寒い時期からほとんど外出していないので、ネタがだんだんなくなってきたでござる。今後どうするかのう。
ということで今回は、東京都昭島市のJR青梅線昭島駅前のモニュメントを紹介します。
まずは昭和の森がある北側のロータリーから。ここには上部に金属でクジラの形を作ったものが付いた時計台「くじら時計」が設置されています。昭島は海というよりも山の方が近いのですが、なぜクジラなんでしょう・・・?なんてフリをするまでもなく、説明が書いてありました。昭島のあたりは200万年くらい前は海だったらしく、その時代のものと思われるクジラの化石が1961年(昭和36年)に発見されたそうです。発見当時はあまり深く研究されなかったようですが、2012年(平成24年)から本格的な研究がされるようになり、2018年(平成30年)に学名として「
アキシマクジラ」の名前が正式に決まったのだそうです。
福井のフクイサウルスは陸の動物でしたが、内陸に海の動物の化石があるというのは、なにか私の心をくすぐるものがあるような気がします。
おまけに駅前ロータリーには「あきしまくじらのあんないばん」という、クジラがデザインされた地図が設置されています。裏面は完全にクジラの絵になっています。
次はロータリー内部に設置されている「愛」というタイトルの銅像です。親子の銅像ですが・・・既視感があります。どこかで同じようなもの撮影していたかなと思い過去を遡ってみましたら、
JR常磐線勝田駅のところにありました。が、デザインにはちゃんと違いはありますね制作の記述もありましたが・・・高橋・・・何さんでしょう?ちなみに設置は1983年(昭和58年)3月のようです。
ところ変わって今度は南側のロータリーのものを紹介します。ここにも銅像がありますが、こちらは男性の像のようです。というか・・・丸出しやんか(笑)。タイトルは「飛躍」です・・・「飛躍する前にしまいなさい!」って言いたくなるのは気のせいでしょうか(笑)。作者は鳥山豊氏とのことですが、鳥山氏について調べてみたら彫刻家のようであるものの、木製彫刻がメインの方のようです。同姓同名の違う方が作者だったりするのかな・・・。
最後はステンレス製の時計台です。まぁ、この手のものは紹介しなかったりすることもあるのですが、説明書きがでかでかと設置されていたので取り上げることにしました。どうやらこれは昭島青年経営者クラブの結成50周年記念の時計台のようです。略して”A・I・J”とのことですが、何の頭文字だ?と思いましたが、
公式ホームページによれば、この組織はもともとは昭島工業ジュニアクラブ=「Akishima Industrial Junior club」として結成されたのだそうです。ただ、その頭文字というよりも、当時からの経営者の資質と要素である「Activity」「Intelligence」「Justice」の頭文字を使用しているのだそうです。へぇ、なかなか面白い名付け方だなぁ。ちなみにAIJで検索すると一番最初に出てくるのは、日本建築学会だったり。
- 2020/08/30(日) 03:00:00|
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このビール、数量限定で販売しているようです(この記事が公開される頃にまだ残っているかはわかりませんが・・・)
今回紹介するのはサッポロビールから販売されている「サクラビール2020」という、限定醸造のビールです。サクラビールって聞いたことがなかったのですが、どうやら大正2年から帝国麦酒という会社が製造していた、九州初のビールなのだそうです。今回のものは現代風にアレンジされたものであり、本来の製法に近い復刻版のものは、
門司港地ビール工房さんで製造・販売されているようです(サッポロビールとタイアップしてセット販売もしています)。なお、サクラのロゴの横に「LAGER BEER」と書かれていたので、たまたま同じ店で売られていた
サッポロビールのラガーと飲み比べることにしました。
ちなみに原材料はコーンスターチの有無に違いがあるようです。エネルギーとか糖質も微妙な差がありますね。
注いでみたら・・・全然違うじゃないですか(笑)。サッポロラガーと比べると、随分と赤めの色合い。キリンの
秋味よりも赤いような気がします。肝心の味についてですが、苦みはサッポロラガーはもちろん、キリンラガーなどと比べてもそこまで強くないです。どちらかというと甘めでしょうか?(ビールの甘めって何だって言われたら表現が難しいですが・・・)でも九州は
醤油も甘めなので、意外とこの表現は間違っていないかもしれません。
- 2020/08/23(日) 03:00:00|
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今回は西鉄天神大牟田線と大宰府線が分かれる、福岡県筑紫野市の西鉄二日市駅前のモニュメントを紹介します。同じ筑紫野市内には
JR鹿児島本線二日市駅もありますが、駅の利用者はこちらの方が多いようです。
この駅には南側に踏切が設置されており、そのあたりに紹介するものはあります。まずは上の画像の石碑なのですが「紀功碑」と書かれております。となると、地元の名士などの功績をたたえているものと推測できるのですが、肝心な名前が・・・齋●文吉さん。●の部分がうまく読めず。齋藤さんでよいのか?でも、二日市の齋藤文吉さんというのは、調べてもよくわからず。となると中身を読んで確認するしかないのですが・・・
読めん! 明治時代に設置された者みたいですからねぇ・・・誰かフォローたのんます・・・
次は石碑の隣に設置されていたものですが、道路の左右に大きな石灯篭が設置されていました。どちらも柵に囲われており、触れたりすることはできないように大切に維持されています。
