『ポゼッション』
実話ゆえにパンチは弱いか
オカルト映画は実話に基づいた作品が多いですね。
昔は「ええ、こんな事があったんだ、怖~」って思っていましたが、最近では「ここまで実話が多いって、この世の中はどうなってんだ?」って疑問視してます。世界各国で事例がありますが、皆それぞれ憑いている悪魔が違うのかしら。それだけ悪魔の数って凄いんでしょうね。私も気を付けよう←何が?
オープニング。
「これは実話である」
テロップが流れます。ワクワクしますね、実録モノは。
ある家に置かれている古めかしい箱。
婆さんが険しい顔で箱を見つめています。スッとその場を離れて髪を手ぐしで整えると、ゴッソリと髪の毛が抜けた!婆さん、金槌を持って箱を叩き割ろうとした瞬間!
箱の力なのか?
婆さんが人形のように投げ飛ばされ・・・
背骨を折られます!
本作の被害者家族です。
クライドとステファニー夫婦は離婚していますが二人の娘の行き来はあります。ステファニーには新しい恋人がおり、住み慣れた家に出入りしているようです。
クライドは未練があるようで、その恋人が気に入らない様子。
仕事のため、家庭を顧みなかった結果が離婚だとはわかっていても、愛する娘たちに会えないのは辛い。
週末を利用して、クライドの新居に泊まりに来たハンナとエミリー姉妹。
ダンスに夢中な反抗期のハンナは、両親の離婚が格好悪いと思っています。妹のエミリーは母親も父親も大好き。離婚なんてして欲しくなかったと塞ぎ込んでいます。
次の日、クライド宅の近くでガレージセールがありました。
エミリーは吸い寄せられるように古い箱に出会ってしまいます。
婆さんをサバ折りにした例の箱だ!
「クールじゃん」
エミリーは父親に箱を買ってもらいます。
エミリーはふと視線を感じました。
「その箱はダメ~~!!」
包帯でグルグル巻きにされた女が叫んでいます!
ビビるエミリーですが、まさか箱に隠された秘密を知る由もありません。
結局、エミリーは箱に魅入られてしまうのです。
父親が開けられなかった箱を簡単に開ける事が出来ました。中には蛾の死骸や、歯が入っています。
気味が悪い物ばかりなのに、エミリーは箱から離れようとしません。
姉のハンナも妹の様子がおかしいとは感じています。
ただ、両親の離婚が原因の塞ぎ込みだと誤認してしまうんですよね。
下手くそなダンスを披露するハンナ(笑)
クライド宅で朝食を取っていると、エミリーの様子が変です。
パンケーキの食べ方が異常に汚い。
ダンスの話に夢中なハンナをよそに、その行動が気になるクライド。
注意した途端
フォークでグサッ!!
何かに憑りつかれた様なエミリーの姿。
「パパ・・ごめんなさい!」
泣きながら謝るエミリーにクライドはどうすることも出来ませんでした。
そして怪現象は家族にも忍び寄ります。
ハンナが歯磨き中に、鏡越しで視界に何かを見ます。
デッカイ蛾だな!!!
悲鳴をあげて父を呼ぶと、蛾の大群はエミリーの部屋から出てきているようです。
もはやこの現象は普通じゃない!
「蛾が発生するなんて欠陥住宅だ!」
そこ!?
ステファニー宅に娘たちを避難させたクライド。
ほんの短い時間ですが、愛し合っていた時の空気が流れます。
ステファニーも、もしかしたらクライドに未練があるんじゃないかなぁ。
エミリーの症状は悪化していきます。
常にオエオエ言っています。
あまりにも吐き気がするので、ペンライトを使って喉を覗くと・・・
指があるやん!?
そりゃ、オエッてなるわな。
一人苦しむエミリー。
箱には「友人」がいると呟いてたのを聞いたクライドは、箱を捨ててしまいます。
発狂するエミリーは家を飛び出し、巨大なコンテナから箱を引き上げてしまいます。もはや行動が超人レベル。
「私はあなたを裏切ってはないわ!捨てたのはパパよ!」
見えない誰かに必死で訴えるエミリーに蛾が襲いかかります!
全ての蛾を体内に取り込むと気絶するエミリー。
追いかけたクライドは、それを見てないんですよねぇ。
エミリーだけが苦しんでいる。苦しむ理由がわからない家族。
けど、クライドの行動は早かった!
愛する娘のため、必死で調べるんです。箱のことを!
悪魔の箱だと判明した後、そのままエクソシスト依頼まで段取りが良い父!
もうエミリーには時間がありません!
