こちらの記事にも書かれていますが、千葉県銚子市を走る銚子電鉄が、高齢者向けの「買い物電車」を計画しているようです。銚子電鉄は経営が厳しいことで知られていますが、このように新しい取り組みを計画するのは、鉄道の存在意義を高める上で良いことといえるでしょう。
そんなわけで今回は1月に訪問していた銚子電鉄の観音駅前のモニュメントを紹介します。観音駅は洋風な駅舎になっています。
この駅には「門前町 町並みづくりの会」が、門前町の観光スポット・歴史スポットなどをPRし、まち歩きのマイルストーンとして設置した石柱が設置されています。石柱はシンプルで、「銚子電鉄観音駅」と駅名が刻まれています。この石柱には「銚子賞 平成二十一年度事業」と刻まれていますが、「銚子賞」とは銚子市の街づくりを提案した団体が受賞する賞であり、受賞団体には提案の実現のために市から補助金が拠出されるとのことです。今回の事業については、
観光協会のこちらのページに詳しく記述されています。自ら名乗り出て街づくりをしていくというところ、なんだか面白そうですね。私もやってみたい(銚子市民じゃないから無理かな・・・)。
おまけその1。観音駅前には周辺スポットを紹介する地図が設置されています。飯沼観音・円福寺(銚子観音)の最寄り駅であるため、観光客向けに設置されているのでしょう。
おまけ2。観音駅の駅舎には、たい焼屋が入店しています。このたい焼屋は1976年(昭和51年)から営業しており、駅舎が今の洋風の形になる前から存在していることになります。ちなみに私もたい焼を買おうと思ったのですが、丁度売り切れ!焼きあがるまで待つこともできますが、先客が5名(内、地元のおばちゃんと思われる2名が大量注文してた!)おり、帰りの列車までそんなに時間が無かったので、残念ながら諦めることにしました。次回訪問時には食べてみたいですね。
- 2015/05/31(日) 15:00:00|
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今回紹介する酒田グルメは・・・
「南国」!って、思いっきり東北じゃないかって?いやいや・・・
本当に「南国」という名前なのです。これは
菊池菓子舗(菓子の菊池)さんが出しているブッセの一種です。”ブッセ”でわからない人でも、”ナボナ”といえばどんなものかわかるかもしれませんが、そんなような洋菓子です。大きさはナボナより小さく、片方の掌に収まってしまうほどです。「南の島へのあこがれ」から「南国」というお菓子を作ってしまう辺りが面白いですね。
お菓子本体について説明しますが、生地にはコーヒーが練りこまれています(あ、缶コーヒー飲みながら食べてたから気付かなかったw)。ブッセなのでナボナやスーパーで売られているブッセ同様、生地の中に何かが入っているわけですが、これにはアンズとリンゴなどが入っています。山形県はアンズの産地ですし、リンゴは青森県でおなじみ・・・って、南国じゃないじゃんか(笑)。いや、確かにアンズは日本の南の方や南アフリカでも作られていますが、涼しい地域で栽培されるのが一般的らしい。南国らしいところといえば、先述2つのほかに中にあるレーズンと、上にくっついているアーモンドでしょうか?レーズンはドライフルーツなので南国っぽさは十分ありますし、アーモンドは小豆島とか、オーストラリアとか、割と”南国”なところで作られる例が多いですから、これらが南国らしさの決め手なのかもしれませんね。ちなみに中の果実については、アンズの味が強く、リンゴの味はあまりしないように感じました。酸味・甘みは丁度よいので、生クリームなどを挟んでいるものよりも甘ったるくないのが良いですね。
酒田を訪れたらこのお菓子を食べて、ぜひとも”南国”気分を味わっていただければ良いかと(笑)。ちなみに
通販でも買えるようです。
- 2015/05/29(金) 08:00:00|
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今回は横浜市の中心のほうにある、横浜市営地下鉄ブルーラインの伊勢佐木長者町駅のモニュメントを紹介します。横浜市営地下鉄ブルーラインの関内-阪東橋は、運河を埋め立てて線路が引かれました。そのため、線路のの直上に細長いスペースができ、それが「大通り公園」として整備されているのです。そしてその大通り公園には、いくつかのモニュメントが設置されています。