土台には発起人や世話人の名前が書かれていますが・・・いつの時代の方でしょうか?と思って、調べたらすぐに出てきました。
筑紫野市観光協会ホームページの観光マップに書かれておりますが、これは1902年(明治35年)に催された菅原道真公千年祭の際に設置された石灯篭のようで、かつては灯篭の間に線路があり、太宰府天満宮への参詣客を運ぶ大宰府軌道という馬車軌道があったようです。ちなみその大宰府軌道がいろいろと変化して、現在の西鉄大宰府線になっています。当時はまだ天神大牟田線は開業していませんでしたので、起点はJRの二日市駅の近くだったそうです。
- 2020/08/16(日) 03:00:00|
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盆休み・・・か・・・?誰かいますか?いや、今年はみんな家にいるのでしょうか?まぁ、軽めの記事にしておきましょう。ということで今回は、昨年の8月に訪問した、岩手県二戸郡一戸町のIGRいわて銀河鉄道一戸駅前のネタをご紹介。
ここの駅前には、線路の塀沿いに上の画像のような壁画が設置されています。サラリーマンみたいな絵ですが、なんだか違和感が。上の方は緑色で描かれているのですが、脚の部分は緑色の部分ではなく、白い部分で表現されているように見えます。「ルビンの壺」みたいな感じですかね。ちなみにこの部分の歩道は坂になっており、駅舎側から道路まで下がっているのですが、この絵は頭の位置が同じになっており、下の足の長さが道路側に進むにつれて長くなっています。
ちなみに説明書きも用意されていましたが、<新しい時代の新しい世界に向って>と書かれています。おそらくそれがこの絵のタイトルなのでしょう。デザインはグラフィックデザイナーの福田繁雄氏ですが、この方はトリックアートを得意とする方であり、ほかにも「ルビンの壺」のような作品があるようです。ちなみに設置は東北本線開通100周年記念として、1992年(平成4年)に設置されたものとのことです。意外と設置されてから年数が経っているのですね。
- 2020/08/12(水) 15:00:00|
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さてと、今回のヤクを・・・
遠出はできていません。しかし、なぜか近所のドラッグストアで見たことがないものがありました。いや、見たことがないんじゃなくて目に留まらなかっただけかもしれません。「SURVIVOR!」と書かれていますが、正式な製品名称は「サバイバー エナジードリンク」とのことです。販売元は”神戸居留地”のブランドで知られている
富永食品のようです。値段は100円くらいだったのですが、賞味期限が近めだったので、本来はもう少し高い値段設定なのかもしれません。
原材料表記を見てみましょう。100mlあたりのアルギニンは130mg、カフェインは48mgです。いつも通り基準がレッドブルなのですが、アルギニンは10mg多め。カフェインは1.5倍となっています。サバイバーというよりも、無理してる感じの方が・・・界王拳?
注いでみたところ、色は
宝積飲料「ENERGY BOMBER」と同じ感じ。というか、味も近い感じでレッドブル系ですね。正直あんまり味の傾向では特徴的なものではないですね。カフェインがどれだけ効くのかってところが、ほかの商品との比較ポイントになるんでしょうかね。
- 2020/08/09(日) 03:00:00|
- 飲料
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ふう。そろそろお盆ですね。でもこの記事を書いているのは随分前になりますが・・・。冬とGWに続き、今回も遠方には行けませんなぁ・・・
そんなわけで今回は遠めのところを紹介します。山口県周南市にある福川駅前のモニュメントを紹介します。無人駅ですが、有人時代から使用している古めの駅舎が残っています。
ここの駅前は小さなロータリーになっているのですが、そこには「新南陽市民憲章」があります。現在は周南市となっていますので、これが市町村合併が行われた2003年(平成15年)より前に設置されたものであることがわかります。ちなみに新南陽市の玄関であった隣の
新南陽駅にはありませんでしたね。書かれている内容は平和宣言、文化振興、環境維持というところに加え、豊かな家庭づくりやレクリエーションでの心の育成などといったところ。ところでこういう憲章って、合併した後はどういう扱いになるんですかね。作りなおし?
次はあちこちの駅でよく見かける石灯篭・・・なのですが、なんだか土台の部分がおかしいように思えます。ねじれてますか?それともえぐられているのでしょうか?上の部分の向きに対して、下の土台部分に空いているところがあるのが不思議です。上の部分も斜めになっていますが、どういう作りになっているんでしょう?
次は歩道橋を渡った駅の裏側になります。ここにはホールや図書館などが設置されている周南市の公共施設「新南陽ふれあいセンター」があり、歩道橋を降りたところがそこの前になるのですが、植え込みのところに「非核平和都市宣言のまち」と書かれたステンレス製のモニュメントが設置されています。過去に非核平和都市宣言のモニュメントはあったかな?と思ってみてみたら、
大井町とか
小牛田とかいろいろありました。ちなみにこのステンレスの形状は、間のところで半円みたいになっているのですが、くりぬいたステンレスで半円を作っているんですかね?面白い形状だと思いました。
ながらの運転もないですし、仕事も忙しいし、体調もあんまりよくないし・・・いつになったら遠くへ遊びに行けるやら・・・
- 2020/08/02(日) 03:00:00|
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