描きたいアレコレ・やや甘口 2008年12月
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映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
劇場版MAJOR 友情の一球
2008年12月30日 (火) | 編集 |
  ↓ソフトボール、上野投手の少女時代のお話です(って、おいこら) 
メ868.jpg
私が描くと女みたい...ソフトの女子さえ、もっとゴツく男前なのに....(汗)

ウチの息子も少年野球をやってたんですが、この間『アメトーク』の"中学時代イケてない芸人"の"焼却炉の達人"の話の時、息子が『あっ、オレも"白線の魔術師"だった。レギュラーじゃないから、毎日毎日、白線引きでさぁ~。おかげで素早く真っ直ぐ引くのが得意になっちゃって、顧問のセンセに唯一褒められたな~、でへへ』だって。ううっ、イケてない息子に、私は涙した...。公式試合を観に行くと、コイツはアルプススタンドを守っていた...(泣く)

さて、ウチは少年サンデーを購読しているし、満田拓也『MAJOR』の単行本も46巻まで買ってました(諦めた)今は70巻まで出てて、正直こんなに続くなんて、驚きです。
アニメも"少年野球編"まではかかさず観ていて、吾郎の口癖『おとさん』は家の中では流行っておりました。今でも、土曜にたまたまアニメに出くわすと、つい観てしまいます。ギブソンJrも、なんか日本人に見えてしまいますが(笑)
『MAJOR』が連載された当時は、まだ野茂も日本に居たし、現在のメジャーの日本人選手の活躍なんか、思いもつかない時代でした。それを考えると、実に感慨深いものがあります


今度の映画は、単行本でいうと14巻の5話と6話の行間のお話です。
茂野と再婚した桃子ママ(血は繋がってない)と、小学5年で福岡へ転校した吾郎。
茂野投手はソフトバンクへ移籍。『今日は川崎(ムネリンか?)が取ってくれて助かったよ』などチームやドーム球場もリアルに出てきて、なかなか興味深いです。


最初の場面は、メジャーで活躍する吾郎の姿が描かれ、カンドー。

そして、福岡で、吾郎は新しい少年野球チームに入り、野球をする歓びに溢れるシーンも見てて楽しい。茂野(義理の)パパも、マンガより男前に(顔も性格も)描かれていて素敵でした。茂野パパと吾郎は超ポジティブでワイヤーのような神経だと思っていたんですが(笑)そこはまぁ色々と悩んだりするわけで。

最後の野球の試合は、長かった...あっでも、マンガでは野球の試合が長いのは定説だしな(笑)

年末バージョンなので、沢山書くのは省略しますが、とにかく吾郎のパワーがもらえるし、元気になれるし、うん、良い映画です!

試合は長かったけど(笑)エンディングロールもチカラがありました。


メ869.jpg
エンディングに、現在活躍中のプロ野球選手のメッセージがテロップで流れまして。
これは、野球をやっている子供たちに大いなるエールとなることでしょう。

同時に、少年野球の画像が次々と現れます。
いろんな汗や涙が入ったドラマが詰まっているだろう...それぞれの写真に、じ~ん。

私は、この映像に一番涙が滲んでしまいました。

野球をやっている子供たちや、野球を応援している人、野球を好きな人、などなどに観てほしいと思います!


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ティンカー・ベル
2008年12月29日 (月) | 編集 |
綺麗~~なものを、描きたかったのです。

ティ866.jpg

ディズニーのクラシックアニメの中では『ピーターパン』が一番好き!だったし、ディズニーランドのアトラクションの中でも(なかなか人が捌けなくて待ち時間が長いけど)『ピーターパン』が好きでした。
ティンカーベルが描きたくて、この映画を見に行きました。


ティ867.jpgピーターパンと出合うずっと前のこと。
ネバーランドの妖精の国、ピクシーホロウに誕生した女の子。
妖精たちは特別な能力によって、色んな役割が決まっている。彼女は、道具を作ったり修理する地味~な仕事を与えられ "ティンカー"(もの作り)と名付けられる。

