川流桃桜の日々の呟き 叩き売られるウクライナ
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叩き売られるウクライナ

★2025/01/07のスプートニクの記事の抄訳。ウクライナの或る議員は、ゼレンスキー一味が戦争で巨額の私財を蓄えたと主張している。
ゼレンスキーとその取り巻きは5年間で1,000億ドルを蓄えた———ウクライナ議員(抄訳)

★2024/11/22のスプートニクの記事。ウクライナの借金の現状。
首まで借金まみれ:ウクライナの負債はお幾ら?

★2024/09/11のスプートニクの記事の抄訳。
2014年のネオナチ・クーデター以降、ロスチャイルドはどうやってウクライナを食い物にして来たか(抄訳)

★2024/08/28のスプートニクの記事の抄訳。2024/08/27、キエフは巨額の債務の支払いを一部停止。ウクライナはデフォルトにまた一歩近付いた。
ゲームオーバー? ウクライナが巨額の負債の一部支払停止を発表(抄訳)

★2024/07/01のRTの記事の抄訳。ウクライナの経済破壊は既に30年以上ジワジワ進んで来ているが、債務不履行となれば西洋のハゲタカ共が先を争って屍をついばみに来ることだろう。
ウクライナはデフォルトを宣言するかも———エコノミスト誌(抄訳)

★2024/06/26のスプートニクの記事。
ウクライナの鉱物資源:西洋は何の為に戦っているのか

★2024/06/13のベン・ノートン氏の記事の抄訳。ワシントンは自由競争を憎み、民主主義に反対し、、国際法を軽んじ、ウクライナを搾り取って重要な資源を支配したい。アメリカ帝国がが世界市場を支配する為なら他国を瓦礫の山に変えても構わない。何時もの話だ。目新しいことなど何も無い。
ウクライナは12兆ドル相当の「金鉱」だと米上院議員が発言。「我々は敗北を許す訳には行かない。」(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。若干補足した。2024/04/15、ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領は、ウクライナの産業農業の大部分が、実際には外国の大企業によって支配されている事実を暴露した。
ウクライナの産業農業の大部分を外国企業が所有していることをポーランド大統領が明らかに(抄訳)

★2023年に書いた「国民の生活を置き去りにしたウクライナの2022年の軍事費」と云う記事のフォローアップとして、ドイツの"statista"と云うプラットフォームのデータから、ウクライナの総人口のグラフを紹介してみる。
ウクライナの人口減少危機

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/03/13、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、西洋がウクライナを分割しようとしていることを警告した。恐らく「有志連合」がウクライナに介入した場合、外国軍はウクライナを非対称的な「経済的勢力圏」に分割しようとするだろう。
ウクライナは非対称分割のシナリオに直面している(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/03/04、EUの域内市場担当委員ティエリー・ブルトンは、キエフはツケを払わなければもう砲弾は受け取れないと率直に宣告した。キエフが代理戦争を続けたければ、ツケを払うか、自国の一部を切り売りするしか無い。
キエフが代理戦争を続けたいならツケを払うべき時が来た(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/02/12、ロシア対外諜報局のセルゲイ・ナルイシュキン長官は、、G7がウクライナ特使を任命する計画を立てていることを明らかにした。西洋がウクライナを切り分ける準備は整っている。
ウクライナへのG7特使(予定)はダボス会議のアジェンダを遂行する任務を負う(抄訳)

★クリス・カンタン氏の記事。2014年にクリミアやウクライナで本当は何が起こったのか、その背景を含めて簡潔に解説している。
クリミア-ウクライナ-ロシア関係入門

★APF通信の記事の抄訳。ウクライナの2024年度の防衛予算は国家支出の約半分に上っている。冷戦末期、カーター政権が仕掛けたアフガン戦争とレーガン政権が仕掛けた無謀な軍拡競争に引っ掛かったソ連は軍事費を増大させて大いに疲弊したが、今のウクライナはこの上更に「支援」と称した債務地獄や「復興」と称した搾取計画まで背負い込んでいるので一層救い様が無い。
ウクライナは2024年予算の半分を国防に費やす(抄訳)