「何か」がエミリーの体内に入り込んでいるのは確かなのですから。
体内に入り込んでいるだけならまだしも、人への攻撃も出来ます。
クライドがエクソシストの依頼をした事など知らないステファニーは、病院に連れて行こうとするんです。
医者の恋人の進言なんですけど、どう見ても普通じゃないですよね。
「テメェの歯なんぞ抜いてやる!!」
「勘弁してくれぇ~!!」
もはや一刻の猶予もありません。
恋人がスタコラサッサと逃げてしまったことに気が付いていないステファニー(汗)
エミリーをMRIにかけてみると・・・
内臓に何かおるで!!!
ここで初めてステファニーは娘の異常が身体的なものではなく、心霊現象だと気が付くんですね。そしてタイミングよくクライドも病院に到着します。
時間がないので、ここで悪魔祓いをお願いしますと、家族総出で悪魔と戦うのです。
「ぶっ殺すぞ、クソがっ!!」
見事な開脚。
私だとひっくり返る・・・。
悪魔祓い中、エミリーは逃げ出してしまい単独で病院内を走るクライド。
いました。
クライドは冷静ですが、ここは死体安置所。
私だったら冷静ではいられない(汗)(汗)(汗)(汗)
クライドの必死の叫びで、奇跡的にエミリーの身体から悪魔が抜け出しました!
家族で感動のハグをしていると、クライドの様子が変です。
ああ、クライドの身体に何かいる!!
諦めずに悪魔祓いを頑張る神父(名前、忘れた)!!
箱がスーーーーーッと動く。
だ、だ、誰!?
この不明な生物は箱に入ってしまいました。
か、解決っスかね?
今度こそ、ガシッと家族全員でハグし合います。
彼らは助かったのです。
神父に礼を言い、クライド夫婦はまた家族4人で平和に暮らしましたとさ。
ちなみに箱はと言うとですね。
神父さんが回収して教会に持って帰る途中に事故。
車は大破しましたが、飛び出した箱は無傷でした。この箱は次は誰の手に渡るのでしょうか。
★★★★★★★
冗談抜きで、オカルト映画で一番好きなのは「エクソシスト」です。
いずれレビューしたいなと思ってます。
本作、悪くはないけど怖くはないんだなぁ。実話をベースにしているので映画的な怖さは一切ないのが欠点か。それが正しいとは思うけど、商業的な部分も見せて欲しかった!
ホラー映画ジャンルでは最も怖さが問われると思うオカルト。
エクソシストを超える作品に早く出会いたいですね。正月にはホラー映画を観倒すでしょう!!
オカルト映画は実話に基づいた作品が多いですね。
昔は「ええ、こんな事があったんだ、怖~」って思っていましたが、最近では「ここまで実話が多いって、この世の中はどうなってんだ?」って疑問視してます。世界各国で事例がありますが、皆それぞれ憑いている悪魔が違うのかしら。それだけ悪魔の数って凄いんでしょうね。私も気を付けよう←何が?
オープニング。
「これは実話である」
テロップが流れます。ワクワクしますね、実録モノは。
ある家に置かれている古めかしい箱。
婆さんが険しい顔で箱を見つめています。スッとその場を離れて髪を手ぐしで整えると、ゴッソリと髪の毛が抜けた!婆さん、金槌を持って箱を叩き割ろうとした瞬間!
箱の力なのか?
婆さんが人形のように投げ飛ばされ・・・
背骨を折られます!
本作の被害者家族です。
クライドとステファニー夫婦は離婚していますが二人の娘の行き来はあります。ステファニーには新しい恋人がおり、住み慣れた家に出入りしているようです。
クライドは未練があるようで、その恋人が気に入らない様子。
仕事のため、家庭を顧みなかった結果が離婚だとはわかっていても、愛する娘たちに会えないのは辛い。
週末を利用して、クライドの新居に泊まりに来たハンナとエミリー姉妹。
ダンスに夢中な反抗期のハンナは、両親の離婚が格好悪いと思っています。妹のエミリーは母親も父親も大好き。離婚なんてして欲しくなかったと塞ぎ込んでいます。
次の日、クライド宅の近くでガレージセールがありました。
エミリーは吸い寄せられるように古い箱に出会ってしまいます。
婆さんをサバ折りにした例の箱だ!
「クールじゃん」
エミリーは父親に箱を買ってもらいます。
エミリーはふと視線を感じました。
「その箱はダメ~~!!」
包帯でグルグル巻きにされた女が叫んでいます!
ビビるエミリーですが、まさか箱に隠された秘密を知る由もありません。
結局、エミリーは箱に魅入られてしまうのです。
父親が開けられなかった箱を簡単に開ける事が出来ました。中には蛾の死骸や、歯が入っています。
気味が悪い物ばかりなのに、エミリーは箱から離れようとしません。
姉のハンナも妹の様子がおかしいとは感じています。
ただ、両親の離婚が原因の塞ぎ込みだと誤認してしまうんですよね。
下手くそなダンスを披露するハンナ(笑)
クライド宅で朝食を取っていると、エミリーの様子が変です。
パンケーキの食べ方が異常に汚い。
ダンスの話に夢中なハンナをよそに、その行動が気になるクライド。
注意した途端
フォークでグサッ!!
