2015年3月1日(日)
きのうからきょうにかけて、映画とコンサート三昧でした。
きのうは、既に書いたように昼一で、福岡市市民劇場公演 栗原小巻さんの
【櫻の園】 : キャナルシティ劇場にて。
そして午後3時からは、同じキャナルシティ博多にあるユナイテッドシネマで
新垣結衣主演の映画
【くちびるに歌を】 きょうは、朝イチで、中洲大洋できのうから始まったマイナーな映画
【ラジオの恋】 続いて同じ中洲大洋で 映画
【望郷の鐘】 満蒙開拓団として満州に置き去りにされた人々を描く映画でした。
映画二本を見たあとは、中洲大洋から徒歩5分ほどの アクロス福岡で開催された
ソプラノ歌手
【森麻季 ドラマチックコンサート】 を聞きました。
それぞれの演目については、別の記事とし、今日は手抜きです!
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画
2015年3月2日(月)
『ラジオの恋』というマイナー・ローカルな映画を 昨日
福岡市中洲太洋で観ました。
主役は、横山雄二と云う(私は全く知りませんでしたが)
広島では超有名なラジオパーソナリティ!だとのこと。
その横山雄二さんと、この映画の監督・脚本の時川英之さんが終演後トークイベントを開催。
第1回目の上映には私の友達?の中山ヨシロヲさんもたまたま来ていて
会いましたが、中山さんの話によると、中山さんと横山雄二さんは
ん十年前に福岡で一緒に演劇をしていた仲間だとのこと。
それで、わざわざこの日この時間に見に来た訳です。
まぁ何という奇遇!
私は、当然そんなことも知らず、映画のストーリーも中洲大洋の
演目紹介で知って興味を持っただけだったので・・・
昨日見に行こうかと思ったのですが、今日の朝の上映後に
トークイベントがあるとの案内が中洲大洋の上映スケジュールに
書いてあったので、どうせなら・・・と今朝の回にした次第。
映画は、結構面白かったんで、是非見に行ってください。
福岡市では中洲太洋だけで上映されているようで、
いわゆるマイナーな映画ですが、中身は良かった!
シリアスドラマではないコメディですが、現在ラジオが置かれている
状況は反映されているようです。
2年前の撮影だとか・・・
なお、広島市が舞台で、今年は被爆70周年ですが、この映画には
原爆の惨状も被爆遺構も一切出てきません。 私的には違和感極上!
監督・脚本の時川英之さんと横山雄二さんが充分話し合って、敢えて
フレームに入れなかった、という裏話をトークイベントでは語られました。
広島市は、これだけ発展反映していることを海外に知らせたかった
と云う趣旨だったそうです。
下の写真は中山さんの写真をシェア
福岡(当時)の演劇仲間4人と、映画の監督・時川英之さん(右端)
横山雄二さんは左から二人目。三人目が中山ヨシロヲさん(センター取ってる)
『ラジオの恋』 公式サイト VIDEO Movie Walker による作品解説 広島を舞台に、ラジオの将来に不安を感じるラジオパーソナリティーと、彼の目の前に現われた少女が繰り広げるファンタジー。監督・脚本は時川英之。主演は、ラジオを中心にメディアの垣根を越えて活躍する横山雄二。共演は中野さくら、アンガールズほか。2013年9月21日より、広島県にて開催された「お蔵出し映画祭2013」にて50分版を特別上映。2014年2月1日より、広島県にて先行公開。2015年2月21日より新宿武蔵野館他、全国公開された。原題 Radio Love 製作年 2013年 製作国 日本 配給 アークエンタテインメント 上映時間 70分 【あらすじ】 「もうラジオなんて誰も期待してないんじゃないか…?」そんな思いに駆られたラジオパーソナリティー、横山雄二。しかし、ある日、「ミミ」と名乗る少女が彼の前に現れる。そして、ラジオの世界に不可思議なことが起こり始める……。 【キャスト。スタッフ】 横山雄二 as himself & Others 中野さくら 山根良顕 田中卓志 末武太 中野杏 監督 : 時川英之 脚本 : 時川英之 プロデューサー : 門田大地 撮影監督 : 角田真一 撮影 : 筒井俊行 音楽 : 佐藤礼央 サウンドデザイン : 田村智之
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画
2015年3月3日(火)
2月28日(土) 午後3時からキャナルシティ博多にあるユナイテッドシネマで
新垣結衣主演の映画
【くちびるに歌を】 を見ました。
いきなり、九州弁が聞こえてきたので驚きましたが、舞台は長崎県五島列島のある島
笑顔が素敵な新垣結衣さんが、映画終盤まで一切笑顔を見せないと云う演出が
何ともこころ憎い!
ピアノ演奏シーンは(音源は別だけれども)それなりに頑張ってました!
自閉症の兄を持つボーイソプラノ(変声期前の男子生徒)と新垣先生との交流が
一つのキーポイントとなっており、映画最終盤の感動的クライマックスへの
伏線となっています。
映画を通して流れるのは、アンジェラアキさんの 『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』
この歌のモチーフが映画のテーマともなっています。
感動に導く手法はオーソドックスでしたが、やはり期待通り感動しました。
大掛かりな駄作映画が多い中で、こじんまりとした良い映画だったと思います。
VIDEO 【くちびるに歌を】 公式サイト 【くちびるに歌を】 公式ブログ http://ameblo.jp/kuchibiru-blog/ 公開初日の午後3時すぎからの上映に観客20名ほどでした。
Movie Walker による作品紹介・解説 08年の全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 拝啓 十五の君へ」。 その作者であるアンジェラ・アキが全国の中学生に会いに行き直接対話をするというテレビのドキュメンタリーから発想を得た同名小説を新垣結衣主演で映画化した人間ドラマ。 中学生たちのみずみずしい青春劇を映し出したのは『アオハライド』の三木孝浩。製作年 2015年 製作国 日本 配給 アスミック・エース 上映時間 132分 【あらすじ】 東京から柏木ユリ(新垣結衣)が、長崎県五島列島にある中五島中学校へ音楽の臨時教員として赴任してくる。彼女がこの青い海に囲まれた故郷へ帰ってきたのは、数年ぶりのことだった。 生徒たちの間では美人でピアニストとして活躍していた柏木の話題でもちきりに。当の柏木はそっけない態度で生徒たちに接し、生徒からせがまれてもいっこうにピアノを弾こうとしない中、嫌々ながら合唱部の顧問を引き受ける。 女子しかいないところに男子が入ってきた上に全国コンクールへ混声で出場することが決まり、合唱部の部員たちは混乱する。 コンクールの課題曲は『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』。柏木は部員たちに15年後の自分へ手紙を書くよう言う。そこには、普段明るく見せていてもそれぞれ悩みや苦しみを抱え、だからこそ仲間とひとつになって歌う合唱に救いを求める生徒たちの姿があった。 遠ざかっていたピアノにも生徒たちにも向き合うようになっていく柏木。そして迎えた本番当日、ある事件が起きる……。 【キャスト・スタッフ】 役 名 : 配 役 柏木ユリ : 新垣結衣 松山ハルコ : 木村文乃 塚本哲男 : 桐谷健太 仲村ナズナ: 恒松祐里 桑原サトル : 下田翔大 関谷チナツ : 葵わかな 長谷川コトミ : 山口まゆ 辻エリ : 柴田杏花 向井ケイスケ : 佐藤勇斗 桑原アキオ : 渡辺大知 三田村リク : 室井響 仲村祐樹 : 眞島秀和 桑原照子 : 木村多江 桑原幸一 : 小木茂光 仲村キヨ : 角替和枝 仲村利男 : 井川比佐志 仲村静流 : 石田ひかり 監督 : 三木孝浩 脚本 : 持地佑季子 、 登米裕一 原作 : 中田永一 撮影 : 中山光一 美術 : 花谷秀文 装飾 : 西尾共未 音楽 : 松谷卓 主題曲/主題歌 : アンジェラ・アキ 録音 : 矢野正人 音響効果 : 岡瀬晶彦 照明 : 松本憲人 編集 : 伊藤潤一 衣裳/スタイリスト : 望月恵 ヘアメイク : 内城千栄子 助監督 : 清水勇気 スクリプター/記録 : 古保美友紀 SFX/VFXスーパーバイザー : 鎌田康介 制作担当 : 松村隆司
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画
2015年3月4日(水)
先日の日曜日(3/1) 中洲大洋で 【ラジオの恋】 を見たあと、午後は続けて
この映画
【望郷の鐘】 山本慈昭 満蒙開拓団の落日 を見ました。
事実を元にした手記を映画にしたものですから、真に迫っています。
午前中に見た映画とは対照的に、笑える映画ではありません。
内容は、タイトルを見ただけでも推して量れる内容で、当時の政府によって
『理想郷』のように宣伝され、騙されて満州に追いやられた(棄民された)人びとの
困難と、これに立ち向かう心意気が示されます。
しかし、荒涼たる大地を開拓・耕作し始めてすぐに、ソ連の参戦によって追われる
立場に落ち込んでしまいます。
開拓民を守るはずの「関東軍」(満洲を侵略した日本軍) は、ソ連の参戦を知ると
高官や金持ちたちと一緒に我先に撤退し、開拓民は自力脱出を求められました。
食糧も殆ど無い逃避行の中で衰弱し、子どもや高齢者が真っ先に多くの人々が
亡くなって行きました。
中には、ソ連軍の銃撃や砲弾に倒れる人々も・・・
そういう逃避行の中で、子どもを死なせる訳には行かないと、善意の中国人に
子どもを預ける人々も多数出て、戦後 「中国残留孤児」 と云う存在に・・・
生き残った山本慈照さんが、『残留孤児』 (自らの意志で「残留」した訳で無い!)
