観劇レビュー&旅行記 2023年10月
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観劇レビュー&旅行記

【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。

映画【沈黙の艦隊】をユナイテッドシネマトリアス久山で見る

2023年10月1日(日)

  きょう午後2時15分からユナイテッドシネマトリアス久山で
映画【沈黙の艦隊】
 (英語表記;Silent Service)を見ました!

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防衛省・海上自衛隊が『特別協力』して
実際の潜水艦内で撮影したという曰く付きの映画ですが・・・
どういう立場で描かれるのかを確認する為に見に行った次第。

原作は、四半世紀前からコミック誌『週刊モーニング』に
連載された、かわぐちかいじさんの作品。
原子力潜水艦『ヤマト』が独立国を宣言して行動すると言う問題作。

同時期?にビッグコミックに連載された『空母いぶき』同様
自衛隊が活躍する劇画です。

映画の中で原子力潜水艦『ヤマト』の艦長・海江田が
『核抑止力論』の虚しさを訴える部分が一瞬ありますが、
その『ヤマト』自らが核ミサイルを搭載していることを宣言し
自ら『核兵器の力』を誇示するという独りよがりの矛盾続出。

今日の観客には中年層が多いように見えましたが、おそらく
その多くが青年期にこの劇画を見て育った世代だと思われます。

また、少なからずの若い世代も見ていたので、好戦的に
格好いい大沢たかお艦長の振舞いやストーリーに
『洗脳』されるのではないか心配するところ多々あり!

その大沢たかお艦長の演技は、確信ある表情の中に
狂気をたたえた処も感じられ、さすがの演技派!
ストーリーはさておき、この演技には賞賛を贈ります!

本作はストーリーとしては序盤で、完結には程遠く、
次回作を期待させる終わり方に成っています。

観客はユナイテッドシネマトリアス久山最大の
250人収容のスクリーンに半分くらいの入り。

*******


映画【沈黙の艦隊】公式サイト
 https://silent-service.jp/



映画【沈黙の艦隊】予告映像
 https://youtu.be/GJdoaSKTKac




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/98836/

【解説・ストーリー】
1988~96年に講談社の週刊漫画誌「モーニング」にて連載された、かわぐちかいじの名作コミック「沈黙の艦隊」を、大沢たかおが主演のほかプロデューサーも務めて実写映画化。
日本近海で、海上自衛隊の潜水艦がアメリカの原子力潜水艦に衝突して沈没する事故が発生。
全乗員76名が死亡したとの報道に衝撃が走るが、実は全員が生存しており、衝突事故は日米が極秘裏に建造した日本初の高性能原子力潜水艦「シーバット」に彼らを乗務させるための偽装工作だった。
しかし艦長の海江田四郎はシーバットに核ミサイルを積み、アメリカの指揮下を離れて深海へと消えてしまう。
海江田をテロリストと認定し撃沈を図るアメリカと、アメリカより先に捕獲するべく追う海自のディーゼル艦「たつなみ」。その艦長である深町洋は、海江田に対し並々ならぬ感情を抱いていた。
プロデュースも手がける大沢が海江田、玉木宏が深町を演じ、上戸彩、中村倫也、江口洋介が共演。
監督は「ハケンアニメ!」の吉野耕平。

*********************
 2023年製作/113分/日本
 配給:東宝
 劇場公開日:2023年9月29日
 英語表記:Silent Service
*********************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 吉野耕平
原作 : かわぐちかいじ
脚本 : 高井光
プロデューサー : 戸石紀子 松橋真三 大沢たかお 千田幸子 浦部宣滋
ラインプロデューサー : 濱崎林太郎 眞保利基
撮影 : 小宮山充
照明 : 加藤あやこ
録音 : 林栄良
美術 : 小澤秀高
装飾 : 秋田谷宣博
衣装 : 渡辺文乃
ヘアメイク : 本田真理子
VFXスーパーバイザー : 西田裕
CGスーパーバイザー : 宗片純二
スーパーバイジングサウンドエディター : 勝俣まさとし
リレコーディングミキサー : 古谷俊幸
編集 : 今井剛
音楽 : 池頼広
主題歌 : Ado
主題歌楽曲提供 : B’z
監督補 : 中村哲平
助監督 : 蔵方政俊 岸塚祐季
スクリプター : 増子さおり 尾和茜
制作担当 : 鳥越道昭 阿部史嗣