伊勢佐木長者町駅はその公園の中間にある駅で、駅の入り口が公園内に設置されています。大通り公園全体のモニュメントを取り上げると他の駅にも影響が出てしまうため、今回は伊勢佐木長者町駅の入り口前、もしくは直上に設置されているもののみを取り上げたいと思います。
南から順に紹介します。まずはベラルーシ出身の彫刻家であるオシップ・ザッキン氏による「LA BELLE SERVANTE(働く女)」という彫刻です。これについてはパリにある
ザッキン美術館でも展示しているため、複製がここにあるのでしょう。最初見たときはタイトルの意味がわからなかったので裸婦像かなとも思ったのですが、箒を持っているようにも見えなくは無いです(実際の何をしているところをモデルにしているのかはまだわかっていませんが・・・)。
次は伊勢佐木長者町駅交差点および伊勢佐木警察署入口交差点の間のところにある、彫刻家・岩野勇三氏による「笹と少年」というブロンズ像です。こちらは非常にわかりやすいのですが、笹の葉っぱを持っている少年がガッツポーズかなにかのポーズをとっています。ただ、なぜにモデルの少年が裸になっているのかはわかりませんが(笑)。まだ少年だからアレが・・・いや、止めておこう。これ以上変なコメントをすると記事が消されそうだ(笑)。
次は駅の北側にある、イギリス人彫刻家のヘンリー・ムーアによる作品です。タイトルは一応「三つの部分からなるオブジェ」ということですが・・・なんだかタイトルらしくないですね(笑)。ちなみにこの像が造られたのは1960年(昭和35年)とのことですが、当時はまだ公園が整備されていない・ブルーラインが開業していない年であったため、こちらも先述の「LA BELLE SERVANTE」同様複製であり、原作はどこかの美術館に保管されているものと思われます。確かに見た感じでは三つの部分から成り立っているのですが、、、もっと良いタイトルはつけられなかったんでしょうかね。正直これでは何をモデルにしているかよくわかりません(なんとなく上2つがカワハギに見えるのは私だけ?)
なんというか、自分の芸術を理解する感性が無さ過ぎることを痛感させられたような気がします・・・○| ̄|_
- 2015/05/26(火) 18:00:00|
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今回は一気に北上して北海道。江別市の函館本線豊幌駅前からのネタです。豊幌駅は江別駅の一つ岩見沢よりにある駅ですが、函館本線は江別で利用者が大幅に減ってしまうため、半数くらいの列車が折り返してしまい、ここは日中上下毎時2本の区間快速が停車するのみとなっています。駅自体の利用者も多くないため無人駅となっておりますが、駅前ではセイコーマートとローソンがあり、競合しています。ちなみにわたしが
これを買ったのは、ここの駅前のセイコーマートでした。
ここにはモニュメント・・・というよりも面白電話ボックスが設置されています。同じく北海道の
芦別駅前にも、地元の行楽施設を模した五重塔形の面白電話ボックスがありましたが、こちらは煉瓦造りの寺院のような建物を模した電話ボックス周りの構築物が設置されています。強いて芦別駅のものとの違いを言えば、電話ボックス周りにこの構築物がある意味がほとんどないというところでしょうか(芦別のほうはベンチがあるので休憩場所に使用できたり、雨宿りに使用できますからねぇ)。
ちなみに詳細の説明などは無かったのですが、簡単な概要の記述がありました。それによればこの構築物は1990年(平成2年)7月に、”都市景観施設等設置事業”の一環として設置されたものとのこと。ちなみになぜ煉瓦なのかというのは
江別駅のところでも書きましたが、江別市が煉瓦の製造場所として知られており、それをPRするため、もしくは手ごろな予算での設置が可能なためだったのだと捉えています。
北海道にはここ以外にも、面白電話ボックスはあるのでしょうか?探しにいきたいが・・・遠い・・・
- 2015/05/24(日) 16:00:00|
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酒田グルメのほうは続けて書いて行きます。といってももうネタはお菓子しかありませんが。
今回紹介するのは酒田の和菓子店「局堂今茂屋」の「ごどいも庵」というお菓子です。
山居倉庫のところにあるお土産屋でばら売りされていたので、買って見ました。饅頭の一種といったところでしょうか。