やがてメインランド(人間の国)へ春の準備をするため、妖精たちは大忙し。
でも『もの作り』という役割のティンカーベルは、メインランドに行けない。

自分の冴えない役割と才能を嘆いたティンカーベルは、なんとか認めてもらおうと必死になる...。



...と、まぁ、他愛ないストーリーで。う~~ん、かな~り低年齢向きだと思う(汗)

昔~、サンリオの妖精物のトンデモ映画を観て食傷した事があるけど、それよりはずっと良いけど...途中、クスっと笑うとこもあるし、ぎりぎり退屈じゃない...。

私は...3Dアニメの人間のキャラデザインは好きじゃない。肌の質感が膨らんだタイヤみたいでしょう。まっ、この映画はリアルじゃない妖精の可愛い女の子たちだから、なんとかOK。

私的には、ティンカーベルも3Dより昔のアニメのほうがやっぱ好きかな。
喋らなくて、前髪をふるふるして妖精の粉を撒き散らして、ピーターパンが好きで好きでたまらなくて、嫉妬深くて意地悪で...つ~性格も好きだったなぁ~。
ピーターパンの周りで跳び回って"焼きもちやく"のが仕事だった?ティンカーベルが、こんなに働き者だったなんて!知らんかった(笑)ピーターパンと知り合った時の事が、あたしは知りたい(笑)

4部作だそうで、これは春の話だから、あと夏、秋、冬なのね。多分、私は観ないと思う(笑)悪く言う気はない。だってね、観た後、小さい女の子がママに『あ~、スゴく面白かったぁ!』と言っていたのよ。小さい女の子たちに観せるのに、綺麗でほわ~と温かいお話だと思うから。

映画はともかく、ティンカーベルを描きながら、このキャラデザインは完璧で愛らしい!と思いました��-��


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ワールド・オブ・ライズ/Body of lies
2008年12月28日 (日) | 編集 |
地球864.jpg
この映画のレオナルド・ディカプリオは髪も目もダークで髭だらけなんですが...『綺麗な人は綺麗に』の管理人のモットーで控えめにしました、悪しからず。

"曲がり角"って失礼な事を書きましたが、レオナルド・ディカプリオは『ブラッド・ダイヤモンド』といい、いや~きっちり骨太い役にシフトしてきたと思います。
最初に見たのは『ギルバート・グレイプ』知的障害者の弟を演じて、おぉ!いい性格俳優になるだろう!と思ったら、顔が綺麗なためアイドル俳優のほうへ。『タイタニック』がピークの美しさ。『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、ギリでキュートで好きだったなぁ。

彼の持つちょっと脆弱なところが、中東の現地を理解しCIA局員にしては優しすぎるフェリスという役にはまっている、と思います。最後の看護士の彼女を見つめているレオナルド・ディカプリオの目を見ていたら、つくづく男っぽくなったなと感慨深いです。

フェリスと対照的な上司、ホフマン役のラッセル・クロウも、体重増量と低音の迫力で、酷薄なCIA幹部を上手く演じています。この映画の監督リドリー・スコットの『グラディエーター』私、好きでした!闘技場で、思わず指揮を取り盾で円陣を組むところや『My name is...』と名乗りを上げる場面など、ぞくっとシビれました。ラッセル・クロウ、好きな俳優さんです。ただ、早く減量してくださいね(笑)

ヨルダン総合情報部の局長のハニ役のマーク・ストロングも、妙に印象的でした。



地球865.jpgあまり考えこまずにエンタメ作品として観たら...テンポもいいし、迫力もある...なにしろ、この私が寝ないで鑑賞できました。
このような硬派なテーマなのに、興味深く見せてくれました。


ホント、中東情勢って、日本人には分かり難いし、よく知らないですよね。

私も恥ずかしながら『ペルセポリス』(←イラン女性が描いた)というマンガで、初めてシーア派とスンニ派の成り立ちを知ったし、それまでの生活が180度変わり批判される作者の家庭や取り巻くイスラム世界の複雑さをかいま見て、驚きました。元々、色んな考えや対立があり紛争の多い地域なんですね...。