 配  役 : 役  名(役柄;引用者追記)
大沢たかお : 海江田四郎(原子力潜水艦ヤマト艦長)
中村蒼 : 山中栄治(原子力潜水艦ヤマト副長)
前原滉 : 溝口拓男(ヤマト・ソナーマン)
松岡広大 : 入江覚士(入江蒼士の弟でヤマト隊員)
中村倫也 : 入江蒼士(事故死した潜水艦隊員)
玉木宏 : 深町洋(潜水艦たつなみ艦長)
水川あさみ : 速水貴子(たつなみ副長)
ユースケ・サンタマリア : 南波栄一(たつなみ・ソナーマン)
上戸彩 : 市谷裕美(報道ニュースキャスター)
笹野高史 : 竹上登志雄(優柔不断の内閣総理大臣)
夏川結衣 : 曽根崎仁美(防衛大臣)
酒向芳 : 影山誠司(外務大臣)
手塚とおる : 赤垣浩次(統合幕僚長)
江口洋介 : 海原渉(官房長官)
岡本多緒 : 舟尾亮子(海原渉官房長官の秘書)
橋爪功 : 海原大悟(海原渉の父で官房参与と云う黒幕)
アレクス・ポーノビッチ
: ローガン・スタイガー(米太平洋艦隊司令官)
リック・アムスバリー
: ニコラス・ベネット(アメリカ合衆国大統領)
キャラクターへのリンク
 https://silent-service.jp/chara/index.html





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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画【春画先生】をユナイテッドシネマトリアス久山で見る!

2023年10月14日(土)

 きょうユナイテッドシネマトリアス久山で
映画【春画先生】を見ました!

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映画の全体としては春画の文化的価値を内野聖陽扮する芳賀一郎が
行き掛かりの若い女性・春野弓子(北香那)に教えると言う展開。

江戸期までは、性愛は今と比べてもっと朗らかにオープンに語られていたが、
明治期以降の西洋化の中で卑猥なものと歪められて行ったとの解説。

映画の中では春信、歌麿や北斎の春画もボカシ無しで紹介されます。

マァどちらかと言うと学問的アプローチですが、中盤になると
金持ちの道楽としてのサロン的集まりが中心になります。

そして終盤は、唐突にSM的展開となり安達祐実扮する『女王様』が
春画先生(芳賀一郎)をムチでしばくと言う有り得ない話に。
この終盤で、映画の『学問的品格』が低次元のものに大転落。
B級(C級?)映画に堕してしまいました。

*******


  映画【春画先生】公式サイト
    https://happinet-phantom.com/shunga-movie/

”春画先生”と呼ばれる変わり者で有名な研究者・芳賀一郎は、妻に先立たれ世捨て人のように、一人研究に没頭していた。
退屈な日々を過ごしていた春野弓子は、芳賀から春画鑑賞を学び、その奥深い魅力に心を奪われ芳賀に恋心を抱いていく。
やがて芳賀が執筆する「春画大全」を早く完成させようと躍起になる編集者・辻村や、芳賀の亡き妻の姉・一葉の登場で大きな波乱が巻き起こる。それは弓子の“覚醒”のはじまりだった。
【イントロダクション】
江戸文化の裏の華である“笑い絵”とも言われた春画の奥深い魅力を、真面目に説く変わり者の春画研究者と、しっかり者の弟子という師弟 コンビが繰り広げる春画愛をコミカルに描く本作。
主演に内野聖陽、ヒロインに北香那、共演に柄本佑、白川和子、安達祐実を迎え、『月光の囁き』(99)、『害虫』(02)などの先鋭的な作品で映画ファンを唸らせてきた名匠・塩田明彦が監督・脚本を手掛ける。

春画は江戸幕府から禁止された、禁制品で表に出ないものだったからこそ、自由な創作が可能となり、とどまることを知らぬ芸術の域に達して、庶民から大名までを虜にした江戸時代の真のエンターテインメントだった。
これまでその取扱いは日本映画でもタブーとされ、性器部分の描写は映倫審査でボカし加工が必要だった。しかし、本作は、映倫審査で区分【R15+】として指定を受け、商業映画として全国公開される作品としては、日本映画史上初、無修正での浮世絵春画描写が実現した。
その自由な精神を現代に映画として表現することを目指して制作された『春画先生』。好きなものにのめり込んでいくおかしな者たちを描く異色の偏愛コメディが誕生した!

