2024/02/24は「ロシアによるウクライナ侵攻」開始から2周年と云うことで、TVや新聞やその他大手御用メディアでは色々と反吐の出る様な戦争プロパガンダ番組や記事を流している様だ。私がこの手の情報に接するのは基本的に戦争についての事実を知る為ではなく、「戦争を仕掛けている連中は今どんな嘘八百を吐いているのか」と云うことを知る為だが、例によって余りに胸糞悪い嘘や偏向情報が垂れ流されている様なので、たまには現状を大きく振り返る反論記事でも書いてみるかな、とも思ったのだが、あれこれ考えている内にイモヅル式に話がどんどん膨らんで来て面倒になりそうだし、そもそも今言うべきポイントはそこではないのではないかとも思い至ったので取り止めにした。
「西洋によるロシアの侵略」と云うテーマは何処から始めるべきなのか難しい。
タッカー・カールソンにインタビューされた時のプーチンの様に9世紀まで遡る必要は無いとは思うが、やろうと思えば1054年の大シスマ(東西教会の分裂)位まで遡ることも出来るかも知れない(私にはそこまで論じる能力は無いけれども)。もっと控え目に、ナポレオン侵攻からの200年位に話を絞っても良いし、20世紀の2つの大戦、或いは1917年のロシア革命から、或いは第2次世界大戦後から初めても良い。
だがNATOの拡大問題について理解したかったら、最低でも旧冷戦末期から旧冷戦後の30年ばかり、ドンバス戦争についてだったら2014年以降の展開を押さえておかないことには何も話が出来ない。この間垂れ流されて来た嘘は膨大な量に上るのだが、「ロシアによるウクライナ侵攻」の物語を今だに信じている人達は、2022年までの30年乃至8年間、ロシアやロシア人や旧ソ連諸国が西洋から一体どんな目に遭わされて来たのか、全く知らなかったか理解していなかったと云うことになるので、このギャップを埋めるのにはかなりの手間が掛かる。私はTVや新聞なんてのは嘘や偏向だらけだと子供の頃から承知していたので或る程度の耐性が出来ているが、あなたが今までそんな可能性を考えたことの無い人であれば、「あなたがこの30年乃至8年間聞かされて来たことは基本的に全て嘘です」と何処の馬の骨とも判らない一介のブロガーに言われて、ハァそうなんですかとすんなり耳を傾ける気になるだろうか。
だから第一に問題とすべきなのは、ウクライナ戦争についての正確な事実を提示することではなく、どうやったら人々に今まで聞かされて来た事実に基付かない物語ではなく、検証可能な事実へと関心を向けさせるか、と云うことなのだろうと思う。一応簡単に読める参考文献等は後で挙げておくが、近年つくづく感じさせられるのは、単なる事実だけでは人々の心には届かない、と云うことだ。特にそれがその人のそれまでの世界観に反する事実なのであれば。
それまでの世界観に反する事実を受け入れるには、TVや新聞やその他の企業のマス・メディアが偽情報や誤情報を流していると云う可能性を受け入れなければならない。御用政治家や御用専門家達についても同じだ。ウクライナ戦争に関しては、「TVに出る様な御用証人達も嘘を吐くか、或いは誤情報や偏向情報を証言する」と云う可能性すら受け入れなくてははらない。つまりそれまでその人が広い世界のことを知る為にアテにしていたソースが全て実は当てにならない、と云う可能性を受け入れなくてはならない。
こうした可能性に対して脊髄反射的に「そんなバカな。そんなことを言う人は陰謀論者だ」と云う反応が出て来るのは理解出来る。
不確実で不透明さを増す世界の中で、それは自然な防衛反応だ。今まで信頼出来る情報源が実は自分達を騙していたか、真実を伝える能力が無かったのだと云う事実を受け入れるには、誰にとっても非常に困難な心理的ハードルを乗り越えなければならない。そのハードルが余りに高い場合、大抵の人はその
認知的不協和を前に、個々の事実を手掛かりにして自分の世界観を微調整して行くのではなく、世界観に合わせて事実を取捨選択する方を選ぶ。自覚的にやるか無自覚にやるかは関係無い。TVのチャンネルをザッピングする様に、自分の思い込みにとって都合の良い情報だけが摘み上げられ、碌に咀嚼もされずに飲み込まれることになる。