を日本に帰国させるために、孤軍奮闘すると云う話が映画の後半。
政府の対応は当にお役所仕事で、部課のたらい回し。
日本政府の末端にまで染み渡った悪い意味での『役人根性』が次々披瀝されます。
重い映画ですが、多くの方々に見て頂きたい映画でした。
是非、中洲大洋まで脚をお運びください。
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【望郷の鐘】 公式サイト VIDEO Movie Walker による 【望郷の鐘】 紹介・解説 ノンフィクション作家・和田登の著書『望郷の鐘』の映画化。シベリアでの強制労働から奇跡的に帰国し、その後中国残留孤児の帰国救済運動に尽力した教師・山本慈昭の半生を描く人間ドラマ。監督は、「大地の詩 留岡幸助物語」の山田火砂子。出演は、「瀬戸内海賊物語」の内藤剛志、ドラマ『和っこの金メダル』の渡辺梓。 ***************製作年 2014年 製作国 日本 配給 現代ぷろだくしょん 上映時間 102分 【あらすじ】 昭和20年5月1日、長野県下伊那郡会地村にある長岳寺の住職であり、国民学校の教師・山本慈昭(内藤剛志)は、3つの村の村長に説得され、1年だけという約束で満洲へ渡る。8月9日、日ソ不可侵条約を破り、ソ連軍が一方的に攻めてくる。8月15日、敗戦もわからないまま、女子供を抱えてシベリア国境近く北哈[口馬]の町より逃げるが、列車もなく、橋は逃走する関東軍によって破壊されていた。ロシア兵を避け平原ではなく山の中を歩く一行は、食料もなく、それは死の旅であった。ある日、一行はロシア兵に捕まり、勃利の街の収容所に入れられる。16歳以上の男性はシベリアに連れて行かれ、極寒の中、労働に従事させられるが、慈昭は奇跡的に一年半後に日本に帰国する。ようやく家にたどり着くと、阿智郷はわずかの帰還者はあったものの全滅で、妻と子供たちは亡くなったと知らされる。世の中が民主主義となり、大きく変わりつつある頃、慈昭は開拓団の仲間たちの記録を『阿智村・死没者名簿』としてまとめる。同じ頃、天台宗・半田大僧正に会い、長野県日中友好協会会長を引き受けることを聞いた慈昭は、平岡ダム建設のため強制連行された中国人のことを知り、遺骨を本国へ返す運動に尽力する。中国を訪れてから一年あまりがすぎた頃、慈昭のもとに日本人孤児から一通の手紙が届く。戦争で離れ離れになった子供たちが両親を恋しく思い、再会したいという気持ちが詳しく書かれたその手紙を読んだ慈昭は、目頭から熱いものがこみ上げる。満州で多くの日本人が中国人によって育てられていることを知った慈昭は、遺骨収集よりも生きている孤児の日本帰国救済運動に力を注ぐようになる。遂には国を動かし、次々と孤児が発見され、訪中の末その帰国や里帰りが実現していく。そして慈昭が83歳の秋、娘の冬子とようやく再会を果たす。冬子は慈昭と二人きりになると、あの満州のことを語るのであった。 【キャスト・スタッフ】 役 名 : 配 役 山本慈昭 : 内藤剛志 山本千尋 : 渡辺梓 山本きぬ : 李麗仙 山本冬子(周麗華) : 星奈優里 山本冬子(幼少期) : 上野神楽 畑山忠吉 : 斎藤洋介 安二郎 : 小倉一郎 マーメイ : 磯村みどり 依田義彦 : 山口馬木也 夏目久美子: 勝又さゆり ソ軍通訳 : 神田さち子 大澤義助 : 松澤大輔 堀越英介 : 堀内正美 原田宗之 : 市川笑也 半田孝海 : 奥寺康彦 美奈子先生 : 常盤貴子 監督 : 山田火砂子 脚本 : 和田登 、 来咲一洋 、 山田火砂子 、 中村敦夫 原作 : 和田登 エグゼクティブプロデューサー : 山田火砂子 プロデューサー : 国枝秀美 撮影 : 長田勇市 美術 : 津留啓亮 装飾 : 田中真也 音楽 : 後藤やすこ 主題曲/主題歌 朱花 録音 : 沼田和夫 編集 : 岩谷和行 衣装 : 佐藤真澄 ヘアメイク : 小堺ナナ 製作担当 : 金子哲男 助監督 : 東條政利 効果 : 柴崎憲治 協力プロデューサー : 高瀬博行
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画
2015年3月5日(木)
福岡県出身で、山田耕筰から 有名な歌曲 『からたちの花』を送られた
明治生まれの歌手
荻野綾子 を追想するコンサートが
3月1日(日) アクロス福岡で開かれました。
山田耕筰の薫陶を受け、パリに留学してドビュッシーなどの音楽や
楽器のハープを初めて日本に紹介した方らしい。
地元だと云うのに、初めて聞く名前でした。
歌曲を歌うのは、日本が誇る世界的ソプラノ・森麻季さん。
美形でスタイルも良く歌もうまい と三拍子も四拍子も揃った女性歌手!
ステージマナー(観客に対する態度)も極めて良く、満喫!
第一部は、
荻野綾子 さんの足跡を(生涯と言うには余りに短い)
紹介しながら、北原白秋・山田耕筰コンビの 『曼珠沙華』 『この道』 歌曲や
彼女がフランスから持ち帰ったフランスの楽曲をフランス語で・・・
このコンサートのために特別編成された女性コーラス 「ソシエテ・フォンテーヌ」
によるコーラスも挟まれました。
曲目は、彼女の没後に親友・深尾須磨子が作詞し、山田一雄が作曲した追悼曲
『竪琴の音に寄せて』 ハーピストでもあった綾子への哀悼の曲。
ピアニスト・山岸茂人さんの独奏なども入りながら、KBCの方々のナレーションで
もの語り風に進みます。
写真のパネルを入れ替えながらナレーションすると云う演出的工夫も。
第二部は、
荻野綾子 さんの教え子や遠縁の親族や音楽に携わる
方々による対談形式で追想します。
そして第三部は、【森 麻季 の世界】 と称して、彼女が厳選したナンバーを歌う!
『オンブラマイフ』『私のお父さん』など有名な楽曲も多い中で初聴きのものもありました。
最後に歌われた曲は、所謂超絶技巧の『コロラトゥーラ・ソプラノ』(音がコロコロを転がる
ではなくて、複雑な色合いのと云う意味らしい)の楽曲でした(狂乱系のナンバー?)
舞台袖に引く度に、扉に入る直前に客席を振り返って笑顔で会釈!
それが何とも美しくて魅惑的!
前からファンでしたが、一層惚れ直しました!
30代初め位かと思っていましたが、NETで調べたら何と44歳!
何とお若く見えることか! 鍛えているのでしょうね。
そうそう、第三部は胸元も背中も大きく割れたブルーのセクシードレスでした!
そして、結構筋肉質のアスリート体形で、且つウエスト細い!
会 場 : 福岡シンフォニーホール 出演 : ソプラノ:森麻季 ピアノ :山岸茂人 進行と語り :沢田幸二、奥田智子(九州朝日放送) 第二部 追憶の踊り場 荻野綾子をしのぶ 上村京子、奥平 一、高木聡希、荻野元也 第三部 森麻季セレクション 入場料 S席5,000円 A席4,000円 学生券2,000円 荻野綾子顕彰会 TEL&FAX:092-541-8810 携帯:090-5927-3057 お問い合わせ 荻野綾子顕彰会(代表幹事) 香月 隆 TEL&FAX:092-541-8810 携帯:090-5927-3057 E-mail:katsuki01@gmail.com http://hyoutanza.wix.com/ayako-ogino-memorial
公式ホームページより まぼろしの歌姫・荻野綾子 明治31年(1898)~昭和19年(1944) 福岡藩、五百四十石の大武将の孫娘として生まれた。 女学校時代、西南学院生みの親・ドージャー夫妻に音楽を学び、東京音楽学校(現東京藝大)声楽科に入学。 卒業後、ただちに山田耕筰の抜擢を受け、やがてフランスに留学。 日本人としてはじめてパリで日本の歌をうたってデビュー。 帰国すると、日本へフランスの歌曲の数々をはじめて紹介した。 彼女の交友関係は広い。山田耕筰の恋人と噂され、与謝野晶子ら「明星」の歌人たちと親密な文学的交流をし、深尾須磨子らと親密な文学的交流を展開。市川房枝の信望を得て、婦選運動にも関わった。 フランス帰国後は60人に及ぶ多くの若い音楽家を支援。 橋本国彦、清瀬保二、箕作秋吉、宮原禎二などなど。ブルースの女王、淡谷のり子も東洋音楽学校時代、荻野綾子の強いすすめでピアノ科から声楽科へ移籍し、彼女の指導を受けている。 日本の西洋音楽輸入史に残した荻野綾子の功績は偉大である。 しかし戦争末期1944年に没したため、社会の混乱の中で忘れ去られてしまい、今、彼女を語る人はほとんどいない。 日本の音楽史上、忘れてはならない荻野綾子。 没後70年の今、彼女にオマージュを捧げたい。よみがえれ!荻野綾子――と。
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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
2015年3月6日(金)
福岡のローカルテレビの65周年記念放送で放映された
【めんたいぴりり】 が
舞台化され、きょう3月6日に
博多座初演公開 です。
私も一度は見に行く予定でしたが、玄海椿さんの 『It's Show Time ! 』 の常連である
前座マン・カトー氏が、エキストラで出演すると云うので、これは見にゆかなくちゃ!
と云う処です。
彼が出演するのは、下記だとのこと。
3月6日の初日から11・12・13・17・18・19・20・26日
まぁ、結構たくさん出演するようです。
役柄は、たとえば 『山笠の舁き手』 とか
VIDEO 2015/03/06 に公開 博多座3月公演「めんたいぴりり ~博多座版~」
の初日カーテンコールと博多華丸さんのご挨拶映像です。
初日のみ出演の博多大吉さんも参加。
ふくやの川原社長もお祝いにかけつけてくださいました!
(博多座公式サイトより)
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テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術
2015年3月7日(土)
今日から公開が始まった、METライブビューイング
オッフェンバック 【ホフマン物語】 を見ました!
中学校の音楽鑑賞の時間には 『オッフェンバッハ』 と発音していましたが、
それは、ドイツ語読みだったようで、フランス語圏なのでバッハではなくてバックが正しい!