何かに憑りつかれた様なエミリーの姿。
「パパ・・ごめんなさい!」
泣きながら謝るエミリーにクライドはどうすることも出来ませんでした。
そして怪現象は家族にも忍び寄ります。
ハンナが歯磨き中に、鏡越しで視界に何かを見ます。
デッカイ蛾だな!!!
悲鳴をあげて父を呼ぶと、蛾の大群はエミリーの部屋から出てきているようです。
もはやこの現象は普通じゃない!
「蛾が発生するなんて欠陥住宅だ!」
そこ!?
ステファニー宅に娘たちを避難させたクライド。
ほんの短い時間ですが、愛し合っていた時の空気が流れます。
ステファニーも、もしかしたらクライドに未練があるんじゃないかなぁ。
エミリーの症状は悪化していきます。
常にオエオエ言っています。
あまりにも吐き気がするので、ペンライトを使って喉を覗くと・・・
指があるやん!?
そりゃ、オエッてなるわな。
一人苦しむエミリー。
箱には「友人」がいると呟いてたのを聞いたクライドは、箱を捨ててしまいます。
発狂するエミリーは家を飛び出し、巨大なコンテナから箱を引き上げてしまいます。もはや行動が超人レベル。
「私はあなたを裏切ってはないわ!捨てたのはパパよ!」
見えない誰かに必死で訴えるエミリーに蛾が襲いかかります!
全ての蛾を体内に取り込むと気絶するエミリー。
追いかけたクライドは、それを見てないんですよねぇ。
エミリーだけが苦しんでいる。苦しむ理由がわからない家族。
けど、クライドの行動は早かった!
愛する娘のため、必死で調べるんです。箱のことを!
悪魔の箱だと判明した後、そのままエクソシスト依頼まで段取りが良い父!
もうエミリーには時間がありません!
「何か」がエミリーの体内に入り込んでいるのは確かなのですから。
体内に入り込んでいるだけならまだしも、人への攻撃も出来ます。
クライドがエクソシストの依頼をした事など知らないステファニーは、病院に連れて行こうとするんです。
医者の恋人の進言なんですけど、どう見ても普通じゃないですよね。
「テメェの歯なんぞ抜いてやる!!」
「勘弁してくれぇ~!!」
もはや一刻の猶予もありません。
恋人がスタコラサッサと逃げてしまったことに気が付いていないステファニー(汗)
エミリーをMRIにかけてみると・・・
内臓に何かおるで!!!
ここで初めてステファニーは娘の異常が身体的なものではなく、心霊現象だと気が付くんですね。そしてタイミングよくクライドも病院に到着します。
時間がないので、ここで悪魔祓いをお願いしますと、家族総出で悪魔と戦うのです。
「ぶっ殺すぞ、クソがっ!!」
見事な開脚。
私だとひっくり返る・・・。
悪魔祓い中、エミリーは逃げ出してしまい単独で病院内を走るクライド。
いました。
クライドは冷静ですが、ここは死体安置所。
私だったら冷静ではいられない(汗)(汗)(汗)(汗)
クライドの必死の叫びで、奇跡的にエミリーの身体から悪魔が抜け出しました!
家族で感動のハグをしていると、クライドの様子が変です。
ああ、クライドの身体に何かいる!!
諦めずに悪魔祓いを頑張る神父(名前、忘れた)!!
箱がスーーーーーッと動く。
だ、だ、誰!?
この不明な生物は箱に入ってしまいました。
か、解決っスかね?
今度こそ、ガシッと家族全員でハグし合います。
彼らは助かったのです。
神父に礼を言い、クライド夫婦はまた家族4人で平和に暮らしましたとさ。
ちなみに箱はと言うとですね。
神父さんが回収して教会に持って帰る途中に事故。
車は大破しましたが、飛び出した箱は無傷でした。この箱は次は誰の手に渡るのでしょうか。
★★★★★★★
冗談抜きで、オカルト映画で一番好きなのは「エクソシスト」です。
いずれレビューしたいなと思ってます。
本作、悪くはないけど怖くはないんだなぁ。実話をベースにしているので映画的な怖さは一切ないのが欠点か。それが正しいとは思うけど、商業的な部分も見せて欲しかった!
ホラー映画ジャンルでは最も怖さが問われると思うオカルト。
エクソシストを超える作品に早く出会いたいですね。正月にはホラー映画を観倒すでしょう!!