『ゾンビ特急”地獄”行き』
なんちゅう邦題!!
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スカパー!に加入している我が家では、ホラー映画を観る機会に恵まれています。レンタルしてまで観ようとは思わない珍作とかを、たま~に放映しているので、スカパー!はなかなか侮れませんね。
本作の存在は、実は昔から知っていたのですが、理由はその陳腐な邦題のためです。ゾンビって言ってるけど、これはゾンビなのか?みたいな・・・。
なのに出演しているメンバーは豪華と、どういったオファーだったのか首をかしげます。
イギリスとスペインの合作であり、1973年という古さを持ちつつも、まあテンポが良いのであっという間のエンディングです。しかし面白いかと言われると、ダメです(笑)
英国地質学会中国探検隊のサクストンは、満州の洞窟で世にも奇妙な化石を発見します。
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化石と共に、猿のようなモノがいます!サクストンは、これは大変な発見だと、シベリアに持って帰ることを決意。シベリア行の列車に乗り込むのです。
駅では、化石を収めた箱のまわりで不審死が発生したりと、不穏な空気に包まれますが、サクストンは気にしてません。
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化石を乗せる作業を見ていた医者が1人。「おお、また学会への発表ですかな?」
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サクストンはその言葉に大した返事もしなかった為、この医者は汽車の荷物係に金を掴ませ、箱の中身を調べるように命じるのでした。
夜、荷物係が箱のネジを緩め、覗いてみると・・・。
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わけのわからんモノに睨まれて、血を吹きだして死んじゃった!
どうやら、化石に引っ付いていた猿が赤く光る眼で荷物係を殺害した模様。
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自分で鎖を外して脱走しちゃいます。
荷物係が行方不明になり、同乗していた鉄道警察に尋問されるサクストンは、渋々箱を開けます。
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あ、荷物係が箱の中に!バケモノはご丁寧にも箱の中に死体を隠したんですね!
話は逸れますが、汽車の旅というのは優雅でいいですね。
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ちょっと憧れちゃいます。酔いそうだけど・・・。
走る列車では、また1人何者かに殺されてしまいます。
緊急で医者が死因解明のために、頭を開いてみると・・・。
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「赤ちゃんのお尻」という例えをしていましたが、脳にシワがありません。ツルツルの脳なのです。いったいどういう事なのでしょうか。
意外と早くにバケモノ登場。
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普通の着ぐるみに見えますが・・・。
バケモノはあっさり警察に逮捕されちゃいます。女性を1人救えませんでしたが解決です。
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バケモノを射殺した刑事も危うく殺されるところでしたが、何とか無事だったようです。
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ところが・・・どうも体の調子がおかしいのです。左手に違和感が・・・。
サクストンと医者は、バケモノの目に着目します。顕微鏡でその細胞を覗いてみると・・・。
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なんと、最後に射殺した刑事の姿が写っているではありませんか!刑事どころではありません。過去の恐竜、果ては宇宙から見た地球までもが細胞に転写しているのです。
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どうやらこのバケモノは何千年も前から地球に存在しており、それを目から脳に焼き付けている模様です。ですので、殺された死体の脳は記憶を抜かれ、ツルツルだったというのです!
苦しい説明だ・・・。
列車内で殺人が起こり、犯人がバケモノだという事は、車内に客には内密なのに、もうバレでます。
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美しい伯爵夫人は、サクストンに興味があり、つきまといます。サクストン自身もまんざらでもないようですが・・・。
勘のいい人はお気づきでしょう。バケモノはすでに刑事に乗り移っています。
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客が「列車を止めてくれ」と懇願するものの、そんな事したら「殺す」とムチャクチャです。
刑事(バケモノ)の当面の厄介者と言えばサクストン達です。いろいろと探りを入れる刑事。
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サクストンは「バケモノはまだ生きているだろう」と断言。刑事は殺す事を考えます。
そんな列車を止めた人物が出てきます。
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テリー・サバラスだ!久しぶりに見たよ~!相変わらずインパクト大な顔だな。サバラスがどういった者かはわかりませんが、部下を連れて列車に乗り込み、傍若無人の振る舞いです。
そんな彼を見て
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サクストン、素敵だ・・・。
例の刑事も尋問されます。そりゃそうだ、死体がどんどん増えているのだから・・・。そんな刑事を救ったのが、ずっと怪しかった神父!この神父、神を崇めているのに、すっかりバケモノの虜なんです。
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一生ついて行く♪と、刑事をずっと追い回していたのです。
刑事は射殺されますが、その時にこの神父に乗り移ります。神父、感激!
そして殺す殺す殺しまくりです!
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テリー・サバラスも死んじゃった!あんた、何しに出てきたの!
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サクストン達はバケモノを追い詰めます。
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追い詰めたバケモノの言葉が「逃がしてくれ」ですからねぇ・・・。腰抜けです。
もちろんそんな言葉に賛同するサクストンではありません。怒り狂ったバケモノは、死体を甦らせると最後の攻撃に出ます。うわー、最後尾の貨物車に逃げろ~!!
そして運悪く、モスクワより「列車のポイントを変えろ」との指示が。
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変えた先には、断崖絶壁です。ああ、列車は落ちちゃうのか!?
