2日間の学習。 - 2012.07.23 Mon
この2日間はとても忙しくしていました。
汗水・・涙・・・というのでしょうか。
そうなんです(涙)
まずれんちゃんが動物病院夏休み真っ只中に
ちょっと体調を崩しちゃったんですね。
どうしよう・・・・・・どうしよう・・。
以前今通っている動物病院に勤めておられて旦那様の獣医さんと
独立開業された獣医さんを頼りました。
我が家から約40分。
車を飛ばして行ってきました。
我が家の獣医さんとも懇意にされている人だったので
話は早くすぐにれんちゃんを受け入れてくださいました。
ほっ・・・。
とにかく夏休みが開けるまでの投薬と
検査を快く引き受けてくださって。
安心して帰宅したら・・
今度はぷんちゃんが調子悪くなってしまいました。
夏休みの悪夢・・・再来・・そんな気持ちでどうしたら良いかなと
時計とにらめっこしながら考えました。
午後8時前。
当然昼間に伺った動物病院はクローズ中。
明日の朝まで待てる??
低血糖?不整脈?なに??というような
症状がほんの少しの間出ちゃったので
慌てました。
どこか痛い??鼠径部??腹部??頸部??
そうだ!やっぱりチェックだけはしてもらった方が良いかも。
そう思って普段全くお世話になったことがない
地元の動物病院に行ってチェックだけしてもらいました。
当然のことですが面識もなければぷんちゃんの病歴も初対面では
把握していただけるとは思っていませんでしたので
最小限の情報だけをお伝えして急場を凌ぎました。
おかげさまでそのまま夜を静かに過ごして事なきを得ました。
そして今日。
もともとれんちゃんの検査を兼ねていたので
昨日に引き続き
お知り合いの動物病院を朝訪ねました。
車が着いて病院の中に入ったら
ぷんちゃんが生まれた年から2年の間いろんなことを
一緒に越えてもらった先生が腕を広げてぷんちゃんを
迎え入れてくれたんです(涙・・・)
この病院の副院長先生です。
女医さんですが当時をよく知るお一人です。
「ぷりんちゃん・・・・!あ~~ぷりんちゃん・・・・」
と何度も何度も。
積もる話もあったのですがまずは昨夜のぷんちゃんの
アクシデントをお伝えして
診察を一通りお願いして血液検査もお願いしました。
その間に旦那様でもある院長先生がれんちゃんを
お世話してくれていました。
お陰様でれんちゃんも不調の原因がわかって
明日主治医のところに戻って食事療法ですぐによくなるとのことでした。
ぷんちゃんもね・・・血液検査もオールクリアで
急を要するような状況ではなかったということでほっ・・・でした。
ぷりんもかれんもほんとうに運の良い子たちです。
また素敵な再会を通してホームドクターが増えました。
主治医さんがお留守の時には面倒を見てくださることになって
夜間もお電話してくださいねとその奥様の方の獣医さん優しく私の
背中を支えてくださいました。
ここで泣いちゃいけない・・・と笑顔で精一杯の
お礼をお伝えしてこれからのぷりんとかれんを
お願いしますと深く頭を下げました。
心から心から・・。
あの辛かった2007年から2008年の劇症肝炎という病を
克服できたのは入院中に誠心誠意のお世話をしてくださった
獣医さんや看護師さんのお陰だと今も思っています。
その獣医さんの中のお一人だった先生は
やはり当時のぷんちゃんを鮮烈に覚えていますよ・・とおっしゃっていました。
背中の被毛がずるりと脱毛してしまうほどの皮膚炎も併発してしまい
大変な時期が1年ほど続きました。
確かにアクシデントはあったとしてもあの頃のぷりんを思うと
「ほんとうに元気に育ってくれていて嬉しいです・・」とまた
嬉しい言葉をくださいました。
ぷりんはたくさんの人に愛されて今があると思います。
今かれんも愛される女の子に成長し始めています。
今日はこちらの院長先生が赤ちゃんを抱っこするときのように
愛しく腕に抱いてくださって優しく診察をしてもらえました。
エコー検査もすんなりとれんちゃんはこなすことができたのは
温かみをれんちゃんが感じたからだと思います。
あれだけ警戒心の強い子なのにすんなりと
抱っこされて・・
ぷりんもおんなじです。時を経てもこうして温かい
腕の中に抱いてもらって
撫でてもらえるという御縁には感謝してもしきれない位の
思いになりました。
きっと人一倍に痛みにも耐えて獣医さんたちを困らせることもなく
幼いながらに精一杯の頑張りを見せていた
ぷりんの力かもしれません。
私の不安をかき消すような再会を導いてくれたのは
ぷりんなんだと思います。
そして今、かれんという新しい家族を得て
その家族は旦那様の方が一生懸命診察してくださって。
またひとつ愛情物語がここに生まれたんだな・・と思いました。
チワワを育てるというのは私にとっては実際の育児以上の
むつかしさを感じています。
こうして言葉を発しないということで僅かな症状を見逃すと
おおごとにも成りかねない。
私は獣医さんの夏休み中にもしものことが起こるという
ことをなんとか回避したいと切に願うんです。
そのためには普段運転しないようなルートも
練習してでも得意になろうとも思うし
努力も惜しまないとも思う。
動物病院とのお付き合いというのもやはり人と人の
部分もありますよね。
そんな獣医さんとの御縁も大事に育んで行きたいと思ったのが
一つの学習でした。
思いを伝える。
カッコ悪くても良いから思いを伝える。
ぐたぐたでもいい。
素直に不安や思いを伝える。
そして
大事な我が子たちの犬生の中で一番頼りにされているであろう
私が血迷い嘆き落ち込んでしまう時間というものを
持ったとしてもやはり切り替える時間を少しでも早く
持てる力を心得たいということです。
お友達のメールに・・・
「私たちこれから先まだまだ波乱万丈な事が
待ち受けてるとおもうけどいろんな人の力を
かりながらポジティブにやり過ごしていきましょう。
同じしんどい子とならできるだけ笑って
やり過ごしていきましょう・・・」
とありました。
ほんとにその通りのことが私に起こり
ぷんちゃんれんちゃんのケアを考えた時にそこが
一番大事な答えがあるよう気がしました。
獣医さんのお留守の場合にもこれからは
安心して連絡を入れさせてもらえる環境を持てたという
ことで明日からまた立ち上げれるという気持ちです。
丸二日家事も全部止まっちゃいました。
でもなんにも言わずに手伝ってくれるパパにも感謝です。
ぷりんとかれん。
二人の夏は始まったばかりだもん。
またQOLを大事に考えて前に進もうね。
そんな学習をした2日間になりました。
温かみを感じる子に育てたい。
いつもいつも・・・
寄り添って分かち合おうね。
家族だもんね。