「”ごどいも”ってどんな芋?」という疑問をもたれるかと思いますが、これは裏の原材料の記述を見ればわかります。”ごどいも”とは酒田市の離島である飛島で生産・収穫されているじゃがいも(男爵)のことを言うそうです。具体的な説明については
こちらのホームページに記載されていますが、「幻のイモ」とも呼ばれているようです。このお菓子はそのごどいもを外側の川の部分に使い、中には白餡を包んでいるものになります。食べた食感としては「あれー、この食感どこかで食べたことあるなー」というものなのですが、1週間考えても思い出せませんでした。何の饅頭だったんだろうな・・・。まぁそれはいいとして、味のほうはジャガイモと白餡ということもあり、サツマイモを使ったものや、普通の小豆のあんこを使ったものよりも甘さが控えめでしょうか。食感はじゃがいもということもあり結構パサパサしているところもあるので、私のように普通列車(ロングシートのキハ40)の車内で食べるのは、ちょっと不向きかもしれません(そもそもそんなところで食うな!)。ただ、「お茶の友」と書かれているとおり、お客さんが来たときのお茶請けとしては、いい感じの品かと思います。
いまのところこの「ごどいも庵」は通販などでは買えないみたいなので、食べてみたい方は酒田まで行く必要があります(銀座にある山形県のアンテナショップでも取り扱いはないらしい・・・)。
- 2015/05/22(金) 09:00:00|
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日本海側の記事もそろそろ一時打ち止めにしようかなと思います(この辺りばかりで書いてて飽きてしまったので・・・)。ということで打ち止め前の今回は、酒田と鶴岡の間・山形県東田川郡庄内町のJR余目駅前のものを紹介します。羽越本線から陸羽西線が分岐する駅ですが、陸羽西線の列車は酒田まで乗り入れるものも多いです。
まずはよくありがちな、地元自治体による”歓迎”と書かれたモニュメントです。看板部分には「月山山頂の町」に加え、「コシヒカリの先祖「亀の尾」発祥の町と書かれています。この「亀の尾」を表現しているのかわかりませんが、このモニュメントの形状が稲穂に似ているような気がします。
次は駅舎を出て右側にあるUFOみたいな形のドームです。こんなにでかいのだから何か説明はあるのかなと思いきや、特に説明もなく、名前もわかりませんでした。わかったこととしてはここの広場の名前が「ふれあいひまわり広場」ということと、ここで「駅前ふれあい朝市」という朝市が開催されることくらいです。一応
山形県のホームページにもこのドームの画像は掲載されているのですが、説明欄は朝市の説明に止まっています。う~ん、一体何なのか・・・(いや、この”何なのか感”が駅前モニュメントの醍醐味でもあるんですけどね)。
最後は駅舎を出て左側、駐輪場のほうにある公衆トイレ横のタイルアート群です。タイルアートは合計6種類設置されています。特に具体的な説明は無かったのですが、この手のものは地元の小学校が卒業制作か何かで設置することがあるので、これも同様の経緯で設置されたものと思われます。なお、設置は1994年(平成6年)3月で、「余目町」の文字がありますが、現在の庄内町は2005年(平成17年)に余目町と立川町が合併してできており、この設置当時はまだ余目町だったということを示しています。こういう旧自治体名が説明のところに残っているものも、全国各地に結構ありますよね。
ということで今回はここまで。日本海側のモニュメントネタはまた随時紹介していこうと思いますが、今後は今までのストックを含め、別の地域の記事も再開していこうと思います。
- 2015/05/19(火) 18:00:00|
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酒田グルメ第2弾。
前の記事で少しマエフリしていましたが、トビウオ出汁ラーメンを食べる前日の夜に食べたラーメンをご報告。今回は酒田駅の東側にある「味好 駅東店」に入店しました。このお店は本店が別のところにあり、こちらは支店のようです。ちなみにこのお店にもトビウオだしラーメンはメニューにあり、注文しようとしたのですが、なんと売り切れ、仕方なく隣の人が食べてたメニューを注文しました。
