遺伝子ワクチンの「成功」が開いた未知への扉を理解する為のヒント
須田桃子著『合成生物学の衝撃』のレビュー。
2020年から遺伝子操作技術業界がやたらと賑やかになった。弾みをつけたのは勿論COVID-19「対策」として採用された各種の遺伝子ワクチンだ。各種データや警鐘を鳴らす世界中の科学者達の警告に目を通している人ならとっくに解っている通り、これは生物兵器としか言い様の無い代物で、既に2021年の春頃には、世界中で展開されているCOVID-19ワクチン接種が人類史上最悪の医原性災害(薬害事件)に発展するであろうことは明白になっていた。この「成功」に勢いを得て製薬業界やバイオテクノロジー業界は飛躍的に収益を伸ばし、特に遺伝子編集技術の可能性は、パンデミック詐欺の首謀組織のひとつである世界経済フォーラムが推進する「第四次産業革命」の目玉となるものとして喧伝され始めた。WHOはヒトゲノム編集についての包括的なレビューの作成に乗り出し、遺伝子操作された蚊の放出は世界各国で既に実際に行われている(ビル・ゲイツは「モスキート週間2021」などと銘打ってこれを宣伝した)。各種遺伝子ワクチンから始まって、遺伝子工学によるあらゆる有機体の書き換えが最早公然と唱えられており、特にデジタル技術との組み合わせにより、これまでに無い大量監視や金融システムの根本的再編の可能性が現実のものとして迫って来る様になった(これは同時進行で進められている気候変動詐欺によるSDGs詐欺でも重要な要素となることが予想される)。
そこで「ヤバい、この分野について勉強せねば!」と思って私が慌てて読んだ文献の中で多少はお薦めなのがこれ。遺伝子編集技術により近年弾みがついた「合成生物学(工学としての生物学)」と云う分野が孕む諸問題について、限定的ながら逃げずに調査を行っていて、「グレート・リセット」の現状を考察する上で参考になる。同テーマを扱った、例えばNHKの似た様なタイトルの『ゲノム編集の衝撃』が、頭にお花畑でも咲いてるのかと思う程能天気な調子で、「あんなことも出来る、こんなことも出来る、わーすごい」と云う、新しいオモチャを得た小学生の様なノリで書かれているのに対し、こちらは同じインタビュー集でも、資金源や倫理的な諸問題、デュアルユースが絡むリスク等について臆せず踏み込んでおり、特に浅くではあるがDARPA(米国防高等研究計画局)との関係に触れている点は、他に類書が少ないので高評価。経済的な諸々のインパクト、合成生物学が社会の仕組みを変える可能性について言及が無いのは残念だが、まぁこの薄い本にあれこれ求め過ぎるのも酷と云うものだろう。「現場の科学者達は実際にどんなノリで研究を進めているのか」を知れるだけでも仲々貴重だ。この分野については早急に世論の関心を喚起せねば危ない気がする。
尚、書かれたのは2017年で、2021年に書き足しが為されているが、不思議なことに著者はCOVID-19ワクチンの実態について何も御存知無い様だ。ワクチンマフィア共のデタラメだらけの宣伝文句を真に受けて、検証した形跡が無い(公式情報を確認しただけでも直ぐ解る嘘なのだけれども)。残念なことだと思う。
2020年から遺伝子操作技術業界がやたらと賑やかになった。弾みをつけたのは勿論COVID-19「対策」として採用された各種の遺伝子ワクチンだ。各種データや警鐘を鳴らす世界中の科学者達の警告に目を通している人ならとっくに解っている通り、これは生物兵器としか言い様の無い代物で、既に2021年の春頃には、世界中で展開されているCOVID-19ワクチン接種が人類史上最悪の医原性災害(薬害事件)に発展するであろうことは明白になっていた。この「成功」に勢いを得て製薬業界やバイオテクノロジー業界は飛躍的に収益を伸ばし、特に遺伝子編集技術の可能性は、パンデミック詐欺の首謀組織のひとつである世界経済フォーラムが推進する「第四次産業革命」の目玉となるものとして喧伝され始めた。WHOはヒトゲノム編集についての包括的なレビューの作成に乗り出し、遺伝子操作された蚊の放出は世界各国で既に実際に行われている(ビル・ゲイツは「モスキート週間2021」などと銘打ってこれを宣伝した)。各種遺伝子ワクチンから始まって、遺伝子工学によるあらゆる有機体の書き換えが最早公然と唱えられており、特にデジタル技術との組み合わせにより、これまでに無い大量監視や金融システムの根本的再編の可能性が現実のものとして迫って来る様になった(これは同時進行で進められている気候変動詐欺によるSDGs詐欺でも重要な要素となることが予想される)。
そこで「ヤバい、この分野について勉強せねば!」と思って私が慌てて読んだ文献の中で多少はお薦めなのがこれ。遺伝子編集技術により近年弾みがついた「合成生物学(工学としての生物学)」と云う分野が孕む諸問題について、限定的ながら逃げずに調査を行っていて、「グレート・リセット」の現状を考察する上で参考になる。同テーマを扱った、例えばNHKの似た様なタイトルの『ゲノム編集の衝撃』が、頭にお花畑でも咲いてるのかと思う程能天気な調子で、「あんなことも出来る、こんなことも出来る、わーすごい」と云う、新しいオモチャを得た小学生の様なノリで書かれているのに対し、こちらは同じインタビュー集でも、資金源や倫理的な諸問題、デュアルユースが絡むリスク等について臆せず踏み込んでおり、特に浅くではあるがDARPA(米国防高等研究計画局)との関係に触れている点は、他に類書が少ないので高評価。経済的な諸々のインパクト、合成生物学が社会の仕組みを変える可能性について言及が無いのは残念だが、まぁこの薄い本にあれこれ求め過ぎるのも酷と云うものだろう。「現場の科学者達は実際にどんなノリで研究を進めているのか」を知れるだけでも仲々貴重だ。この分野については早急に世論の関心を喚起せねば危ない気がする。
尚、書かれたのは2017年で、2021年に書き足しが為されているが、不思議なことに著者はCOVID-19ワクチンの実態について何も御存知無い様だ。ワクチンマフィア共のデタラメだらけの宣伝文句を真に受けて、検証した形跡が無い(公式情報を確認しただけでも直ぐ解る嘘なのだけれども)。残念なことだと思う。
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