Yahoo!オークションについて考えてみた。最近ご無沙汰だなー
すっかり日本人の生活に定着した感のある、オークションです。
中には一月の買い物の半分以上がオークション、何て人が居るかもしれません。
私も数年前までは、ほとんど中毒のように出品を睨んでいましたし、実際に結構な点数を落札もしました。
オーディオマニアの方も、安くてそこそこ珍品も見かけるのでお世話になった人が多いのではないでしょうか。
ところが、このところすっかりご無沙汰になっています。
オーディオ関係やレコードも購入したのですが、今部屋の中を見渡してみてもオーディションで落札したものは、真空管のいくつかを除いて全くありません。
今日はその原因について考えてみたいと思います。
1.オークションに興味を失った原因
2.オークション購入の際に気をつけたいこと の二点についてです。
1.興味を失った原因
① 結局、良いものは手に入らない。
上に記した通り、身に付いた物が無かったというのが最大の原因です。
その理由は、販売店の相場よりも安いからなどの、安易な気持ちで買ったものが多かったという自分の責任が最も大きいですね。
また、特にヴィンテージ品では出品者の無知により、状態に不具合があることを気付かずに出品される場合が多いことも理由として挙げられます。
安かろう悪かろうは結局身に付きませんね。
② 最近はオークションの体をなしていない。
以前は、たとえ50万円の相場の物でも、1000円スタートとか10000円スタートが普通と感じていましたが、現在は少し様子が変わって、出品時から店頭価格に近いようなものが多くなりました。
オークションとは、本来入札者が金額を決めるという性格であるものと思いますが、これでは出品者の「言い値」を納得できるかだけが争点になっており、オークションの必要がありません。
中には、市場価格以上の値をつける人もいまして、
その金額なら店で買うわー!ボケー!!
と、つい大声を出したくなる出品が目に付きます。
2.購入の際に気を付けたいこと
① 過大表現
オークションというのは、適度なギャンブル性があるのでしょう。必要以上に
「ここで、買わなくちゃ二度と手に入らない」的な気持ちの高揚を伴うものです。
冷静に考えるとありえない物にまで、興味が出てしまうので気をつけましょう。
一番笑っちゃうのは
「世界最高!!これ以上は無い、WEケーブル、絹だの綿だの巻き線。1890年製造」
世界最高でこれ以上無いものが、軽く200点ほど出品されているのではおかしいでしょう?
冷静に考えれば、幾らWEが通信を主体とした企業だったとしても、どんだけ多種のケーブルを採用してんだ!
ということが分かると思います。
簡単に言っちゃうと、そこそこみすぼらしい外見のケーブルが発見されると、誰かの手によって「天下のWEケーブル」に化けている訳です。
もし、本当に採用されたものでしたら、ブリテインに記載がありますから購入前に証明してくれと言いましょう。
多分逆ギレして「おまえみたいに価値の分からん者に売るものはないわー」と言うでしょう。
シルバニアのアイロンの電源コードだったってことは証明できるでしょうが・・・
勿論、なかには実際にWEで採用されたモノもあるでしょう。また、オーディオケーブルとしてそのお宅では音質を気に入るケーブルもあるかもしれません。
発掘された古いケーブルを売る事が悪いと言っている訳ではありません。
しかし、何の根拠もなしに「WE」の名を語ることは商道徳上、如何なものかと思いますし、購入する側もネーミングだけに引きずられる事の無い様、見る目を養う必要があると思います。
実際にあった例をひとつ・・・
あらゆる雑誌の取材を受けているオーディオマニアなら何方でもご存知の有名なマニアの方が
「SIEMENS/Klangfilm 戦前の劇場用スピーカーケーブル至高の音質(不正確)」として出品されていたケーブルを落札して、すぐ捨てた。と告白しています。
私も見ましたが、1970年くらいに使われていた普通のビニール並行線でした。
その出品者君は今日も元気に、怪しく出品しています。お気を付けあれ。
② 物を買うな。人を買え!
