今日は、日本軍がハワイ真珠湾に米国艦隊を奇襲攻撃し、太平洋戦争が開戦となったなった日です。
*****************************************************
大本營陸海軍部發表
昭和十六(1941)年十二月八日午前六時
帝國陸海軍は本八日未明
西太平洋において米英軍と戰鬪状態に入れり
*****************************************************
1941年のことです。 (以下の映像は約5分)
(国内では新聞統制のため、この日を最後に各社別の号外が出せなくなり、
以後は「共同号外」の形を取るようになりました。)
**************************
さて、話は全く変わりますが、
昨日の日曜日、東映映画 【まぼろしの邪馬台国】 を観ました。
吉永小百合と竹中直人が主演する夫婦の愛と葛藤の映画です。

(クリックで拡大)
原作は宮崎康平の同名著書(集英社文庫)
脚本は大石 静,監督は堤 幸彦
しかし、竹中直人(宮崎康平)の演技は、やはり過剰で臭く、なじめません。
熱演しすぎるとでも言うのでしょうか?
何に出演してもいつも雰囲気が同じになってしまいます。
吉永小百合さん(宮崎和子)も、実年齢より相当若い役をやっていて、化粧とCG(?)で若作りにしていて、それなりに若くは見えるのですが、やはり60歳を超えた年齢ではちょっと無理な所があります。
これは、「母べえ」の時にも感じたことですが・・・
***********************
ストーリーは、詳しく書きませんが、島原鉄道の創業者である宮崎康平が、道楽から始めた発掘調査が昂じて邪馬台国の発見をライフワークとして仕事をそっちのけで熱中するというお話。
島原地方では知らない人が居ないほどの有名人だそうだが、変人とも思われていたようです。
実際のところは知りませんが、映画の中では役員会で他の取締役全員の賛成で社長を解任されてしまいます。
その後は、幼馴染の銀行の頭取の好意に甘えて支援してもらいながら、九州各地や魏志倭人伝に出てくる地域を和子婦人が目となり杖となって調査に回ります。
この丘こそが卑弥呼の墓である!と確信した小さい前方後円墳の発掘作業の中で命尽きます。
************************************
ランキングの応援をよろしく ⇒

************************************
映画 【まぼろしの邪馬台国】 公式サイトは、ここをクリック
東映の関連ページは、ここをクリック
マイコミジャーナルの記事は、ここをクリック 吉永小百合「日活の青春映画以来の楽しさがある」
【キャスト】
吉永小百合、竹中直人、窪塚洋介、風間トオル、平田満、柳原可奈子、黒谷友香、麻生祐未、石橋蓮司、ベンガル、江守徹、大杉漣、余貴美子、由紀さおり、綾小路きみまろ、不破万作、大仁田厚、岡本信人、大槻義彦、草野仁、井川比佐志
Yahoo! 映画紹介より
解説: 昭和40年代の日本に邪馬台国ブームをもたらした目の不自由な文学者・宮崎康平と、彼を支え続けた妻・和子のきずなを描く感動ドラマ。監督は『明日の記憶』の堤幸彦。邪馬台国を探し出すことに執念を燃やす一方、とっぴな行動で注目を集めた康平を竹中直人が演じ、どこか憎めない康平に惹(ひ)かれ、二人三脚の人生を歩む和子を吉永小百合が演じる。九州の美しい大自然を舞台に描かれる、太古のロマンを追い求めた夫婦の愛の物語を堪能したい。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 昭和32年、災害の際に土器の破片を見つけたのを機に、邪馬台国の探求を始めた目の不自由な康平(竹中直人)。そんな夫に妻の和子(吉永小百合)は魏志倭人伝、日本書紀、古事記などを繰り返し読み聞かせ、九州各地を二人で旅しながら、康平の口述を和子が書き留める共同作業で「まぼろしの邪馬台国」を著す。(シネマトゥデイ)
- 関連記事
-
- 【252】 生存者あり! (2008/12/20)
- 日本アカデミー賞 (2008/12/19)
- まぼろしの邪馬台国 (2008/12/08)
- 映画版 【私は貝になりたい】 (2008/12/03)
- 映画 【ブラインドネス】 (2008/12/02)