あ、落ちた。
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貨物車との連結部を間一髪切り離していたサクストンたち。
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バケモノと死体(ゾンビ?)たちは哀れ炎の渦に巻かれて死んじゃったとさ。
★★★★★★★
おお、なんだこの珍作は・・・。
面白くないわけではないけど、心惹かれる事もなく、あっという間に観終わってしまいました。クリストファー・リー、ピーター・カッシング、テリー・サラバス・・・。こんな濃い面々が登場して、バケモノ退治に勤しむ姿は、下手すれば感動するんですけど、バケモノの目的が薄っぺらい!しかも、このバケモノは仲間がいたのに見捨てられたみたい(笑)
自分も宇宙に帰りたいよう・・・って殺人を犯していたのはどうもおかしな話です。風景や列車内の緊張感はまずまずだったので、惜しい作品かもしれません。
しかし、ゾンビって邦題を付けてるけど、甦るだけでゾンビって・・・。定義が変じゃないですか??
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スカパー!に加入している我が家では、ホラー映画を観る機会に恵まれています。レンタルしてまで観ようとは思わない珍作とかを、たま~に放映しているので、スカパー!はなかなか侮れませんね。
本作の存在は、実は昔から知っていたのですが、理由はその陳腐な邦題のためです。ゾンビって言ってるけど、これはゾンビなのか?みたいな・・・。
なのに出演しているメンバーは豪華と、どういったオファーだったのか首をかしげます。
イギリスとスペインの合作であり、1973年という古さを持ちつつも、まあテンポが良いのであっという間のエンディングです。しかし面白いかと言われると、ダメです(笑)
英国地質学会中国探検隊のサクストンは、満州の洞窟で世にも奇妙な化石を発見します。
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化石と共に、猿のようなモノがいます!サクストンは、これは大変な発見だと、シベリアに持って帰ることを決意。シベリア行の列車に乗り込むのです。
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サクストンはその言葉に大した返事もしなかった為、この医者は汽車の荷物係に金を掴ませ、箱の中身を調べるように命じるのでした。
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どうやら、化石に引っ付いていた猿が赤く光る眼で荷物係を殺害した模様。
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自分で鎖を外して脱走しちゃいます。
荷物係が行方不明になり、同乗していた鉄道警察に尋問されるサクストンは、渋々箱を開けます。
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話は逸れますが、汽車の旅というのは優雅でいいですね。
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ちょっと憧れちゃいます。酔いそうだけど・・・。
走る列車では、また1人何者かに殺されてしまいます。
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「赤ちゃんのお尻」という例えをしていましたが、脳にシワがありません。ツルツルの脳なのです。いったいどういう事なのでしょうか。
意外と早くにバケモノ登場。
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普通の着ぐるみに見えますが・・・。
バケモノはあっさり警察に逮捕されちゃいます。女性を1人救えませんでしたが解決です。
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バケモノを射殺した刑事も危うく殺されるところでしたが、何とか無事だったようです。
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ところが・・・どうも体の調子がおかしいのです。左手に違和感が・・・。
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どうやらこのバケモノは何千年も前から地球に存在しており、それを目から脳に焼き付けている模様です。ですので、殺された死体の脳は記憶を抜かれ、ツルツルだったというのです!
苦しい説明だ・・・。
列車内で殺人が起こり、犯人がバケモノだという事は、車内に客には内密なのに、もうバレでます。
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美しい伯爵夫人は、サクストンに興味があり、つきまといます。サクストン自身もまんざらでもないようですが・・・。
勘のいい人はお気づきでしょう。バケモノはすでに刑事に乗り移っています。
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客が「列車を止めてくれ」と懇願するものの、そんな事したら「殺す」とムチャクチャです。
刑事(バケモノ)の当面の厄介者と言えばサクストン達です。いろいろと探りを入れる刑事。
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サクストンは「バケモノはまだ生きているだろう」と断言。刑事は殺す事を考えます。
そんな列車を止めた人物が出てきます。
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テリー・サバラスだ!久しぶりに見たよ~!相変わらずインパクト大な顔だな。サバラスがどういった者かはわかりませんが、部下を連れて列車に乗り込み、傍若無人の振る舞いです。
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サクストン、素敵だ・・・。
例の刑事も尋問されます。そりゃそうだ、死体がどんどん増えているのだから・・・。そんな刑事を救ったのが、ずっと怪しかった神父!この神父、神を崇めているのに、すっかりバケモノの虜なんです。
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テリー・サバラスも死んじゃった!あんた、何しに出てきたの!
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サクストン達はバケモノを追い詰めます。
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追い詰めたバケモノの言葉が「逃がしてくれ」ですからねぇ・・・。腰抜けです。
もちろんそんな言葉に賛同するサクストンではありません。怒り狂ったバケモノは、死体を甦らせると最後の攻撃に出ます。うわー、最後尾の貨物車に逃げろ~!!
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変えた先には、断崖絶壁です。ああ、列車は落ちちゃうのか!?
あ、落ちた。
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貨物車との連結部を間一髪切り離していたサクストンたち。
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バケモノと死体(ゾンビ?)たちは哀れ炎の渦に巻かれて死んじゃったとさ。
★★★★★★★
おお、なんだこの珍作は・・・。
面白くないわけではないけど、心惹かれる事もなく、あっという間に観終わってしまいました。クリストファー・リー、ピーター・カッシング、テリー・サラバス・・・。こんな濃い面々が登場して、バケモノ退治に勤しむ姿は、下手すれば感動するんですけど、バケモノの目的が薄っぺらい!しかも、このバケモノは仲間がいたのに見捨てられたみたい(笑)
自分も宇宙に帰りたいよう・・・って殺人を犯していたのはどうもおかしな話です。風景や列車内の緊張感はまずまずだったので、惜しい作品かもしれません。
しかし、ゾンビって邦題を付けてるけど、甦るだけでゾンビって・・・。定義が変じゃないですか??