2012年05月 | Page 1 | りゅうピアノ教室(佐賀市大和町)Diary

ケヴィン・ケナー スクールコンサート

「小学校でピアノのコンサートがあるから、先生も聞きにきていいよ~!」

と、嬉しいことにたくさんの生徒さんが知らせてくれたので

私も足を運びました。

ケヴィン・ケナーさんのリサイタルは 10年近く前に

武雄文化会館に 聞きにいったことがありました。

その時は、音響反射板があるホールで、

スタインウェイピアノ(世界最高峰のピアノ)での演奏。

演奏も、もちろん素晴らしく

「ケヴィンさんは神だ!」

「私なんか、何万年修行しても あの音は出せない・・・」

と落ち込んで帰宅した記憶があります。

それが スクールコンサートでは、音が拡散してしまう体育館で

普通のグランドピアノにマイクも入れない演奏。

小学校としては ごく当たり前の光景だし

演奏会を開いていただくことは 本当に感謝しなくてはいけないけど

コンサートとして聞くには やはり 迫力がない

ケヴィンさんのすばらしさの 何分の一しか伝わってこなかったのは残念!

でも ケヴィンさんは 子ども達の質問にも気さくに答えてくださり

トークもまじえ、本当に 心のこもった演奏会にして下さいました

何よりすばらしかったのは、

「当日の演奏曲目は、皆が知っているなじみのある曲かな?」

と予想していたのですが

そうではなく

「海、雨、嵐、雪、稲妻などをピアノで表したらこんな曲になるんだよ♪」

という、こどもの想像力をかきたてるようなプログラムでした。

さすが、ケヴィンさん!

やはり 神だ!!

願わくは 

「スクールコンサートは音響の整ったホールで

小学生を招待する形で開いていただけたら最高だけどな!」

と わがままな感想を持った一日でした。





母の入院生活

母が脳梗塞で入院してから2週間がすぎました。

病院は車で15分ぐらいのところにあるので

私は毎日、顔は出しています。

脳の中脳というところに梗塞ができており

そこは視神経をつかさどるところらしいので

物が7重にみえ、結果的に歩けなくなっています。

手と口はしっかり動くのが、幸いですが

ほとんどの日常生活に、介助が必要になってしまいました。

私がいる時は トイレなど手伝うのですが

どうしても 日頃は看護士さんや介護士さんの

お世話になっています。

本当に感謝しているのですが

一部の職員の方々の冷たい対応に 

母と二人、とても傷つくことがあります。

職員の方々も 生身の人間、

たくさんの患者をかかえ、大変な労働をされているので 

ぶっきらぼうになられたり 

冷たい態度にならざるを得ないのかもしれません。

でも患者達も 好き好んで介助を受けているわけではないのです・・・

一人で 何でもやりたいのは山々なのです!

立場は違いますが、少なくとも 私は 

「どういう方に対しても、決して冷たい態度はとるまい!

真心の対応をしていこう!」


と 誓う今日この頃です。

そして 絶対治す!との強い気持ちで

母を励ましていきたいと思っています。 

 

至福の時。

今日、中学1年の生徒さん:Aちゃんのお迎えに

お父様がおみえになりました。

その時、お父様が こうおっしゃいました。

「仕事を終えて、リビングでお酒を飲みながら

娘のピアノを聞く時、本当に幸せを感じます。

至福の時です」と。

昨年までのAちゃんは 性格がおとなしかったためか

ピアノでの表情も かなりおとなしめでした

それが 今年中学校に入学されてから だんだん活発になり

ピアノにもグッと豊かな表情が出てこられました。

生徒さんが上達されるのも、もちろん嬉しいですが

「Aちゃんのピアノが お父様を幸せにしているんだ・・・

お仕事の疲れも、吹き飛ばしてくれてるんだろうな・・・


そう思うと 本当に私も幸せと喜びを感じました。

私のいつもの「至福の時」はチョコを食べる時ですが

今日はまた格別の「至福の時」を感じさせていただきました。

Aちゃんとお父さまに感謝!!





 

魔の日

私はこの7年間で、2回の大きな事故にあっています。

二回とも 交差点で信号無視をしてきた車にぶつけられ・・・。

一度目は 相手の8人乗りワゴン車も横転、

私の軽自動車も、ペッチャンコにつぶれました。

あちこち痛かったけど、外傷はなかったので

強がって病院に行かなかったら

後から後遺症の痛みが出て 自費で治療するはめに。

二度目は 軽自動車同士の事故でしたが、車はぐちゃぐちゃ。

事故現場を見られた警察官から

「良く生きておられましたね!」

と絶句されたくらいの、すさまじいつぶれかた。

首の痛みが強かったから この時はさすがに

相手の保険で治療させてもらいました。

その後、めまいや腕の痛みにずいぶん苦しみましたが

水泳などの運動をしていくことで、快方に向かいました。

問題は 事故にあった日にち。

一度目は2005年5月23日。

二度目は2010年5月23日。

そう、2回とも5月23日なのです。

二回とも奇跡的に助かりはしましたが

これは、春だから 私が ボーッとしてたのでしょうか?