恋多き男 と云うか、振られてばかりと云うか、女性運の悪い男
ホフマン氏の 恋の遍歴 を描く、コメディタッチのオペラですが、
歌手たちには超絶技巧が要求される演目です。
私的に、注目の的は、機械人形・オランピア (Olympia)
英語読みでは、『オリンピア』 ですが、このオペラはフランス語上演
なので、フランス語的発音の『オランピア』 となります。
機械人形という想定なので、仕草も昔のロボット風。
そういう仕草をしながら、超絶技巧のコロラトゥーラ・ソプラノで歌うので
大変です。
数年前の【NHKニューイヤーオペラコンサート】で幸田浩子が演じていました。
今回の公演で演じているのは、エリン・モーリー。
高い声で細かいパッセージを歌うときに腹筋を小刻みに使っていることが
良く解りました。
VIDEO 〈生垣には、小鳥たち〉エリン・モーリー(オランピア)
(2015年1月9日リハーサルより)
オッフェンバック《ホフマン物語》 視聴 MET Live - 2015年2月19日木曜日 METライブ・松竹公式サイトより作品紹介 第7作 オッフェンバック 《ホフマン物語》 上映期間:3月7日(土)~3月13日(金) 使用言語:フランス語 【あらすじ】 見果てぬ恋の夢を追い続けた詩人ホフマンを待つ落とし穴とは?芸術家のかなわぬ愛とそこから生まれる霊感を描いて共感を呼ぶオッフェンバック渾身の傑作オペラ!人気爆発のV・グリゴーロ歌うホフマンを、名バリトンT・ハンプソン演じる悪魔の化身が破滅へと誘う。2役で絶賛を博すH・ゲルツマーヴァのアントニア&ステラ、コロラトゥーラ・ソプラノの新星E・モーリーのオランピア、メゾのニュースターとして引っ張りだこのC・ライスのジュリエッタと女声陣も期待大。F・フェリーニの映画にヒントを得たB・シャーの幻想的な舞台を、〈ホフマンの舟歌〉がファンタジックに染め上げる。 19世紀のドイツ。酔いどれ詩人のホフマンは、恋人の歌姫ステラを待つ間に自分の悲しい恋を物語る。機械人形とも知らず恋してしまったオランピア、病弱なのに歌いすぎ、命を落としたアントニア、策略を弄してホフマンの影を奪った娼婦ジュリエッタ。実は彼女たちは悪魔の化身のような男に操られていたのだが、ホフマンはそのことを知らない。そしてステラとの恋にも、邪魔が入ろうとしていた・・・。 指揮:イーヴ・アベル 演出:バートレット・シャー 出演: 配 役 (役 名) ヴィットーリオ・グリゴーロ(ホフマン)、 ヒブラ・ゲルツマーヴァ (ステラ/アントニア)、 ケイト・リンジー(ニクラウス/ミューズ)、 トーマス・ハンプソン(4人の悪役)、 エリン・モーリー(オランピア)、 クリスティン・ライス(ジュリエッタ) MET上演日:2015年1月31日 上映時間:3時間40分(休憩2回)
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テーマ:オペラ - ジャンル:音楽
2015年3月8日(日)
きのう中洲太洋で、METライブ 【ホフマン物語】 を見たあとは、
いつものように すぐ横の 『利花苑』 でランチ。
今回は、タンチムランチにしました。
柔らかく煮た国産和牛のタン肉が、結構いっぱい入ってます。
試しに店員に何グラムか訊ねた処、「シェフに聞いてきます」との返事で
すぐに戻ってきて 「250g でした」 との返事。
このお店では店頭に、使用している和牛の識別番号を掲示しています。
今日使用しているのは、こちらの地元牛の肉だとのこと。
で、店の外には通常使用する肉の産地と、現在入荷している肉の識別番号
を掲示されています。 信頼感のあるお店だと思います。
ランチのあと、再び中洲太洋に戻り、その日公開が始まった 【ソロモンの偽証】
を見ました。 時期が時期だけに、その内容には色々意見が出てきそう!
この映画については、また別の記事にします。
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
2015年3月9日(月)
次々と軍事国家への改造を続ける安倍政権 の 『この道しかない』 = 「戦争への道」 を進むのか? 「I am not ABE」の道を進むのか? 既に日本は変わってしまっていると云う意見もある、とのこと。
この古賀茂明さんをマスメディアから締め出そうとする動きが
某所からの『指令』で始まっている。
政権批判で「報ステ」降板 古賀茂明氏とテレ朝のスッタモンダ 日刊ゲンダイ - 2015年3月7日(土) 6日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)のコメンテーターは、元経産官僚の古賀茂明氏だった。官邸からの圧力があったのか、「I am not Abe」など安倍政権に批判的な発言が影響し、3月末で事実上、コメンテーターを降板させられる見通し だが、6日の出演を巡っても、ひと悶着あったらしい。 5日、古賀氏が次のようなツイートをした。<明日6日(金)報道ステーションに出演します。3月は、27日も出演します。この二回で最後です。4月以降は、篠塚報道局長が出すなと言ったので出られなくなりました。最後の二回、古舘さんにも番組でいろいろ聞いてみたいと思います> これにテレ朝は大慌て。 「古賀氏が降板の経緯などを古舘氏に聞くのではないかと恐れ、古賀氏の出演キャンセルも検討されたそうです。ただ、ドタキャンすれば、逆にいろいろ勘ぐられる。それで、古賀氏に『変な質問はしない』という条件をつけたようです」 (関係者) それでなのか、放送では「安全保障法制」についてのニュース後に古賀氏が8分弱、ひとりしゃべり。「こういうことを言うと官邸に怒られるかもしれませんが」と前置きした上で、「日本の目指す道が『列強』だと思うなら『I am Abe』、 平和大国なら『I am not Abe』と世界に発信しなければいけない」と改めて主張した。 古賀氏と古舘氏の絡みはほとんどなかった。 古賀氏の報ステ出演は27日が最後になりそうだ。 「現場は続投を望んでいるが、局の上層部が許さない」(前出の関係者)という。テレ朝も安倍政権に“ひれ伏す”ようだ。
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テーマ:アナウンサー・キャスター - ジャンル:テレビ・ラジオ
2015年3月10日(火)
先週の土曜日・中洲大洋で 【ソロモンの偽証】 (前編) を見ました。
この構図は 【最後の晩餐】 (レオナルド・ダ・ヴィンチ) らしい!
珍しく雪の積もった日の朝に同級生・柏木卓也が校舎の横で
亡くなっているのが発見される、と云う処から映画は始まります。
学校と警察は当たり障り無い様に 『飛び降り自殺』 と断定します。
この学校では、親分肌の上級生と手下格の下級生二人が、弱い青手に
猛烈な暴力を伴うイジメを繰り返していますが、黙認状態。
その上級生が殺した、と云う投書が父が警察官の主人公・藤野涼子や
警察に届けられるが・・・
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今、現実に起こっている18歳の親分肌と17歳の二人の手下による
中学生殺害事件と余りにも似た状況設定なので、被害者や同校の生徒たちには
厳しい映画であると思われます。
映画の紹介では、後編で救いがあるとのことですが・・・
当然その内容は解らないので・・・
前編は、『校内裁判』 を起こすまで、後編で 『裁判』 が描かれるようです。
時機を得たと言いますか、社会的メッセージ性の高い映画です。
公開初日の3演目 (15:25 ~ ) に観客二十数名でした。
VIDEO 映画 【ソロモンの偽証】 公式サイト Movie Walker による作品紹介・解説 転落死した同級生の死の謎を巡って、中学生たちが隠された真実を暴こうとする姿を描く、宮部みゆきの同名小説を2部作として映画化したサスペンス・ミステリー。事件の第一発見者であり、学校内裁判を提案するヒロインを新人の藤野涼子が演じる。監督はサスペンスから人間ドラマまで幅広いジャンルを手がける成島出。製作年 2015年 製作国 日本 配給 松竹 上映時間 121分 【あらすじ】 記録的な大雪が降ったクリスマスの朝、ある中学校の校庭で2年生の男子生徒・柏木卓也(望月歩)が遺体となって発見される。 転落死したと見られ学校と警察は自殺と断定するが、彼は殺されたという目撃者を名乗る者からの告発状が届き、波紋を呼ぶ。 マスコミの報道が熱を帯び混乱が深まる中、犠牲者が一人、また一人と増えていった。生徒の一人・藤野涼子(藤野涼子)は保身ばかりを考える大人たちに見切りをつけ、死の真相をつきとめようと動きはじめる……。 【キャスト・スタッフ】 役 名 : 配 役 藤野涼子 : 藤野涼子 (本名ではなく、役名を芸名にされた) 神原和彦 : 板垣瑞生 三宅樹理 : 石井杏奈 大出俊次 : 清水尋也 浅井松子 : 富田望生 野田健一 : 前田航基 柏木卓也 : 望月歩 井上康夫 : 西村成忠 倉田まり子 : 西畑澪花 向坂行夫 : 若林時英 橋田祐太郎 : 加藤幹夫 井口充 : 石川新太 藤野剛 : 佐々木蔵之介 藤野邦子 : 夏川結衣 三宅未来 : 永作博美 津崎正男 : 小日向文世 森内恵美子 : 黒木華 中原涼子 : 尾野真千子 水川冴子 : 平祐奈 監督 : 成島出 脚本 : 真辺克彦 原作 : 宮部みゆき 撮影 : 藤澤順一 美術 : 西村貴志 音楽 : 安川午朗 録音 : 藤本賢一 照明 : 金沢正夫 編集 : 三條知生
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画
2015年3月11日(水)
今日は、Web新聞記事を御紹介します。
陛下、メルケル首相とご懇談 産経新聞 - 2015.3.10 00:50 ドイツのメルケル首相(右)と会見される天皇陛下
=9日午後3時02分、皇居・宮殿「竹の間」(代表撮影)
天皇陛下は9日、皇居・宮殿で、ドイツのメルケル首相と会われた。宮内庁によると、平成19年の首相の訪日以来2度目の面会で、約20分間懇談された。 宮内庁によると、首相が今年が戦後70年であることに触れて「戦争がない時代を望んでいたが、ウクライナで現在、深刻な事態が生じていることを心配しています」と語ると、陛下は、事態の解決を願っていることを述べられたという。 陛下も戦後70年に触れつつ、広島や長崎への原爆投下がその後も大きな影響を残している ことを語られたという。 陛下は、ドイツ統一後の初代大統領、ワイツゼッカー氏が1月に死去したことについて「おくやみを申し上げます」と述べられた という。
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2015年3月12日(木)
今日は、【TOWER RECORDS】 から来たメールマガジンに掲載されていた
私、注目のニュースを紹介して、手抜きと致します。
宣伝にはなってしまいますが、悪しからず m(_ _)m
小澤征爾 生誕80年記念BOX登場!~ワーナー録音全集(25枚組 / 初回限定生産盤) 【TOWER RECORDS】 - 2015年03月09日 16:15 今年80歳を迎える小澤征爾。ワーナー・クラシックスから旧EMIとエラートに録音された、彼が指揮をした作品(協奏曲のバックを務めたものも含む)をすべて収録した記念ボックスとなります。各ディスクはオリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケットに封入。ブックレットは簡単なものとなります。初回のみの限定生産盤となります。 (ワーナーミュージック・ジャパン)
