前回は100回のまとめを書きました。早速ですが今回は101回目のモニュメント記事を書きます。

今回はJR喜多方駅前の石碑を2つご紹介します。ちなみに訪問日は2013年7月27日の土曜日。この日は東北地方の各地で大雨が降ったため、多くの在来線が運転見合わせ、この磐越西線も午後から終日運休となりました。え?大丈夫だったかって?大丈夫じゃねぇよ!ま、まぁ、大丈夫じゃなかったことについてはそれ用のネタもあるので、また後日詳しく書きます。

まずは「旅する人恙なき哉」と書かれた石碑です。これは駅舎横のバスターミナルの隅っこに設置されています。設置は昭和二十四年でしょうか?四っぽく見えますが、よくわからないですねぇ。ちなみに喜多方駅の開業は1904年(明治37年)、現在は廃線となった日中線の開業は1938年(昭和13年)、磐越西線郡山-喜多方の電化が1967年(昭和42年)なので、史実としては特に何かあったわけではなさそうです。私個人の想像ではありますが、第二次世界大戦のすぐあとなので、この地域から東京などの都市部へ働きに出る人々へエールを送るために、「恙なき哉」と書かれたものを設置したのではないかと思っています。

もう一つはこの石碑。先程のものの隣に設置されています。・・・読めない(泣)。石自体が変色していること、文字が彫られた部分に色が塗られていないこと、さらに文字が達筆なことという三つの要素が重なって判読不能になっています。ん?判読不能なのは私だけか?どなたか読めますか?
まぁ、これだけ読みにくくなっているので、これも古くから設置されている石碑なのでしょう。そう考えると、昭和20年代から設置されていてシッカリと文字が読める先程の石碑が、いかに大切に扱われているかがわかりますね。
ちなみに私がこの喜多方に来た目的については、次回書きます。まぁ、この地名を聞けば皆さんわかるかと思いますが(笑)
- 2013/08/02(金) 21:29:53|
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