇的な増加である。
これらの基本的事実を押さえておかなければ、嘘だらけの表面的な事象を幾ら追い掛けてみたところで何ひとつ理解出来ない。
スイスの元軍事情報将校「ウクライナで何が行われ、何が起こっているのかを実際に知ることは可能なのか?」
ゼレンスキーやバイデンはロシア軍がジェノサイドを行なったと度々主張しているが、国連人権高等弁務官事務所ラヴィナ・シャムダサニ報道官は、ロシアの特別軍事作戦中にウクライナでジェノサイドが行われたという証拠を得ていないと発言。
因みにOHCHRは2016年にウクライナに於ける重大な人権侵害について報告書を出している。
国連が表明 ウクライナでのジェノサイドを示す情報を有していない
ウクライナのジャーナリストAnatoly Shariy氏の事例。2012年のヤヌコヴィッチ時代にEUに亡命し、2014年のマイダンクーデターを批判し、2019年の大統領選では自身の政党を立ち上げ、ポロシェンコに反対してゼレンスキーを支持した。ポロシェンコ派からは度重なる殺害脅迫を受けたが、ゼレンスキー政権になっても腐敗は変わらず、今ではゼレンスキー政権、ネオナチ準軍事組織、ウクライナ保安庁から狙われ、「ロシアのプロパガンダを広めた」「国家の敵」としてブラックリストに載せられている。
シャリー氏の友人イゴール(仮名)は拷問刑務所(「小さなグアンタナモの様だった」)に拘束されて拷問を受けたが、そこから保安庁がシャリー氏の暗殺を計画していることを警告した。
Testimony Reveals Zelensky’s Secret Police Plot to ‘Liquidate’ Opposition Figure Anatoly Shariy
情報筋がCNNに語ったところに拠ると、「米国は国境を越えてウクライナに送った反戦車、反航空機、その他の兵器の実質的な供給を追跡する方法を殆ど持ち合わせていない」。つまり大量の武器を送るのは良いが、それがその後何処で誰にどう使われているのかは把握していない。
諜報部に詳しい別の情報筋は「これは戦争だ。彼等が公に行うことや言うことは全て、戦争に勝つのに役立つよう目論まれたものだ。あらゆる公の声明は情報作戦だ。あらゆるインタビュー、ゼレンスキーのあらゆる出演放送は情報作戦だ」と発言。つまりゼレンスキーの言うことは何もかも認知戦遂行の為のプロパガンダだ。
What happens to weapons sent to Ukraine? The US doesn't really know
★グレイゾーンの記事の要点を私が纏めたもの。ゼレンスキーのウクライナ政府がやっていることが恐怖政治以外の何物でもないことが解る。
「裏切り者が1人減った」:ゼレンスキーは政治的野党の暗殺、誘拐、拷問キャンペーンを監督している(要点)
2022/04/18、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はロシアへの522,404人を含む500万人近くのウクライナ人が難民として海外に逃亡したと発表。翌04/19、ロシアのTASS通信は合計878,000人以上がロシアに到着したと発表。両者の数字には約36万人もの開きが有る。
国連発表ではウクライナ難民はポーランドに約270万人、ルーマニアには74万人以上居るので、ロシアは3番目に人気の有る避難地となるが、ロシアの発表に従えば2番目になる。プーチンが本当に「新しいヒトラー」なら、何故そんなにも多くの人々がロシアへ逃げようとするのか?
Why Are The UN’s Ukrainian Refugee Figures For Russia Different Than Moscow’s?