5月23日は 私にとっての魔の日なのかなあ・・・

2回とも生死をわける事故だったため

今年も5月23日をビクビクして過ごしていたのですが・・・

夫から こんな画像のメールがきました。

これです。 
     ↓

タイトル: お守り

ちょび

おかげ様で、今年の5月23日は無事にすごせたので

この 「チョビちゃんお守り」

が守ってくれたのかな?



自分をちょっぴり誉めてあげた朝

今日はごみ出しの日。

いつものように朝、出しに行くと 

カラスが荒らして すごいことに!!

実は 昨年 私が 班長さんにお願いして 

カラスよけネットを

設置してはもらっていましたが

心ない人が ネットの外に

ゴミをポンと 置いていってしまう。

犯人さがしをしたいのは山々だけど

まずは 散乱しているゴミを キレイにしなきゃ!

と 朝から 素手で おむつやら生ゴミを

必死でかき集め きれいにしました。

そういうゴミに限って 分別もされてなく

資源物やらなにやら まぜこぜでした。

吐き気がしそうでしたが、がんばりました。

ゴミをあさったカラスが悪いのかもしれませんが

カラスも 生きるために必死です。

やはり 人間が マナーを守るべきですよね。

朝から 手や服は 汚れましたが

掃除をした自分を ちょぴり誉めてあげた朝でした。 

自閉症さんのレッスンに感動

自閉症のMちゃん、

前回 譜読みで ややいきづまったので

対策をねった結果、楽譜に階名ドレミ・・・を

鉛筆で記すことにしました。

書くと すらすら弾けます。

でも「音符が読めるようになったら消す」

ようには取り決めしました。

ただ、読譜もあきらめてはいません。

おんぷカードなどで 遊びながら訓練したところ100%読めました。

ただ 「音符を読みながら弾く」 作業になると、とまどいが出るので

まずは 一つ一つ慣れていってもらおうと思いました。

それにしても Mちゃんは、

本当に楽しそうに歌ったり弾いたりされるので

こちらも楽しいです。

何より 嬉しいのは 

私に「ジブリシリーズを弾いて~」と、良く言われるので

ラピュタ、トトロ、千とちひろ、魔女の宅急便などを

次々に 弾いてみせると

「うわあ、すご~い、りゅう先生、じょうず~、すご~い!」

と とても喜んでくれることです。

その誉め方が 本当に心からの言葉なので、

私も 嬉しくて、調子にのってどんどん弾いてみせちゃいます

自閉症さんは とても純粋です

私も Mちゃんと接することで

音楽を初心にかえって楽しむことができるので

この出会いにとても感謝した、本日のレッスンでした。




母、脳梗塞で入院す。

もうすぐ89歳になる母が、突然、

目のちらつきと歩行困難が出て

入院しました。

母は、私を含め5人の子育てをし

今では足腰こそ弱ってはいましたが

頭はしっかりし、俳句会のお世話係もこなし

車の運転も、メールもでき、

お琴と三味線のレッスンもかかさず受けて

とても気が若い 自慢の母でした。

いつかは こんな日がくるとは思ってはいましたが

あえて考えようとしなかった私にツケがきました。

今回 入院に際して

お琴の先生や牛乳屋さん、新聞、デイサービス、

俳句会などに欠席の連絡などをしなければいけないのに

私は 連絡先など何も知らず・・・・

家も 隣に住んでいながら

どこに 何を置いてあるか、良く知らない・・・・

病院と家の往復で、バタバタした3日間でした。

母は幸い 意識はしっかりしてますが

物が二重に見えるし

今は歩けません。

母の回復を祈りつつ 

私も、自分に何かあった時のために

いろんなことを きちんと誰にでもわかるようにしとかなきゃな・・・

と痛感した 昨日今日でした。

すばらしい友人達

今日は、高校以来の親友2人(ハルとマユ)のことを

記してみたいと思います。

ハルは、武雄温泉近くで喫茶店を経営しながらも、

学習塾:公文の指導もしています。

と書くと、悠々自適のようですが、その実、毎日毎日 

朝から深夜まで休む暇もなく働いています

喫茶店は不景気の影響で 従業員を雇う余裕がなく 

夫婦だけでやってますし

公文は雇われ指導者なので、遠くの会場まで、週3、4回通い、

帰宅はいつも深夜・・・。

体をこわしはしないかと ハラハラと見ていましたが

どうも私は 彼女を見くびっていたようです。

昨日も

「長崎まで高速とばして、佐田玲子さんのライブ行ってきたよ

と元気いっぱい。

私は 高速の運転、怖いのに・・・

何よりも 彼女をすごいな、思ったのは

公文でも彼女は たんたんと まじめに指導お手伝いを

していただけなのですが、そのまじめさを 評価され 

先生から

「自分は高齢なのでもうすぐ引退したい、

その時は、生徒を全部 ハルさんにまかせたい」

と言っていただいたそうです。

目立つのが嫌いで ただただ 毎日をまじめに