『イスラム法に基づかない政治を行う為政者は、背徳者』というイスラム過激派の中でも、批判したり転向したりと一枚岩では無いし、それぞれの自己主張の強さ、苛烈な風土と宗教...正解が無いカオスの世界fです。

なのに、全く価値観が違うアメリカが、中東で活動する困難さ。
徒労感ばかり感じ、ずぶずぶと前進も後退もできない。
最初に『すべてフィクッションであるが、すべてありえる話である』と、テロップで流れるものの...実際、CIAもテロ首謀者を捕まえる為、手段を選ばず汚い手を使ってるかも知れない...。もはや『ホワイトナイト』ではいられない、まさしく『ダークナイト』のアメリカであります...。
CIAの上層部のホフマンに見られるようなアメリカの傲慢さは確かに嫌だけど、私は全面的に批判する気にもなれないです。だって、アメリカ側に正解は無いけど、イスラム過激派のテロ組織にはもっと無いですから。この問題は、非常に複雑です...。それに、無差別テロはどうしてもどうしても理解できないから。

これ、アメリカでヒットしない理由がわかる気がします。
この先テロ対策はずーと続けられるだろうし、結論が出ない難しい問題だらけで...暗鬱とした気持ちになりますものね...。

よく考えると、年末年始に観る映画としてはカタルシスが無く暗いです...。
まっ、よく考えずに、男臭くなったレオ様を観るっていう手もありますが...。



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地球が静止する日
2008年12月26日 (金) | 編集 |
ネット生活より、リアル生活のほうがお忙しい事と思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

ウ863.jpg

さて、キアヌ・リーブス、仮想現実をうろうろしているのかと思ったら、今度は地球外生命体です。いつもは熊男のように髭だらけでむさくるしくても、いざという時はスッキリ綺麗なキアヌさんです。無表情でアクがないキアヌ・リーブスは、宇宙人役に似合いますね。
あの、ついでに、私のイラストもテンション低めの無表情さであります。すまん。

1951年製、古典SF(未見)のリメイク。
直球だけど捻りの無い棒玉って感じ。巨大スタジアムや建物を破壊しつくすVFXによる映像シーンは凄かったけど、う~ん、大味で何も残らなかったかな...。あっ、エコは大事だよね。


『地球を救うために、人類を滅亡させる』ために、やってきた宇宙からの使者クラトゥ(キアヌ・リーブス)『私達に変わるチャンスを!』と叫ぶ科学者役のジェニファー・コネリーが、知的で良かった。で、この私刑執行人の使者はジェニファー親子を見て地球を滅ぼす事を止める...。重大な事を決めるのに、サンプル数が少な過ぎる気がする(笑)

う~ん、リアルなようでリアルじゃないような...。

国防長官がキャシー・ベイツ?!あんまり活かされてなかったかな...この女性は『フツーの主婦』が似合うよね。存在感があるから、ギョっとするくらいハミ出す所が素敵。『ミザリー』とか『フライド・グリーン・トマト』とか『アバウト・シュミット』(←ヌードになって、ジャックニコルソンを慌てさせてたw)とか。

軍司令官に『プリズンブレイク』の"ティーバック"役のロバート・ネッパーがいた!
あの『ウチの可愛い息子に近寄らせたくない男・No.1』の"ティーバック"よ!
これも、金切り声を上げて...出てるだけ。役者を有効活用してなくて、勿体ない。となると、キアヌを鑑賞する映画なのだろうか?