『ワーナー録音全集』 発売日:2015/04/28 通常価格:¥6,675 ; セール価格:¥5,473 【曲目】 <CD1> ・R=コルサコフ:シェエラザード ・ボロディン:だったん人の踊り シカゴ交響楽団 <CD2> ・バルトーク:管弦楽のための協奏曲 ・コダーイ:ガランタ舞曲 シカゴ交響楽団 <CD3> ・ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲 ・ヤナーチェク:シンフォニエッタ シカゴ交響楽団 <CD4> ・プロコフィエフ:『ピアノ協奏曲第3番』, ・ラヴェル:『ピアノ協奏曲』 アレクシス・ワイセンベルク(P) パリ管弦楽団 <CD5> ・チャイコフスキー:『交響曲第4番』 パリ管弦楽団 <CD6> ストラヴィンスキー: ・ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ ・ピアノと管楽器のための協奏曲 ・ピアノと管弦楽のための楽章 ミシェル・ベロフ(P) パリ管弦楽団 <CD7> ・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 潮田益子(Vn) 日本フィルハーモニー管弦楽団 <CD8> ・石井眞木:遭遇II番(雅楽と管弦楽のための) ・武満徹:カシオペア(独奏打楽器と管弦楽のための) 日本フィルハーモニー管弦楽団 <CD9> ・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1&2番 イツァーク・パールマン(Vn) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 <CD10> ・ストラヴィンスキー:火の鳥 パリ管弦楽団 <CD11> チャイコフスキー: ・ヴァイオリン協奏曲 ・イタリア奇想曲 ウラディーミル・スピヴァコフ(Vn) フィルハーモニア管弦楽団 <CD12> ビゼー: ・交響曲ハ長調 ・序曲「祖国」 ・子供の遊び フランス国立管弦楽団 <CD13> ビゼー: ・アルルの女 ・カルメン』組曲 フランス国立管弦楽団 <CD14> ・ストラヴィンスキー:火の鳥 ボストン交響楽団 <CD15> ガーシュウィン: ・ラプソディー・イン・ブルー ・アイ・ガット・リズム変奏曲 ・ポーギーとベス~「なまず横町」組曲 アレクシス・ワイセンベルク(P) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 <CD16> ・アール・キム:ヴァイオリン協奏曲 ・ロバート・ステアラー:ヴァイオリン協奏曲 イツァーク・パールマン(Vn) ボストン交響楽団 <CD17> ・ラロ:スペイン交響曲 ・サラサーテ:チゴイネルワイゼン アンネ・ゾフィー・ムター(Vn) フランス国立管弦楽団 <CD18> チャイコフスキー: ・1812年 ・スラヴ舞曲 ・エフゲニー・オネーギン~ポロネーズ ・フランチェスカ・ダ・リミニ ベルリン・フィル <CD19> ・チャイコフスキー:交響曲第6番 ボストン交響楽団 <CD20> サン=サーンス: ・交響曲第3番「オルガン付き」 ・ファエトン ・オンファールの糸車 フランス国立管弦楽団 <CD21> ・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ・チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) ボストン交響楽団 <CD22> ・プロコフィエフ:交響的協奏曲 ・ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) ロンドン交響楽団 <CD23> ・バーンスタイン:セレナーデ ・バーバー:ヴァイオリン協奏曲 ・ルーカス・フォス:3つのアメリカの小品 イツァーク・パールマン(Vn) ボストン交響楽団 <CD24> ・ルノー・ギャノー:トリプティック ・シチェドリン:ソット・ヴォーチェ協奏曲 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) ロンドン交響楽団 <CD25> ・デュティユー:時間の影 ボストン交響楽団 【演奏】 小澤征爾(指揮)
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2015年3月13日(金)
1週間ほど前の西日本新聞の記事ですが、新聞記事を携帯で撮っていたので
掲載して御紹介します。
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テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術
2015年3月14日(土)
1週間ほど前の番組の感想ですが・・・
【戦後70年 千の証言スペシャル 私の街も戦場だった】 RKB 米軍による残虐な民間人殺戮を記録した『ガンカメラ(機銃掃射のボタンを押すと
カラー映像の撮影を開始する)』の映像を元に、日本全国で起きた悲劇を検証し、
その中の一つの悲劇を再構成ドキュメンタリー・ドラマとして放映。
残虐非道の無差別空襲と機銃掃射で子どもたちも含む民間人が殺されてゆく!
番組冒頭では、ドローン(超小型無人ヘリ)で、ガンカメラと同じ角度から現在の町並みを撮し、
それをガンカメラ映像と切り替えながら放映するので、恐怖の臨場感がある。
戦争を起こしてはならないと云う強いメッセージ性がある渾身の作と言えるのではないだろうか?
そう云えば、番組の一番最初にナビゲーターの佐藤浩市さんが
「今日は、東京大空襲のあった3月9日です」と紹介された。
【私の街も戦場だった】 公式サイト 【ガンカメラが映し出す鮮明な空襲映像】 戦闘機が急降下し、家々の屋根すれすれから機関銃を放つ。走る列車が被弾し火花が散り、駅舎が燃え上がる。 機銃は何発も何発も発射され、学校の校庭に着弾して土煙が上がる。 70年前、日本中のあらゆる街が空襲を受けた。 原爆投下や東京大空襲…大規模な空襲に隠れ、余り顧みられてこなかった機銃掃射を中心とする空襲。 その様子は、全て米軍の戦闘機の翼などに設置されたカメラ=ガンカメラに、映像として捉えられていた。 多くは鮮明なカラー映像で、機銃の引き金を引くと同時に録画が開始される仕組みだ。 低空で撮影された映像には、はっきりと当時の街が攻撃される様子が映っている。 (中略) 「映像を見れば、戦争を経験していない我々のような人でも、日本全土が攻撃されたことを実感できるのではないか」。 そんな思いに突き動かされ、彼らは、全国120以上の市町村で空襲があったことを、ガンカメラ映像から証明した。 ガンカメラ映像は今や、「私の街も戦場だった」ことを証明する、大切な史料なのだ。 (中略) なぜ、市井の人々が犠牲にならなければならなかったのか…。 どんな思いで、パイロットたちは引き金を引いたのか。 私たちは湯の花トンネルで列車を撃った元パイロットを探し、アメリカに飛ぶ。 そしてついにその元パイロットにたどり着く。 彼は妻に宛てて、282枚にも及ぶ手紙を、拠点としていた硫黄島から送っていた。
【私の街も戦場だった】 facebook 番組で紹介された当時の作戦に従事した米兵や被害者や証言などを数多く掲載
その一部を引用 証言集 米軍 元パイロット ジョン・ジョセフ・グラント氏が妻へあてた手紙 「機関車を狙って撃った。列車はトンネルに辿り着いて止まっていた。後方車両は外に出たままだった。再び列車の上を飛ぶと民間人らしき人たちが逃げていくのが見えた。僕は撃たなかった」 「ダメだ。あの人たちを銃で撃つなんて僕にはできない。幼い子どもたちとわが子の姿が僕には重なって見える。ちくしょう、戦争は地獄だ。残酷で冷たくて犠牲はあまりに大きい」 証言集 米軍・第506飛行隊 元パイロット ビル・エバーソール氏(89) 「列車は撃った。だけど、僕が撃ったのは客車ではない。貨物列車だった。列車の前方に貨物車両があった」 「何でどうしてこんなことに。撃った人が誰であろうと僕らの国がしてしまったことを謝罪したい。あまりにも酷い。僕は謝りたい。これはいけない」 「戦争は起こしてはいけないとみんなに気付いて欲しい。戦争は間違っている」
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テーマ:ドキュメンタリー - ジャンル:テレビ・ラジオ
2015年3月15日(日)
きのうの午後1時から、キャナルシティ劇場で開催された、
バレエ・パフォーマンス
【dramatic kojiki】 を観ました!
この公演があるのを知ったのは、西日本新聞の1週間ほど前の記事から。
そこでは、ミュージカルと紹介されていましたが、バレエを基本にしつつも
オペラ歌手がスサノオを演じて歌ったり、神々をコーラスで表現したり、
太鼓連打があったりと総合的パフォーマンス、良く言えば『楽劇』と云う感じでした。
中々、楽しめる演目でした。
今回が初演ではなく、神々の聖地宮崎で数年前の初演されたものを元に
発展さたもののようでした。
原案と構成は、NHKでも作品を提供している 故・市川森一さんで、
ナビゲーターと云うかナレーターは市川夫人の柴田美保子さんでした。
私が観た昼公演では、キャナルシティ劇場の1階は全席完売!
2階もざっとみて8割方の入りでしたので、大盛況といえるでしょう。
【第一幕】 は、イザナキ・イザナミによる国生みから、イザナミが『火の子』を産んで
亡くなったあと、イザナキが黄泉の国まで追うが、イザナミは醜い化け物ろなったのを
見てにげてしまい、イザナミに追われると云うくだり。
バレエパフォーマンスを中心に展開してゆきました。
舞台背景は、イメージ・プロジェクションによるもので、大掛かりな大道具は無し。
そのプロジェクション(投影)に使われている素材は、マークエステルさんによる
『古事記』 を描いた絵本 の画像と、この公演のために新たに描かれた画像です。
【第二幕】 は、天照大神(アマテラス) と 須佐之男(スサノオ) の兄弟確執と愛憎。
そして、スサノオには バス・バリトンの河野鉄平さんが扮していましたが、本格的な
歌唱で迫力満点! 上手いし、バレエに合わせた振り付けにもチャレンジしていて
結構さまになっていました。
コーラス(趣味の合唱団ではなくて、皆さんソリストクラスの方たち)が、筋書きを
歌って、話を進める構造となっています。
しかし、背景の音楽の音量にコーラスが負けてしまっていて、
歌詞が良く聞き取れず、残念でした。
日本語でも字幕が要る? (#^.^#)
西日本新聞の記事によると、全体で三部作の長編になるとのことですが、
今回上演されたのは、その第一部だったようです。
【dramatic kojiki】 公式サイト DRAMATIC 古事記 とは 市川森一氏 企画書より 「日本国」はいつ誕生したのか? 大唐(もろこし)の女帝・則天武后に、初めて「日本」という国号を認めさせたのは、大宝二年(702年)の遣唐使の使節団でした。それまで「倭人」と蔑まれてきた極東の島国の民族が、初めて「国家」を樹立したことを世界に宣言したのです。 「旧唐書」に曰く、「倭国自らその名の雅(みやび)ならざるを悪(にく)み、あらためて日本と為す」というわけです。少録して随行していた万葉歌人の山上憶良は、その時の高揚感を帰国の船中で、こう歌い上げました。 いざ子ども 早く日本へ 大伴の御津の浜松 待ち恋ひぬらむ 山上憶良 「とうとう俺たちの国を創ったぞ!日本という国だぞ!」と小躍りする憶良の姿が目に浮かぶようです。 私たちの日本国は、いつとも知れず漠然とできあがったわけではありません。古代の先人たちが、確固たる意思をもって、壮大なヴィジョンを描き、幾万人の夢見る力を結集して創出した、誇り高い、巨大な夢の結晶、それが日本国だったのです。 (以下略) タイトル 市川森一原案 × マークエステル神話絵画【Super神話Musical ドラマティック古事記 ~神々の愛の物語~】 日時 平成27年3月14日(土) 福岡 昼、夜公演 <昼の部> 開場12:15 / 開演13:00 <夜の部> 開場17:15 / 開演18:00 会場:キャナルシティ劇場 チケット:S席:8,000円(税込) A席:6,000円(税込) 出演予定者 役 名 : 配 役 イザナキ :西島数博 (バレエ) イザナミ :浅野瑞穂 (舞踊家) アマテラス :舘形比呂一 (バレエ) スサノオ :河野鉄平 (バス・バリトン) タジカラオ :橋本直樹 (バレエ) ヨモツカミ : 青蓮 (装艶) 時を司る神 :佐藤健作/和太鼓 語り部 :柴田美保子 原 案 :市川森一 脚 本 :市川愉実子 製 作 :市川本古事記製作プロジェクト映像絵画 :マークエステル (マーク・アントワーヌ・スキャルシャフィキ) 芸術監督 : 演出・振付 :西島数博 振付 :花柳達真、浅野瑞穂、DKⅠカンパニー 衣装 :時広真吾 音楽 :松本俊行 声楽指導 :山口正義
会場には、関係諸団体からの花輪が…
娘が御世話になっていた三ノ上万由美バレエからも。
公演が終わってキャナルシティの中庭を見たら、大きな人だかり。
私は知らない LISA と云う若い女性のミニライブをやっていました!
