『パラサイト・バイティング』
紙芝居風にしてすみません
のっけから謝罪です。
作品自体は可もなく不可もなくでした。せめてレビューくらいは楽しくしようと思いまして。
そこで紙芝居風にしてみたら、ただのギャグレビューになってしまった!この作品のファンの方には、本当に申し訳ないです。監督自身「ホラー映画と捉えてもらっても構わない」と言っていたように、グロ度が目立ってしまった本作。いきなりの頭部爆発は反則ですって。ビビッたわぁ。R15指定だそうです。
実は食人草の話なんですけど、そんなのどうでもいいくらい、登場人物の描き方が面白い。人間模様+草っていう話です。
ホラーで死ぬのは若者。これ定石です。今回もメイン4人とサブ2人が登場します。
けれど、彼らを見ている限りではバカではなさそう。医学生もいるし、会話もしっかりしていますしね。そんな彼らはメキシコに旅行に来ているわけですが、マヤ遺跡の観光に行こうという話になります。
彼らを遺跡に誘ったドイツ人
風貌は怪しいですが、彼の弟の彼女が先に現地にいるということなので、4人も安心して同行します。
翌日、4人とドイツ人、その連れの男性の6人で秘境へと向かうのです。乗り物を乗り継いでジャングル奥地まで進んだ彼らに、人影が見えます。
子供のようです。声を掛けますが言葉が通じないのか反応しません。
すると子供たちは去って行きます。
ま、いいかと更なる奥地へ進んでいくと・・・。
見つけた!!
日本でいうところの古墳みたいな遺跡ですね。遺跡は草で覆われており、歴史を感じさせます。一行は感激で遺跡の前で写真を撮ったりと大はしゃぎだったのですが・・・。
いきなり現地の方が登場します。何を言っているのかわかりません。とにかく激怒しているのです。
メンバーは困り果ててしまいますが、とにかく和解しようと近寄った瞬間!
あれ、何か刺さった!?
頭をふっ飛ばされた!
一気に地獄と化したその場を去るため、5人は遺跡を上って逃げます。
現地の人が、あんなに怒るなんてどいうことだろう。
若者たちは頂上まで登りきると下界に見える現地人を眺めます。現地人は野宿の準備を始めており、これが長期に渡る監視だということがわかりました。
頂上にはテントが張ってあり、ドイツ人の弟たちがいた痕跡が見えます。姿は見えませんが、少なくともここにいたことは間違いないようです。
頂上には穴が開いており、滑車も設置していました。
すると穴から携帯の着信音が聞こえてきました。皆はビクッとなりますが、ドイツ人は「これは弟の携帯音だ」と言い出します。
地下に降りるのは危険だとしても、ドイツ人は行くと言ってきかないので、滑車を使って降りるのですが・・・
やっぱり落下。下で身動きが取れないドイツ人の為に、体が軽い女性が助けに降りるもののやはり傷を負ってしまいます。
何とかドイツ人を救出し、上まで引き上げたものの、ドイツ人と救出に行った女性の足に草が食い込んでいるのです。
草を取り払うものの、ドイツ人は背骨を損傷しており歩くことも危険でした。
そして食料も殆どありません。
下に降りて現地人を説得しようにも、また失敗。
怒りで近場にあった草の塊を現地人に投げたメンバーですが、その草が現地人の子供に当たったのです。草なので怪我などはしませんが、現地人の慌てようは尋常ではありませんでした。
現地人、子供を射殺!
ただ草が当たっただけなのに、これは話し合いにならないと頂上に戻ります。
遺跡頂上で餓死するか、下に降りて一か八かの逃亡を図るか・・・。彼らには時間がありません。
ドイツ人の足が壊死し始めていました。このままでは敗血症で死んでしまいます。いつのまにか足には蔦が巻きつき、切断するしか方法がないと医学生が熱弁です。
骨を石で割り(!)、小さいナイフで肉を切るという拷問を提案します。ドイツ人は「やってくれ」と懇願します。
いざ始まると・・・
そりゃ痛いだろう。ギャーギャー喚きます。
ナイフで切るのが億劫になってきたのか、足を引っ張って肉を裂く医学生。鬼畜!