ウ862.jpgこの映画、眠い時に観てしまったので、半分夢うつつの中で、全てを破壊する"砂嵐"が駆け抜けていった...という印象が強いです。

あとウィル・スミスの息子(ジェイデン・スミス)が、一番演技が上手かったような(笑)パパのように芸達者になりそうだし、パパよりハンサムになりそうです。

昔のSFをリメイクするのって、難しいですね。
結末は分かっているからサプライズが無いし、昔の作品だから古臭くならないように料理しなければならないし...。

久しぶりにキアヌ・リーブスを見れて良かった^^ってトコです。


えっ?レビューが短すぎ?
あ~"年末バージョン"でお届けしております(汗)ではでは。


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フィギュア・グランプリファイナル2008!
2008年12月16日 (火) | 編集 |
跳んでっ~~!!

ウ859.jpg

週末の夜はフィギュア三昧ですっ。
もうずーとTVを観て応援していて、その後、動画サイト見まくったり...
で、真央ちゃんの似顔絵が(結局、三日月みたいに~������)上手く描けなくてアセっているうちに遅くなりました。すみません!
ネットは鮮度が命なんでupするの止めようか...と思いましたが、せっかく描いたんで、えへへ。

浅田真央ちゃん、SP2位から、見事、優勝!
しかも、2つの見事なトリプルアクセルを入れて!


私は、この『フィギュアGPファイナル2008』...短期間でも調整してくる真央ちゃんの凄さとタラソワコーチの伯楽ぶりが、目に焼き付きました。

初戦のフランス杯はジャンプミスで...どぉしたんだろう<(゜ロ゜;)>と思いましたが、数日後(この間、ロシアでタラソワコーチの猛特訓があったようで)NHK杯では見事なジャンプに。またNHK杯での『3A+2T』の3Aと、今回のSPのコンビネーション・ジャンプをダウングレードされたのが悔しかったのか(←どちらかというとタラソワコーチが)FPは文句のつけようがない2つの3Aを入れてきました!

キス&クライでは判定を待つタラソワコーチは、まんまるくて投げキッスをしたりするニコやかさ。しかし、真央ちゃんの演技中は、吠えたり凄い表情だったタラソワコーチ。あの荒川静香もコンビを解消した事がある...。名コーチでもあるが『選手は絶対服従!』を強いるという剛の人。


今度の曲は、ロシアの作曲家、ハッチャトリアン作曲『仮面舞踏会』
ハッチャトリアン作曲といえば早いノリのいいスピーディな『剣の舞』が有名。
ワルツってふわっと軽やかで甘めの曲をイメージするが、この『仮面舞踏会』って『ずんちゃった~♪ずんちゃった~♪』とドラマティックで、麻薬的に耳につく旋律。


ジャンプだけでなくステップ、スピン、息つく暇もないパフォーマンス。
よく、こんな男子並みのプログラムを真央ちゃんに要求するタラソワコーチも凄いけど、それをこなした真央ちゃんも凄い!と思います。
1回の転倒でもメゲなかったのは、今年の3月の『フィギュア世界選手権2008』のトリプルアクセルの大転倒!が、その後、見事に滑り切って優勝!...という経験があるからだと思います。しかも、なかなか認定されないトリプルアクセルを2つも見事に跳んでみせて『どうよ!よく見てジャッジたち!』と真央ちゃんの技術とタラソワコーチの意地が感じられました。
私から見て、真央ちゃんはまだまだメンタル面が不安定かな、と思っていたのですが、今回はタラソワコーチの強気と信念に支えられている気がしました。


でも、2つのトリプルアクセルを入れても意外と点が伸びないですね...。

フリーを踊り切る体力を温存しつつジャッジにも文句を言わせない、そして本人のその時々のコンデションを考えると...3Aの回数やコンビネーションや単独等のジャンプ構成は、戦略が要りますね。そうそうマスコミが煽るように『2つの3A』は跳べないでしょうね(そっとして)『バンクーバー・冬期五輪』には "新採点方式"の傾向と対策と安全策が必要ですよね...。