肉筆や木版画で描かれ、平安時代からはじまり江戸時代の木版画技術の発達で全盛期を迎えた人間の性的な交わりを描いた画。
鈴木春信,鳥居清長,喜多川歌麿,葛飾北斎,歌川国貞など、著名な浮世絵師のほとんどが春画を手がけていた。
江戸時代、春画は“笑い絵”とも言われ単に好色な男性のためのものではなく,身分を問わず多くの老若男女が娯楽として愛好した。
その根底には明治時代以降西洋化でのキリスト教文化流入以前の日本人が持っていたとされる性をおおらかに肯定する精神が横溢している。
超一流から無名まで多くの絵師、彫師、摺師たちが、表の浮世絵で発揮できない、その持てる全画力と全精力、技巧を注いでとことん真面目に人の性を“笑い” や“風刺”として表現した作品が数多く現存するが、本物が展示され る機会はまだ少なく、2015~16 年東京と京都で開催された「春画展」以降、大規模な展覧会は開催されていない。



映画【春画先生】予告編映像
 https://youtu.be/Wgmf6yQJPlM





  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/99546/

【解説・ストーリー】

江戸文化の裏の華である「春画」に魅せられた型破りな師弟コンビが織りなす春画愛を描いたコメディドラマ。

肉筆や木版画で人間の性的な交わりを描いた「春画」の研究者である「春画先生」こと芳賀一郎は、妻に先立たれて以来、世捨て人のように研究に没頭する日々を過ごしていた。
そんな芳賀から春画鑑賞を学ぶ春野弓子は、春画の奥深い魅力にのめり込んでいくと同時に、芳賀に恋心を抱くように。
やがて、芳賀が執筆している「春画大全」の完成を急ぐ編集者・辻村や、芳賀の亡き妻の姉である一葉の登場により、大きな波乱が巻き起こる。

「きのう何食べた?」の内野聖陽が芳賀、アニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」や
NHK大河ドラマ「どうする家康」の北香那が弓子を演じ、柄本佑、白川和子、安達祐実が共演。
「黄泉がえり」「月光の囁き」の塩田明彦が原作・脚本・監督を務めた。

映倫審査ではR15+に指定され、商業映画としては日本映画史上初めて
無修正の浮世絵春画がスクリーン上映される作品となった。

*********************
 2023年製作/114分/R15+/日本
 配給:ハピネットファントム・スタジオ
 劇場公開日:2023年10月13日
*********************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 塩田明彦
原作 : 塩田明彦
脚本 : 塩田明彦
製作 : 中西一雄 小林敏之 小西啓介
プロデューサー : 小室直子
共同プロデューサー : 関口周平
ラインプロデューサー : 松田広子
撮影 : 芦澤明子
照明 : 永田英則
録音 : 郡弘道
美術 : 安宅紀史
装飾 : 山本直輝
スクリプター : 柳沼由加里
衣装デザイン : 小川久美子
衣装 : 白井恵
ヘアメイク : 齋藤美幸
編集 : 佐藤崇
音楽 : ゲイリー芦屋
サウンドエディター : 伊東晃
VFXプロデューサー : 浅野秀二
VFXディレクター : 横石淳
助監督 : 久保朝洋
制作担当 : 宮森隆介

 配 役 : 役 名(役柄;引用者追記)
内野聖陽 : 芳賀一郎(春画先生)
北香那 : 春野弓子(喫茶店のウエイトレスから春画先生の弟子に)
柄本佑 : 辻本俊介(春画先生の本の編集者だがドンファン男)
白川和子 : 本郷絹代(春画先生宅代々の家事手伝い)
安達祐実 : 藤村一葉(春画先生の最初の恋人;7日間昼夜連続で結合)


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【銀座の小さな春画展】
 https://culture-pub.jp/ginzashunga/

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[ 会  場 ]
ギャラリーアートハウス
(映画館シネスイッチ銀座横)
[ 会  期 ]
2023.10.21(sat)~2023.12.17(sun)
前期PartⅠ:10.21 - 11.15 / 後期PartⅡ:11.16 - 12.17
[ 開場時間 ]
AM10:00 - PM7:00
[ 入場年齢 ]
18歳以上
[ 観覧料 ]
¥1,000 <日時指定予約制>
[ アクセス ]
東京都中央区銀座4丁目4−5 簱ビル
地下鉄銀座駅A10番から徒歩1分(和光ウラ通り)
JR有楽町駅銀座口から徒歩10分




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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

【森下邑里杏 Sisters Duo コンサート】を Cafe Restaurant『言の波』で聴く !

2023年10月15日(日)

  今夜7時から福岡市南区若久の Cafe Restaurant『言の波』で

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【森下邑里杏 Sisters Duo コンサート】
が開催され聴いて来ました!

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 Cafe Restaurant でのLIVEと言うことでワンドリンク注文
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 繊細な花模様をあしらったキャラメルラテ。

 森下邑里杏さんは、東京藝大出身のプロのチェリストで
クラリネット奏者の妹クラリネット奏者・森下星来さんとのDuo に
ピアニスト・宮田千愛さんをゲストに招いての3重奏。

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 森下邑里杏さんのLIVEは、今年の5月以来4か月半ぶりで3回目!