ロシアのドミトリー・ポリャンスキー第一副常駐代表に拠れば、国連はウクライナ情勢に関して最早中立ではない。西側のパスポート、或いはアングロ・サクソンのパスポートを持っている人々が支配している。
UN is not neutral party in situation around Ukraine - Russia’s deputy UN envoy
ウクライナ兵がロシア兵の捕虜を銃で撃ち、拷問している映像証拠。無論これらは戦争犯罪に該当する。
SHOCKING EVIDENCE OF UKRAINIAN REGIME’S ESSENCE (VIDEO 21+) (UPDATED)
【推奨】ウクライナ情勢に関する主なドキュメンタリー一覧(基本的に英語か、英語字幕付き)
・Maidan Massacre Ukraine documentary
・Ukraine On Fire, 2016, Oliver Stone (DOCUMENTARY)
・Revealing Ukraine (Oliver Stone, Igor Lopatonok, 2019)
・Ukraine - The Everlasting Present (DOCUMENTARY)
・Burnt Alive in Odessa (DOCUMENTARY)
・Nikita Mikhalkov talks about the current Russian-Ukrainian war (DOCUMENTARY)
・Ukrainian Agony. The concealed war. Full English version by Mark Bartalmai
・Donbass - Yesterday, Today and Tomorrow
・Украина Маски Революции 2016 Ukraine Les Masques De La Revolution(フランス語)
・Donbass (Anne Laure Bonnel,.Film documentaire tournée en 2015)(フランス語)
Dombass and Nazi Ukraine - A list of documentaries
★スコット・リッター氏のインタビューの要点を私が纏めたもの。
ウクライナ紛争は米/NATOの代理戦争ですが、ロシアは決定的に勝利する用意が出来ている(要点)
ロシア捜査委員会の発表では、国境から僅か6マイルに位置するロシアのクリモヴォの村に対して重火器を搭載したウクライナの2機の軍用ヘリコプターが少なくとも6回の空爆を実行し、それによって7人が負傷した。ウクライナ側ではこれを確認していない。
2022/04/01にはロシア当局は、ウクライナがロシアのベルゴロドの燃料貯蔵所にヘリコプター攻撃を仕掛けたとして非難したが、この件に関してゼレンスキーはノーコメント。
Moscow Accuses Ukraine of Launching Helicopter Strikes inside Russia
【必読】検閲が緩んで来たのかまた閲覧可能状態になっているので改めて紹介。2022/02/21に行われたプーチン大統領の声明。彼がウクライナ情勢をどれだけ真摯に真剣に考えているのかが読み取れる。西側はこうしたロシアの懸念に一切関心を払って来ず、虐殺と軍事的挑発を続けて来た。
Address by the President of the Russian Federation
こちらは2022/02/24に出されたプーチン大統領の声明。
Address by the President of the Russian Federation, 24 February 2022
ロシア国防省の発表では、ハリコフのイジューム市から南に約5kmのパトロール中に、ロシアの偵察チームが右派セクターの副司令官Taras Bobanichを殺害したと発表。彼は2014年のクーデター時、ウクライナ東部の都市の無差別砲弾を個人的に命令し、その結果数百人が死亡したとされている。右派セクターのソーシャルメディアは彼を「伝説的な民族主義者」と呼んだとのこと。
Top Neo-Nazi commander killed in Ukraine – Russia
死亡したロシア兵の携帯電話を使って彼の母親に電話し、彼女と彼女の息子を嘲笑うウクライナ兵。信じられんわこいつら。
Angelo Giuliano 🇮🇹 🇨🇭/ living in 🇨🇳
【推奨】ヴァネッサ・ビーリィ氏による重要なソースリンクが豊富な解説記事、ウクライナに対するロシアの特殊軍事作戦は合法的な自衛権の行使と言える。軍事的緊張を高めて来たのはホワイトハウスやNATOであり、ウクライナのネオナチは戦後のCIA&MI6のナチ利用構想の一環。ロシアを解体しようとする西側の態度は冷戦期から一環している。
Was Covid19 a springboard for the West’s war against Russia in Ukraine? Part 1
機械翻訳だが、テレグラムに投稿された元ロシア大統領メドベージェフの発言の全文。反ロシアに染まったウクライナが現代の第三帝国に変貌した欺瞞を指摘している。
Who Needs Dugin When You Have Medvedev?
