高山からは、JR高山本線の終点まで乗り通しました。ということで、岐阜県美濃加茂市の美濃太田駅前のモニュメントを紹介します。この駅は非常に多くのモニュメントがあるので、3回に分けて紹介します。今回は駅の南口側にあるものを紹介していきます。
こちらは広めのロータリーが整備されているのですが、その中の島に上の画像のモニュメントが設置されています。赤い立方体がルの字のように組み立てられているので、遠くから見てもかなり目立ちますね。タイトルは「天空の門」であり、作者は
横浜シーサイドライン市大医学部駅の「風景の中の譜」と同じ、神奈川県の松田町を拠点に活動していた彫刻家の斎藤史門氏とのこと。1994年(平成6年)8月22日と日付がありますが、この時に美濃加茂市制40周年記念事業の美濃加茂彫刻シンポジウム'94が開催され、その出展作品だったようですね。
次は上のモニュメントの横にあるこちら。城壁のようにも見えますが、下に水があるので噴水彫刻でしょうか?(水が出ていないのでわかりませんが)ちなみにこの辺りには昔、毛利山城というお城があったとか。
次は「天空の門」の島から横断歩道を渡ったところにあるこちらの胸像。『小説神髄』やシェイクスピアの翻訳で有名な、坪内逍遥の像です。説明書きには詳しい経歴が書かれていますが、そもそも坪内逍遥は美濃国加茂郡太田宿出身であり、説明の最後にも「郷土が生んだ偉人」を書かれています。日付の記載がありますが、1991年(平成3年)10月27日とあり、美濃加茂ライオンズクラブ結成30周年記念事業として建立されたと書かれています。
こちらは胸像の向かいにある時計塔(ただの時計塔ですが一応撮影しておきました)。詳細の説明はありませんが、上部が蕾のような形になっています。
ここからはロータリーから南に伸びる、駅前通りにある星座に関する像を紹介します。駅前通りには12星座の像が設置されており、上の画像の牡羊座から始まって岐阜県道207号線(旧国道12号線)のところで折り返し、最後の魚座で駅前に戻ってくるような配置になっています。とりあえず今回は1ブロック内にあるものだけを紹介します。
その向かいの位置に設置されているのが、最後となる魚座の像。2匹の魚ということですが・・・なんだか無理な見え方のようにも思えます。この星の位置で魚と言われたら、ウナギか、アナゴか、ウツボか・・・
最後は水瓶座の像。トロイの王子ガニュメデスが水瓶を持っている様を表現しているようです。いや~・・・
布袋様に見えてしまうのは私だけでしょうか・・・
次回の記事からは北口のものを紹介しようと思います。
- 2024/10/23(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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