前回の記事で留萌本線増毛駅訪問を書きましたが、今回は留萌本線の起点である深川市の深川駅前のモニュメントを取り上げたいと思います。ちなみに上の画像は、駅舎の前に設置されていた木製の駅名標です。
駅前ロータリーで一際目立っているのが上のカリヨン付き時計台です。目立ってはいるのですが、タイトルや詳細の記述は一切ありませんでした。一応噂によれば、カリヨンの鐘でスズランの花を表現しているとか、していないとか・・・。ちなみに時計の部分にリンゴのイラストがありますが、深川市内の果樹園ではリンゴの栽培も盛んに行われているようで、これからの時期はリンゴ狩りやリンゴを使った加工品の販売などで賑わうようです。
次も名称不明なのですが、水の出ていない噴水と彫刻が設置されていました。彫刻はステンレス製で骨組みのようなデザインになっています。足元のところにはハタタテダイやツノダシのような、サンゴ礁に生息する海水魚をモデルにしていると思われる魚の小さな石像が、複数設置されています。なお、この噴水のとなりには水飲み場があるのですが・・・
なぜかアンパンマンの石像が設けられています。やなせ先生はご存知高知県出身なので、作者の地元ということではありません。アンパンマンと深川市にどのような縁があるのでしょうか?正直謎です。
最後。駅のすぐ隣には小さな庭園のようなものがあり、植物が生い茂っているのですが、その中には・・・
久々に出たー!ロータリークラブの倫理指針である「四つのテスト」の石碑がこっそり設置されていました。もはや植物に埋もれてしまっていてタイトルがどこに刻まれているのかよくわかりません。しかし同じ指針の石碑は
JR東海道本線穂積駅や、同じ北海道の
JR根室本線芦別駅など、あちこちにありましたから、もう私くらいになれば本文だけで何なのかわかってしまいます(笑)。しっかしこの埋もれ具合・・・このままでいいんでしょうかねぇ・・・
- 2015/09/29(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回の旅の主目的は、JR留萌本線の終点である増毛(ましけ)駅に行くことでした。留萌本線の留萌~増毛は
JR北海道の公式発表もされている通り、来年度中に廃線になることが決定しています。終点の増毛駅は漢字が漢字なので、一部の人にとっては非常に縁起が良い駅です。そんなわけで、最近つむじの辺りが寒くなってきたような気もするため、増毛(ぞうもう)祈願のラストチャンスだと思い、訪問することにしました。
そんなこんなで留萌本線に乗ったら、連休中かつ廃線の発表がされて間もなかったこともあり、深川駅発車時点で立ち客が出るほどの満席状態!途中の留萌で客が降りたかと思いきや、代わって乗ってくる人もいたので、結局増毛までの乗車率は高いままでした。そんでもって増毛駅に到着すると、これまた多くの人がカメラを持って待ち構えているではありませんか。いや~・・・薄毛に悩んでいる人がこんなにたくさんいるとは(違う!)。まぁ、毎日がこんな乗車率なら廃線にはならないんですけどね・・・
ちなみに滞在できる時間はわずか8分。一応モニュメントも探しましたが、特にそれらしきものは見当たらず。折角なので、駅前に生えていた向日葵の花を撮影してきました。この花はこのとき駅舎の方を向いていたのですが、ひょっとするとここにやってきた祈願者の光り輝く頭を、日光と勘違いして向いてしまっているのでしょうか(違う!単に駅舎が日の沈む方向にあるだけです)。
というわけで、増毛祈願になんとか行くことができましたから、これで私は未来永劫フサフサの筈。うふふふふ(ということは予土線の某駅には絶対に行ってはいけないということだな・・・)。
- 2015/09/27(日) 18:00:00|
- 鉄道
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ほんでどこ行ってたんだという話になりますが、行っていたのは北の大地です。新幹線開業前に行きたいと思っていたのですが、運よく「北海道&東日本パス」が連休で使用できたので、決行することにしたのです。
ということで今回は北海道上川郡清水町の中心である、JR根室本線十勝清水駅前からのネタを紹介したいと思います。
