『ビデオドローム』
あるビデオを観ると感染する。
・・っていう邦画がありましたね。←リングと言え!
そういう「観てはいけないビデオ」というのはなぜか観てしまいたくなるものです。私は絶対に観ないけどね!
理由はそれぞれとして、その「観たい欲望」を利用し伝染する恐怖があるとしたら。リングのように「死」が待つのかそれとも・・・。
逃げられない恐怖こそ、本当の絶望だと思いませんか?死が迫る絶望。あ~、嫌だ!
そんなビデオ、家にあったら即効捨てましょう!
ビデオドローム

個人的な意見で申し訳ないですが、この映画の主人公であるジェームズ・ウッズの大ファンだったんです。中学生の時ですので、渋い選択に自分でもウケる。
本作の意味不明度は最高レベルでしょう。難解過ぎてついていけません。どうやら上映された当時も観客は私と同意見のようで、制作費の半分も回収できなかったようです。ところが世の中どう間違ったのか、この映画がビデオ化されるとカルトブームとなり、今でも人気があるんですから、何があるかわからないものですね。
極小ケーブルTVの社長マックス。
彼が取り扱う番組はセックスと暴力です。視聴者が求める欲求に応えようと、日々新しい作品をゲットするのに必死な毎日なのです。

自社ビルに設置した傍受アンテナ。
これを使って海外の海賊版アダルトをゲットしてしまっている始末。

そんなある日、エンジニアがある映像を入手したとのこと。
マックスはさっそく観てみます。そこに映し出されていたのは画像こそ粗悪ながら、拷問と殺人がストーリーも無く、淡々と繰り広げられている異常な世界でした。

異様さを感じつつも、すっかりこの映像に魅了されたマックスは、エンジニアに更なる画像を傍受し、発信源を突き止めるように指示します。

マックスには美しい恋人、ニッキーがいました。
ニッキーは仕事で持ち帰っていたマックスのビデオ『ビデオドローム』を観たいと懇願。渋々承知するマックスです。するとビデオに興奮したニッキーが「ナイフで私を切って」などと言ってくるのです。

ビデオに触発されたにしろ、あまりの恋人の性癖に驚くマックス。
しかし、その晩の2人は燃え上がるのでした(ウッズファンの私は腹が立つシーンでした)。
そしてとうとう、ニッキーはビデオの発信源であるピッツバーグに行くと言い張るのです。
その意気込みを、自分の乳房に根性焼きで証明してみせます。呆れるマックス。しかしニッキーのピッツバーグ行きを止められなかったのです。

ビデオドロームの存在を知って、映像を観続けたマックスは少しずつですが幻覚を見るようになってきました。
この映像の出所について地下組織を通じて調べてもらっていたのですが、仕事仲間のバイヤーが忠告します。

「ビデオドロームの事は忘れたほうがいい」
そんな事を言われて引き下がるマックスではありません。このビデオについて知っているであろ人物の名前を聞き出すと、その人物オブリビアン教授に会いに向かいます。
あいにく教授は不在でしたが、娘のビアンカが対応します。そして、あなたのことを伝え、父から必ず連絡すると伝えます。

数日後、マックスのもとに一本のビデオテープが届きます。
再生するとそこにはオブリビアン教授の姿が映し出されていました。
しかし、教授が言っている言葉の意味がわかりません。

マックスもチンプンカンプンなようです。

ビデオの幻覚世界にいると言われてもにわかに信じられませんが、いきなりテレビにニッキーの姿が映し出されるのです。そしてマックスを誘います。「こちらの世界に来て」と。
そして思わず画面に顔を突っ込むマックス。ムチャな!