↓て、手抜き?いやいや、小塚くん、次は綺麗に描くから...ね(汗)
ウ860.jpg小塚崇彦くん、2位おめでとう!
4回転ジャンプ(残念だったけど)果敢に挑戦。
ここまでヤれるなんて!正直ビックリです。
高橋選手と織田選手がいなくても『小塚』くんとは!いやはや、日本選手の層の厚さに驚きです。
スラっとした体の線で、滑らかで綺麗なスケーティングですね。

小塚選手、外国人コーチをつけたらどうかな?
もっと化けるんじゃないかと思います。演技も衣装も(笑)



今回、感じたのは、新採点方式の細かい厳しさですね。

ジャンプする時エッジの外か内か、規定以外は『wrong edge』と見なされ、スロー再生で回転数を厳しくチェック。
ジャンプの『転倒』よりジャンプの『回転数が少ない』ほうが、減点されるなんて。
観客からすれば、転倒せずにジャンプして綺麗に着水して曲の流れにのり魅せてくれるスケーティングのほうが凄い、と思うんですが。
観客の感じる評価や感動と、今回の新採点方式はかなり乖離していると思います。
厳しくしないと、真央ちゃんの一人勝ちを止められない、とでも言うんでしょうか。
あの~、欧米の選手も頑張ってください。
欧米の選手が頑張っている時って、あまり採点方式が変わらない気がしますから。


↓安藤美姫選手も、山あり谷ありケガあり...頑張って優勝した事もあります。
フィギュア世界選手権2008

今回は4回転にも挑戦!
しかし、他のジャンプも軒並み回転数を減点されているので、ここはまず一つ一つのジャップの精度を上げるほうが先かと。マスコミの『4回転は跳ぶんですか?』攻撃は、ホント罪だな、と思います...。
しかも、ジャッジだけでなく他の選手キムヨナのオーサコーチからも『ダメ出し』されちゃうわけですから↓


裏側もシビアです。安藤選手、よく回転不足を取られてましたもんね(涙)
いや~、当たり前だけど、フィギュアスケートって採点競技なんですね...。

跳んでも跳んでも厳しく減点されると、選手は自信を失い凹み、跳ぶのにナーバスになるようです。真央ちゃんは、ひところエッジの矯正と回転数不足で"ジャンプ"はスランプでしたね。今でも課題でしょうが、タラソワコーチの強気の攻めと真央ちゃんの天賦の才が合体し、克服されつつあります。

安藤選手、モロゾフコーチにしごかれて、泣きながらやってました...。
回転数を認定されないジャンプは、辛い。
もし、ジャンプを失敗しても『回転数を廻ってから』転倒してね(←これ大事)
うっうっ、メゲずに、頑張って!

中野選手の意気込みが感じられる演技は、好きです。最後のドーナツスピンも。

女子は、この3人で行けたらいいね...安藤選手の頑張り次第かな...。


↓真央ちゃんのFS『仮面舞踏会』画像はYouTubeよりこっちのほうが綺麗。



バンクーバーまで1年2ヶ月...ファイトー!!


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追記

↑上のYouTube ”キムヨナ・オーサコーチ「ジャッジ・・・」”は削除されていたので、別なのを入れておきます。

ゆっくり解説 浅田真央の回転不足ジャンプ

ゆっくり解説 キムヨナの回転不足ジャンプ

ジャッジも人間。芸術点など表現力の判定などは十人十色なのでしょうが...。
しかし、ダウングレードも加点(GOE)も公平に。いや、もう、ジャッジに対する不信感は、とっくにあるのですが、あんまり酷いのも...ね...(泣く)フィギュアを愛する者としてはガッカリです...。
特に、真央ちゃんや安藤選手は、ジャンプ判定が厳しい気がします。
真央ちゃんなんかは、コンビネーション・ジャンプはどちらか必ずダウングレードされるので、3F単独ジャンプの採点の方が良かったりします。はぁ?です。
さすがに、日本のフィギュアファンも疑問が起こるのか、TVの録画をチェックして分析している詳しいブログもあります。それを知って知らずか、TVもはっきり踏切のエッジを見せない局も。はぁ?(怒)