キャナルシティ内を移動し、ユナイテッドシネマで、映画を2本鑑賞
【風に立つライオン】
【ヴァチカン美術館 3D・4K】
これは、また別の記事にします!
公演前に食べた昼御飯は、川端商店街にある
「あかね牧場」 の 【しらす 玉子掛け御飯』
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テーマ:バレエ - ジャンル:学問・文化・芸術
2015年3月16日(月)
きのうの日曜日、アクロス福岡シンフォニーホールで開催された 「都響」演奏会を
聴いてきました。 50周年を記念した福岡での特別演奏会だそうです。
入場中の長蛇の列
私は、当日券で 3階の1列目をGET! 音響的には良い位置で 「S席」 でした。
「都響」とは、「東京都交響楽団」の略称ですが、皆さん 「都響」と呼ばれるようです。
この日の演奏は、後期ロマン派と呼ばれる
ブルックナーの 【交響曲第4番】 と、
彼に多大な影響を与えた
ワグナーの楽劇【トリスタンとイゾルデ・前奏曲と愛の死】 指揮は、マーラー演奏で定評のある エリアフ・インバル 都響桂冠指揮者。
兎に角、こういった表現はふさわしくありませんが 超! 超! 超! スゲー 演奏でした。
海外有名オーケストラにも全く引けをとらない素晴らしい出来だったと思います。
ブルックナーの 【交響曲第4番】 では、第1楽章・最弱音の弦の序奏の上に
これも最弱音かつ最高音域でホルンが吹く 【C - G -G C -】 (in Es) の簡単そうで超難しい
導入部が美しく見事に決まり その後の展開をスムーズに導きました。
一方では、第1楽章の終わりには、ホルン5本を含む金管楽器が高らかに同じ形の
ファンファーレを迫力の演奏で吹き鳴らしホール全体を鳴り響かせていました。
第2楽章は『葬送行進曲』風の穏やかな中にも緊張感ある楽曲ですが、普段は内声を
受け持ち表舞台に出ることが少ないビオラが主旋律を朗々と唄います。
その洗練された音にも引き込まれました。
第3楽章はスケルツォで、同じパッセージが4回に亘って繰り返されるという
ブルックナーの後期交響曲では定番の展開ですが、これを退屈させることなく
聴かせていました。
第4楽章は、ベートーヴェンの『第九』のように、第1楽章から第3楽章のパッセージが
導入されながら展開されてゆきます。 それ故デジャブ感のあるような気持ちになります。
そして第4楽章の終幕も第1楽章と殆ど同じ 【C - G -G C -】 (in Es) を金管楽器群が
全力で大音量を聴かせて終わります。
終わった瞬間に 『ブラボー』 と叫ぶ不躾な人はさすがに居ませんでした。
(最近フライングする人が多いのです。 それも これみよがしに・・・)
数秒間の長く思えるホール全体の緊張の沈黙のあと指揮者が指揮棒を降ろし
緊張が解けた処で遠慮がちに拍手が始まり、すぐさま 大きな拍手となり
あちこちから『ブラボー!』 の声が掛かりました。
そして私もタイミングを見計らって良い処で・・・何度も !
鳴り止まない大きな拍手を受けて
エリアフ・インバルさん は、4回ほど、ステージに戻ってこられたでしょうか?
しかし、これだけの大曲を全力で演奏したあとでもあり、アンコールは無し。
それは、当然だと思います。
あの感動のまま帰ったほうが観客にとっても印象が強く残ると思われますもの。
観客の入りは8割程度だったでしょうか?
クラシックコンサートとしては、良い入りだったと思います。
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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
2015年3月17日(火)
ケニアの『野戦病院』で、地域住民や戦争負傷者の医療に命を掛けた日本人医師の
実話を取材してさだまさしさんが書いた小説 そして 歌
【風に立つライオン】 を映画化したドキュメンタリー的ドラマでした。
このような命を掛けた人道的活動によって信頼を得てきた “日本人” が、
あの安倍発言で一気にムスリムの(一部の過激派の)敵になりテロの標的に
なったことに憤りを覚えます。
今、安倍政権が急速に軍事国家として日本を造り変えようとしている時にあって
この映画が企画・公開されたことには、大きな意義があると思います。
主役の大沢たかおさんが、自ら企画した映画のようです。
映画中盤で、突然 真木よう子の声に似たナレーションが始まったと思ったら
大沢たかお扮する医師の元カノとして画面に現れました!
私は真木よう子さんが大好きなので、見た甲斐がありました。
原作は、冒頭に書いたように さだまさし氏の小説。
『さだまさしの道楽』と馬鹿にすること無く、多くの皆さまに見て頂きたい
素晴らしい映画だと私は思います。
VIDEO 【風に立つライオン】 公式サイト Movie Walker による作品解説 アフリカ・ケニアで国際医療ボランティアとして活動してきた実在の医師・柴田紘一郎。彼にインスパイアされた、さだまさしの曲を基に、ケニアで医療活動に従事する医師を大沢たかおが演じる人間ドラマ。約1か月にわたるケニアロケを敢行し、リアリティあふれる映像を作り出したのは、幅広いジャンルの作品を手がける鬼才・三池崇史。製作年 : 2015年 製作国 : 日本 配給 : 東宝株式会社 上映時間 : 139分 【あらすじ】 1987年、医師の航一郎(大沢たかお)はケニアの研究施設に派遣されることになる。アフリカでの医療奉仕活動に身を捧げたシュバイツアーに憧れ医師になった航一郎にとってまたとないチャンスではあるものの、離島医療に従事する恋人の女医・貴子(真木よう子)と遠く離れることにもなった。 ケニア赴任から半年後、現地の赤十字病院からの1ヶ月の派遣要請を受け向かった航一郎は、次々に運び込まれる麻薬を打たれ戦い重傷を負った少年兵たちの姿に衝撃を受ける。航一郎はこの病院への転籍を志願し、同じ病院に派遣されてきた看護師の和歌子(石原さとみ)と力を合わせ過酷な状況下でありながら懸命に従事。 傷ついた少年たちを温かく包み込む彼は、彼らの良き友、良き師となっていく。そんな中、目の前で両親を殺害され心の傷を負いながら麻薬でかき消された深刻な状態のンドゥングという少年兵が病院に担ぎ込まれる……。 【キャスト・スタッフ】 役 名 : 配 役 島田航一郎 : 大沢たかお 草野和歌子 : 石原さとみ 秋島貴子 : 真木よう子 青木克彦 : 萩原聖人 田上太郎 : 鈴木亮平 児島聡子 : 藤谷文子 秋島清美 : 中村久美 秋島誠一 : 山崎一 村上雅行 : 石橋蓮司 監督 : 三池崇史 脚本 : 斉藤ひろし 原作 : さだまさし エグゼクティブプロデューサー : 門屋大輔 企画 : 大沢たかお 、 日本テレビ放送網
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画
2015年3月18日(水)
先週の土曜日に、バレエ・パフォーマンス 【dramatic kojiki】 を観たあと
同じキャナルシティ博多の映画館ユナイテッド・シネマで、【風に立つライオン】 を見て、
続いて
【ヴァチカン美術館 4K 3D 天国への入口】 を見ました。
原題は 【THE VATICAN MUSEUMS】
ルーブルでもメトロポリタンでもエルミタージュでも 英語では単数形の 「MUSEUM」だが、
ヴァチカン美術館だけが 「MUSEUMS」 と複数形に成っているのは何故か? から
話は始まります。
簡単に言えば、各世代のローマ教皇が、蒐集したものが歴代集まっているから、とか。
映画の料金はシニア割引でも1500円(3Dメガネ付きの場合)と高めですが、
上映時間は僅か66分と 【風に立つライオン】 の半分位の短さ!
そして、3D映像にはやはり違和感があり、2Dで充分な感じ。
その上、絵画まで特殊技術で3D化されているので、立体的に浮き上がり
違和感が強いと云うか気持ち悪いと云うか!
期待したほどの映画ではありませんでした!
VIDEO 【ヴァチカン美術館 4K 3D 天国への入口】 公式サイト Movie Walker による作品解説 歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示する世界最大級の美術館“ヴァチカン美術館”に、世界で初めて4K3Dカメラを持ち込み、立体映像でその全貌を捉えたドキュメンタリー。案内役はヴァチカン美術館館長のアントニオ・パオルッチ。日本語版のナレーションを、『世界の車窓から』などで知られる俳優の石丸謙二郎が担当している。原題 : THE VATICAN MUSEUMS 3D 製作年 : 2013年 製作国 : イタリア 配給 : コムストック・グループ 上映時間 : 66分 【あらすじ】 カトリックの総本山であるヴァチカン宮殿。 そこには、500年もの歴史の中で、歴代の教皇たちが収集してきた芸術作品を収めたヴァチカン美術館がある。 そのヴァチカン美術館に、世界で初めて4K(Ultra HD)3Dカメラが入った。世界の美術史における傑作の数々が、精緻な映像としてかつてない形で現れる。撮影には4ヶ月を費やし、最新のテクノロジーによって彫刻はもちろん、40点以上の壁画も、あたかも奥行きがあるかのように浮かび上がる。 臨場感ある立体映像は、実際にヴァチカン宮殿にいるかのような感覚を味わわせてくれる。 プロダクションチームのスタッフは、芸術に造詣の深い40名のイタリア人。素晴らしい装飾が施された回廊や部屋を、延べ3000キロも歩き、年間500万人を越える来館者を迎える美術館の壮大な魅力を捉えた。本作に登場するのは、ラファエロの『アテネの学堂』、システィーナ礼拝堂を飾るミケランジェロの『アダムの創造』や『最後の審判』。 その他、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ジオット、カラヴァッジオらルネサンス期の巨匠たちに加え、ゴッホ、シャガール、ダリ、フォンターナら近現代の芸術家の作品を見ることもできる。 案内役はヴァチカン美術館館長のアントニオ・パオルッチ教授。親しみやすく印象的な語り口で、傑作の素晴らしさを細部まで解説してくれる。他では味わえない感動の旅へ導いてくれるのだ。 本作は、芸術作品は芸術家の精神を表現する崇高な手段であることを教えてくれる。 監督 : マルコ・ピアニジャーニ 監修 : アントニオ・パオルッチ 脚本 : ドナート・ダラヴァーレ 製作総指揮 : フランチェスコ・インヴェルニッツィ 、 エミリアーノ・マルトラーナ 撮影 : マッシミリアーノ・ガッティ 編集 : ルチアーノ・ラロトンダ S3D スーパーバイザー: ステファノ・レベチ 日本語版ナレーション : 石丸謙二郎
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テーマ:洋画 - ジャンル:映画
2015年3月19日(木)
代わり映えしない画角での映像ですが
博多座・劇場1階ロビーでは、物語の舞台である博多明太子の「ふくや」の出店が
人情劇として良くできていました。
話が全て事実に基づいているとすれば、本当に『お人好し』だったんですね。
『なさけはひとのためならず!』を地で行く展開!