元ロシア大統領メドベージェフは、ウクライナに於けるロシアの特殊軍事作戦の「非ナチ化」の目標を改めて強調。これは戦場だけで達成出来ることではなく、「血塗れ」で「偽りの神話に満ちている」ウクライナの意識を変えなければならない。これこそが「将来世代のウクライナ人自身の平和と、リスボンからウラジオストクまでの開かれたユーラシアを最終的に構築する機会」を確保する唯一の方法だ。
Medvedev Concisely Explained Russia’s Denazification Goal In Ukraine
ゼレンスキーはウクライナはリベラルな欧州の様にはならず、「映画館、スーパーマーケットに軍や国家警備隊の代表や武器を持った人々が居ても驚かない」「大イスラエル」の様になると発言。因みにゼレンスキーのパトロンであるオリガルヒのコロモイスキーはイスラエルの国籍も持っている。ウクライナ政府がこの8年間ドンバスに対して行なって来たことは、イスラエル政府がパレスチナに対して行なって来たことに似ている。
Ukraine will be a 'big Israel' – Zelensky
エヴァ・バートレット氏のインタビュー。西側メディアはウクライナ軍の蛮行について一切報じないが、ロシア軍が行なっている人道支援についても報じない(ソ連赤軍がドイツ市民に対して行った支援を思い起こさせる)。マスコミは現地に入れない訳ではなく、入って報じることが出来たのに、8年間ドンバス戦争の現実を意図的に報じて来なかった。
“Western media will not report on humanitarian aid provided by Russia”
【推奨】米帝やNATOがウクライナをロシアを攻撃する為の駒として利用して来た経緯を纏めた記事。ロシアは他国の侵略などしないし、NATOは最早外交や抑止力とは関係が無いことは、彼等自身が十分承知している。ウクライナ兵は正規の軍隊ではなく寧ろテロリストとしての訓練を受けているので、目的がウクライナの防衛ではなくロシアを対象とした地域の不安定化であることは明白。
‘Gods of War’: How the US weaponized Ukraine against Russia
故スティーブン・コーエン教授の2018年の記事。2004年のオンレジ革命以来、米帝がウクライナのネオナチの組織的な復活を支援・擁護・黙認しているが、米国民はこの事実を殆ど知らされていない。
America’s Collusion With Neo-Nazis
スコット・リッター氏の解説。戦争に於て民間の標的を攻撃することは戦争犯罪に該当するが、敵が「人間の盾」を使用している場合にはこの限りではない。ロシア軍の「戦争犯罪」を立証するのは容易なことではなく、寧ろ告発者が被告人に転じる可能性が高い。
Russia, Ukraine and the Law of War: War Crimes
ウクライナ軍が戦争犯罪である「人間の盾」を使用し、自分達で民間人を虐殺しておきながらロシア軍にその罪をなすりつけて、人道回廊に関する合意に違反していると云う証言が次々積み上がっているが、ロシアからはこの戦争犯罪を調査せよとの声も上がっている。
Ukrainian Civilians Being Used as Human Shields Continues
ウクライナのネオナチ民兵が運営する刑務所の元受刑者の証言。「分離主義者」としてマットやトイレその他の備品の無い独房に閉じ込められ、不法勾留や拷問、虐待が屢々行われていた。これは国連人権高等弁務官事務所やアムネスティが報告している人権侵害の実態とも一致している。
Former Inmates of Neo-Nazi Militia-Run Prison in Ukraine Share Chilling Testimony on Torture, Abuse
ウクライナ政府は凍結されたロシアの資産から、「ロシア連邦中央銀行が保有し、凍結されている3000億ドル(約36兆7500億円)、もう一つはプーチン大統領の側近数百人が持つ凍結された資産」、合わせて4000億ドル(約49兆円)を受け取ることになると発表。復興基金に充てられると主張している様だが、腐敗したウクライナ政府の面々がヴェネズエラのグアイド一味の様に着服するのが容易に予想出来る。ネオナチの活動資金に使われたら尚悪い。
