可能な生命形態
『可能な生命』
真夏の強靭な
太陽光を浴び
焼け付く肌に
光圧は痛い
サングラス越しに
空 見上げ
太陽光が消している
恒星たちを呼びながら
重なっている私は
その分身にフォーカスして
優しく目を閉じた
幾つかの残像を眺め
深く息をしたなら
また再び
太陽光を額に集めて
内なる太陽系の見え方
『太陽系脱出ー前口上』
太陽は見慣れた大きさで
空を青く見せ
淡いピンクの夕焼けが
せまる頃
天空の1/5を占める
薄い影の様な木星が
地球に照らされ(地球が光を照射して)
下1/3程の三日月の様
金星 火星 天王星 海王星 土星
連なって親しげに
微笑んで
夕刻に地上に風が吹いて
木々を揺らし
星々のそれぞれの波動を受け取って
増幅しながら
地球に振り撒いている
私は目を瞑り
細く息をしながら
風景をただ眺めて
心音から慈しみが
胸から愛する息が
溢れ返って
夢と現実の境目が消える
光合成の愛
アフォリズム『光合成は愛だ』‼︎
木々の草花の光合成は動物 人に対する愛だ‼︎
二酸化炭素を酸素に変えているじゃないか。
緑は愛。
呼吸できてる。
そんな事さえ忘れている バカ者 オレ。
木々の草花の光合成は動物 人に対する愛だ‼︎
二酸化炭素を酸素に変えているじゃないか。
緑は愛。
呼吸できてる。
そんな事さえ忘れている バカ者 オレ。
日月神示を読みながら
『日月神示』を読みながらー悪を措定するー
例え地獄的な生命が発露し
憑かれた様に
言葉を乱射しても
私にとってそれは悦楽
魂が超低空飛行をして
空爆しても(アメリカ NATOの如く)
破壊の地獄の様相を呈しても
私にとってそれは悦楽
私は目を瞑ったまま
夢をなぞる様にその景色を眺めている
細い息を続けながら
ペンの一本 動くわけでも無い
地獄の心持ちも地獄を想念するも
大歓喜………
私の内的な太陽系
『愛しているそしてさようならだ』
夜とも昼ともつかない明るさの暗い青いそして夕焼けの
様な空に、月の5倍以上の大きさの淡く影薄く光り在る
木星、金星、土星、月。重なる様に近づいていて皆、三
日月の様に欠けている。一方、我が地球の大地は広いサバ
ンナの様で草木の無いスペースにヴィヴィドな色彩の
民族衣装に身を包んだ黒人が2-3人踊っている。CDの
ジャケットで言えばハービー ハンコックの『セクスタント』
が近い。黒人の踊り手の表情はそのものズバリで狂気にも似た
大歓喜の感情が溢れ出ている。出ているからこそ踊っている。
惑星達は一様にこの星に地球に挨拶を贈っている。
『愛しているそしてさようならだ』………
ー反歌ー
『ロスチャイルド家のディナー』
観世懲悪お子様ランチ地球といわず太陽系をも喰っちまえ❗️
触れてはならぬ障り列島は
カルマの借金天文学
初夏に
『初夏』
琵琶湖の東の対岸の
なだらかな稜線
地平 近く 低く
入道雲が湧き出て
空が澄んでいる
そんな快晴の一日
初夏は始まった
鄙びた土地の
見晴らしのいい部屋に
風とともに寝転ぶさ
空を見上げて深い息をすると
また夏が一日
大きく進んだような
気がした
波状攻撃
『波状攻撃』
光しか 知りたくなかった
まなこを細めて
白く光りだす
林を見つめていた
風にそよぐ
緑と交わると
雲のないしょ話が
聞こえた
夢に夢を重ね
なお重ねると
明日が輝いて
ほほえむ時がある
青空と白い雲と木々と
そして………
ニーチェが死んだ!