TV版も全部見ていたので、良く解りました。
主役の夫婦二人(博多華丸・酒井美紀)の全力投球ぶりが伝わって来ました!
千秋楽まで声がもつのか心配ですが・・・
それと「シベリヤ抑留」と「沖縄戦」と云う米ソに関わる二つの悲劇が取り込まれて
いたのには作劇として難しい処もあったのでしょうが、果敢な取組みだったと思います!
中々良い舞台でした。
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テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術
2015年3月20日(金)
おとといアクロス福岡で開催された
【岩崎宏美 & 九州交響楽団 シンフォニックコンサート】 を聴きに行きました。
岩崎宏美 さんは、今年でデビュー40周年だとか・・・
16歳でデビューと語っていましたから、56歳と云うことでしょうがお若い!
トークの中では、デビュー当時のキャンペーンの思い出が語られ、
福岡では演歌でもないのに櫛田神社で提灯を持たされ、騎馬戦の馬の
上に乗せられて勝どきを挙げたと云う興味深い話が・・・
肝心の歌の方ですが、3階席だったせいかどうか電気音響のコントロールが
悪くて、『隔靴掻痒』 のような、ハッキリしない音で、歌詞が良く聞き取れない。
知っている曲は、まぁ予想聴きとりで解るのですが、特に新曲などは、
半分解らないと云う感じでした。
加齢による聴力低下と云う訳ではありません。
何しろオーケストラの生音は、明瞭に聴こえていたものですから。
センター・クラスター・スピーカー(吊りスピーカー)は出してあったので使っていた
はずなのですが、手のひらで耳をスピーカーに向かうようにしてみても
そこからは音が出ていなかったようでした。
何か、下の方で音が澱んでいると云うか何と云うか、届いて来ないのです。
おそらく、ミキサーの方の不慣れのせいか失敗だったと思います。
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プログラム後半では、40周年を祝って、九州交響楽団によって
モーツァルトの交響曲第40番 より 第1楽章が演奏されました。
岩崎宏美&九州交響楽団 シンフォニックコンサート アクロス福岡 公式サイトより 2015年03月18日(水) 19:00 会 場 : 福岡シンフォニーホール 出演 : 岩崎宏美 指揮 : 鈴木織衛 演奏 : 九州交響楽団 入場料 : S席8,500円 A席8,000円 B席7,500円 【プログラム第1部】 ロマンス 万華鏡 好きにならずにいられない アナと雪の女王メドレー (九州交響楽団による演奏) 思秋期 【プログラム第2部】 モーツァルト:クラリネット協奏曲第2楽章 (九州交響楽団ほかによる演奏) すみれ色の涙 みずいろの手紙 街の灯り モーツァルト:交響曲第40番 より 第1楽章 (九州交響楽団による演奏) いのちの理由 (歌詞を手話で表現) 聖母たちのララバイ 【アンコール】 新曲 「光の軌跡」 2015年4月22日(水)発売予定
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テーマ:女性アーティスト - ジャンル:音楽
2015年3月21日(土・春分の日)
福岡市のKBCシネマで上映が続いている 映画
【おみおくりの作法】 (原題:STILL LIFE) を 見に行きました。
地方の民生課の公務員で、孤独死された方の事後処理を担当する人の話し。
新聞に掲載されたヒューマンストーリー(実話)が元になった映画のようです。
火葬に付すだけでも済む処なのですがが、遺品などから縁遠くなった遺族や
関係者を探し出し、葬儀への列席や遺灰を受け取ってもらうよう依頼する
困難な仕事を続ける ジョン・メイさん(44歳)の日々を淡々と描いてゆきます。
極めて静かな映画なので、度々ウトウトと・・・
上司は、メイさんの仕事の丁寧ぶりを評価するのではなくて、非効率であると
解雇を申し渡します。 辞めるまでの最後の数日に最後の遺体の関係者を
探し出す様子を映画は描いてゆきます。
メイさんは、几帳面な性格らしく、机の上のノートも傾きなくキッチリ直します。
最後の遺体について新たな情報を掴めて喜んだ直後の
あまりにもあっけなく、やるせない展開に 『残念無念』 の気持ちを共有します。
VIDEO Movie Walker による作品紹介・解説 孤独死した人の葬儀を執り行う公務員の姿を描く人間ドラマ。 監督は、「フル・モンティ」プロデューサーのウベルト・パゾリーニ。 出演は、「思秋期」のエディ・マーサン、ドラマ『ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館』のジョアンヌ・フロガット。 第70回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門監督賞含む4賞受賞。原 題 : STILL LIFE 製作年 : 2013年 製作国 : イギリス=イタリア 配 給 : ビターズ・エンド 上映時間 : 87分 【あらすじ】 ロンドンの南部、ケニントン地区の公務員である44歳のジョン・メイ(エディ・マーサン)の仕事は、孤独死した人の葬儀を執り行うことである。 几帳面な彼は死者の家族を見つける努力を怠らず、その人のために葬礼の音楽を選び、弔辞を書く。規則正しい仕事と生活をしながら、ジョン・メイはいつもひとりだった。 ある日の朝、ビリー・ストークという年配のアルコール中毒患者の遺体が、ジョン・メイの真向いのアパートで発見される。自分の住まいの近くで、その人を知らぬままに人が孤独死したという事実にショックを受けるジョン・メイ。 さらにその日の午後、彼は仕事に時間をかけすぎるという理由で解雇を言い渡される。最後の案件となったビリー・ストークのために、ジョン・メイはこれまで以上に情熱を傾ける。ビリーの部屋にあった古いアルバムで満面の笑顔の少女の写真を見つけた彼は、イギリス中を回り、ビリーの人生のピースを組み立てていく。旅の過程で出会った人々と触れ合ううち、ジョン・メイにも変化が訪れる。 自然と自分を縛ってきた決まりきった日常から解放されたジョン・メイは、いつもと違う食べ物や飲み物を試し、知り合ったばかりのビリーの娘ケリー(ジョアンヌ・フロガット)とカフェでお茶をする。まもなくビリーの葬儀が行われることになっていたある日、ジョン・メイは人生で初めての行動に出る……。 【キャスト・スタッフ】 役 名 : 配 役 ジョン・メイ : エディ・マーサン ケリー・ストークス : ジョアンヌ・フロガット メアリー : カレン・ドルーリー 評議会マネージャー : アンドリュー・バカン ビリー・ストークス管理人 : デヴィッド・ショウ・パーカー 管理人 : マイケル・エルキン ジャンボ : シアラン・マッキンタイア ホームレスの男 : ティム・ポッター ホームレスの男 : ポール・アンダーソン モルグの職員 : ブロンソン・ウェッブ 監 督 : ウベルト・パゾリーニ 脚 本 : ウベルト・パゾリーニ エグゼクティブプロデューサー : バーナビー・サウスクーム プロデューサー : ウベルト・パゾリーニ 、 クリストファー・サイモン 、 フェリックス・ヴォッセン 撮 影 : ステファーノ・ファリヴェーネ プロダクション・デザイン : リサ・ホール 音 楽 : レイチェル・ポートマン 編 集 : ギャヴィン・バックリー 、 トレーシー・グレンジャー 衣裳デザイン : パム・ダウン キャスティング : スージー・フィッギス アソシエイト・プロデューサー : マルコ・ヴァレリオ・プジーニ ライン・プロデューサー : マイケル・S・コンスタブル
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テーマ:洋画 - ジャンル:映画
2015年3月22日(日)
きのう、福岡市中央区の KBCシネマ で 【おみおくりの作法】を見たあと
そのすぐあとに上映される フランス映画(と思う)
【パリよ永遠に】 (原題 Diplomatie ; 外交交渉) を見ました。
エッフェル塔も、オペラ座も ヒトラーはすべてを燃やし尽くしたかった。 しかし、パリは守られた。 そこには何があったのか。 が『キャッチコピー』
こちらはKBCシネマ内の
【パリよ永遠に】 の 掲示板
フランスで上演され大ヒットになったと云う 舞台演劇
“Diplomatie” を映画化したもの。
背景にはパリをドイツ軍から守ろうと活動したレジスタンス運動とナチスによる破壊活動
があるのですが、映画にはレジスタンス運動の『地下活動』や戦闘の様子は描かれません。
ナチスが街並みや歴史的建造物を破壊する様子は冒頭の「実写映像」だけです。
映画の中心は、中立国スウェーデンの外交官が、パリの美しい街並みを守ろうと
ドイツ軍のパリ進駐将軍との駆け引きの場面です。
映画の殆ど8割方が交渉(駆け引き)の話術場面です。
ドイツ軍将軍は、パリに派遣される際に、ヒットラーの命令に背いた場合は
家族皆殺しにされるとの『法律』に拘束されています。
この法律は、直前に発覚した『ヒットラー暗殺クーデター』(映画にもなった)
により部下不信に陥ったヒットラーが部下が背叛しないように作ったもの。
映画 【ワルキューレ】 ヒットラー暗殺計画 【観劇レビュー&旅行記】 - 2009年3月23日(月) 従って、「パリの街並み全てを瓦礫になるまで破壊し尽くせ」 と云う命令に
従うのが表向きは軍人の務めであり、実情は妻子を殺されたくないと云う
個人的願望によるものである訳です。
これに対し、総領事は妻子を安全に避難させるという条件交渉を行うなど
口八丁手八丁で将軍を説得し(追い込み)ます。
そういう 「対話劇」 の映画化でした。
パリの主な歴史的建造物が破壊されなかったことは、この映画で初めて知りました。