現物を確認できる店頭と違い、オークションでは「これが欲しい」と、物欲で落札した場合に失敗が多かったように思います。
何よりも、出品者の人柄に着目すべきです。
◇説明文がしっかりしている。
特に、「てにをは」や漢字変換にミスの多い人には絶対に近づいてはいけません。
◇不具合があった場合の、責任の所在を事前に明記してある。
時々、真空管でノークレーム、ノーリターンなんてぬかす奴がいます。
もし、不具合のあった場合は、ただのガラス玉に何万も出したことになるだろー。とビックリしました。
◇他の製品を悪く言う説明文。
よっぽどその出品物を売りたいのでしょうか。
それ以外のものを、ゴミだとかクズだとか、けなしまくる人がいます。
残念な人だなーと思うのは、少したったら、以前にけなした物を堂々と出品しており、その時の説明文では、また別のものを一生懸命けなしていました。
せめて、この品は、こんなに良いんですよ。と説明してくれる人から買いたいですね。
私を含め、現在95件のピュアオーディオ・ブログが参加している、ブログ村オーディオカテゴリーへのリンクです。
是非覗いてみてください。ウエスタンや自作アンプ、自作スピーカーの情報が盛りだくさんです
にほんブログ村
同じく、現在315件のクラシック音楽ブログが参加しているリンクです。歴史的名盤から、ニューリリースの感想まで、私もレコード探しの参考にさせて頂いています。
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中には一月の買い物の半分以上がオークション、何て人が居るかもしれません。
私も数年前までは、ほとんど中毒のように出品を睨んでいましたし、実際に結構な点数を落札もしました。
オーディオマニアの方も、安くてそこそこ珍品も見かけるのでお世話になった人が多いのではないでしょうか。
ところが、このところすっかりご無沙汰になっています。
オーディオ関係やレコードも購入したのですが、今部屋の中を見渡してみてもオーディションで落札したものは、真空管のいくつかを除いて全くありません。
今日はその原因について考えてみたいと思います。
1.オークションに興味を失った原因
2.オークション購入の際に気をつけたいこと の二点についてです。
1.興味を失った原因
① 結局、良いものは手に入らない。
上に記した通り、身に付いた物が無かったというのが最大の原因です。
その理由は、販売店の相場よりも安いからなどの、安易な気持ちで買ったものが多かったという自分の責任が最も大きいですね。
また、特にヴィンテージ品では出品者の無知により、状態に不具合があることを気付かずに出品される場合が多いことも理由として挙げられます。
安かろう悪かろうは結局身に付きませんね。
② 最近はオークションの体をなしていない。
以前は、たとえ50万円の相場の物でも、1000円スタートとか10000円スタートが普通と感じていましたが、現在は少し様子が変わって、出品時から店頭価格に近いようなものが多くなりました。
オークションとは、本来入札者が金額を決めるという性格であるものと思いますが、これでは出品者の「言い値」を納得できるかだけが争点になっており、オークションの必要がありません。
中には、市場価格以上の値をつける人もいまして、
その金額なら店で買うわー!ボケー!!
と、つい大声を出したくなる出品が目に付きます。
2.購入の際に気を付けたいこと
① 過大表現
オークションというのは、適度なギャンブル性があるのでしょう。必要以上に
「ここで、買わなくちゃ二度と手に入らない」的な気持ちの高揚を伴うものです。
冷静に考えるとありえない物にまで、興味が出てしまうので気をつけましょう。
一番笑っちゃうのは
「世界最高!!これ以上は無い、WEケーブル、絹だの綿だの巻き線。1890年製造」
世界最高でこれ以上無いものが、軽く200点ほど出品されているのではおかしいでしょう?
冷静に考えれば、幾らWEが通信を主体とした企業だったとしても、どんだけ多種のケーブルを採用してんだ!
