サイト移転のお知らせ
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2016年01月08日
消化管ホルモンとその作用の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)セクレチン ・・・・・・・・・・ 胃酸分泌の促進
(2)ガストリン ・・・・・・・・・・ 胃酸分泌の抑制
(3)インクレテン ・・・・・・・・ インスリン分泌の促進
(4)コレシストキニン ・・・・ 膵酵素分泌の抑制
(5)グレリン ・・・・・・・・・・・・ 摂食抑制
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正しいのは(3)
(1)セクレチンはG細胞を刺激し胃酸分泌を抑制する。
(2)ガストリンは胃酸分泌を促進する。
○(3)インクレテン ・・・・・・・・ インスリン分泌の促進
(4)コレシストキニンは胆のう収縮機能を持つ。
(5)グレリンは胃の細胞から分泌され、下垂体に働いて成長ホルモン分泌をまた、視床下部に働いて食欲を増強させる。
◆セクレチン
小腸粘膜で作られる、膵臓からの膵液の分泌を亢進させる消化管ホルモン。十二指腸に胃からの酸性内容物が入ると分泌される。
主な作用は「膵液の分泌促進」と「胃酸の分泌抑制」
◆ガストリン
胃のG細胞から分泌されるホルモンである。
主な作用は「胃主細胞からのペプシン分泌促進」、「胃壁細胞からの胃酸分泌促進作用」、「インスリン分泌促進作用」
◆インクレチン
小腸から分泌される消化管ホルモン。主な作用は「インスリンの分泌促進」、「膵臓からのグルカゴン分泌を抑制」
インクレチンは、血糖維持に重要なインスリンやグルカゴンの分泌をコントロールしていることから、間接的に血糖維持に関与している。
◆コレシストキニン
主な作用は、「胆嚢の収縮機能」、「胃酸分泌抑制」、「膵液の分泌促進」、「食欲の抑制」など
◆グレリン
胃から分泌されるペプチドホルモン。主な作用は、「食欲の増強」、「成長ホルモンの分泌促進」
絶食によって分泌が増加する。
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| 23:46
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2016年01月09日
129.医薬品とその作用の組み合わせである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)スルホニル尿素(SU)薬-------骨吸収抑制
(2)DPP-4阻害薬-----------血糖降下
(3)HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)-血圧降下
(4)カルシウム拮抗薬---------コレステロール合成抑制
(5)アロプリノール-----------赤血球合成
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<解説>
(1)スルフォニール尿素薬はインスリン分泌を促進する薬である。
(2)○
(3)HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)はコレステロールを下げる薬である。
(4)カルシウム拮抗薬は血圧降下の作用をもたらす。
(5)アロプリノールは尿酸の合成を抑制し、高尿酸血症を改善する。
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2016年01月09日
2型糖尿病と比べた1型糖尿病の病態・治療の特徴である。正しいのはどれか。
(1)肥満症が多い。
(2)抗ランゲルハンス島抗体が陽性
(3)遺伝因子が濃厚
(4)尿中Cペプチド値が上昇
(5)経口血糖降下薬の使用
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<解説>
■1型糖尿病の特徴
・子供や若い人に多い
・やせ形に多い
・急激に発症し、悪化も速い
・膵臓β細胞の破壊。
・インスリン注射による治療
・ケトアシドーシスになりやすい。
■2型糖尿病の特徴
・中高年に多い
・太った人におおい
・ゆるやかに発病、進行もゆっくり
・食事や運動療法、飲み薬などによる治療
・遺伝や肥満による要因が大きい。
(1)肥満症が多いのは2型糖尿病の特徴である。
(2)○
(3)遺伝要因が濃厚なのは2型糖尿病の特徴
(4)1型糖尿病では尿中Cペプチド値は低下する。
(5)経口血圧降下薬は2型糖尿病で使用される。
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2016年01月09日
ある人を糖尿病と確定診断するための根拠である。正しいものの組み合わせはどれか。
a 空腹時血糖値124mg/dL
b 食後3時間の血糖値226mg/dL
c 口渇、多飲、多尿、体重減少などの典型的な症状の存在。
d 確実な末梢神経障害の存在
(1)aとb (2)aとc (3)aとd (4)bとc (5)cとd
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<解説>
×(1)空腹時血糖は126㎎/dl以上
○(2)食後3時間の血糖値は200㎎/dl以上
○(3)
×(4)確実な末梢神経障害の存在だけでは糖尿病と確定できない。
正解は(4)のbとcでした♪
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2016年01月09日
25-72.下記の表示のあるお弁当を200名が食べたところ、12時間後に60名が下痢と共に下腹部の腹痛を訴えた。この原因として考えられるのはどれか。
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<名称> 幕の内弁当
<原材料名>
ご飯、鶏唐揚げ、煮物(里芋、人参、はまぐり、ごぼう)、マグロ照焼き、
エビフライ、ポテトサラダ、調味料(しょう油、アミノ酸等)、pH調整剤、
グリシン、香料(原材料の一部に卵、小麦、大豆を含む)
<消費期限> おもて面に記載
<保存方法> 冷暗所に保存してください。
<販売者> 株式会社○○○ 東京都××区××1-5-3 製造所固有記号は
おもて面に記載
(1)マグロによるアレルギー
(2)エビによるアレルギー
(3)ウェルシュ菌による食中毒
(4)腸管出血性大腸菌による食中毒
(5)カンピロバクターによる食中毒
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<解説>
正しいのは(5)ウェルシュ菌による食中毒です。
この問題では12時間後という部分に注目します。
(1と2はエビとマグロによる食物アレルギー)
■各菌の潜伏期間
・カンピロバクター…2~5日
・腸管出血性大腸菌…2~5日
・ウェルシュ菌…12~24時間
このことから正しいのは(5)となります。
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