最後は熱したフライパンで血止めします。痛覚がないって医学生は言ってたのに、ドイツ人は痛がっておりました。
しかし、あんな拷問に耐えた彼も、衰弱してとうとう死んでしまいます。そんな彼の足を草が食ってます。
メンバー一同、この遺跡はヤバイと気づくのです。
現地人が彼らを恐れているのではなく、遺跡を恐れているのだと。しかも遺跡に逃げ込んだ彼らに草が襲ってこようとは誰が想像したでしょう!
恐怖になればなるほど、意外と冷静になってくるメンバー。
この遺跡がどういう意味で造られたとか、そんなのは分かりもしませんが、今を生きる事を必死で考えます。
怪我をした女性の体に異変が起きます。取り除いたはずの草がどうも残っていたらしく、体内でうごめいていたのです。
取ってくれと女性が叫ぶので、医学生は得意のナイフで肉を裂いて取り出します。草は生きており、寄生虫のようにウニウニと暴れまわるのです。
この女優さん、鼻水を垂らしてまでの演技!
立派です!
全部取り出したよと伝えるのですが、彼女は信用しません。
「頭の中にまだ残っている!」と言うのです。
いやいや、全部取ったって言ったでし・・・
!!!
!!!
!!!
皆さん、嘘が下手くそなので彼女にバレてしまい、とうとう自分で取り出すと体を切り刻み始めます。
太ももの肉を削ぎ落とすシーンは素晴らしい。
次々死んでいく仲間たち。その死体は草が戴きます。
果たして生き残るのは誰だ!?
★★★★★★★
紙芝居風にしましたが、ただの落書きみたいでしたね。
センスの無さに恥ずかしさが湧いてきて、以降はやめておきます。はい。
食人草という設定のわりには、なかなか草が行動を起こしません。なんなら風景と同化し過ぎて、恐怖の対象になっていないんですよ。現地人の方がよっぽど異様ですよね。
遺跡地下にも大量の草が生えているのですが、序盤に携帯の着信音が鳴るシーンも、実は草がその音を真似て生み出した音だったんです!そんな器用な事が出来るのに、草の出番は少ねぇ!!
ちなみにドイツ人の弟もその恋人も地下で死んだ模様です。恋人の死体はデロ~ンって出てきたけど弟もどっかで死んでるんでしょうね。合掌・・・。
R15指定ですが、やはり肉の削ぎ落としシーンの部分かな。安っぽいホラーよりもずっとリアルですからね。
のっけから謝罪です。
作品自体は可もなく不可もなくでした。せめてレビューくらいは楽しくしようと思いまして。
そこで紙芝居風にしてみたら、ただのギャグレビューになってしまった!この作品のファンの方には、本当に申し訳ないです。監督自身「ホラー映画と捉えてもらっても構わない」と言っていたように、グロ度が目立ってしまった本作。いきなりの頭部爆発は反則ですって。ビビッたわぁ。R15指定だそうです。
実は食人草の話なんですけど、そんなのどうでもいいくらい、登場人物の描き方が面白い。人間模様+草っていう話です。
ホラーで死ぬのは若者。これ定石です。今回もメイン4人とサブ2人が登場します。
けれど、彼らを見ている限りではバカではなさそう。医学生もいるし、会話もしっかりしていますしね。そんな彼らはメキシコに旅行に来ているわけですが、マヤ遺跡の観光に行こうという話になります。
彼らを遺跡に誘ったドイツ人
風貌は怪しいですが、彼の弟の彼女が先に現地にいるということなので、4人も安心して同行します。
翌日、4人とドイツ人、その連れの男性の6人で秘境へと向かうのです。乗り物を乗り継いでジャングル奥地まで進んだ彼らに、人影が見えます。
子供のようです。声を掛けますが言葉が通じないのか反応しません。
すると子供たちは去って行きます。
ま、いいかと更なる奥地へ進んでいくと・・・。
見つけた!!
日本でいうところの古墳みたいな遺跡ですね。遺跡は草で覆われており、歴史を感じさせます。一行は感激で遺跡の前で写真を撮ったりと大はしゃぎだったのですが・・・。
いきなり現地の方が登場します。何を言っているのかわかりません。とにかく激怒しているのです。
メンバーは困り果ててしまいますが、とにかく和解しようと近寄った瞬間!
あれ、何か刺さった!?
頭をふっ飛ばされた!