上下二首
上下(かみしも)二首
日月(にちげつ)の軌道を乱せ万人に神の偉大を知らしめ怒れ
ギオンとギンザのブタ小屋にピンクのブタの住んでいて糞尿まみれカネまみれ
日月(にちげつ)の軌道を乱せ万人に神の偉大を知らしめ怒れ
ギオンとギンザのブタ小屋にピンクのブタの住んでいて糞尿まみれカネまみれ
アフター イメージィズ
折口信夫とヒロポン
アモス書ー支配層の習性ー
『アモス書の告発』
主はこう言われる。
シオニストの3つの罪、4っの罪ゆえに
わたしは決して赦さない。
彼らが正しい者を金で
貧しい者を靴一足の値で売ったからだ。
彼らは弱い者の頭を地の塵に踏みつけ
悩む者の道を曲げている。
父も子も同じ女のもとに通い
わたしの聖なる名を汚している。
『アモス書』2章6節〜7節
盛岡ノートー立原道造ー
「盛岡ノート」昭和13年8月〜10月
はじめての夜。
もう眠ろう、爽やかな眠りよ、もう僕の言葉は一度
お前の闇をとおって ふたたび光に変わるとき あたらしい
しらべを 血肉を 得るだろう。
『立原道造全集』第四巻
堕天使に施し
堕天使に施し与え回心には関与しないさ瞬く終末
*地球がスパーンと竹を割ったように真っ二つに割れる。
その切断面の黒曜石を磨いた様ななめらかな輝きそして
粉々に小惑星群の様にチリに帰る。スパーンと真っ二つだ。
君らが僕の魂と亡き僕の畏友に為した如く。
*地球がスパーンと竹を割ったように真っ二つに割れる。
その切断面の黒曜石を磨いた様ななめらかな輝きそして
粉々に小惑星群の様にチリに帰る。スパーンと真っ二つだ。
君らが僕の魂と亡き僕の畏友に為した如く。
人が本気になれば
盛岡ノートー立原道造ー
「盛岡ノート」昭和13年8月〜10月
汽車は山形をすぎたーー灯火管制の最中で町はまっくらだ
ここに降りても案内がわからないので 楯岡まで行くことに
した………窓はみな鎧戸をおろしている
『立原道造全集』第四巻
達郎流して
キリストの宿り
火山灰ノート昭和13年8月ー立原道造ー
「火山灰」ノート
この村でのくらし。あたらしいくらし。
ちょうど五年目に、いくつもの文字と空白のあと、
ノオトをおえる最後の紙に来た。僕はどんなにしても
光をもとうとおもう。どんなにしてもくらくてはいけない、
僕のあたらしいくらしは!今は何も追憶するまい。
昭和13年8月12日ー立原道造ー
友のチョッとした助け
詩はー立原道造ー
その下に行って 僕は名を呼んだ
詩は だのに いつも空ばかり
眺めていた 空の小鳥を 空の雲を
☆
こわい顔をしていることがある
爪を切っていることがある
詩はイスの上で眠ってしまったのだ
☆
あかりの下でひとりきりでいると
僕は ばかげたことをしたくなる
『立原道造全集6』
詩は だのに いつも空ばかり
眺めていた 空の小鳥を 空の雲を
☆
こわい顔をしていることがある
爪を切っていることがある
詩はイスの上で眠ってしまったのだ
☆
あかりの下でひとりきりでいると
僕は ばかげたことをしたくなる
『立原道造全集6』
風のうたった歌ー立原道造ー
『風のうたった歌』
一日 草はしゃべるだけ
一日 空は騒ぐだけ
日なたへ 日かげへ過ぎて行くと
ああ 花 色とにおいとかがやきと
むかしむかし そのむかし
子供は 花のなかにいた
しあわせばかり 歌ばかり
子供は とおく旅に出た
かすかに揺れる木のなかへ
忘れてしまった木のなかへ
やさしく やさしく笑いながら
そよぎながら ためらいながら
ひねもす 梢を移るだけ
ひねもす 空に消えるだけ
『拾遺詩篇』ー立原道造ー
YBO2 最強のインディーズバンド
『命懸けの告発』
真言のチンピラ坊主人あやめ保身の嘘で自らを裁き
*北村さん。北村昌士。音楽雑誌、初期『フールズメイト』社主、
主筆。インディーズバンド、YBO2 (イボイボ)のリーダー。2006
年、真言宗の呪殺により心臓麻痺で死亡。享年49歳。
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