マイダン・クーデターの切っ掛けとなったのは、ヤヌコヴィッチ大統領がEUとの協定を拒否したことだったのだが、2023/10/14の報道では、プーチンはこの協定についてこう説明した:「EUがウクライナに提案した内容を読めば、これは現在明らかに実現されつつあることですが———これは曾てソ連時代のウクライナが誇っていた主要産業を全て破壊することに等しいのです。」
Putin explains why Ukraine rejected 2013 EU deal

2023/06/19の報道では、ブラックロックとJPモルガンはウクライナの「復興」を名目に「開発金融銀行」の設立を目指している。これは「インフラ、気候、農業」に関わるものだとされているので、従来のインフラ崩壊、脱産業化(西欧の下請け化)、農業の乗っ取りが更に加速するものだと予測出来る。JPモルガンだけでも「2010年以来、250億ドル以上のウクライナ国債調達を支援し、2022年には同国の200億ドルの債務再建を主導した」らしいので、戦争が終わってもウクライナ人は自国の経済復興に集中すること許されず、西洋諸国が「援助」の名の下に押し付けた融資の返済の為に何十年間も自分達の生活を切り売りすることを求められることになるだろうことは想像に難くない。
BlackRock, JP Morgan set up 'reconstruction bank' for Ukraine

ウクライナに対する西洋諸国の援助の内訳については、外交問題評議会が解り易いグラフを用いた解説記事を作成している(2023/05/19最終更新。見れば大体理解出来るのでいちいち訳さない)。中でも米国の援助は突出していて、ワシントンがウクライナ人の生活のことなど何も考えておらず、ウクライナ経済を乗っ取り、ウクライナ人を捨て駒にしてロシアとの代理戦争をやらせることにしか関心を持っていないことがよく解る。
How Much Aid Has the U.S. Sent Ukraine? Here Are Six Charts.

★ピーター・コロタエフ氏の記事の抄訳。西洋諸国(特にカナダ)が長年に亘りウクライナ経済を食い物にして来た、一見ソフトだが中身は悪辣非道な手口の数々を紹介している。
カナダはウクライナの新自由主義化に決定的な役割を果たした(抄訳)

★『ウクライナ資本主義の破局』を著したオーストラリアのジャーナリスト、レンフリー・クラーク氏のメール・インタビューの概要。30年に及ぶ西洋によるウクライナ経済の搾取の歴史をざっと振り返ることが出来る。
資本主義路線はウクライナにとって間違った選択だったと、ウクライナ専門家は語る(抄訳)

★2023年最新のデータに基付いて、ウクライナの軍事費の現状について振り返ってみた。
国民の生活を置き去りにしたウクライナの2022年の軍事費

1990年と比較した今の旧ソ連諸国の経済状況。1990年代には「西欧諸国の様に市場を開けばドイツやフランスの様に豊かになれる」と云う口車に乗せられて西欧や米帝の手痛い経済的侵略を被った国々が多かったのだが、今では殆ど回復して冷戦末期よりも豊かになっている。が、例外が2つ。西側ナチ陣営の対ロシア戦争の手駒となっているジョージアは1990年の約9割程度で、同じく手駒のウクライナは6割以下にまで落ち込んでいる。ゼレンスキーの「復興」計画とやらがこの儘邪魔されずに進められれば、更に悲惨な未来が待っているだろう。

Which Post-Soviet Economies Have Grown the Most Since 1990?