日頃から個々の報道の行間を読み、報じられた個々の事実のファクトチェックを行うよう心掛けている人であれば、軌道修正には慣れている。それまで真実だと思われていたことが実は嘘や偏向情報だった、と云う事態に直面することに慣れておけば、より大きな嘘に対しても心理的な心構えが養われる様になる。だがそう云う習慣を持たず、報じられた事実を全て検証済みの疑う必要の無い真実として信じることに慣れている人であれば、自分が間違っていたかも知れない、騙されていたかも知れないと云う可能性に向き合うことはより困難になる。そうした人にとっては、レールの上に置いてある小石を単に弾き飛ばして、何事も無かったかの様に同じ軌道を走り続ける方が遙かに簡単だ。そしてそれまでの自分の信念体系を強化してくれる様な情報を更に取り込むことで、認知的不協和を無力化する。当然、手近にそうした情報がゴロゴロ転がっていた方がそのプロセスはより容易になる。まぁ人間の心と云うのは大体その様に出来ているものであって、要は程度問題に過ぎないとも言うことも出来る。
侵略戦争を正当化するプロパガンダと云うものは、大抵何処かでボロを出すものだ。だから面倒がらずに報道の行間を読んで、与えられた情報の辻褄を合わせる作業を厭わなければ、大抵何処かで「あれ、何かおかしいぞ」と思う点に行き当たる。
「認知戦争」とも評することが出来る、前例の無い程大量の嘘だらけのウクライナ戦争に於ても、全く予備知識が無かったとしても気付くことの出来る嘘は幾らでも転がっている。例えば、何故ロシア軍は自分達が被害を受けることになるのに、
自分達が管理している原発を攻撃するのか? なぜロシアは自分達が巨額の資金を投じて建設した貴重な資産であり、大事な収入源であると同時に欧州に対する有力な外交カードでもある
パイプラインを自ら破壊するのか? 何故ロシア軍は自分達が何ヵ月も掛けて敷設した地雷原を、
ダムを破壊して一気にダメにする様な真似をするのか?———これらは全て、一般常識を働かさせえすれば誰でも「これは流石に何かおかしいんじゃないか」と気付くことの出来る偽情報の例だ。
だが特定の相手に対して非常識なことや道理に合わないこと、辻褄の合わないことを百遍万遍と主張し続ければ、人々は何時しか、その相手に対してはそうした態度を取るのが当たり前なのだと思う様になる。辻褄が合わないことは、相手に関する主張が誤っているのではなく、相手が狂っているか理解不能のモンスターだからだと云うことで納得してしまう様になる。そうなればしめたもので、相手の悪魔化は後は人々の心理機構の自動的な働きによって勝手に拡大再生産されることになる。例えば西洋の政治工作員だったアレクセイ・ナワリヌイが獄中で死亡した時の西洋諸国の指導者達やメディアの反応は
国際政治の常識からは全く度外れたものだったが、これは「ロシアを相手にする時は理不尽な態度を取っても構わない」と云う差別的な暗黙の了解が行き渡っていなければ不可能なことだ。ワケがワカラナイのは自分達の信念や主張が間違っているからではなく、相手がワケのワカラナイ存在だからだ、と云う責任転嫁を続けていれば、やがてはその相手に関しては何もかもがワケがワカラナイのが当たり前になる。そこから、「ワケのワカラナイ相手に対してはどんなことをしたっていいんだ」と云うジェノサイド的発想まではほんの一歩だ。
戦争推進プロパガンダと云うのはそう云う風に出来ている。「戦争のニュースを見ていると疲れる」? 当たり前だ、それらあなたの精神に意図的に負荷を掛けるように作られているのだから。それらは人々の知性や論理的思考ではなく、感情や情動に訴える様に出来ている。そうして心理的リソースを消耗させておいて、状況を冷静に客観的に判断出来ない様な状態に持って行くのが目的だ。「あなたが状況を理解出来ないのはあなたが間違った情報を摂取しているからではない、相手が狂っているからだ。相手に対しては一切の良識や良心や合理的思考は無駄なのだ。だから考えるのを止めて、我々が言うことだけを信じろ。救済は無条件の信仰の先にこそ存在する」———愚かな戦争の歴史から我々が先ず真っ先に学ぶべきだった教訓は、「人々の心を操ろうとする大本営報道を信じるな。自分の頭で考えて判断しろ」ではなかっただろうか?