ウクライナ政府 ロシアの資産から約49兆円を横取りすることを計画
2014年以来珍しい光景ではなくなったが、ウクライナのTV司会者Fahruddin Sharafmalは「少なくとも一人のロシア人の子供を殺す」ことを呼び掛け、数日後に謝罪。ネオナチによる暴力の呼び掛けや実際の暴力行使、野党への脅迫などは今のウクライナでは当たり前。
Nazi Ukraine: TV Presenter Calls for Genocide of Russians by Killing Their Children
ウクライナ情勢についてのミアシャイマー教授の分析。嘘を吐いているのは西側で、危機を作り出したのも西側。ロシアの話に真面目に耳を貸さなかった我々の方が悪い。そして負ける。
John Mearsheimer Ukraine-Russia 2022 Analysis
2022/03/20、ウクライナのゼレンスキー大統領は国内のあらゆるメディアが国家安全保障防衛評議会の管理下に置かれていると発表。同時に野党も禁止。名実共に全体主義国家体制と成った。
All Ukrainian media now controlled by Security and Defense Council
ダグラス・マクレガー米大佐のインタビュー(書き起こし有)。ウクライナで起こっていることはあらゆる反ロシアプロパガンダに反してロシアの優位に進んでいるが、ウクライナ側が人的被害を広げ、偽旗作戦を行う危険性も有る。米帝の軍事的・経済的覇権の凋落は何れ誰の目にも明らかになる。
VIDEO: Former top Pentagon advisor Col. Doug Macgregor on Russia-Ukraine war
★2022/03/15のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。
何故米国は中国よりもロシアの封じ込めを優先したのか?(抄訳)
★2022/03/15のRTの記事。イタリアの空港で、ウクライナ向けの人道支援物資の中身が武器弾薬だったことが発覚し、組合が抗議した。
イタリア:空港職員達がウクライナ行きの人道支援便に武器が積まれていると主張
★2022/03/09のツイートで、ロシアのTASS通信はロシア国防省が押収した文書を公表している。キエフ軍は3月にドンバスに対する「合同部隊作戦」を行うべく、2022/01/22付けで秘密命令を出していた。
ドンバス侵攻秘密指令(2022/01/22付)
★2022/03/08の国際弁護士クリストファー・ブラック氏の記事。ウクライナ紛争の法的側面に関する彼の見解は以前に紹介だけしたことが有るが、大事で基本的なことが書いてあると思うので改めてきちんと全文訳出してみた。
ウクライナ戦争の合法性(付解説)
★2022/03/13のBBCの記事の抄訳。確認されているだけでも、ウクライナは最低18歳の若者達を戦場に送り込んでいる。
学生服から軍服へ:ウクライナの十代の新兵達(要点と補足)
★RTの記事の要点。2021/10/21、ウクライナ国家安全保障・防衛評議会議長アレクセイ・ダニロフの発言。
ロシア人はウクライナでは絶滅すべきだ———ウクライナ治安長官(要点)
個別の話題については別スレッドに纏めてある。
ウクライナ(2023年1〜7月)
ウクライナ(2023年8〜10月)
ウクライナ(2023年11月)
ウクライナ(2023年12月)
ウクライナ(2024年)
ウクライナの歴史
マイダン・クーデターその他
叩き売られるウクライナ
ロシアへの帰還
ドンバスの真実
ヘルソン
アル=カイダ再起動?
洗脳されるウクライナの子供達
核戦争の可能性(〜2024年)
原発への攻撃
バイオラボ
スターリンク
マリウポリの蛮行の真相
ブチャの虐殺の真相
クラマトルスク駅のミサイル攻撃の真相
マレーシア航空17便(MH17)撃墜事件の真相
Twitterでの私のウクライナ関連スレッド。
川流桃桜@UnmasktheEmpire @kawamomotwitt
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