2023/01/23、ゼレンスキーは米国の企業協会への動画メッセージで、自分達は「ブラックロック、JPモルガン、ゴールドマン・サックス等の国際的な金融・投資界の巨人と協力しています」と自慢し、「兵器と防衛から建設、通信から農業、輸送からIT、銀行から医療まで、あらゆる分野で、誰もがウクライナと協力することで大企業になれるのです」と大宣伝。つまりこの売国奴は自国を丸ごと売りに出すつもりなのだ。冷戦以降旧ソ連諸国で行われて来た新自由主義による経済的略奪の集大成と云ったところだろうか。
Arming Ukraine a 'big business' opportunity – Zelensky
 動画版。ゼレンスキーがダミ声の英語で西洋のハイエナ共に向かって「夢を叶えるチャンスでっせ」と売り込んでいる。ウクライナ史上最悪の売国奴として、ゼレンスキーは歴史にその名を刻むだろう。
Володимир Зеленський звернувся до учасників січневої зустрічі Національної асоціації палат штатів


★マックス・ブルーメンソール氏の記事の要点。スポンサーである米議会に赴いたキエフ代表団へのインタビューに絡めて、ウクライナの経済搾取について解説してある。
ゼレンスキーのディアスポラ代表団を率いるのは、ウクライナの略奪を率いた経済的ヒットウーマン(要点)

2022/11/29、ゼレンスキー大統領は、ウクライナの再建には1兆ドル以上(ウクライナ全体のGDPの5倍以上)が必要だと発言し、数十の「パートナー諸国」に対して投資を呼び掛けている。これに先立ってワシントンのシンクタンク、CSIS(戦略国際問題研究所)は2022/11/22にこの件についての記事を発表しており、これは利益がコストを大幅に上回り、米国の「安全保障を向上させる為に行うことが出来る最良の投資のひとつ」であり、「道徳的・倫理的」義務であると述べている。因みにCSISの評議会には三極委員会のメンバーが6人含まれている:
 ・カーラ・ヒルズ
 ・メロディ・ホブソン
 ・ジョン・ヘス
 ・ヘンリー・キッシンジャー
 ・ジョセフ・ナイ
 ・フランシス・タウンゼント
Trilateral Commission Related Think Tank Pushes $1 Trillion To Rebuild Ukraine

マイケル・ハドソン氏の解説(01:02:51から)。IMFが今ウクライナでないをやっているかと云うと、国を食い物にしているコロイモイスキー(ゼレンスキーのスポンサー)の様なオリガルヒを支援して、現在世界で最もファシスト的な労働法(組合禁止、労働者の権利剝奪)を施行させ、ウクライナの通貨をドルやポンドに移し替えている。そうしておくと、いざ国の経済を食い潰したファシスト政権が左翼政権に取って代わられたら、その時点で信用や通貨を拒否し為替レートを操作して経済を崩壊させ、「ほら、社会主義は上手く行かない」と言うことが出来る。
RP Live with Michael Hudson: The Destiny of Civilization


★ジェイク・カリオ氏とベンジャミン・ノートン氏の記事の要点。ゼレンスキーは正に「売国奴」。キエフのクーデター勢力の実効支配下に在るウクライナは丸ごと「持ってけドロボー」状態だ。
西側は新自由主義のショック療法で戦後のウクライナを略奪する準備をしている:民営化、規制緩和、労働者保護の削減(要点)

★ウクライナのゼレンスキー大統領とそのスポンサーであるオリガルヒのコロモイスキーの腐敗に焦点を当てた記事の要点。過去にNATO陣営から「民主主義のチャンピオン」だの「自由の戦士達」だのと持ち上げられた連中の実態が何であったかを知っている人であれば、「国を救う為に懸命に戦う勇敢なゼレンスキー」なるイメージもまた実態とは懸け離れていることを知っても全く驚かないだろう。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の腐敗っぷり(要点)

★RTの記事の要点。2022/08/22のウクライナの反労働者法の解説。
漏洩文書が、ウクライナの新たな英国式反労働者法の背後に隠された西洋の手を暴露(要点)