【森下三姉妹ライブコンサート】を南区若久の『Cotonoha』で聴く!
 観劇レビュー&旅行記-2023年5月28日(日)

 http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-6444.html


 アニソンを含め親しみ易い楽曲を演奏されました。

 激しい楽曲も静かに奏でる楽曲も表現力に裏付けられた 様々な
タイプの楽曲が演奏されました。

 ジャズ的な要素もあり、それぞれの楽器のリレーソロも。
チェロは勿論のこととしてピアノの表現力も素晴らしいものでした。

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 演奏の最後は、ディズニーアニメ【アナと雪の女王】から
『Let it go』(愛称;レリゴー)でした。
 劇団四季で娘がアンサンブルで出演していた楽曲です。
今は、10月19日開演の『WiCKED』の総稽古中。

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 アンコールは『マツケンサンバ』で会場一体となって
大いに盛り上がりました!

 当ブログでは残念ながら映像をアップできませんので
わたしの Facebook を御覧ください。

【森下邑里杏 Sisters Duo コンサート】
 akakiyama.jun_Facebook - 2023年10月14日(土)


記念ツーショット

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【森下三姉妹ライブコンサート】を南区若久の『Cotonoha』で聴く!
 観劇レビュー&旅行記-2023年5月28日(日)

 http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-6444.html


東京藝大3年生の女子3人が結成している
 【Gtrio】のラストライブ!

 観劇レビュー&旅行記 - 2019年3月18日(月)
 http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-5197.html


【G trio】の俄かファンになってしまいました! 
 観劇レビュー&旅行記 - 2018年9月21日
 http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-5074.html


元・劇団四季の女優 熊本亜記さんのミニライヴを聴きました!
 観劇レビュー&旅行記 - 2018年9月16日(日)

 http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-5069.html




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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

映画【白鍵と黒鍵の間に】を kinocinema天神で見る !

2023年10月15日(日)

  きょう、11:30からKinocinema天神で
映画【白鍵と黒鍵の間に】を見ました!

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昭和の時代の銀座のキャバレーやクラブで、BGMとして
ピアノを弾くピアニストたちの話し。

ピアニスト・南博氏の自伝的著作の映画化作品。

映画の中では南と言う人物と博と言う人物の2人に分けて描き、
その2人を池松壮亮が二役で演じるという複雑な構造。
池松壮亮は、その2人を今ひとつ描き分けて演じられていない
感じなので見ている方は度々混乱。

なお、池松壮亮は、実際にピアノを弾いていると言う前宣伝。
映像的には弾いていますが、音の方は南博さん本人では?!

映画の冒頭から当時(昭和63年の設定)の銀座のヤクザ社会が
表に出てくるので、わたし的には辟易。

映画終盤は殺戮が始まり博も殺されて高い処から落とされますが
何故か息を吹き返します。 ゴミ溜めの中から殺されたヤクザたちが
ゾンビのように立ち上がり・・・ 
【春画先生】同様、終盤の展開が作品の品格を奈落に突き落としています。

この映画の展開のキーになる『ゴッドファーザー』をはじめ
幾つかの聴き慣れた楽曲がジャズ風のアレンジで演奏されますが、
期待した程の映画ではありませんでした。と云うかクダラナイ映画!

観客は4名。

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  映画【白鍵と黒鍵の間に】公式サイト
   https://hakkentokokken.com/

【STORY】
昭和63年の年の瀬。
夜の街・銀座では、ジャズピアニスト志望の博(池松壮亮)が場末のキャバレーでピアノを弾いていた。博はふらりと現れた謎の男(森田剛)にリクエストされて、“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。
“あの曲”をリクエストしていいのは銀座界隈を牛耳る熊野会長(松尾貴史)だけ、演奏を許されているのも会長お気に入りの敏腕ピアニスト、南(池松壮亮、二役)だけだった。
夢を追う博と夢を見失った南。二人の運命はもつれ合い、先輩ピアニストの千香子(仲里依紗)、銀座のクラブバンドを仕切るバンマス・三木(高橋和也)、アメリカ人のジャズ・シンガー、リサ(クリスタル・ケイ)、サックス奏者のK助(松丸契)らを巻き込みながら、予測不可能な“一夜”を迎えることに・・・。


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映画【白鍵と黒鍵の間に】予告編映像
https://youtu.be/P4Mga-c6pJk