ウクライナ戦争は今までの色々な嘘の集大成みたいなところが有って、これは単に他国の問題ではない。日本人に関して言えば、これは「我々は基本的に侵略者の側、偽装したナチ陣営、ファシスト陣営に属しているのであって、我々の『繁栄』と称するものは、そうした欺瞞の上に成り立っている」と云う基本的認識をそもそもどれだけの人々が持っているのかと云う問題に関わっている。私はこの国に生まれて物心付いた頃から、日本が平和国家だなどと思ったことは一度も無い。日本中に散らばる130もの米軍基地は、一体何の為の存在しているのか? 「思いやり予算」なるものは、一体何をどう思いやっているのか? 日本が世界最悪の戦争狂国家が世界中で何百万、何千万の死体の山を築く手助けをしていることは秘密でも何でもない、目を開けてさえいれば誰にでも分かる平明な事実に過ぎない。なのに平和国家を名乗るなど、おこがましいにも程が有る。自衛隊が直接人殺しをしている訳ではなかったら平和なのか? 自国の領土が戦場になる訳ではなく、死ぬのが地球の反対側の肌の色の黒い人達だったら平和なのか? だから「平和な日本を守ろう!」と何の躊躇いも疑問も留保も無く言える人達とは、私は良心の呵責についての感性が全く異なっているのだ。ナイーヴだと言われるかも知れないが、そのナイーヴさのお陰で気付けたことも色々有ると思う。
「日本は平和国家である」と信じて今まで生きて来た人は、従って自国がまさか正真正銘のナチ陣営であって、1930年代のヒトラーの様なことをやろうとしているなんて、夢にも思わないだろう。彼等は第2次世界大戦に於てソ連の人々が払った
巨大な犠牲や歴史的トラウマのことも、旧冷戦後に旧ソ連諸国の人々が経験した
理不尽な略奪のことも、NATOが約束を破って拡大を繰り返し、ロシアの目の前で
度々核を含む軍事的挑発を繰り返して来たことも、全く或いは殆ど知らないか、知っていたとしても極めて軽く考えていたことだろう。そして地球の反対側で起こっているそれらの出来事と、例えば先の大戦で外国人の奴隷労働を導入した人物の孫や、その奴隷労働で儲けた人物の孫が総理大臣を務めて、先の侵略戦争を美化しようとしている自国の状況を繋げて考えることなどしたことが無いだろう。
だが、戦争を他人事と考えて来たことがそもそもの間違いなのだ。世界の反対側で起こっている戦争を自分達とは無関係のものだと考えて、単に情動や義憤だけで戦争を批判するから、頓珍漢なことを言ってしまうことになるのだ。今の戦争のプロパガンダ何が卑劣かと云って、人々の無知と善意に付け込んで、反戦プロパガンダに見せ掛けて戦争推進メッセージを広めているのが実に嫌らしいのだが、そのトリックに気付かない方にも責任が有ると私は思う。与えられたものだけを見て、
「自分に何が見えていないのか」を問う作業を怠って来たからこそ、何十年もの認知的なツケを今払わされることになっているのではないのだろうか。彼等は善意なのだろう。だが善意は無条件で良いものとは限らない。善意と無知との組み合わせは、時に常識では考えられない様な蛮行や愚行をも可能にする。本気で戦争に反対したかったら、先ずは大本営報道の嘘を見抜かなければ話にならない。日本なんて明治以降ずっと侵略者サイドなんだから、御用メディアは嘘を吐くものと決まっている。何故彼等の伝える情報を無条件で信じるのか。
「戦争の最初の犠牲者は真実である」と云う言葉が有るが、裏を返せば、真実が殺された瞬間から戦争は始まっている。銃弾や戦車やミサイルの出番は、現実の戦争の極くごく一部に過ぎない。戦争は最初の一発が放たれるずっと前から始まっている。その意味では私達は皆、一日も休むこと無く、生まれた時から戦争の現実の中を生きている。
「戦争を知らない子供達」と云う欺瞞的な言葉も私は昔から大嫌いだ。