注文したのがこれ。「マーボメン」です。隣の人が食べてたというよりも、店にいた人のほとんどがこれを食べていましたので、これがこのお店の看板メニューのようです。ちなみにお値段は650円で、この手のラーメンにしてはリーズナブルな値段です。スープは一応あるのですが、ほとんど麻婆豆腐に隠れてしまっていてよくわかりません。麺は細めんで、麻婆豆腐のとろみのせいか、なぜか重量があったように思えました。肝心の麻婆豆腐ですが、味は辛味が丁度よく、台湾ラーメンのような辛すぎるようなこともないのでよかったです。豆腐も結構細かかったので、ラーメンと一緒に食べる分には食べやすい大きさでした。そして何よりこのラーメンの魔力は量!麻婆豆腐の量が結構多いので、食べ終わることにはおなかがパンパンに膨れ上がりました(笑)。この後ビールを買ってしまったことを公開する程、満腹感がかなり長時間持続しました。
駅舎の反対側なので地下通路を通る必要がありますが、徒歩で行ってもそんなにかかりません。酒田で乗り継ぎなど、1時間くらい時間があるのでしたら、食べに行ってはいかがでしょうか。
- 2015/05/17(日) 18:00:00|
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今回は一気に南下し、新潟県と山形県の県境付近にある鼠ヶ関駅前のモニュメントを紹介します。一応行政としては山形県鶴岡市に駅はありますが、数百メートル南下するだけで新潟県村上市になります。このような県境の立地のため、当駅どまり・当駅始発の列車が複数設定されています。
まずは駅舎のまん前に聳え立つ灯台のモニュメントです。鼠ヶ関付近には弁天島に大きな”鼠ヶ関灯台”が設けられているほか、近くの防波堤にも小規模の灯台が設けられています。今回のモニュメントは、柵のデザインから察するに鼠ヶ関灯台をイメージしたものではないかと思っています。ただし、鼠ヶ関灯台はこのモニュメントのように途中の首の部分が細くなるような形状ではなく、寸胴のような形状なので、そこのところは違うようなデザインになっているため、ひょっとしたら異なる灯台をモデルにしているのかもしれません・・・。なお、このモニュメントのランプのところに電線が引かれているので、ランプを点灯させることも可能なのでしょうね。
次は駐車場の縁に設置されていた「松の勧進帳」と書かれた石碑です。縁の下から思いっきり腕を延ばして撮影して見ましたが、草が生い茂っており、これくらい文字が判別できるものを撮影するのがやっとでした。ちなみに二枚目の画像は駐車場入り口にあった鼠ヶ関のマップと説明なのですが、近くに源義経上陸の碑があることに加え、歌舞伎「勧進帳」の場であることが記載されています。「勧進帳」の内容としては、石川県小松市の安宅関が舞台であることを、以前
小松駅の記事で書きましたが、どうやら安宅関が舞台である説と、鼠ヶ関が舞台である説の両方があるようです。現在話の主流は安宅関でのものですが、実際に安宅には関所があったかどうかが確認されていないことや鼠ヶ関が東北で有名な関所であることから、強ちこちらが舞台である可能性も0ではなさそうです。
おまけ。以前
JR常磐線大津港駅で発見した謎の物体ですが、この駅にもありました。どうやらこれはJRの地震検知器のようです。
- 2015/05/15(金) 09:00:00|
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酒田へ行ったので、しばらく酒田グルメを紹介して行きたいと思います。
酒田港には観光スポットの「海鮮市場」および「みなと市場」が併設されており、地元で水揚げされた魚介類や野菜、お土産などを販売する店舗や、飲食店が何件か設けられており、有名な観光スポットとなっています。私は2012年に「みなと市場」を訪問した際に”いわしの揚げ煮”を乗せた丼が手ごろな値段だったので、またそれを食べようと思ったのですが、なんと提供していた店が無いではありませんか!あった場所にはラーメン屋が開店していました。まぐろの海鮮丼などを提供している店もあったのですが、GWということもあり10時台ながら入店待ちのお客さんが沢山・・・ということで今回はおとなしくラーメンと食べることにしました(実は前日の夜もラーメン食べてたのですが、それはまた別の話)。
開店していたお店は「酒田のラーメン 月」という名前で、酒田市内にある「ワンタンメンの満月」というラーメンの系列のようです(名刺の裏に「満月」の住所が書かれていました)。酒田市内のラーメン店は「
酒田のラーメンを考える会」を結成し、現在では市内の各店でトビウオ(あご)を出汁に使用したラーメンを提供しており、この店は市場に訪問してきた観光客向けに設置された店舗だということがわかります。