一方、私が2009年に行ったポーランドのワルシャワでは、歴史的建造物も含めて
殆どの建造物が瓦礫にされたのです。
その時にガイドに聴いた話では、空爆によって破壊されたのではなく、ナチスが
建造物に爆薬を一つひとつ仕掛けて爆破していったとのことでした。
【関連ブログ記事】
【ポーランド + α 気まま旅】 当ブログ 【観劇レビュー&旅行記】 - 2009年9月21日 ~ 30日 この映画でも、同じように爆薬が個別に仕掛けられていたことが解ります。
起爆装置の回線がレジスタンスによって切断されたので第一撃が阻止され、
この映画(対話劇) にある二人の駆け引きが始まるのです。
そういう意味では、レジスタンス運動がパリの街並みを守ったとも言えるのです。
しかし、そういう処は強調されず、対話劇を見せるのが中心テーマでした。
在仏スウェーデン総領事・ノルドリンク を演じた アンドレ・デュソリエ さんと
ナチス軍パリ進駐将軍・コルティッツ を演じた ニエル・アレストリュプ さんは、
舞台演劇でもこの役を演じたフランス人で、慣れ親しんだ相棒だそうです。
演劇ではどうだったかは解りませんが、映画ではフランス語とドイツ語が
状況により使い分けられます。
将軍が部下や使用人に指示するところはドイツ語、総領事との駆け引きは
フランス語(実在の将軍がこれほど流暢にフランス語を話したかどうかは不明)
上映時間は1時間半も無かったようですが、相当長く感じられました。
観客は、30人ほどだったでしょうか(数えた訳ではありませんが)
VIDEO 公式サイトによる作品解説 映画『パリは燃えているか』でも知られるエピソードを一夜の出来事に凝縮した原作は、フランスで大ヒットした シリル・ジェリー作の舞台“Diplomatie” 。 ドイツ人でありながらフランスで映画監督として研鑽を積んだ名匠フォルカー・シュレンドルフ監督が、ジェリーとともに共同脚本を手がけ映像化した。 シュレンドルフの前作『シャトーブリアンからの手紙』と同様、今作も「仏独の和解」が隠れたテーマになっている。 主演は、総領事ノルドリンクに 故アラン・レネ監督の常連俳優でもあるアンドレ・デュソリエ 、司令官コルティッツに は近年ますますいぶし銀の魅力を放つニエル・アレストリュプ という二人の名優。舞台から続く名コンビ で、物語もキャラクターも熟知した二人だからこその掛け合いはまさに必見。シュレンドルフは、時にスリリング、時にウィットに富んだ駆け引きを、緩急自在、緊張感みなぎる見事な演出で紡いだ。 さらに、エンドロールでパリに愛されたレビューの女王ジョセフィン・ベーカー の「二つの愛(J’ai deux amours)」 が流れる時、この史実こそが歴史に刻まれた最も感動的なパリへのラブレターなのだと気づくだろう。 もしも、「パリ」がなくなっていたら――? 戦後70周年を迎える2015年に、かつて戦争によって岐路に立たされた「パリ」に思いを馳せ、この運命の一夜のおかげで現在のヨーロッパ、そして世界があることへの感謝があふれてくる、それが『パリよ、永遠に』 である 原題 : Diplomatie 上映時間 : 83分【ストーリー】 エッフェル塔も、オペラ座も ヒトラーはすべてを燃やし尽くしたかった。 しかし、パリは守られた。 そこには何があったのか。 第二次世界大戦末期、ナチス・ドイツ占領下のフランス。 この日、エッフェル塔も、オペラ座も、ノートルダム大聖堂も・・・パリの象徴でもあり、世界に誇る美しき建造物はすべて、爆破される運命にあった。アドルフ・ヒトラーによる「パリ壊滅作戦」が今まさに実行されようとしていたのである。かつてパリを訪れたヒトラーは、一瞬にしてこの街の美しさの虜となった。戦時下のベルリンが廃墟と化した今、パリの美しさが許せない。ドイツの敗北は時間の問題だったが、ヒトラーは嫉妬ゆえに破壊を命じたのだ。しかし、最後の最後で、パリは生き残った。 そこには、パリを守るために一世一代の「駆け引き」に出た一人の男の存在があった。 ヒトラーにパリ壊滅作戦を命じられたドイツ軍パリ防衛司令官コルティッツと、パリで生まれ育った中立国スウェーデン総領事ノルドリンク。物語は、ノルドリンクがコルティッツを思いとどまらせようと、ドイツ軍が駐留するホテル ル・ムーリスの一室を訪れるところから始まる。正攻法では説得は成功しない。相手の懐を探りながら押したり引いたり…ひとつの仕草さえも「駆け引き」だ。時には誠心誠意の愛情を込めた巧みな心理戦。ノルドリンクの外交術こそ、この映画の醍醐味であり、アクション映画とは違ったスリルを存分に味わえる。【キャスト・スタッフ】 肩 書 き ・ 役 名 : 配 役 在仏スウェーデン総領事・ノルドリンク : アンドレ・デュソリエ ナチス軍パリ進駐将軍・コルティッツ : ニエル・アレストリュプ 監 督 : フォルカー・シュレンドルフ 原 作 : シリル・ジェリー “Diplomatie” 脚 本 : シリル・ジェリー、 フォルカー・シュレンドルフ 撮影監督 : ミシェル・アマテュー セットデザイン : ジャック・ルークセル
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テーマ:フランス映画 - ジャンル:映画
2015年3月23日(月)
本日付け日刊スポーツ(Web版)によると、
秋篠宮妃紀子さま(48)と次女の佳子さま(20)が今日TOHOシネマズスカラ座で
大沢たかお(47)主演映画「風に立つライオン」(三池崇史監督)を鑑賞された、
とのこと。
紀子さま佳子さまが「風に立つライオン」ご鑑賞 日刊スポーツ - [2015年3月23日(月)22時15分] 秋篠宮妃紀子さま(48)と次女の佳子さま(20)が23日、東京・TOHOシネマズスカラ座で行われた大沢たかお(47)主演映画「風に立つライオン」(三池崇史監督)を鑑賞した。 紀子さまと佳子さまは午後5時45分に劇場に到着されると、大沢と映画の原案となった主題歌を歌い原作となった小説を書いた歌手さだまさし(62)と三池監督が出迎え、同6時から映画を3人と並んで鑑賞した。 紀子さまと佳子さまは上映後、大沢らと懇談した。紀子さまは公務で、映画の舞台となったアフリカ・ケニアと長崎・五島列島を訪問しており、映画の作り方について関心を持っていたという。さだは「非常に平和について難しい今だから、出来た映画なんだと強く感じていらっしゃったようにお見受けしました」と紀子さまの思いを代弁した。紀子さまは「アフリカでも五島列島でも、赤ちゃんを抱いたお母さんが出てきますね」と語るなど、母目線で映画を見ていたようで、佳子さまも紀子さまの言葉を聞いて大きくうなずいていたという。 また佳子さまは、大沢演じる主人公が、真木よう子演じる恋人に送った手紙が、どういうものになるかについて非常に関心を持っていたという。また大沢が「次の世代…若い人たちに届くといいと思っています」と言うと、笑顔で深くうなずいたという。大沢は佳子さまについて「本当にすてきな方でした。おふたりも映画を見て集中してくださった。後半になると、多分、涙をぬぐわれている感じがあった」と、紀子さまとともに涙を流されていた様子を明かした。
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画
2015年3月24日(火)
一昨日の話しになりますが、
福岡市で桜の開花が発表されました!
2014年3月24日(火)
近所の桜も咲きそうです。
今日は、これにて m(__)m
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テーマ:福岡 - ジャンル:地域情報
2015年3月25日(水)
会場内は、撮影禁止なので写真はありません。
代わりに会場周辺の桜の開花状態です。
2015年3月25日(水)
さて、その劇団ひまわり版の 【オズの魔法使い】 ですが、何とも・・・
舞台が始まって間も無く、『学芸会レベル』であり、「劇団ひまわり」 の
内輪の発表会に過ぎないことが解ってしまいました。
中には上手い子も居るのですが(当ブログでもこれまで何度か紹介済み)、
年長のメンバーも含めて全体として 『こなれていない』 印象。
ようやく台詞と歌とダンスに追いついたばかりの雰囲気。
台詞と歌とダンスに欲張りすぎているのか、膨大で煩雑。 振り付け多すぎ!
「ダンスパフォーマンス」なら有り得ても、ミュージカルの振付としては
筋書きの意味とは殆ど関係ないような振り付けが多かったような・・・
もっと内容を整理してスッキリとさせるべきでは無かったでしょうか?
(振り付けだけではなく、歌も台詞も)
私のいつもの傾向で、第一幕は 『睡魔に襲われる』 ことが多いのですが、
今回は、寝不足ではないのに 『睡魔』 と 闘うこともせず、いつの間にか居眠り。
まぁ、大体ストーリーには付いて行けるのですが、肝心のブリキ・ライオン・カカシ
と巡り合うエピソードが完全に抜けていたので、相当な時間居眠りしていた?!
ミュージカルですが、映画化されたアメリカのミュージカルとは全く別物で、
楽曲も有名な 『虹の彼方に (Over the Rainbow)』 も無く、日本人の作曲。
カーテンコールでも歌われたメインの楽曲が、語尾を『ウォ~ウォ~ウォ~』
と揺らす変なメロディなのに辟易! なにこれ?! っていうメロディでした。
第二幕では、冒頭に学齢前の小さな幼児が出演し、台詞もちゃんと話すので
その部分は楽しめました。
地元のバレエ団やダンスカムパニーの公演でも3・4才位の幼児が
見よう見まねで踊ったり歌ったりするのは、見ものの一つです。
それは歌舞伎界でも言えることで、日本人はそういう拙い演技に寛容で
良い意味での笑いも誘い、大いに盛り上がります。
処が、いつもは第二幕では 『目覚める』 (笑) 私ですが、この日は
第二幕になってもいつの間にか居眠り状態に・・・
まぁ、歌も台詞も単調だったと云うことでしょうか?