幻覚は続き、マックス自身の体にも影響が出てきます。腹が裂けて何でも飲み込む、ドラえもんの四次元ポケット状態。

幻覚に苦しむマックスのもとに、助けになろうと言って来たバリーという男。

眼鏡屋を営んでいるくせに、ビデオドロームについて研究している変わり者です。怪しい装置を中国で仕入れてきたので、君の幻覚症状を見せてくれと言い出すのです。

幻覚の分析をおこなうからと言って、アッサリ変な装置を被るマックス・・。

そして目の前にニッキーが現れます。
「ビデオドロームの中で会いたかったのよ、マックス」と妖艶に誘うニッキー。

差し出した鞭で自分を叩いてと懇願。
マックスはビシバシとシバいてしまうのです。

そう、これはマックスが観たビデオドロームとまったく同じ状況なのです。マックスはこれ以上の幻覚には耐えられず、映像を傍受したエンジニアを呼びます。
「お前、ビデオドロームを観たなら俺と同じ幻覚を見るだろう?」
「映像観てないから幻覚は見ないよ」

なんとこのエンジニア、バリーの仲間でした!
バリーの命令で、マックスにずっとビデオドロームを見せ続けていたのです!
理由?わかりません!
もう後戻りはできない世界に入り込んでしまったマックス。
己の手も銃と一体化しちゃったりして悲しいことに。

バリーに命令されるがまま、仕事仲間を銃殺。

いきなり殺人犯に仕立てられるも、次は内容を知りすぎたということでビアンカ殺害もバリーは命じます。
心と体のバランスがすっかり崩れたマックスを誰にも止めることができません。が、ビアンカの熱い説得と、ニッキーが殺されたことを伝えられると、マックスに正義の炎が燃え上がります。

ビデオドロームの破壊を決意すると、自分を裏切ったエンジニアを爆殺。



どういう原理とかは、もうこの時点では理解不能です。
そしてバリーも銃殺です。
・・・これが銃殺された男の死体でしょうか。バリーの正体って何だったんでしょう。一切説明がありません。

そしてマックスも・・。

この映画の意味がわかるには相当時間がかかると思います。それこそネットで調べたりしないと、一度観ただけでは完全に映画に取り残されてしまう感じ。
肉体と精神の話であれば、まだヘルレイザーの方が理解できたと思いますが・・。
ジェームズ・ウッズが出ていなければ、きっと私は借りなかったことでしょう!!
<本日の映画教訓>
今からさっそく『ビデオドローム』でググッてみます。←駄目じゃん・・
・・っていう邦画がありましたね。←リングと言え!
そういう「観てはいけないビデオ」というのはなぜか観てしまいたくなるものです。私は絶対に観ないけどね!
理由はそれぞれとして、その「観たい欲望」を利用し伝染する恐怖があるとしたら。リングのように「死」が待つのかそれとも・・・。
逃げられない恐怖こそ、本当の絶望だと思いませんか?死が迫る絶望。あ~、嫌だ!
そんなビデオ、家にあったら即効捨てましょう!
ビデオドローム

個人的な意見で申し訳ないですが、この映画の主人公であるジェームズ・ウッズの大ファンだったんです。中学生の時ですので、渋い選択に自分でもウケる。
本作の意味不明度は最高レベルでしょう。難解過ぎてついていけません。どうやら上映された当時も観客は私と同意見のようで、制作費の半分も回収できなかったようです。ところが世の中どう間違ったのか、この映画がビデオ化されるとカルトブームとなり、今でも人気があるんですから、何があるかわからないものですね。
極小ケーブルTVの社長マックス。
彼が取り扱う番組はセックスと暴力です。視聴者が求める欲求に応えようと、日々新しい作品をゲットするのに必死な毎日なのです。

自社ビルに設置した傍受アンテナ。
これを使って海外の海賊版アダルトをゲットしてしまっている始末。

そんなある日、エンジニアがある映像を入手したとのこと。
マックスはさっそく観てみます。そこに映し出されていたのは画像こそ粗悪ながら、拷問と殺人がストーリーも無く、淡々と繰り広げられている異常な世界でした。

異様さを感じつつも、すっかりこの映像に魅了されたマックスは、エンジニアに更なる画像を傍受し、発信源を突き止めるように指示します。

マックスには美しい恋人、ニッキーがいました。
ニッキーは仕事で持ち帰っていたマックスのビデオ『ビデオドローム』を観たいと懇願。渋々承知するマックスです。するとビデオに興奮したニッキーが「ナイフで私を切って」などと言ってくるのです。