ここの駅前にはドーンと”清水町民憲章”の石碑が設置されています。この手の市民憲章・町民憲章は、
名鉄三河線碧南中央駅や同じ北海道の
JR函館駅、町で言うならば
JR土讃線琴平駅など、多くの場所で取り上げてきた内容になります。ここの憲章の特徴としては、前章部分が非常に長くて、本章部分よりも目立ってしまっているところでしょうか。前章では「わたくしたちは、日高の山なみが連なり~」で始まる1番と、「わたくしたちは、父祖の偉業と強くたくましい開拓者精神をうけつぎ~」から始まる2番が用意されており、なんだか歌の歌詞みたいになっているのが趣深いところです。ちなみにこの石碑は裏の記述によれば、北海道制定100年となる前年の1968年に設置されたものとのこと。
もう一つ。ここの駅舎の前には、SLとそれが牽引する客車を模した鉢植えの台(容器?)がありました。同じようにSLと客車を模した鉢植えは
JR紀勢本線新宮駅にもありましたが、あちらは簡単に作ったものなのでモニュメントっぽさは無かったのですが、こちらはちゃんと塗装がされているだけでなく、レールまでしっかりと用意されています。最初これを見たときに一瞬「なんでこんなところに模型が?」と本気で思ってしまいました。非常に精巧に作られていて面白いなぁと思いましたね。
てなわけで、今後もいろいろと仕入れてきたネタを放出していきたいと思いますので、しばしお付き合いを・・・
- 2015/09/25(金) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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えー、帰ってまいりました。多分。え?多分ってなんだって?いやいや、予約投稿しているからです。はい。なので今回は旅してきたところではなく、ストックから記事を書きます。まぁ、書いてる時点でまだ出発もしていませんからね。
ということで今回は、島根県松江市のJR山陰本線来待駅前のモニュメントを紹介します。この駅はあまり人家の無いところにある無人駅ですが、JRの中で最も宍道湖に近い駅であります。
ここの駅前には「出雲石灯ろう建材 来待石の原産地」という石碑と、来待石を使用して作られた石灯篭が設置されています。この石碑は実は駅前だけでなく、柵の向うである駅のホームにも形の違うものが設置されています。まぁ、駅名と石名が一緒なので、PRしたいのでしょうね。ちなみにこの駅に設置されていた石灯篭は1つだけでしたが、「来待石は石灯篭の建材である」ということは、非常に重要なのでちゃんとノートをとって置くように。え?何に重要かって?今後私が書く予定の記事において重要ということです(笑)
さて前置きはこれくらいにして今回の目玉を。この駅の駅舎まん前には「来待石たぬきくん」という来待石でできたたぬきの石像が設置されています。この来待石たぬきくんは来待駅の名誉駅長ということで、JRの制服を着て、帽子も被っています。そういえばたぬきの石像は隣の
宍道駅にも、郵便配達員の像がありましたね。なお、この石像は来待駅開業80周年を記念して設置されたものであり、松江市長から特別住民票(実はただの説明板?)が発行されています。
ちなみに続柄は「世帯主」とのことですが・・・
後ろには子供がいました!だから「世帯主」なのね・・・
・・・次回からは新しく仕入れたネタを放出できればと考えてます。
- 2015/09/23(水) 10:00:00|
- 駅前モニュメント
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いよいよ9月の連休がやってきました。どうやらシルバーウィークとか呼ばれているみたいですね。もっと良いネーミングは無いのかとツッコミたくなりますが、それはさておき、私も仕事が終わったら今日の夜行バスで新たなる旅に出発します。そんなわけで今回はちょっとした新情報を載せてしばらく置いておこうと思います。ローカルすぎる内容なので、ほとんどの人には関係ないでしょうけどねw
撮影が下手糞なのは私の仕様です。すんません。本題に入りますが、
