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国立歌劇場内部見学(Staatsoper Guide Tour)
国立歌劇場内部見学(Staatsoper Guide Tour)
英語組、ロシア語組、フランス語組など、それぞれ十数名の組が三々五々ツアーを開始。
15:15から日本語ツアー開始。現地人の女性が流暢な日本語で解説。たまに言い回しがおかしいところは御愛嬌。こども連れも含む20名くらい。
バトンは電動と油圧で120本。奈落からスノコまで42m。PAH13m、PAW12m。
いわゆる三面舞台で見える範囲の数倍の規模であるとの説明。奈落にも大きなスペースがある。
オーケストラ・バレエも含め要員約1000名。メンテ要員20名。

年間予算 約100億円。1/3は入場料・グッズなど事業収入。1/3は寄付(Samsung, Toyota Lexusなど)。1/3は国家財政で運営。
地元の若者の社交界へのデビューのための舞踏会が、毎年年末に開催されるが、この際は、一階の椅子を全部取り去り、舞台床面と同じ高さに仮設床を造り、奥行き70mの大舞踏会場とする。慣れているので、この転換は人海作戦で一日で行えるとのこと。
ウィーンでは1月から3月を中心にして200回位の舞踏会が開かれるそうだが、このオペラ座の舞踏会には洗練された約100組の若者だけがデビューできるとのこと。そのお披露目が終わると一般の方も舞踏の輪に参加できるそうで明け方まで延々と続くのだそうだ。

オペラ座の最高の場所にフランツ・ヨーゼフやエリザベートの専用の部屋と座席があった。現在では記者会見やレセプションにも利用されている。2時間で数十万円のお金を払えば一般の人も利用できる。

建物はエントランスの一部を残して戦災(第二次世界大戦)で壊滅。戦後原型にできるだけ忠実に復興。写真は自由なので、要所要所撮影。暗かったが、結構写っていた。16:00頃終了。

お土産やさんも事業収入の一つであろう。ここで、定番のお揃いのT-シャツを購入。
http://www.wiener-staatsoper.at/Content.Node2/index.php
Stephansdomでのコンサート開始の午後8時まで少し時間があるので、気分と服装を入れ替えるために一度ホテルに戻る。
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ウィーン一人旅-第23回
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