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/99235/

【解説・ストーリー】
池松壮亮が1人2役で主演を務め、昭和末期の銀座を舞台に2人のジャズピアニストの運命が交錯し大きく狂い出す一夜を描いたドラマ。
「素敵なダイナマイトスキャンダル」の冨永昌敬監督が、ミュージシャン・南博の回想録「白鍵と黒鍵の間に ジャズピアニスト・エレジー銀座編」を大胆にアレンジして映画化した。
昭和63年。銀座のキャバレーでピアノを弾いていたジャズピアニスト志望の博は、謎の男からのリクエストで“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏する。しかし“あの曲”をリクエストできるのは銀座を牛耳るヤクザの親分・熊野会長だけで、演奏を許されているのも会長お気に入りのピアニスト・南だけだった。未来に夢を見る博と、夢を見失ってしまった南の運命は絡みあい、多くの人々を巻き込みながら事態は思わぬ方向へと転がっていく。
共演には仲里依紗、森田剛、高橋和也、クリスタル・ケイ、松尾貴史ら個性豊かな顔ぶれがそろう。

****************
 製作年 :2023年
 製作国 :日本
 配給 :東京テアトル
 劇場公開日 :2023年10月6日
 上映時間 :94分
 映倫区分 :G
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【スタッフ・キャスト】
監督 : 冨永昌敬
原作 : 南博
脚本 : 冨永昌敬 高橋知由
製作 : 大熊一成 太田和宏 甲斐真樹 佐藤央 前信介 澤將晃
プロデューサー : 横山蘭平
アソシエイトプロデューサー : 白川直人 寺田悠輔
ラインプロデューサー : 荒木孝眞
撮影 : 三村和弘
照明 : 中村晋平
録音 : 山本タカアキ
美術 : 仲前智治
装飾 : 須坂文昭
ヘアメイクデザイン : 西村佳苗子
編集 : 堀切基和
音楽 : 魚返明未
エンディング音楽 : 南博
仕上担当 : 田巻源太
助監督 : 久保朝洋
制作担当 : 中村哲也
スクリプター : 押田智子

 配 役 : 役 名(役柄;引用者追記)
池松壮亮 : 博(ピアニストを目指す若者)
池松壮亮 : 南(銀座のクラブで演奏する挫折したピアニスト)
仲里依紗 : 千香子(博の音大時代の先輩で銀座では南とバンド仲間)
森田剛 : あいつ(10年の刑期を終えて出所したばかりのチンピラ)
クリスタル・ケイ : リサ(アメリカ人雇われ歌手)
松丸契 : K助(博とコラボするサックス奏者;松丸氏もサックス奏者)
川瀬陽太 : 曽根(クラブを取仕切るヤクザ?)
杉山ひこひこ : 門松(ヤクザ?)
中山来未 : Y子(ウエイトレス?)
佐野史郎 : 宅見(博と千香子の音大での恩師)
洞口依子 : 南の母
松尾貴史 : 熊野(銀座を牛耳るヤクザの頭目)
高橋和也 : 三木(競馬狂いのバンドマスター)

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池松壮亮 : 博(ピアニストを目指す若者)
Hakken between Kokken_Hiroshi

池松壮亮 : 南(銀座のクラブで演奏する挫折したピアニスト)
Hakken between Kokken-Minami

仲里依紗 : 千香子(博の音大時代の先輩で銀座では南とバンド仲間)
Hakken between Kokken-Chikako

松尾貴史 : 熊野(銀座を牛耳るヤクザの頭目)
Hakken between Kokken-Kumano

高橋和也 : 三木(競馬狂いのバンドマスター)
Hakken between Kokken-BandMaster

クリスタル・ケイ : リサ(アメリカ人雇われ歌手)
Hakken between Kokken-Risa

松丸契 : K助(博とコラボするサックス奏者)
Hakken between Kokken-Ksike

佐野史郎 : 宅見(博と千香子の音大での恩師)と千香子と博
Hakken between Kokken-Takumi



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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画【アンダーカレント】をユナイテッドシネマトリアス久山で見る !

2023年10月19日(木)

  きょう14時50分からユナイテッドシネマトリアス久山で
映画【アンダーカレント】を見ました!