東急バスの公式発表もされております通り、従来多摩川駅-二子玉川駅で運転されていた東急バスの玉11系統が、土休日の日中に限り小杉駅東口まで乗り入れるようになりました。玉11系統はもともと多摩川園-二子玉川園前という昔遊園地があった区間を走行していたため、”遊園地線”という名称がつけられていますが、現在は多摩川土手の玉堤通りを通り、通勤通学客の輸送を担っています。二子玉川にあった某自動車学校の卒業生なら、路上教習に出て最初の関門が「このバスをどう抜かすか」だったことを覚えているハズ。ちなみに私は教官の判断に全権を委ねていました(笑)。
今回玉11系統が延伸した理由としては、二子玉川と武蔵小杉にそれぞれ再開発によりショッピングセンターができたことと、武蔵小杉駅東口にバスターミナルができて綱島街道から乗り入れできるようになったことが挙げられます。かつては武蔵小杉駅のバスターミナルは南武線の北口にしかなく、綱島街道からの乗り入れは困難だったのですが、東口バスターミナルができて物理的に乗り入れできるようになったことがなにより大きいものと思います。ちなみにリムジンバスはもともと横須賀線の方のバスターミナルに乗り入れていたのですが、路線バスとして丸子橋を渡る路線というのは今回が初めてではないでしょうか?え?何でお前そんなにテンション高いんだって?今回ハイテンションでこの記事を書いているのは、この記事を乗り入れ開始翌日未明にチューハイ飲みながら予約投稿として書いてるからです(笑)
ちなみにうまく撮影できなかったのですが、行先表示はこんな感じ。いつごろからかわかりませんが、前面の行先に東急バスのゆるキャラである「
ノッテちゃん」が表示されるようになっています。普段バス乗らないので全然気付きませんでした。、というかこの画像ではやっぱりわかりにくいですかね。LEDの文字をコンデジでも上手く撮影する方法を誰か教えてくださいまし・・・。ちなみにこやつと東急電鉄の「
のるるん」は、やる気が無いのか今年のゆるキャラグランプリにはエントリーしていません。
京王バスのあいつらとか、
京王電鉄のあいつとか、
京急のあいつとか、
相鉄のあやつとか、
JR東日本横浜支社の輩達はエントリーしているんですがね~・・・。これでいいのか?東急・・・
というわけで、次の更新は連休の終わりごろを予定しています。二子玉川・武蔵小杉方々で特に予定の無い方は、毎日運行するであろうこのバスで買い物に行かれてはいかがでしょうか?(ピンポイントすぎて該当者がいないかな?)
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- 2015/09/18(金) 09:00:00|
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夏になる前からですかね、スーパーで売られているペプシネックスが「ペプシ ストロングゼロ」という品目に変わっていました。サントリーが売っているので、チューハイの「-196℃ストロングゼロ」と同じようなネーミングです。
公式サイトによれば、ストロングになったのは、炭酸とカフェインらしいです。気付いたときには多くの店で既にストロングゼロに変わっていたのですが、なんとか旧来の「ペプシネックス」を入手できたので、本当にストロングになったのか確かめてみました。
見た目のデザインはほとんど変わらず。”ストロング”を強調したいらしく、文字が大きくなったくらいですね。
原材料も中身はほとんど変わっていないのですが、酸味料の順番が1番目から3番目に変わっています。カフェインの順番はどちらも一番最後ですが、ネックスにはカフェイン量の記述が無いものの、ストロングゼロには19mgと記述があります。
注いだらこんな感じ。うん、毎度毎度同じことを言っていますが、コーラや黒ビールは注いでも色の違いなぞわからん(笑)。特に泡が多く出るということも無いようです。
さて、飲んでみますが・・・
同じじゃね? カフェインについてはなんともいえませんが、少なくとも飲んでもなお朝不本意に目が覚めてしまった私の眠気は全然ふっとばず。炭酸の方は舌でも喉でも確認してみましたが、正直まったく差がわかりませんでした。なんとなーく新手の広告PRのような気がしないでもない・・・