ウクライナ戦争を止めたい? なら話は単純だ。ウクライナ支援を止めれば良い。ロシアはウクライナを征服したい訳ではない。自国の安全を確保したいだけだ。ロシアにとってはこれは完全に自衛戦争なのだから、止めろと言われて止める訳が無い。そのことについて日本人の様な外野連中がどう思うかはこの際どうでもいい。命を懸けて血を流して戦場で戦っているのはロシア人なのだから、当事者達がどう考えているかこそがこの際重要なのだ。でしょ? どうやったらロシアは止まる? ロシアは
最初から何も隠し立てせず全部説明している。プーチン憎しを叫んでいる人はこれ、ちゃんと読んだ? 間違っていると思うなら何がどう間違っているか、具体的に証拠を挙げて説明出来る? 決定権はモスクワではなくワシントンが握っている。ロシア大使館に向かって幾ら叫んでみたところで無駄だ。抗議する相手を180度間違えている。この戦争はワシントンが始め、ワシントンが続けさせているのだから、終わらせるのもワシントンにしか出来ない。
純軍事的には勝負は2022年3月の段階、つまり戦闘開始から僅か1ヵ月で既に付いている。元々ロシアは世界最強レヴェルの軍隊だし、ウクライナ軍は
2021年末までに戦争準備を整えていたものの、そもそも
戦力差が有り過ぎる。2022年4月以降の戦闘は、西洋が
ウクライナとロシアの和平交渉を妨害して無理矢理続けさせて来たものに過ぎない。これ以上幾ら支援を注ぎ込んでみたところでウクライナが勝利する見込みはゼロだ。ウクライナが勝利して来たのは基本的にTV画面の中でだけだ。ロシアはウクライナ全土を焼け野原にしたいがそうする能力が無い訳ではなく、そうする能力は有るが、極力被害を抑え、事態が第3次世界大戦にエスカレートしないように、自軍が出血するのを承知の上で
消耗戦に持ち込んでいるだけだ。これだけでもロシア軍が如何に人道的かが証明されている。彼等は自国の安全の為だけでなく、全世界の安全の為に戦っている。私の言うことが信じられないならそれでも結構。そもそもそれは私には全く関係が無い。それはあなたが、あなたの信念と食い違う情報に遭遇した時にどう折り合いを付けるかの問題だ。だが思い出して頂きたいのだが、結局のところ、プロパガンダや信念だけで物理的な戦場の状況を覆すことは出来ない。日本人ならそのことは知っていて良い筈だ。
御用メディアや御用政治家や御用専門家達が人々を騙してハイブリッド侵略戦争を支持させる為に腐れ外道な嘘八百を垂れ流していること自体は、彼等の責任だ。彼等は地獄に落ちる前にこの世できっちり責任を問われるべきだ。だが彼等の垂れ流す嘘をあなたがその儘鵜呑みにしているとしたら、それは紛れも無くあなたの責任だ。他の誰に責任を転嫁してもいけない。それはあなたの判断、あなたの選択、あなたの決断であって、そこを間違えてはいけない。「騙された」は言い訳にはならない(そもそも誰に対しての言い訳だろう?)。騙される人が大勢居るからこそ、ウクライナ戦争は今も続いている。大勢のウクライナ人が犬死させられている責任の一端は、騙されているあなたにも有る。随分面倒臭いことを言っているかな? 御免なさいね。でも面倒臭くっても戦場で銃弾に斃れる訳じゃない。あなたや私が何を信じようと、今この瞬間にも現実に血は流れ続けている。繰り返すけれども信念だけでは物理的な戦場はどうにもならない。今直ぐどうにか出来るとしたら自分の心だけだ。戦場に影響を及ぼす現実とどう向き合うか、何を以て事実と成すのか、何が嘘で何が本当なのか、それを決めるのは私達一人ひとりの責任だ。
自分の頭で考える勇気を持とう。その覚悟が無い人は一生、「自分では戦争に反対しているつもり」だけで終わるだろう。
参考文献 改めてウクライナ戦争について、根本的な事実をざっとお浚い出来る記事等を紹介しておく。
先ずはオリヴァー・ストーンのドキュメンタリーが定番だろう。これまでこの種の情報に接したことが無かった人であれば、たった90分で世界観が根底から引っ繰り返るだろう。
ウクライナ・オン・ファイヤー 日本語字幕
ウクライナ・オン・ファイヤー 日本語字幕 from taro on Vimeo.