ということが分かると思います。
簡単に言っちゃうと、そこそこみすぼらしい外見のケーブルが発見されると、誰かの手によって「天下のWEケーブル」に化けている訳です。
もし、本当に採用されたものでしたら、ブリテインに記載がありますから購入前に証明してくれと言いましょう。
多分逆ギレして「おまえみたいに価値の分からん者に売るものはないわー」と言うでしょう。
シルバニアのアイロンの電源コードだったってことは証明できるでしょうが・・・
勿論、なかには実際にWEで採用されたモノもあるでしょう。また、オーディオケーブルとしてそのお宅では音質を気に入るケーブルもあるかもしれません。
発掘された古いケーブルを売る事が悪いと言っている訳ではありません。
しかし、何の根拠もなしに「WE」の名を語ることは商道徳上、如何なものかと思いますし、購入する側もネーミングだけに引きずられる事の無い様、見る目を養う必要があると思います。
実際にあった例をひとつ・・・
あらゆる雑誌の取材を受けているオーディオマニアなら何方でもご存知の有名なマニアの方が
「SIEMENS/Klangfilm 戦前の劇場用スピーカーケーブル至高の音質(不正確)」として出品されていたケーブルを落札して、すぐ捨てた。と告白しています。
私も見ましたが、1970年くらいに使われていた普通のビニール並行線でした。
その出品者君は今日も元気に、怪しく出品しています。お気を付けあれ。
② 物を買うな。人を買え!
現物を確認できる店頭と違い、オークションでは「これが欲しい」と、物欲で落札した場合に失敗が多かったように思います。
何よりも、出品者の人柄に着目すべきです。
◇説明文がしっかりしている。
特に、「てにをは」や漢字変換にミスの多い人には絶対に近づいてはいけません。
◇不具合があった場合の、責任の所在を事前に明記してある。
時々、真空管でノークレーム、ノーリターンなんてぬかす奴がいます。
もし、不具合のあった場合は、ただのガラス玉に何万も出したことになるだろー。とビックリしました。
◇他の製品を悪く言う説明文。
よっぽどその出品物を売りたいのでしょうか。
それ以外のものを、ゴミだとかクズだとか、けなしまくる人がいます。
残念な人だなーと思うのは、少したったら、以前にけなした物を堂々と出品しており、その時の説明文では、また別のものを一生懸命けなしていました。
せめて、この品は、こんなに良いんですよ。と説明してくれる人から買いたいですね。
私を含め、現在95件のピュアオーディオ・ブログが参加している、ブログ村オーディオカテゴリーへのリンクです。
是非覗いてみてください。ウエスタンや自作アンプ、自作スピーカーの情報が盛りだくさんです
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同じく、現在315件のクラシック音楽ブログが参加しているリンクです。歴史的名盤から、ニューリリースの感想まで、私もレコード探しの参考にさせて頂いています。
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コメント
こんにちは
日本ブログからたどり着きました。私もオークションに色々と出品をしている身ですので考えさせられました。これからも紳士な出品者としていいものをユーザーからみた適正価格で提供したいと思います。
日本ブログからたどり着きました。私もオークションに色々と出品をしている身ですので考えさせられました。これからも紳士な出品者としていいものをユーザーからみた適正価格で提供したいと思います。
私自身、最近レコードの出品をしておりますが、ドキッとしました。特に「てにをは」や漢字変換ミス。信頼を得られるよう努力しても、説明文が誤字脱字だらけでは信頼もへったくれもないですもんね。ブログも心配になってきました。(汗&涙)
襟川さん こんにちは。
コメントありがとうございます。
大変に貴重なご意見感謝いたします。
今回の記事は、どちらかというと購入する側がちゃんとしようね。という心算で書きました。
出品をされている方にこのようなコメントを頂けることは望外の喜びでした。ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
大変に貴重なご意見感謝いたします。
今回の記事は、どちらかというと購入する側がちゃんとしようね。という心算で書きました。
出品をされている方にこのようなコメントを頂けることは望外の喜びでした。ありがとうございます。
2010/02/15(月) 11:26 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
メタボパパさん、ようこそいらっしゃいませ。
いえいえ、いつも素晴らしいブログ楽しませていただいています。
このような意識をお持ちでコメントを送られる方は何も問題は無いんだと思います。
多分、無意識でされる行為が一番問題なのでしょう。
これからもよろしくお願いします。
僕も置いていかれないように、レコードも頑張ってアップします。
いえいえ、いつも素晴らしいブログ楽しませていただいています。
このような意識をお持ちでコメントを送られる方は何も問題は無いんだと思います。
多分、無意識でされる行為が一番問題なのでしょう。
これからもよろしくお願いします。
僕も置いていかれないように、レコードも頑張ってアップします。
2010/02/15(月) 11:50 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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