ちなみにゼロではない普通のペプシコーラはストロングとそうでないものが共存しているらしいので、そちらで比較したほうが良かったですかね・・・
- 2015/09/15(火) 18:00:00|
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今回は私の生活圏内から、小さいやつを紹介します。
今回紹介するのは、東京都大田区にある東急池上線御嶽山駅前の線路脇に設置されている、小さな石柱です。かなり古いのか、表面はボロボロに風化しており、文字の判読も難しくなっています。周りの線路柵がこの石柱を避けるように設置されていることも、これの古さを際立たせているような気がします。一応判読できることとしては、正面に「御嶽神社」と刻まれていること、右に「東京昭和・・・」、左に「東京市」と刻まれていることくらいでしょうか。東京都制が始まったのが1943年(昭和18年)なので、1926年~1943年の間に設置されたものでしょうか。ちなみに御嶽山駅は1929年(昭和4年)に”御嶽山前”から現在の”御嶽山”に駅名を変更しています。
ちなみに記述されている御嶽神社は、イオンを軸とした場合、駅と正反対の場所に立地している神社です。
御嶽神社の公式ホームページによれば、ここはもともと祠があるくらいの小さい神社だったのですが、本場である木曾御嶽山で修業した一山行者が来社して以来信者が激増し、大きな社殿を建立するようになったそうです。それ以降は木曾の御嶽神社の支社として、現在も信者が多く訪れる場所になっているとのこと。子供のころから知っている神社なのですが、結構すごいところだったんですなぁ。こういう歴史から考えると、上記の石柱は鉄道利用でやってきた信者向けの案内標として設置されたものとも捉えられますね。
次は駅前というよりも、駅前イオンの入り口脇(駅舎からはちょっと離れている・・・かな・・・)に設置されている「御嶽の霊水」という湧き水です。ここはイオンの敷地内なのですが、1F部分のこの場所だけちょっと凹むように建物が建てられています。この湧き水は1831年(天保)に築かれた禊の井戸であり、この井戸水で禊をした信者にご利益があったとのことで、もらい水に来る人が多くなり、「御嶽の霊水」と呼ばれるようになったそうです。ちなみに現在の形に整備されたのは、1986年(昭和61年)なので、そろそろ30年になります。ちなみにここの水槽では金魚が飼われているのですが、私がガキんちょのころはドジョウもいたような記憶があります。親が買い物している間、血眼になってドジョウを探していたような記憶があります(笑)
ちなみに今日この記事を公開したのは、今日が御嶽神社のお祭りの日だからです。といっても、もう時間的にお祭りは終わりかけなんですけどね。今から紹介してももう遅いですね(笑)
- 2015/09/13(日) 16:00:00|
- 駅前モニュメント
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西の方の記事が続いているので、たまには他のところを出しておかないとなぁ。ということで、今回はJR東北本線・陸羽東線・石巻線が乗り入れる、宮城県遠田郡美里町の小牛田駅前のモニュメントを紹介します。
まずはやたらと目立つ大きい玉。良く見てみると「地球に平和と緑を」と書いてありますが、これがタイトルなのか、ただのスローガンなのかは不明です。むしろ、このモニュメントの設置目的が”非核・平和都市宣言”を記念してのものなので、後者の可能性の方が高そうです。ちなみに設置年月のところに「1984年12月25日 小牛田町」と書かれていますが、この当時は小牛田町という独立した自治体であり、2006年(平成18年)に南郷町と合併して現在の美里町になっています。
次は上のモニュメントの隣にある、カリヨンの時計台です。カリヨンのモニュメントは今までにも、
JR桐生駅や
JR大井町駅にあるものなど、複数紹介していますが、ここのカリヨンは説明やタイトルなどの記載は無く、一切の情報がありませんでした。鐘が五つ付いているようですが、時間が来たら鳴るのでしょうか?
