前々回紹介した京急空港線の穴守稲荷駅から今度は多摩川の対岸へ移ります。

京急大師線の川崎大師駅前にある「発祥之地」という石碑をご紹介します。川崎大師駅は今でこそ大師線という支線の中間駅ではありますが、1899年に開業した京急の現存する駅の中で最も古い駅となっています。もともと第四戦は六郷橋付近から当駅まで川崎大師(平間寺)への参拝客を結ぶ路線として開業しました。そしてそこから都心方面にろ線を延伸したり、三浦半島方面延伸の為湘南電気鉄道と合併したりして、現在の京急が出来上がっていったのです。ということで、この川崎大師駅は京急発祥の地となるため、この石碑があるのです。ちなみにこの石碑があるところは柵で囲まれており、9時から17時までの間だけ立ち入ることができます。
京急大師線は普段は都心・川崎市中心部への通勤通学客や、工業地帯の工場通勤者を輸送する路線ですが、川崎大師への参拝客輸送という役割を現在でも担っています。特にお正月の初詣の時期は、この川崎大師駅の臨時改札口を開放する程、多くの人が利用します。しかし私が言いたいこの駅のピークは、、、「かなまら祭」の日です。
「かなまら祭」については、書いたら書いたでなんか文句言われそうなので、ウィキペディアへのリンクをはっときますね。この祭が開催される日は、関東近郊だけにとどまらず、全世界から観光客が訪れます(っつーか最近は外国人観光客のほうが多いんじゃないかってくらいです)。その為、駅および駅周辺の道路は身動きができないくらい混雑します。毎年4月の頭に開催しているので、ご興味のある方はぜひ・・・
モニュメントの説明より祭の説明のほうが、分量が多くなってらw
- 2012/09/10(月) 21:33:24|
- 駅前モニュメント
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