余力が有れば続編も。
☆☆☆『乗っ取られたウクライナ2019 ( Revealing Ukraine 2019) 』( 日本語字幕版 ) ☆☆☆
プーチンの発言は西洋メディアでは恣意的に切り取られるのが常なので、出来るだけ編集の少ない彼の発言にも目を通してみることをお勧めする。
『オリバー・ストーン オン プーチン』 ロシアの「ウクライナ侵略」は何故実際には侵略ではなく、国際法(国連憲章第51条)に則った合法的な活動だと言えるのか、ロシアの特別軍事作戦の法的な位置付けはどうなっているのかについては、例えば以下。西欧がロシアと誠実な
外交を行う意志が皆無であったことを考えると、ドンバス戦争を止めるにはロシアが軍事介入する以外に方法が無かったと断言出来る。少し状況は違うけれども、イスラエルに対して軍事行動を取っているヒズボラやフーシが「謂れ無き侵略戦争を仕掛けている」と思う人は居ないだろう。外交的手段によってイスラエルがパレスチナ人に対する大量殺戮を止めていたら、彼等も軍事的手段には訴えなかっただろう。ロシアが戦争を始めた訳ではない。ロシアは8年間続いてきたドンバス戦争を止める為には軍事的手段に訴える以外に方法が無かったから軍事介入を行ったのだ。
挑発は無害な行為ではない(要点と補足) ロシア、ウクライナ、戦争法:侵略の犯罪(要点) ロシアの軍事介入が「侵略」だったとは思わない人も居る。これがその理由だ(要点) ロシアは自らの独立と主権を守る為に存亡を懸けた闘争を繰り広げている No. 1416 ロシアは100年に2度、絶滅戦争に直面した(耕助のブログ)
国連憲章51条から見ると、ロシアとイスラエルの軍事行動はどう異なるのか(スコット・リッター)(寺島メソッド翻訳NEWS)
ロシアが軍事介入を行わず、NATOとキエフがこの儘核を含む軍事的挑発を続けていたら、1962年のキューバ危機(トルコ・キューバ危機)以上の核衝突危機が起こっていたことは略確実だ。ロシアを非難したければすればいいが、ロシアが重い腰を上げて介入に踏み切ったからこそ、今はまだこの程度で済んでいるのであって、ロシアが現状を放置していたら全人類がもっと直接的な形でこの紛争に巻き込まれることになっていただろう。
紛争前のロシアに対するウクライナの核の脅威はどれ程信憑性が有ったのか? にらめっこに負けるのはどちら? ロシアと米国の核戦争は有り得るか?(要点) 核ウクライナ? 「ロシアの脅威」なるものに対する「懸念」の中で、世界は本当の危険を見過ごしている(解説と要点) ウクライナ危機に於ける核の要因(要点) ロシアがウクライナに侵攻した理由について、全ての西洋の「ニュース」報道が隠していること(要点と補足) 何故我々は核による絶滅をけしかけているのか?———国連安保理でのマックス・ブルーメンソールの演説を観よ(紹介) 米国の核政策どれだけ常軌を逸した全人類にとって危険なものであるかについては、例えば以下。
米軍より全人員へ告ぐ:我々は核戦争を戦って勝つことが出来る(要点と補足) ウクライナ戦争に関する自称反戦運動の殆どが、何故実際には戦争支持運動なのかについては以下。
ウクライナ戦争の停戦を求める日本の署名運動の偽善性 間抜けで偽善的な日本の平和主義・反戦運動 ウクライナ戦争、分裂する左翼---「社会愛国主義者」と「愚か者たちの反帝国主義」!(寺島メソッド翻訳NEWS)
No. 1480 特別軍事作戦に関するプロパガンダに対する日本の認識(耕助のブログ)