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ストーリーは事前に調べておらず、
真木よう子さんと井浦新さんが主演と云うことで
期待して見に行ったのですが、
私的にはテーマが良くわからない感じでした。
上映時間は2時間半ほどの長編でした。

物語の舞台は場末の銭湯。
銭湯が舞台と言えば朝ドラ【ブギウギ】も😁
しかし、趣向は全く異なります。

内容は、ネタバレになるので省略。

観客は数人。

以下は、別の日にKBCシネマで見たディスプレイ

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映画【アンダーカレント】公式サイト
 https://undercurrent-movie.com/



映画【アンダーカレント】予告編映像
 https://youtu.be/pc2Ru2NXR2Q




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/98723/

【解説・ストーリー】

「愛がなんだ」「街の上で」の今泉力哉監督が真木よう子と初タッグを組み、フランスを中心に海外でも人気を誇る豊田徹也の長編コミック「アンダーカレント」を実写映画化したヒューマンドラマ。

 かなえは家業の銭湯を継ぎ、夫・悟とともに幸せな日々を送っていた。
ところがある日、悟が突然失踪してしまう。かなえは途方に暮れながらも、一時休業していた銭湯の営業をどうにか再開させる。
 数日後、堀と名乗る謎の男が銭湯組合の紹介を通じて現れ、ある手違いから住み込みで働くことに。
 かなえは友人に紹介された胡散臭い探偵・山崎とともに悟の行方を捜しながら、堀との奇妙な共同生活の中で穏やかな日常を取り戻していくが……。

 謎の男・堀を井浦新、探偵・山崎をリリー・フランキー、失踪した夫・悟を永山瑛太が演じる。
「愛がなんだ」の澤井香織が今泉監督とともに脚本を手がけた。

****************
 2023年製作/143分/
 G/日本
 配給:KADOKAWA
 劇場公開日:2023年10月6日
****************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 今泉力哉
原作 : 豊田徹也
脚本 : 澤井香織 今泉力哉
エグゼクティブプロデューサー : 小池賢太郎 飯田雅裕
プロデューサー : 平石明弘
アソシエイトプロデューサー : 神保友香
撮影 : 岩永洋
照明 : 岩永洋
録音 : 根本飛鳥
美術 : 禪洲幸久
装飾 : うてなまさたか
衣装 : 馬場恭子 藤原千弥
ヘアメイク : 寺沢ルミ
音響効果 : 勝亦さくら
リレコーディングミキサー : 浜田洋輔
編集 : 岡崎正弥
音楽 : 細野晴臣
助監督 : 平波亘
特写 : 木村和平
制作担当 : 三村薫
ラインプロデューサー : 三好保洋

 配  役 : 役  名
真木よう子 : 関口かなえ
井浦新 : 堀隆之
リリー・フランキー : 山崎道夫
永山瑛太 : 関口悟
江口のりこ : 菅野よう子
中村久美 : 木島敏江
康すおん : 田島三郎
内田理央 : 藤川美奈





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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画【AALTO】をKBCシネマで見る !

2023年10月21日(土)

  10月21日14:30からKBCシネマで
映画【アアルト】(原題:Aalto)
 トークショー付き を見ました!

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フィンランドの建築家 Alvar Aalto の思想と作品を紹介するドキュメンタリー映画。
建築設計に関心や興味がある人々を対象とした極め付きのマイナーな映画ですが、
前日予約サイトを見ると残席は最前列の3席のみという盛況。

当日は多数の補助席を出す超満員の状況でした。

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トークショーは、アアルトに詳しい九州産業大学の小泉隆さんによる
質疑も含めて1時間に亘る『講義』
A4で4ページの配付資料もある本格的なお話しでした。

以下は、KBCシネマのディスプレイ

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映画【AALTO】公式サイト
 https://aaltofilm.com/

 公式サイトには、作品が多数紹介されています。


映画【AALTO】予告編映像
 https://youtu.be/x1S852CEz9s




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/97880/

【解説・ストーリー】

フィンランド出身の世界的建築家・デザイナーのアルバ・アアルトの人生と作品にスポットを当てたドキュメンタリー。

 不朽の名作として愛され続ける「スツール60」、アイコン的アイテムである花器「アアルトベース」、自然との調和が見事な「ルイ・カレ邸」など、優れたデザインの家具・食器や数々の名建築を手がけたアルバ・アアルト。
 同じく建築家であった妻アイノとともに物を創造していく過程とその人生の軌跡を、観客が映像ツアーに参加しているかのような独創的なスタイルで描き出す。
 さらに、アイノと交わした手紙の数々や、同世代の建築家、友人たちの証言を通し、アアルトの知られざる素顔を浮き彫りにしていく。

フィンランドの新鋭女性監督ビルピ・スータリが手がけ、同国のアカデミー賞と言われるユッシ賞で音楽賞と編集賞を受賞。

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 2020年製作/103分/
 G/フィランド
 原題:Aalto
 配給:ドマ
 劇場公開日:2023年10月13日
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【スタッフ・キャスト】

監督 : ビルピ・スータリ
製作 : ビルピ・スータリ マルティ・スオサロ
脚本 : ビルピ・スータリ
撮影 : へイッキ・ファルム ヤニ・クンプライネン
編集 : ユッシ・ラウタニエミ
音楽 : サンナ・サルメンカッリオ
出演 : アルバ・アアルト,アイノ・アアルトほか





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テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【旅するローマ教皇】をKBCシネマで見る !