きちんと生きて行っていた彼女。

彼女自身に そういう野望はなかったのですが

私は 彼女の日頃のまじめさが評価されたようで

とても 嬉しかったです

次にマユ。

マユは 宝塚をめざし 高校の時から

声楽、日本舞踊、バレエ、エレクトーンなど習っていました。

社会に出てからも バレエが好きで好きで

毎日 何時間ものレッスンを受けていました。

ただただバレエが好きで 

苦しい練習もがんばってきただけなのですが

そうするうちに 先生から 指導もまかされるようになり

今では 何カ所もの会場で バレエを教えています。

この間は 「谷口文化奨励賞」という 立派な賞ももらい

努力してきた年月を評価していただいたようで

こちらも、とても嬉しかったです

ハルとマユ、二人に共通しているのは 

野心もなくコツコツと努力してきた結果

いつのまにか 回りから指導者に、していただいたことです。

二人とも 努力家なんです

私も、5年後、10年後に

自分の人生を 肯定できるように

「今」をちゃんと 生きていかなければ!

と しみじみと思った 昨日でした。

もう一人の親友、タカのことは また後日♪

追記

ハルの喫茶店 ディア・ジョン

武雄の川原Aコープ前にありますが、ビートルズ一色の
すてきなお店で、カレーが特においしいです。
お近くの人は行ってみてね♪
ライブも時々あってますよ~

自閉症さんのレッスンで課題発生

昨日も 元気いっぱいレッスンにきてくれた自閉症のMちゃん。

いつも、とても元気な挨拶と丁寧な敬語

これは、お母さんと学校の先生のご指導のすばらしさの賜でしょう。

Mちゃんは、歌ったり 

知っている曲をピアノで探り弾きするのは大得意

でも 私は なるべく楽譜も読めるようになってほしいので

他の人よりもややゆっくりの進度ではありますが

歌、リズムうち、書写、ピアノ、読譜など総合的に

レッスンしていました。

すると、その中で 書写と読譜が苦手なのが 判明してきました。

もっと楽譜を読めるように、しつこく訓練した方が良いのか

それとも 楽譜を読めるようにするのはあきらめて 

少しずつ弾いてみせて、耳から覚えさせた方が良いのか・・・

悩みました。

そこで 昔からの知人で

「障がいのあるこどもへのかかわり方指導」を

学校や幼稚園でもやっておられる「河野さん」という方に相談。 

彼女によると、やはり 自閉症さんは、その分野が苦手だということ。

耳から 覚えさせるのも手ではあるけど

楽譜を全部 数字に変えてみてはどうか、と

提案していただきました。

たとえば

ド→0
レ→1
ミ→2
ファ→3

というふうに。

それか、音符を色わけするとか。

なるほど!!

さすがプロ!!

ちなみに 彼女は

佐賀整肢学園で「総合相談室長」をつい最近までやっていた人で

福祉、障がい者へのかかわり方指導の

超スペシャリスト。

つい最近、佐賀整肢学園を退職され、

「近々、自宅で、しょうがい者へかかわる人対象に

カウンセラーをしていきたい」

と言っておられました。

今日の私は、ただで 教えてもらっちゃいました。

今回はごめんなさい!!

感謝してます!!

さっそく、自閉症さんのレッスンに数字か色を取り入れてみます







合唱の伴奏

私は とあるママさんコーラスの伴奏をしています。

好きな人の集まりで レベルはたいしたことはないのですが

最近 伴奏者の私に要求されることが

だんだんエスカレートしてきました

「春がきた」(はーるがきた、はーるがきた~というやつです)

の二部合唱を「現代風にアレンジして」

と頼まれ さあ大変!

シンプルすぎて どうしていいのやら・・・

途方にくれたあげく 

ブログ仲間の長崎のMEW先生に相談。

すると・・・

的確なアドバイス

おかげさまで、できました

まず1番は 伴奏をおしゃれな和音にし

2番はロック調

3番はワルツ調にしてみました。

先ほど 合唱団とあわせてきましたが 

なかなか良かったデス(自画自賛

MEW先生のおかげです!!

それにしても 最近の合唱団の指揮者は

ナレーションの間とかに「これ弾いて、あれ弾いて」

と楽譜のないものを どんどん即興で弾くように 要求されます。

私は

「おうちにかえりたいよお

モードですが 必死で 受けてたっています

何ごとも 訓練ですよね!!



プロフィール

りゅう

Author:りゅう
佐賀市大和町尼寺でりゅうピアノ教室
(https://ryupiano.web.fc2.com/)
を主宰しています。
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(http://line.me/ti/p/HYNiTVJpzn)

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