デュラララ!!2期 第29話。
突如現れた鯨木に新羅を奪われたセルティは・・・。
以下感想
消えつつある衝動
突如現れた鯨木に新羅を奪われたセルティは・・・。鯨木は、セルティから新羅の唇と心と身体を奪っていき、
その後暴走状態のセルティと蜘蛛男みたいなワイヤーアクションを演じる。
一度ケンカを売った相手にさらにケンカを押し売りするという見上げた商人根性。
静雄に匹敵する行動力と臨也並の情報収集能力を持ち、
さらには杏里以上の罪歌の使い手で、セルティとマトモにやりあえる人外でもある。
こうして見ると鯨木ってラスボスに相応しい超廃スペックキャラですよねぇ。
それなりの強キャラだった泉井に片手片足をやられてしまった正臣は、
千景の介入によって一先ずは難を逃れる。
しかし今の正臣には一息ついている余裕もないはず。
正臣を仕留め損ねた泉井は、その鉄槌を今度は帝人に振り下ろすはずですから。
正直、帝人の側には泉井の天敵と言える青葉がいるし、
別に泉井自体はそれほど脅威とは思えなかったりする。
それよりも問題なのは泉井の背後にいるであろう組織、粟楠会ですね。
帝人はすでに一度赤林から警告を受けてますし、
再度ヤクザに目をつけられた日にはいよいよ日常への帰還が困難になるのではと。
驚いたことに、今回のヴァローナの依頼主は臨也ではなく鯨木で、
つまりこの時点までの「首」にまつわる出来事に臨也は全く関わっていなかった。
「わけわかんなくて物騒な事件には99%臨也が関わっている(静雄談)」
まさかその1%がこの重大局面でやってくるとか、普通は考えられませんよwとはいえ、臨也の存在がこの街にとってプラスに働くことはまずないので、
濡れ衣であろうがなんだろうが「疑わしきは罰せよ」で全く問題ないと思いますww
まとめ
てなわけで今回は鯨木の襲撃にセルティの暴走に泉井のハッチャケに静雄の出撃。
やっぱり鯨木や静雄といった行動力あふれるキャラが活躍しだすと、
途端に舞台が動き始めるので一気に面白くなってきますね。
開戦間近の帝人vs正臣、臨也vs静雄も超楽しみなのですが、
まずはやっぱり先んじて始まってしまったセルティvs鯨木についてですね。
これはまぁ勝ち負け云々よりも「セルティと新羅の愛の深さ」がキモになる。
新羅はド変態なので罪歌の支配を問題なく跳ね除けられるでしょう。
しかし、ある程度思慮は残しているものの暴走してしまっているセルティは、
今の状態で自らの首ではなく新羅を選ぶことができるのでしょうか・・・。
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考えてみたら、転の最終回でヴァローナは静雄の敵である臨也に嫌悪感丸出しでしたしね。
>濡れ衣であろうがなんだろうが「疑わしきは罰せよ」で全く問題ないと思いますww
まあ、少なくとも静雄が警察に逮捕されたのは臨也の差し金だし、それがヴァローナが鯨木の依頼を受けるきっかけになったわけで、殴る理由は十分ですねw
しかもセルティの首が世間にさらされたのも、元を辿れば臨也のせいですし。