安藤選手は、戦略家のモロゾフコーチの元にジャンプを徹底的に修正し、他のエレメンツもグレードupしたり、競技の流れによってジャンプ構成を変えたり安定してきました。これで鈴木明子選手のような+αの感動!を与えるスケーティングなら、オリンピックでも強いと思います。

真央ちゃんは、ジャンプ判定に文句をつける事なく、綺麗に跳んで正面突破したいと思う選手です。タラソワコーチが要求する高度なレベルに応えようとする頑張り屋さんです。
今度の『鐘』・・・正直、わたくし「真央ちゃんには重厚すぎる選曲では?!ラフマニノフにはもっと華麗な曲があるのに~」と思っていました。今でも思ってる(汗)
『仮面舞踏会』も最初そう思ったのですが、あれはあれでインパクトのある耳につく曲でした。タラソワコーチは競技より芸術を重んじ、真央ちゃんにミューズを感じているんだろうか?など、不安になったのも確か。
でも、真央ちゃんは最後には『鐘』を自分のものにしてました。
現採点方式はこのままとしても・・・つまるところフィギュアは自分との闘いだから、真央ちゃんは真央ちゃんの美しいスケートをしてほしい。真央ちゃんのスケートは、他の人にない特別なものがあります。
真央ちゃんがメダルを獲ろうが獲るまいが、私は真央ちゃんのファンです。

バンクーバーオリンピック、真央ちゃん、安藤選手、鈴木明子選手、応援してます!!


フィギュア・グランプリファイナル2008
2008年12月12日 (金) | 編集 |
今週末、管理人はフィギュア週間です。松岡修造と応援してますっ!

ウ858.jpg

真央ちゃん、SP2位。
コンビネーションのセカンドのトリプルループが...厳しく回転不足を取られてしまい、残念!

この間のNHK杯の演技『You Tube』にも『ニコニコ動画』にもupされているけど、英語の解説者が『ノー、今のは(点数)あげてもいいんじゃない』みたいなのを言っていたけど、昨シーズンから採点方法が変わって、ジャンプのエッジと回転不足を厳しくチェックされるようになって、真央ちゃんには逆風で大変ですが...頑張ってくださいね。『ストライク』を『ボール』にとるアンパイヤに当たったピッチャーの気分?ショックだろうな...。

今日のはアレで2つのジャンプが、かなりの減点になるのか?う~ん疑問の採点方法です...。日本選手の攻勢が凄いせいか...日本つぶし?まぁ、織田選手などは、新採点方式と相性がいいようですが(彼は着水はともかく回転数はある)

真央ちゃんのコンビネーション・ジャンプ、3F+3Loが回転不足のため大幅減点で5.20。
単独のジャンプである3Lzが、6.80。
ん~、単独で跳ぶほうが得点が高い?
回転数を確実にというなら、2Aを増やすほうがお得?

男子でも、4回転を封じて3回転や2回転を増やしスピンやステップで点を稼ぐ、というのもよく分かる気がします...。とにかく、昨シーズンからの新採点方式と観客の印象が、大きく乖離しているのは否めません。

でも、真央ちゃんほど、シーズンごとにステップやスピン、新しい事にチャレンジしている女子選手はいません。2Aや単独ジャンプを増やしたりとかの、無難な策は取らないだろうな...。こちらは、頑張って!と祈るのみです。

真央ちゃんのライバルは自分自身なので、プレッシャーに負けず自分なりのスケーティングをしてほしいです。
見ていて、誰よりもうっとりする特別な世界を持っていますから。

松岡修造は『ぬいぐるみの差』と言っていました。
キムヨナ選手の後は歓声とぬいぐるみが投げ込まれ、片付けに時間を取るから、むしろ2位だとフリーの滑走順位は前なので、そのほうが良かった!と。
そうか、そういう考え方もあるんだ...
では、フリーを見守るのみです。

それから......男子!

お~!小塚崇彦、SP1位!おめでとう!明日も頑張って!!