メニューには何種類かあったのですが、ここはやはりオーソドックスな「中華そば」を注文。値段は500円也。出てきたラーメンは上の画像の通りですが、スープは鶏がらで出汁をとった中華そばよりもにごっており、色も少し明るい感じです。具や麺はごく普通の感じでした。肝心のスープの味ですが、出汁のクセがあまり無く、麺と丁度よく絡んでいるような気がしました。魚介の出汁はカツオやサバなどいろいろありますが、カツオは結構クドくなってしまいがち。サバはカツオよりもアッサリしていますが、トビウオはさらにアッサリした感じでしょうか。でも味が薄いというわけでもなく、程よい濃さでした。
今回は観光地の店舗でしたが、今度機会があれば老舗みたいなところに行って食べてみたいですね。
- 2015/05/12(火) 18:00:00|
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今回は山形県酒田市のJR酒田駅前のモニュメントを紹介します。今回の私の旅では、ここを拠点にいろいろと回っておりました。
今月の19日から21日までは、庄内三大祭の一つと言われる「酒田まつり」が開催されますが、そこで使用される大獅子2体の頭が駅前に展示されています。もともとこの地方では無病息災を祈願すべく獅子が信仰されていたようですが、1979年(昭和54年)の酒田大火復興記念の年に、防災と繁栄を祈願すべく4体の大獅子が制作されたとのこと。今回のものはその4体の内の2体であり、名前は黒い方が「山王」で、赤い方が「日和」。2体は夫婦であり、子供に「みなと」くんと「まい」ちゃんがいるようです。現在獅子は大獅子が4体、仔獅子が4体、赤ちゃん獅子が8体の計16体おり、大獅子・仔獅子は市内のあちこちに点在している模様です(ちなみに上述の説明も別のところの獅子の説明板から抜粋しています)。ちなみに今回のこの2体はもともと市役所にいたのですが、昨年4月にこの場所に移されたそうです(私は2012年にここを訪問していますが、そのときはありませんでした)。
続いてはこちらも大きい船のモニュメントです。こちらは2012年に訪問したときには既に設置されており、撮影もしていたのですが改めて撮り直してきました。船のモデルは正直よくわからなかったのですが、酒田港からは飛島行きフェリーが出ていますし、漁業も盛んな場所であるので、その辺りをPRしているものと思われます。ちなみに船の上の旗のロゴは、左が酒田市の市章ですが、右は
ポートセールス協議会のロゴであるため、同協会がモニュメント設置に関わったのでしょう。
・・・以下おまけが続きます。
おまけその①。駅の跨線橋から見つけたのですが、駅裏のJRの酒田運輸区詰所前には、D51蒸気機関車1133号機の動輪と信号機が保存されているようです。こういうのって駅前に展示されることが多いのですが、人目につかない詰所前にキレイに保存しているのはなんだかもったいない気もします。
おまけその②。2012年訪問時には、1番線ホームに「山王」・「日和」夫妻の仔獅子である「みなと」くんと「まい」ちゃんが展示されていたのですが、2体は現在市内の「大通り緑地」に移設されています。
おまけその③。酒田は松尾芭蕉が
「最中熱っ 山で出会った アメリカ人のモニカ」「暑き日を 海に入れたり 最上川」と一句詠んだ場所として有名です。芭蕉ゆかりの地では芭蕉像が設置されたり歌碑が設置されたりするケースが多いのですが、酒田駅前には芭蕉関連のものはありません。なお、上述の歌の歌碑は市内の「日和山公園」に設置されています。
- 2015/05/10(日) 13:00:00|
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前回の記事では秋田県の羽後本荘駅のものを記事にしましたが、羽後本荘駅からは第三セクターの
由利高原鉄道が出ており、「
きらきら日本海パス」で乗車することができたので、乗ってみることに。
するとこんな張り紙が。こどもの日が近いので「こいのぼり列車」なるものを走らせるとのこと。丁度乗ろうとしていた列車がこれに該当していたので、乗ることができました。
