2024年04月 Der Klang vom Theater (ドイツ~劇場の音と音楽)
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CD-Pの新しい仲間が稼働開始

「新しい」と言っても人生で同じ機種を買うのは3度目・・・バカです

人生最初のCD-Pはマランツ のCD-34でした。すぐに売ってしまった

その後2020年頃にPHILIPS CD-104・まあ本国で発売の番号で中身はCD-34と同じ物を入手し愛用していたが、この処読み込みエラーが出て来たので修理期間のターンオーバー要員としてもう1台輸入した


では何故マランツ じゃないのか?

回路も部品も仕様変更前の方が立派なので欧州発売の初頭に僅かだけ発売された初期型を欲したのと、その上部品交換されていない動作品は国内での調達がほとんど望み薄なので


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Decca STEREO DECOLA にピッタリと収まったCD-104
デコラには6、7台のCD-Pを試しましたがこれに敵う物はありませんでした

手元に届いて分かったのだが
先に購入したのが最初期型で、今回の物は同じ初期でもVer.2だった

DACチップやモーターが仕様変更され、コンデンサーの値も少し小さくなっている(回路そのものは一緒)


DACチップや容量抜けの電解コンデンサーを最初期仕様に変更しながら交換後
電源部のメンテやトレイの機敏さをもう少しシャキッとさせたいですが、部品を待つ間に早速聞いてみよう


そうそう、これこれ

重厚さと軽快さを併せ持ったCD-104独特のコクのある音楽に部屋中の空気が染まる
予想通り古いJazzが良く、EMIスピーカーの誼みでビートルズも最高にビートルズに聞こえる・・・あの「リバプールのちょっとワイ雑とした空気感」が


何分に古い機械だから動作や音が古臭いのはしようがない。元々コストのかかった丈夫な機械なので現代的にリファインする方も見え音も聞いたことがあり、音の印象は素晴らしいキレやレンジを得た物だった

一方オリジナルの良さもまた別にありDECCAレコードの「小物感」と言うか「弱者感」のある頑張りも良く伝わって「お金は無いけど良い音のレコードを作って成り上がるんだ!」ってな必死さが感じられて一層愛おしい
CD-104ならではの魅力なのかなと

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Deccaの必死さとEMI系の余裕
ジャケットのポリシーにもしっかり表れていて・・・


我が家のもう一方のメインシステムのCD-Pも併せて載せておこう

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LowtherシステムのQUADとTDA-1541A S1クラウンのDACです。オーバーサンプリングをしてクロックを供給し丁寧にDA変換します

アナログ的な優しい音色に加え、広大な音場の見通しと清涼感を併せ持つ我が家の(自称)傑作DAC

コロムビアやEMIレコードの如き、お金持ちの余裕というか王者の風格のある音也

上部のプレーヤーは
ターンテーブルが「コニサー」
アームとカートリッジは「EMI」
プリ・イコライザー は「後期型デコラ」のプリアンプ

自分的「黄金の組み合わせ」と自負しており、このラインナップに辿り着くのに30年以上かかったので、自分の半生を現すような組み合わせだと感慨もひとしおです





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