USAID(米国際開発庁)が資金提供する「キエフ経済学院(Kyiv School of Economics)」の新しい報告書は、2022/08/01の時点で、戦争によってウクライナが被った損失を、2020年のGDPに匹敵する1,083億ドルだと推定。但し‘Build Back Better’の為には7,500億ドルが必要だと主張している。まぁぜレンスキーは事実上、自国の経済的主権を西側に譲り渡すと公言しているも同然なので、さもありなん。「復興」時にはWEF界隈の連中が乗り込んでウクライナにESG基準を満たすデジタル全体主義を布く積もりなのだろう。
$750 Billion More to ‘Build Back Better’
Ukraine Claims It Needs $750 Billion More to ‘Build Back Better’
 フォーリン・ポリシーは「ウクライナのビルド・バック・ベター」と云う記事で「復興は民主的刷新のチャンス」だとはしゃいでいる。正に「惨事便乗資本主義」の典型だ。
Build Ukraine Back Better
 フォーリン・ポリシーはまた、ウクライナの復興には西側が違法に差し押さえたロシアの資産を利用すべきだと主張している。連中は「自由と民主主義」と云うマントラを唱えさえすれば強盗行為も正当化出来ると信じているらしい。

How Ukraine Can Build Back Better

コリブコ氏の論説。ウクライナは腐敗したオリガルヒが牛耳る国であって、ウクライナに対する諸外国の「援助」はピンハネされる可能性が高い。まぁ援助する方の国も同様に腐っているのだが。
A Substantial Chunk Of Taxpayers’ $40 Billion To Ukraine Will Likely Be Lost To Corruption
 国際NGOトランスペアレンシー・インターナショナルの腐敗認識指数では、2021年のウクライナの成績は100点満点中32点。180ヵ国中122位。ヨーロッパの中では最も腐敗した国。国際NGOが中立で公平な立場から評価を行なっていると無条件に信じるのは危険だが、西側寄りの組織ですらここまで低い点を付けていると云うことだ。
CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX2021
CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX

ゼレンスキー政権はEU加盟を望んでいるが、欧州委員会のライエン委員長は早速、キエフが「改革」すべきことのリストを挙げてああしろこうしろと指図している。2014年のクーデターの時にはバイデンがウクライナ議会に乗り込んでああしろこうしろと御主人様気取りで指図したが、ウクライナは益々西側の傀儡国家と成り、既に侵害されていた主権を更に喪失することになると云うことだ。ゼレンスキーは自国の主権を外国に売り渡した売国奴としてウクライナの歴史にその名を刻むだろう。
EU gives Ukraine to-do list

ゼレンスキーのダボス演説。西側は冷戦後の30年間ウクライナ経済を食い物にし、工業大国であったウクライナをヨーロッパの最貧国に変えた訳だが、ゼレンスキーはまだそれでも飽き足らないのか、「ウクライナの特定の地域、都市、コミュニティ、産業」をダボスの連中に明け渡すとか言っている。文字通り、自国を丸ごと叩き売る厚顔無恥な売国奴として、彼はウクライナの歴史に刻まれることだろう。
We should not be afraid to set new precedents - speech by the President of Ukraine at the World Economic Forum in Davos

★Olga Baysha 氏のインタビューの要点を私が纏めたもの。
本物のゼレンスキー:セレブのポピュリストから不人気なピノチェト式の新自由主義へ(要点)

ウクライナ紛争を巡っては国家や企業だけではなく様々なNGOも活発に活動を行っている。WEFのこの記事では4つの主要なNGOを取り上げている:
 ・国際救助委員会(IRC):避難民への必需品の提供
 ・ World Vision:人道的危機に曝されている人々の保護
 ・OutRight Action International(LGBTIQ人権団体):文化的な要求を満たす人道支援
 ・フリーダム・ハウス:反民主主義的行動の抑制
How to respond to the humanitarian crisis in Ukraine: 4 NGOs explain

ゼレンスキーの黒幕であるコロモイスキーについての動画。作ったのは何故かCIAメディアのRadio Free Europe/Radio Liberty。
Zelenskiy's Oligarch Connection


ゼレンスキー、ハンター・バイデン、ネオナチのアゾフ大隊の背後に居るオリガルヒのコロモイスキーについての記事。ウクライナの実質的支配者は彼。
How One Ukrainian Billionaire Funded Hunter Biden, President Volodymyr Zelensky, And The Neo-Nazi Azov Battalion

関連スレッド。
 東欧・南欧の人口動態危機(経済的ジェノサイド)
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
全体像が知りたい場合は「カテゴリ」の「テーマ別スレッド一覧」を参照。

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