次は駅舎から見て左手の歩道にある、「青春期」というタイトルの裸婦像?です。ポーズがポーズなので、(90%くらいの確立で裸婦だとは思いますが)裸婦を意識して彫刻されたものなのかは確認が難しいところです。ちなみにタイトルの上段に記載されている「L'adolescence」というのは、単純にフランス語で「青春期」を言い換えた言葉です。なお、作者は彫刻家の沢口准子氏であり、設置者はロゴがあるのでわかるとおもいますが、ライオンズクラブです。
最後は当時の建設省が発表した「手づくり郷土賞」の受賞を記念した石碑です。この類の賞状碑は同じ宮城県の
仙台駅や
上毛電鉄中央前橋駅の記事でも取り上げましたが、この賞状は1993年(平成5年)に
小牛田駅前大通りが「出会いを演出する街角」ということで受賞したようです。ちなみに右の画像がその大通りです。歩道の左手には小さい小川が設けられています。
(・・・出会いを演出すると言っているものの、人が全然いないことには触れてはいけないのだろう・・・)
- 2015/09/08(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回紹介するのは、山口県では知っている人が結構いるみたいです。
先月の旅で私は山口県岩国市の岩国駅付近で一泊したのですが、素泊まりなので夕食は外で食べる必要があります。駅を出てどうしようかと考えるまもなく目に入ったのは・・・
やたらとデカイ「中華そば」の看板。駅前で目立ちまくっていますが、このお店は「寿栄広(すえひろ)食堂」といい、山口県では有名な老舗ラーメン店のようです。お店に入って席に座ろうとしたところ、「食券を買ってください」と言われてしまいました。「ん?食券販売機なんてあったっけ?」と思ったのですが、どうやらこのお店は先にレジでお金を払い、食券(プラ板)をもらって注文したものが出てくるのを待つシステムのようです。とりあえず無難に「中華そば」(600円)を注文jすることに。夏休み(休日)の夜9時台ということもあり、店内は結構混んでいました。
それで出てきたのはこんな感じ。具はチャーシュー2枚にネギ、もやしが入っています。スープは醤油とんこつ系だと思うのですが、背油がたくさん浮いており、家系に近い・・・と思いきや、味の方はそんなに濃くなく(むしろちょっと薄いか?)、意外とアッサリしていました。まぁ、アッサリしていたとはいえ、背油があるので普通のしょうゆ味中華そばよりはかなりこってりしていましたけどね。麺は細麺だったのですが、結構軟らかかったので、”粉落とし”一択人生を歩んでいる私にとってはちょっと好みに合いませんでした。
総評としては、特徴的ですが、こだわりが強いようには見えない、比較的シンプルなラーメンだったかなと思います。お店を切り盛りしているのがパートのおばちゃん達(だと思う)ということも重なって、(ラーメンの特徴は全然違いますが)どことなく店の雰囲気が
竹岡の梅乃家に似ているような気もしました。昔ながらのラーメン屋というか、食堂というか、そんな感じのお店ですね。
- 2015/09/06(日) 15:00:00|
- 食いもん
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前回の記事に引き続き、横川駅前のモニュメントを紹介します。え、あれ以上あるのかって?いやいや・・・
今度こそ「峠の釜めし」の方です。ということで今回は群馬県安中市のJR信越本線横川(よこかわ)駅のモニュメントになります。JR信越本線はかつてはこの駅から碓氷峠を越えて軽井沢に至っていましたが、北陸新幹線(長野新幹線)開業時にこの区間が廃止となりバス代替となったため、信越本線は一旦ここを終点とするようになっています。
峠越えや駅弁が有名だった横川駅ですが、もともと町外れに位置していることもあり、駅舎はもともと小さく、駅前も現在では比較的閑散としています。そんな横川駅の駅舎の前には、碓氷峠越えの際に補助機関車として使用されていたEF63形電気機関車3号機の動輪が設置されています。蒸気機関車の動輪ならば、日本全国あちこちにあり、同じ信越本線でも先の
直江津駅や
新津駅の前にも設置されています。しかし電気機関車の動輪が設置されているのを見るのは、私としてはここがはじめてでした。とはいえ、やはり碓氷峠といえば補助機関車のイメージが強いので、この動輪が設置されているのは納得できますね。ちなみに驚きだったのは、説明のところに書かれていた「株式会社 荻野屋所有」の文字です。こんなところまで荻野屋の力が及んでいるとは、おそるべし峠の釜めし・・・
ちなみに種車のEF63形ですが、多くの車両が各地に保存されており、中でも横川駅の線路の先に開設されている「
碓氷峠鉄道文化むら」では4機が動態保存されています。そしてこの機関車は1日講習を受けて修了試験に合格すると自分の手で運転することができるのです。私も一度はやってみたいと思っていますが、果たしていつになることやら・・・このままやらずにズルズルいきいそうです(笑)。
- 2015/09/04(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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