『舞台に釘付けにされる』 メリハリに欠けていたのかも知れません。
尤も、『居眠りしていた人に批評されたくない!』 と言うのが
出演者や演出家や振付家や作曲家の反応だろうと推察しますが・・・
劇団ひまわりの発表会 【オズの魔法使い】観劇レビューは、以上です。
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テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術
2015年3月26日(木)
長らくアクセスカウンターを見ていなかったのですが、昨日か今日の未明に
このブログへのアクセス数が、まさに 『ようやく』
70 万アクセス を超えました。
ブログ管理の前回の投稿は67万アクセスの際の2014年6月30日(月)でしたので
3万アクセスに9ヶ月、平均すると3ヶ月で1万アクセス、ひと月3333 一日111程度
と云うことになります。
テンポは、その前の1万アクセスより相当遅くなりました。
本日の時点で【700,147】 アクセス
まぁ、私はアクセス競争をしている訳ではないので、どうでも良い事ですが・・・
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いつもながら、ここまで到達しましたのは、御訪問いただく皆さまのおかげです。
本当にありがとうございます。
この記事も含む現在までの記事数は、
3,762 本 (削除したものも含む)
: この前の 67 万アクセス以来、275 本/9ヶ月 の記事をUPしたことになります。
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2015年3月27日(金)
今日、2年ごと位に定期受診している 【大腸スコープ】 検査に行ってきました。 朝9時前から集合し(今日は男性4人・女性2人)し、終わったのは午後3時過ぎ。 午前中は、スポーツドリンク風の下剤(1.8リットル ; 何故『1升』なのかは不明) を1時間半ほど掛けて飲み、排泄することが『仕事』 午後も2時すぎ頃から順次検査を受けます。 過去に3度ほど受けているので、慣れてはいますが、やはり多少ツッパリ感がある 処も何箇所かあり・・・気持ちの良いものではありません。 結果は、後日ということでした。 これに先立つ10日前には、胃カメラ検査を受けましたが、こちらは半日で終わり、 その後、博多座で 【めんたいぴりり】 を観ることができました。 ******************************************* (左のアイコンをクリックして もらえたら嬉しいです) *******************************************
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2015年3月28日(土)
今週の日曜日にディズニー映画
【イントゥ・ザ・ウッズ】 を見ました。
おとぎ話のエピソードを繋いで一つの物語にしたミュージカルの映画化で
私は、神田沙也加が「赤ずきん」役をやったミュージカル(日本版)を
新国立劇場で数年前に見ましたが、あまり印象は残っていませんでした。
メリル・ストリープ が 『老魔女』 の役で存在感を見せています。
“アフター・ハッピーエンド” ミュージカル! と称していますが、
冒頭は、それぞれの童話の粗筋的な展開で、『アフター』 (後日譚)では無くて
『本筋』 を紹介してゆきます。
アニメ的手法も含む 『特殊効果』 に大いに頼った映画でした。
4つの童話を結ぶのは、魔女の呪いによって子宝に恵まれない パン屋の夫婦。
その呪いを解くには、4つの物語に出てくる4つのアイテムを揃える必要が
あると云う事で、森の中で (Into the Woods) 奮闘すると云う話し。
(公式サイトより:画像をクリックで多少拡大できます)
内容的には 『そこそこ』 で、それほど素晴らしいとは思いませんでした。
VIDEO 【イントゥ・ザ・ウッズ】 公式サイト Movie Walker による作品解説 おとぎ話の主人公たちのその後を描いた、トニー賞受賞の人気ミュージカルを、メリル・ストリープ、ジョニー・デップら豪華キャストでディズニーが映画化。シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんなど、それぞれの物語ではハッピーエンドを迎えた主人公たちの驚くべく運命がつづられる。監督は『シカゴ』のロブ・マーシャル。原題 INTO THE WOODS 製作年 2014年 製作国 アメリカ 配給 ディズニー 上映時間 124分 【あらすじ】 長年子どもを授からないことに悩んでいたパン屋の夫婦(ジェームズ・コーデン、エミリー・ブラント)は、その原因が魔女の呪いにあったことを知る。ある日、突然訪ねてきた魔女(メリル・ストリープ)から「呪いを解くためには、森に入って〈白い牛、赤い頭巾、黄色い毛、金のように輝く靴〉を集めることが必要だ」と聞かされた二人は、子どもを授かるという“願い(wish)”を叶えたい一心で森の奥へと出かけていくのだった。時を同じくして、おとぎ話の主人公たちも、それぞれの“願い(wish)”を持って森へと入っていく。赤ずきん(リラ・クロフォード)は、オオカミ(ジョニー・デップ)に狙われていることにも気付かずに、楽しいことを探しながら森に住むおばあさんのお見舞いへ、ジャック(ダニエル・ハットルストーン)はお金持ちになることを夢見ながら牛を売りに出かけ、シンデレラ(アナ・ケンドリク)は母の眠る森のお墓の前で舞踏会に行きたいと祈り、そしてラプンツェル(マッケンジー・マウジー)は魔女によって森の中の塔に閉じ込められながらも、いつか自由の身になることを願っていた。そんな彼らとパン屋の夫婦が森の中で出会い、それぞれの運命が少しずつ変わっていく……。 【キャスト。スタッフ】 役 名 : 配 役 魔 女 : メリル・ストリープ パン屋の妻 : エミリー・ブラント パン屋の主人 : ジェームズ・コーデン シンデレラ : アナ・ケンドリック シンデレラの王子 : クリス・パイン ジャックの母親 : トレイシー・ウルマン シンデレラの継母 : クリスティン・バランスキー オオカミ : ジョニー・デップ ジャック : ダニエル・ハトルストーン 監 督 : ロブ・マーシャル 脚 本 : ジェームズ・ラパイン 原作ミュージカル: スティーブン・サンドハイム 、 ジェームズ・ラパイン 製 作 : ジョン・デルーカ 、 ロブ・マーシャル 、 マーク・プラット 、 カラム・マクドゥーガル 撮 影 : ディオン・ビーブ 美 術 : デニス・ガスナー 音楽監督 : ポール・ジェミニアーニ 、 マイク・ハイアム 音 楽: プロデューサー マイク・ハイアム 編 集 : ワイアット・スミス 衣裳デザイン : コリーン・アトウッド 作 詞 : スティーブン・サンドハイム 作 曲 : スティーブン・サンドハイム
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テーマ:ディズニー映画 - ジャンル:映画
2015年03月29日(日)
今日の 【桜】 画像です。 午後5時頃の日差しです。 幸い快晴でした!
撮影場所は、福岡県糟屋郡久山町・トリアス久山付近の川べりの桜並木。
ここには、川の方に枝垂れかかる いわゆる 『しだれ桜』 の並木があり『絶景』です。
まだ、満開ではなく咲き始めなので、『絶景』 とはゆきませんが・・・
散っている花びらは一枚たりとも見付かりませんでした。
この数年来、入学式には桜が散っていたことが多かったのですが、
今年は桜満開の入学式になりそうです、
今日は、『目の保養』 と云うことで、以上です!
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テーマ:福岡 - ジャンル:地域情報
2015年03月30日(月)
土曜日の午前中 中洲太洋で METライブビューイング
チャイコフスキー 【イオランタ】 を見ました!
主役は、今や世界のプリマドンナとなった アンナ・ネトレプコ。 さすがに圧倒されました。
VIDEO アンデルセン童話をもとにしたチャイコフスキー晩年の短編名作だとのこと。
盲目の王女の目を見えるようにできるのか? がテーマですが、このドラマの中で
健常者には当たり前の 「見える」 という概念が先天的盲目の方にとっては、
如何なるものであるのか? 「赤いバラ」 と 「白いバラ」 は、どう違うのか?
すなわち、光や色彩そのものが未知の世界であり、理解できないのです。
そのイオランテに「見たい」と云う意識を持たせることが、キーポイントとなっています。
チャイコフスキーは、この難題に音楽で取り組んでいます。
演出家が映画畑出身者と云うことで、演出的には映像を活用しています。
私の見立てによると、公演全幕を通して舞台前方に紗幕を設置し、それに映像を
映し出して舞台転換を図っているように見えました。
舞台上に大掛かりな装置は無く、6m四方ほどの立方体の枠があり、殆どその中で
演じられるものでした。
その部分に照明を当てることによって紗幕を通して中の様子がクリアになるのです。
逆に暗くして紗幕に映像を投影すると、その部分が視界から消えるのです。
メトロポリタン歌劇場の大きな舞台からすると、その立方体は舞台幅の3割程度の
小ささで、観客の視線をその部分に集中させると伴に、舞台転換として、その枠の
外側(つまり舞台全面の7割以上)に抽象的映像を映し出すと云う手法です。
VIDEO オペラ本編が始まる前の序曲の間には、鹿の映像が出てきて飛び回ります。
それが何を暗示しているのかは良く解りませんが、上記の立方体の枠の壁には
鹿の頭部骨格が十数頭分も掛けてあります。
そして、その鹿の頭部骨格は、二本立てのオペラ【青髭公の城】にも登場し、
一貫性を演出しています。
ロシアのオペラなのに舞台はフランス・プロヴァンス地方です。
観客は、50人ほどだったでしょうか?
松竹公式サイトによる作品解説 【イオランタ】 ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)で上演されるオペラをスクリーン上映する「METライブビューイング」の2014~15シーズン第8作。 アンデルセン童話をもとにしたチャイコフスキー晩年の名作を、巨匠ワレリー・ゲルギエフと現代を代表するソプラノ歌手アンナ・ネトレプコのタッグで描いた「イオランタ」(15年2月14日上演)を上映する。 目が見えないことを知らずに育った王女に訪れた運命の出逢い!アンデルセンの童話に基づいたチャイコフスキー晩年の傑作オペラが、巨匠V・ゲルギエフ&歌姫A・ネトレプコのゴールデン・コンビで蘇る。侍女達の〈花の歌〉、運命の恋人達の出会いの二重唱〈神の創りたもうた最高の美女〉などロマンティックなメロディの数々は陶酔もの。全員が神に奇跡を感謝するラストでは、天上の大聖堂を思わせる清らかな音楽が全身を包む。 (以下、Movie Walker による)原 題 : IOLANTA - TCHAIKOVSKY作曲 言 語 : ロシア語 製作年 : 2015年 製作国 : アメリカ・メトロポリタン歌劇場 配 給 : 松竹 上映時間 : 103分 (解説・カーテンコール含む) 【あらすじ】 プロヴァンスを治めるレネ王(イリヤ・バーニク)の娘イオランタ(アンナ・ネトレプコ)は、生まれつき目が見えなかった。 悲しんだレネ王は、イオランタが自分の目が見えないことを悟らせないよう山中の城でひっそりと彼女を育てていた。 治る手立てはないか医師(イルヒン・アズィゾフ)に仰ぐが、医師は治療のためにはまずイオランタが自ら見えていないことを理解しなければならないと言う。 そんな中、イオランタの婚約者であるブルゴーニュ公爵ロベルト(アレクセイ・マルコフ)とその友人ヴォデモン(ピョートル・ベチャワ)が城に迷い込んでくる。イオランタの美しさに惹かれたヴォデモンは彼女と話すうちに、彼女は目が見えていないことに気付く……。 【キャスト・スタッフ】 役 名 : 配 役 イオランタ : アンナ・ネトレプコ ヴォデモン伯爵 : ピョートル・ベチャワ ロベルト : アレクセイ・マルコフ エブン=ハキヤ : イルヒン・アズィゾフ レネ王 : イリヤ・バーニク 演 出 : マリウシュ・トレリンスキ 指 揮 : ワレリー・ゲルギエフ 管弦楽 : メトロポリタン歌劇場管弦楽団 合 唱 : メトロポリタン歌劇場合唱団
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