ビデオに触発されたにしろ、あまりの恋人の性癖に驚くマックス。
しかし、その晩の2人は燃え上がるのでした(ウッズファンの私は腹が立つシーンでした)。
そしてとうとう、ニッキーはビデオの発信源であるピッツバーグに行くと言い張るのです。
その意気込みを、自分の乳房に根性焼きで証明してみせます。呆れるマックス。しかしニッキーのピッツバーグ行きを止められなかったのです。

ビデオドロームの存在を知って、映像を観続けたマックスは少しずつですが幻覚を見るようになってきました。
この映像の出所について地下組織を通じて調べてもらっていたのですが、仕事仲間のバイヤーが忠告します。

「ビデオドロームの事は忘れたほうがいい」
そんな事を言われて引き下がるマックスではありません。このビデオについて知っているであろ人物の名前を聞き出すと、その人物オブリビアン教授に会いに向かいます。
あいにく教授は不在でしたが、娘のビアンカが対応します。そして、あなたのことを伝え、父から必ず連絡すると伝えます。

数日後、マックスのもとに一本のビデオテープが届きます。
再生するとそこにはオブリビアン教授の姿が映し出されていました。
しかし、教授が言っている言葉の意味がわかりません。

マックスもチンプンカンプンなようです。

ビデオの幻覚世界にいると言われてもにわかに信じられませんが、いきなりテレビにニッキーの姿が映し出されるのです。そしてマックスを誘います。「こちらの世界に来て」と。
そして思わず画面に顔を突っ込むマックス。ムチャな!

幻覚は続き、マックス自身の体にも影響が出てきます。腹が裂けて何でも飲み込む、ドラえもんの四次元ポケット状態。

幻覚に苦しむマックスのもとに、助けになろうと言って来たバリーという男。

眼鏡屋を営んでいるくせに、ビデオドロームについて研究している変わり者です。怪しい装置を中国で仕入れてきたので、君の幻覚症状を見せてくれと言い出すのです。

幻覚の分析をおこなうからと言って、アッサリ変な装置を被るマックス・・。

そして目の前にニッキーが現れます。
「ビデオドロームの中で会いたかったのよ、マックス」と妖艶に誘うニッキー。

差し出した鞭で自分を叩いてと懇願。
マックスはビシバシとシバいてしまうのです。

そう、これはマックスが観たビデオドロームとまったく同じ状況なのです。マックスはこれ以上の幻覚には耐えられず、映像を傍受したエンジニアを呼びます。
「お前、ビデオドロームを観たなら俺と同じ幻覚を見るだろう?」
「映像観てないから幻覚は見ないよ」

なんとこのエンジニア、バリーの仲間でした!
バリーの命令で、マックスにずっとビデオドロームを見せ続けていたのです!
理由?わかりません!
もう後戻りはできない世界に入り込んでしまったマックス。
己の手も銃と一体化しちゃったりして悲しいことに。

バリーに命令されるがまま、仕事仲間を銃殺。

いきなり殺人犯に仕立てられるも、次は内容を知りすぎたということでビアンカ殺害もバリーは命じます。
心と体のバランスがすっかり崩れたマックスを誰にも止めることができません。が、ビアンカの熱い説得と、ニッキーが殺されたことを伝えられると、マックスに正義の炎が燃え上がります。

ビデオドロームの破壊を決意すると、自分を裏切ったエンジニアを爆殺。



どういう原理とかは、もうこの時点では理解不能です。
そしてバリーも銃殺です。
・・・これが銃殺された男の死体でしょうか。バリーの正体って何だったんでしょう。一切説明がありません。

そしてマックスも・・。

この映画の意味がわかるには相当時間がかかると思います。それこそネットで調べたりしないと、一度観ただけでは完全に映画に取り残されてしまう感じ。
肉体と精神の話であれば、まだヘルレイザーの方が理解できたと思いますが・・。
ジェームズ・ウッズが出ていなければ、きっと私は借りなかったことでしょう!!
<本日の映画教訓>
今からさっそく『ビデオドローム』でググッてみます。←駄目じゃん・・