思いつくままに、すらすらと。

　今回はJR山陽本線から可部線が分岐する、広島県広島市西区の横川（よこがわ）駅前のモニュメントを紹介します。あ、「峠の釜めし」は売ってませんよ。そっちは横川（よこかわ）ですから。こちらは広電が乗り入れる方です。ちなみに訪問時にたまたまやってきた上の900形は元大阪市電所属であり、10年ちょっと大阪で働いた後に広島に来て50年以上働いている車両になります。



　ここの駅前にはガラス張りの倉庫みたいな構築物があるのですが、そこには「日本最古の乗合バス」のレプリカが設置されています。レプリカとはいえ結構リアルな造りになっており、風雨の影響を受けないため保存状態も良好です。構築物に取り付けられていた「日本最古の乗合バス発祥の地」というタイトルの説明板によれば、日本最古の乗合バスは1905年（明治38年）に横川－可部で開業したものの、自重と道の凹凸にタイヤが耐えられず、わずか9ヶ月で営業停止してしまったようです。またこのレプリカは”レトロバス復元の会”というボランティアグループが、1枚の写真からここまで復元したそうです。凄い技術力だ・・・。



　次は実際の設置順に画像を並べています。広電の横川駅電停横のスペース（「出会いの広場」と命名）に信号設備などのボックスが設置されているのですが、ここには上記の日本最古の国産乗合バスの物語がイラストつきで記述されています。路面電車待ちで時間があるときに読むことができること、信号設備のボックスをうまく転用していることを考えると、「やるなぁ広電」と思わずにはいられません。こういうものってもっと広告ラッピングの対象にしたら・・・いや、素人考えなのでこの先は黙っときます。



　次も近いところにあるのですが、広島市の各所に設置されている”原爆被災説明板”の”横川駅”のものがここにあります。この説明板は駅前に限らず、爆心地や日銀広島支店前等にも設置されているようです。説明によればこの横川駅も原爆により焼失したとのことですが、個人的には「当日には線路の枕木がくすぶる中、被災者を運ぶ列車が運転されました」というところが、いろいろな意味で恐ろしいところかなと思いました。

　ちなみに私がここを訪問したのは8月15日の正午前でした。正午はこの後に乗った可部線の車内で迎えたのですが、70年前のその日その時間帯に玉音放送が流れていたんですね・・・

1. 2015/09/01(火) 18:00:00|
2. 駅前モニュメント
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横川には時たま行くことがありましたが、知りませんでした。今度行く機会があったら見なくっちゃ！！

1. 2015/09/02(水) 06:43:49 |
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3. 自遊自足 #-
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> 横川には時たま行くことがありましたが、知りませんでした。今度行く機会があったら見なくっちゃ！！

こんばんは。

私もこの駅を利用したのは3回目くらいになりますが、
こんなバスが置かれていたことは知りませんでした。

というよりも、建物だと思って意識しなかったから
気付くことができなかったのでしょうかね・・・

1. 2015/09/02(水) 21:37:19 |
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3. カタばみ #-
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こんにちは。
ようこそ～　広島に来られたのですね🎵
可部～横川間で初めてバスが走った・・・ということにちなんで、
かよこバスと、名前をつけられているんですよ～
公道では走れないけど、たまにイベント会場で　実際に走らせてるみたいです・・・ニュースでしか見たことないんだけど（汗）
今度実際に見に行ってみたいです。

1. 2015/09/03(木) 20:11:12 |
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3. Ｇｒｅａｔメカ沢 #-
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> こんにちは。
> ようこそ～　広島に来られたのですね🎵
> 可部～横川間で初めてバスが走った・・・ということにちなんで、
> かよこバスと、名前をつけられているんですよ～
> 公道では走れないけど、たまにイベント会場で　実際に走らせてるみたいです・・・ニュースでしか見たことないんだけど（汗）
> 今度実際に見に行ってみたいです。

こんばんは。

この文書の記述から私は大きな模型だと思っていたのですが、
実際に動かすこともできるとは驚きです。

「かよこバス」という記述も確かにありました。
可横→かよこだということはわかっているのですが、
人の名前にしか思えないのは、私が「天体戦士サンレッド」という漫画を
今読んでいるのと関係がありますかね（笑）

1. 2015/09/03(木) 21:31:51 |
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3. カタばみ #-
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