一気に地獄と化したその場を去るため、5人は遺跡を上って逃げます。
現地の人が、あんなに怒るなんてどいうことだろう。
若者たちは頂上まで登りきると下界に見える現地人を眺めます。現地人は野宿の準備を始めており、これが長期に渡る監視だということがわかりました。
頂上にはテントが張ってあり、ドイツ人の弟たちがいた痕跡が見えます。姿は見えませんが、少なくともここにいたことは間違いないようです。
頂上には穴が開いており、滑車も設置していました。
すると穴から携帯の着信音が聞こえてきました。皆はビクッとなりますが、ドイツ人は「これは弟の携帯音だ」と言い出します。
地下に降りるのは危険だとしても、ドイツ人は行くと言ってきかないので、滑車を使って降りるのですが・・・
やっぱり落下。下で身動きが取れないドイツ人の為に、体が軽い女性が助けに降りるもののやはり傷を負ってしまいます。
何とかドイツ人を救出し、上まで引き上げたものの、ドイツ人と救出に行った女性の足に草が食い込んでいるのです。
草を取り払うものの、ドイツ人は背骨を損傷しており歩くことも危険でした。
そして食料も殆どありません。
下に降りて現地人を説得しようにも、また失敗。
怒りで近場にあった草の塊を現地人に投げたメンバーですが、その草が現地人の子供に当たったのです。草なので怪我などはしませんが、現地人の慌てようは尋常ではありませんでした。
現地人、子供を射殺!
ただ草が当たっただけなのに、これは話し合いにならないと頂上に戻ります。
遺跡頂上で餓死するか、下に降りて一か八かの逃亡を図るか・・・。彼らには時間がありません。
ドイツ人の足が壊死し始めていました。このままでは敗血症で死んでしまいます。いつのまにか足には蔦が巻きつき、切断するしか方法がないと医学生が熱弁です。
骨を石で割り(!)、小さいナイフで肉を切るという拷問を提案します。ドイツ人は「やってくれ」と懇願します。
いざ始まると・・・
そりゃ痛いだろう。ギャーギャー喚きます。
ナイフで切るのが億劫になってきたのか、足を引っ張って肉を裂く医学生。鬼畜!
最後は熱したフライパンで血止めします。痛覚がないって医学生は言ってたのに、ドイツ人は痛がっておりました。
しかし、あんな拷問に耐えた彼も、衰弱してとうとう死んでしまいます。そんな彼の足を草が食ってます。
メンバー一同、この遺跡はヤバイと気づくのです。
現地人が彼らを恐れているのではなく、遺跡を恐れているのだと。しかも遺跡に逃げ込んだ彼らに草が襲ってこようとは誰が想像したでしょう!
恐怖になればなるほど、意外と冷静になってくるメンバー。
この遺跡がどういう意味で造られたとか、そんなのは分かりもしませんが、今を生きる事を必死で考えます。
怪我をした女性の体に異変が起きます。取り除いたはずの草がどうも残っていたらしく、体内でうごめいていたのです。
取ってくれと女性が叫ぶので、医学生は得意のナイフで肉を裂いて取り出します。草は生きており、寄生虫のようにウニウニと暴れまわるのです。
この女優さん、鼻水を垂らしてまでの演技!
立派です!
全部取り出したよと伝えるのですが、彼女は信用しません。
「頭の中にまだ残っている!」と言うのです。
いやいや、全部取ったって言ったでし・・・
!!!
!!!
!!!
皆さん、嘘が下手くそなので彼女にバレてしまい、とうとう自分で取り出すと体を切り刻み始めます。
太ももの肉を削ぎ落とすシーンは素晴らしい。
次々死んでいく仲間たち。その死体は草が戴きます。
果たして生き残るのは誰だ!?
★★★★★★★
紙芝居風にしましたが、ただの落書きみたいでしたね。
センスの無さに恥ずかしさが湧いてきて、以降はやめておきます。はい。
食人草という設定のわりには、なかなか草が行動を起こしません。なんなら風景と同化し過ぎて、恐怖の対象になっていないんですよ。現地人の方がよっぽど異様ですよね。
遺跡地下にも大量の草が生えているのですが、序盤に携帯の着信音が鳴るシーンも、実は草がその音を真似て生み出した音だったんです!そんな器用な事が出来るのに、草の出番は少ねぇ!!
ちなみにドイツ人の弟もその恋人も地下で死んだ模様です。恋人の死体はデロ~ンって出てきたけど弟もどっかで死んでるんでしょうね。合掌・・・。
R15指定ですが、やはり肉の削ぎ落としシーンの部分かな。安っぽいホラーよりもずっとリアルですからね。