2023年10月22日(日)

今日、12:30からKBCシネマで
映画【旅するローマ教皇】
 (原題:In viaggio)を見ました!

20231022_Viaggio_Movie-01.jpg


主として2013年から2022年までの世界に平和を説いて回る旅。

その中には、まさに今月(2023年10月)に激しい戦争が再開した
イスラエルやパレスチナそしてヨルダンへの旅も。

日本には広島・長崎への訪問風景が短時間映し出されましたが、
映画の中では、被爆地でのメッセージは紹介されませんでした。

映画の最後はロシアにより破壊され尽くしたウクライナ・キーウ近郊の
状況が映し出されました。
編集の終盤で急遽追加された映像だとのこと。

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教皇のメッセージの中心は
『武器を売るのは金の為であり止めるべきだ。』と言う強い意志。
アメリカ議会でも臆すること無く語っていました。

聖職者による青少年への性加害について謝罪し加害者を一人残らず
追及するとのこと。
ジャニーズ事務所の対応との違いは明瞭でした。
今後の追及がどこまで実行されるかは追跡が必要でしょう。

1時間半弱の短い映画でした。

観客は数人。

以下は、KBCシネマのディスプレイ

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映画【旅するローマ教皇】公式サイト
 https://www.bitters.co.jp/tabisuru/



映画【旅するローマ教皇】予告編映像
 https://youtu.be/wkZXwktHZxg




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/99100/

【解説・ストーリー】

 「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」などのドキュメンタリー作品で国際的に高く評価される名匠ジャンフランコ・ロージが、ローマ教皇フランシスコに迫ったドキュメンタリー。

 2013年のイタリア・ランペドゥーサ島から2022年のマルタ共和国まで、37回の旅で53カ国を訪れたローマ教皇に密着。
難民問題と紛争に苦しむ中東やアフリカ、そしてアメリカでは平和について語り、イスラム教を国教とするアラブ首長国連邦や、被爆国である日本も訪問、さらにカトリック教会で起きた性的虐待について謝罪する姿も記録する。

さまざまな問題に耳を傾け、出会い、語る教皇らしい姿のみならず、明るく飾らない人間性も映し出していく。

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 2022年製作/83分/
 G/イタリア
 原題:In viaggio
 配給:ビターズ・エンド
 劇場公開日:2023年10月6日
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【スタッフ】

監督 : ジャンフランコ・ロージ
製作 : ドナテッラ・パレルモ ジャンフランコ・ロージ パオロ・デル・ブロッコ
脚本 : ジャンフランコ・ロージ
編集 : ファブリツィオ・フェデリコ





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テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌】をkinocinema 天神 で見る !

2023年10月26日(木)

  きょう朝10時から kinocinema 天神 で
映画【La Boheme Newyork Love Song】
 (邦題:ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌)を見ました!

La Boheme_Newyork_Movie_Poster-01


ニューヨークの中国系市民を主人公のミミに
プッチーニの原曲通りの音楽をピアノ編曲版で、英語ではなくイタリア語で。

歌詞全てが原曲に忠実かどうかは私には解りません。

俳優は歌っている仕草ですが、おそらく声は別撮り。
咽が殆ど動いていない。

前半は歌詞の字幕を追っていましたが、その内音だけに。
そして、予想通りウトウト😂

作品としては私的には中途半端でイマイチでした。

観客は私を含めて3人。


映画【ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌】公式サイト
 http://la-boheme.jp/



映画【ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌】予告編映像
 https://youtu.be/QvAnj_PYEAo




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/99697/

【解説・ストーリー】
プッチーニ作曲の傑作オペラ「ラ・ボエーム」をミュージカルとして映画化した青春群像劇。
舞台を1830年代パリから現代のニューヨークに移し、さまざまな生きづらさを抱えながらも前を向いて懸命に生きる若き芸術家たちの恋と青春を、独創的な映像美で情感豊かに描き出す。

パンデミックで閑散とした真冬のニューヨーク。
画家のマルチェッロ、詩人のロドルフォら4人のアーティストが、屋根裏部屋で寒さに耐えながらその日暮らしの生活を送っている。大みそか、1人で部屋に残っていたロドルフォは、火を借りに来た隣人ミミと瞬く間に恋に落ちる。
一方、マルチェッロは新年パーティで元恋人ムゼッタと偶然にも再会し、かつての愛を再燃させる。