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犬が騒ぐ冬の雨
2008年12月09日 (火) | 編集 |
寒くなってきましたが、皆さん風邪など引かれませんように。

ウ856.jpgいや、ウチの犬ですが...夜は9時頃、家の中に入れてあげるんです。
いえいえ、ぼっちゃん犬で犬可愛がりしてるワケじゃございません。

吠えまくるんで、夜は入れて朝出すんです。でも、ヤツは勘違いして大事にされていると。
夫が居ると『早く入れろ!』と要求するし(夫は、ヤツの執事)大雨、大風、雷、花火、虫、すべて嫌い、という弱虫のビビリ犬。

今夜も今夜とて、冬の雨に早く入れろ!と、窓ガラスに貼り付いて、見事に立ってます。



二足歩行の動物みたいです...やれやれ。


くだらない話でした...ではでは
kao02


こんな話でも、クリックしてもらうと嬉しい(笑)
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WALL・E/ウォーリー
2008年12月06日 (土) | 編集 |
おぉ~!R2ーD2がいっぱい!!
ウ854.jpg
ポンコツ ロボでも、めちゃ頑丈!君のためなら大気圏も太陽の側もへっちゃらさ!

ウォーリー、かあいいですっ!
最初はセリフ無しが続きますが、彼のやる事なす事すっとぼけてて、可笑しい!

人間が住めなくなったゴミ山と化した地球で、700年ひとりぼっちでゴミ処理するロボット、ウォーリー。人間の暮らしの抜け殻から、こだわりのゴミ・コレクションするのが大好き。一番のお気に入りは『ハロー・ドーリー!』のVHSテープ(←トースターの中に収納しているw)歌ったり踊ったり、手をつないだりしている場面が大好き。ん?!手をつなぐ?ウォーリーも『誰かと手をつなぎたい』と夢みるのだった。
長い年月、いつしかシテム・エラーが起こり、彼に温かい感情が芽生え始める...。
そんなある日、地球を調査する為にやってきたピカピカの最新ロボット、イヴ。
ウォーリーはイヴに恋をする...。



ウ855.jpgロボットの造型は魅力的!が、人間はいただけない(泣く)警告として受け止めときましょ...。

大量消費社会のため地球をゴミだらけにしてしまい、宇宙に逃げて便利なデジタルライフ。
しかし、人間達は際限なくデブに。メタボすぎて自力で歩けやしない。これではいかん!と立ち上がった宇宙船アクシオムの艦長。

この時、使われた曲は『2001年宇宙の旅』で人類が立ち上がって武器を掴んだ瞬間に流れたR.シュトラウス『ツァラトウストラはかく語りき』の冒頭のファンファーレー。いや~、確かに『人間が立った!』シーンですが、こちらは低レベルの『人間が立った...』です(笑)か、かなしい...。



音楽も懐かしい曲が混然と入っており、素敵でした。

ピュアピュアなボーイロボ ミーツ ガールロボ!でした。

ウォーリー、顔が双眼鏡なのに とにかく表情豊かで、仕草が愛くるしい。

どこまでも真っ直ぐに真っ直ぐに、イヴを追いかけていくウォーリー。
無垢なウォーリーの切ない恋に、観ているこちらもハラハラしながら、応援したくなります。

イヴは、フリーズして卵形ロボになった時も、彼が一生懸命世話してくれてた事を知ります。そんなウォーリーの一途さは、イヴの心をとらえます。

蒼暗い宇宙空間で、イヴの最新ジェット気流とウォーリーの手動式消火器ジェット気流が織りなす愛のシュプールは、楽しくて美しかったデス。

700年、孤独だったウォーリー、切望したのは『誰かと手をつなぎたい』そして...