対象の車両は宝くじ協会寄贈の”宝くじ号”であるYR-2002号(上の画像は「こいのぼり列車」充当前の、ただの矢島行きです。この折り返しが「こいのぼり列車」でした)。車内には割と大きなこいのぼりが天井に吊り下げられていたほか、側面の壁には小さな紙製のこいのぼりとYR-3000形と思しきイラストが一緒に吊り下げられていました。なお、この「こいのぼり列車」は、もともと”おばこ”姿のアテンダントが乗車する「まごころ列車」のスジで運転されていたため、この列車にもアテンダントが乗車しており、乗客にパンフレットを配ったり、ちびっ子達にこいのぼりの塗り絵セットを配ったりしていました。
「こいのぼり列車」は2両編成で運転されており、1両が上述のこいのぼり装飾のYR-2002号だったのですが、もう1両は漫画「
ゆりてつ〜私立百合ヶ咲女子高鉄道部〜」とタイアップしたラッピングカー(YR-2001号)であり、車内もその漫画関連のステッカーなどが貼られていました。本来の休日ならば、この車両目当ての乗客も多かったのかもしれませんが、今回はあくまでも「こいのぼり列車」ということもあり、メインはこいのぼり装飾のあるYR-2002号です。そのためYR-2002号のほうはそこそこ座席も埋まっていて賑やかだったのですが、こちらの車両はガラガラで寂しい状態でした(;^_^)
ちなみに「まごころ列車」はいつも運転されているようですが、由利高原鉄道ではこの「こいのぼり列車」のようなイベント列車を毎月走らせており、例えば6月は「菜の花まつり列車」、7月は「七夕列車」、8月は「納涼ビール列車」が予定されているようです。ご興味のある方は遊びにいかれてはいかがでしょ?
- 2015/05/08(金) 17:00:00|
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無事帰京いたしました。今回もネタを仕入れてきていますので、徐々に記事にしていこうと思っています。
今回はJR東日本が期間限定で販売している、「
きらきら日本海パス」を利用しての旅でした。帰京後一発目は道中最北の地であった、秋田県由利本荘市の中心、羽後本荘駅前のモニュメントを紹介します。
ここの駅前には銅像が一つ設置されています。設置された時期は1985年8月であり、本荘ロータリークラブ創立25周年を記念してのもののようです。像は着物を着た女性が、帯のようなものを持って踊りを踊っているように見えます。
銅像の下には「本荘追分」というタイトルと、「江戸で関取る 本荘の米は 俺の田園の 田で育つ」という文が書かれています。これは「本荘追分」というこの地に伝わる民謡の一節であり、この銅像はその民謡にあわせて踊りを踊っている姿を表現したものなのです。動画を検索してみてみましたが、確かに帯のようなものを持って踊っていました。
本荘追分については、8月あたりに歌の上手さを競う「本荘追分全国大会」が開催されたり、「本荘菖蒲カーニバル」というお祭りで本荘追分をアレンジしてハイテンポな曲調・踊りとなった「新本荘追分踊り」が」踊られたりと、さまざまな形で伝承されていっているようです。この銅像も伝統民謡の伝承の一躍を担う存在と言えるでしょうね。
ということで今後しばらくは、日本海側のネタが続く予定です。乞うご期待・・・と言うと重荷になるので、ほどほどに期待して置いてください(笑)
- 2015/05/06(水) 09:00:00|
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ゴールデンウィークになりましたので、私もちょろっと旅に出ようと思っています。ということで今回はよくわからないモニュメントを紹介して、情報を集めたいなーと思います。
今回のモニュメントは千葉県旭市のJR総武本線飯岡駅前にあります。飯岡という地名は東日本大震災の津波の被害があった場所として知られていますが、旭市の旧・飯岡町はこの駅から離れたところにあり、この駅はもともとは旧・海上町にありました。所謂”鉄道忌避”によって中心街から外れたところに路線が通った場所なのです。
そんな飯岡駅前にあるモニュメントがこれ。名称など説明は一切ありませんでした。ネットで調べても特に情報無しです。個人的には
ユニマットグループのマークに似ているような気がするんですが、右側の弧みたいなのは虹か何かなのでしょうか?とすると左側のものはなんでしょう。
さっぱりわかりません・・・。「芸術は爆発だー!」ってことなんですかね(笑)。詳しい人がいらっしゃいましたら、ご教示いただければ幸いです。
なお次回更新は5月6日を予定しています。
- 2015/05/02(土) 09:00:00|
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