気鋭のオペラ演出家レイン・レトマーが長編映画初メガホンをとり、キャストにはアジア系を中心とする現役オペラシンガーたちを起用した。

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 2022年製作/96分/G
 /香港・アメリカ合作
 原題:La boheme: A New York Love Song
 配給:フラニー&Co.、シネメディア、リュミエール
 劇場公開日:2023年10月6日
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【スタッフ・キャスト】
監督 : レイン・レトマー
脚本 : レイン・レトマー
撮影 : アリス・ミラー
衣装 : テレサ・ローガン
作曲 : ジャコモ・プッチーニ
音楽監督 : ショーン・ケリー

 配  役 : 役  名
ビジョー・チャン : ミミ
シャン・ズウェン : ロドルフォ
ラリサ・マルティネス : ムゼッタ
ルイス・アレハンドロ・オロスコ : マルチェッロ
井上秀則 : コッリーネ
マルケル・リード : ショナール
アンソニー・ロス・コスタンツォ : パルピニョール
イ・ヤン : アルチンドロ





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宮沢りえ主演の映画【月】をユナイテッドシネマトリアス久山で見る!

2023年10月29日(日)

  きょう ユナイテッドシネマトリアス久山で
映画【月】を見ました!

Tsuki_Movie_Poster-01.jpg

実際に有った障害者施設での大量殺戮事件をモデルにした
フィクション映画です。

余りにも重い映画なので感想は書けませんが気になったフレーズを
(この大変な仕事が)月給17万円ですよ!
生産性の無いものは排除して効率を上げる
政治家もそうしているが此処では私がやる(殺る)
途中で挫折せずに250人殺るには持久力がいる
(ボクササイズ等で鍛錬している!安月給なのに)

映画での殺戮に至るシーンは、2時間半に及ぶ映画の終盤30分程。


映画【月】公式サイト
 https://www.tsuki-cinema.com/



映画【月】予告編映像
 https://youtu.be/Oiw3tza2euU



  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/99730/

【解説・ストーリー】
「舟を編む」の石井裕也監督が宮沢りえを主演に迎え、実際に起きた障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の同名小説を映画化。

夫と2人で慎ましく暮らす元有名作家の堂島洋子は、森の奥深くにある重度障がい者施設で働きはじめる。そこで彼女は、作家志望の陽子や絵の好きな青年さとくんといった同僚たち、そして光の届かない部屋でベッドに横たわったまま動かない、きーちゃんと呼ばれる入所者と出会う。洋子は自分と生年月日が一緒のきーちゃんのことをどこか他人だと思えず親身に接するようになるが、その一方で他の職員による入所者へのひどい扱いや暴力を目の当たりにする。そんな理不尽な状況に憤るさとくんは、正義感や使命感を徐々に増幅させていき……。

洋子の夫・昌平をオダギリジョー、同僚のさとくんを磯村勇斗、陽子を二階堂ふみが演じる。

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 2023年製作/144分
 /PG12/日本
 配給:スターサンズ
 劇場公開日:2023年10月13日
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【スタッフ・キャスト】

監督 : 石井裕也
原作 : 辺見庸
脚本 : 石井裕也
企画 : 河村光庸
エグゼクティブプロデューサー : 河村光庸
製作 : 伊達百合 竹内力
プロデューサー : 長井龍 永井拓郎
アソシエイトプロデューサー : 堀慎太郎 行実良
撮影 : 鎌苅洋一
照明 : 長田達也
録音 : 高須賀健吾
美術 : 原田満生
美術プロデューサー : 堀明元紀
装飾 : 石上淳一
衣装 : 宮本まさ江
ヘアメイク : 豊川京子
ヘアメイク(宮沢りえ) : 千葉友子
特殊メイクスーパーバイザー : 江川悦子
編集 : 早野亮
VFXプロデューサー : 赤羽智史
音響効果 : 柴崎憲治
音楽 : 岩代太郎
特機 : 石塚新
助監督 : 成瀬朋一
制作担当 : 高明
キャスティング : 田端利江

 配 役 : 役 名(役 柄)
宮沢りえ : 堂島洋子(ヒロイン)
磯村勇斗 : さとくん(大量殺人犯)
二階堂ふみ : 陽子(洋子の先輩)
オダギリジョー : 昌平(洋子の夫)
長井恵里、大塚ヒロタ、笠原秀幸
板谷由夏、モロ師岡、鶴見辰吾
原日出子、高畑淳子





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