期せずして、最後は涙が出ちゃいました...。

その昔、夏目漱石は『I love you』を『月が綺麗ですね』と訳し、二葉亭四迷は『あなたのためなら死ねる』(←『愛と誠』かw)と訳した。

片言しか話さないウォーリーの『I love you』は『イヴ』なのです...��-��


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青い鳥
2008年12月05日 (金) | 編集 |
青852.jpg

本郷奏多クンは、輪郭もパーツも曖昧なんで、意外と描き難い。
自分でも似てるか?似てないか?ようわからん似顔絵になりました。


青851.jpg

自殺未遂があった2年1組。その男子"野口君"は転校し、一応、事件は沈静化する。
今ではやっと落ち着いたかのように見えるクラスに、心労のため休職している担任の代わりにやってきた村内先生(阿部寛)
彼は国語教師なのに吃音があった。『上手く喋れませんが、本気で語ります』と言い、最初に野口君の机と椅子をクラスに運び込む。
それは... "罰を与えられている”と虐めていた子たちの神経を苛立たせる...。


生徒たちは、実に演技が自然で良かったデス!
奏多クンも華奢なんで、中2には見えますが、よく見ると顔が大人びていますね(1990年11/15だから撮影時は17歳かな?)これは、フツーの生徒役で、フツーに見えました(何を書いてる?!)あ、私服の時はさすがに可愛く、目も綺麗。
繊細な表情が、役に合っていました。

ゆったりとしたペースで日常の学校生活が、淡々と描かれています。
エンタメ性は低いのですが、思春期のぴーんと張りつめた切なさや難しさ...いろんな事を考えさせてくれるし、最後はじわ~と静かな感動も湧いてきます...。



青853.jpgウチも、小学、中学...死ぬほど"虐め"に関して色んなエピソードがあったなぁ~。

2人の息子は、全く違うタイプで。

上は大人しく気に病む子だったし、
下は不良とつるむタイプだったし...。

上の子は、結局、中学は私立に逃げこませたなぁ...。下の子はそのまま公立中学、周りに親が謝ってばっかりで...(汗)中学って、一番息苦しい時代ですよね...はぁ~。

現実の公立中学を知っている人なら...この2年1組は、ましでマトモだと思うだろう。
クラスのコ達は、均一化してまとまっているし。普通は、個性やタイプやハンディ持つコまで、もっとバラエティに富む。不良がいない。みんな、いい子に見える。虐めだと気づかずイジメていたコも、先生が来てから『アイツが生きていてよかった!』と気づく力を持っている。保護者からの苦情も伝聞の形をとり、上司の先生の苦言もある程度に留まっている。


では、綺麗にまとめすぎか?と言われたら、それは違う。

自ら吃音に悩み、学校の虐めや不登校を題材にしてきた重松清の原作である。

そして、監督は...これを観る中学生のために、必要以上のエグい描写は抑え傷つかないように優しく配慮し、撮っている。

原作者と監督が一番中学生に観てほしいと願って作られた物語なのだ、と思う。

文庫本を手にしつつ現れ、文庫本を読みながら学校を去る村内先生を見て、気づいた。まるで『風の又三郎』みたいだって(先生が読んでいたのは"宮沢賢治"じゃなく"石川啄木"でしたが)


そう、これは、中学生に贈る心の童話なのだ。もちろん、かっての中学生にも。


未読。連作短編集なんですね。
この映画の題材になった"自殺未遂した友人への自責の念に苛まれる男の子"だけでなく、いろんなコの話があるそうで、読んで観たくなりました。
文庫本はまだ発売されてないので、図書館にリクエストを出そうかな...。

臨時教師なんで学校から学校へ渡り歩く村内先生こそが "青い鳥"そのもので、みんなに"幸せ"というか"救い"をくれてるのかも知れません。

映画の描き方では寡黙すぎて...国語の教科書持って暴れた井上君(太賀)にも"本気の言葉"をかけてあげてほしい、と実は思いました。また、最初は何だか挙動不審に見え、まだ分かりにくかった村内先生。

小説のほうが、より彼の人柄を補足してくれるでしょうね。

『先生にできるのは、みんなのそばにいること』そして『間に合ってよかった』って言われると、涙が出て来ますね...。


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