2011年1月16日(日)
映画 【ソーシャル・ネットワーク】 を見ました。
私は、【 Mixi 】 の会員にはなっていますが、【 FACE BOOK 】 の会員ではありません。
この映画を見て【 FACE BOOK 】 の生い立ちを知った上で会員になるかどうかを決めよう
と考えた次第。
もっとも、今のところ【 Mixi 】 も使いこなしていないので、間に合っていますが・・・
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既に全世界で数億人の会員を持ち、時価50億ドルを超える資産価値があるという
この 【ソーシャル・ネットワーク FACE BOOK 】
最初は、友達が3人しかいない、いかさない PCオタクの学生が、憂さ晴らしに
ハーバード大学の女子寮のデータベースにハッカー侵入して画像と情報を盗み取り、
勝手に公開した上で、「二人づつ顔写真を紹介し、どちらが好みか品定めをする」という
著しく女性たちのプライバシーを侵害したサイトとしてUPされた一種のブログであった。
いわば、非道徳の極みと言った出発であった。
女性たちの「顔写真」を多量に掲載しているから、【 FACE BOOK 】 と命名したらしい。
最初は、【 The FACE BOOK 】 だったところを「ナップスター」の創業者から
「The」を入れるのはダサいから 「The」を取れと言われて 【 FACE BOOK 】 とした
という細かいエピソードも紹介される。
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その映画のストーリーから気付いた点を幾つか・・・
物語の舞台は2003年頃のハーバード大学。
1)映画の中のPCの処理速度が速すぎるのではないか?
このPCオタクがどの程度の性能のPCを使っていたのかは不明だが、1000ドルの
費用にも困るような学生が、超高性能のPCを持っていたとは思えない。
ところが、映画に登場するパソコンが画像を処理する速度はとてつもなく速い。
1秒に数十枚を瞬時にページを変えながら表示している。
今のパソコンなら十分できるだろうが、当時の性能では無理なのでは?
2)このオタク坊主(マーク・ザッカーバーグ)は、金が無い。
【 FACE BOOK 】 を運営するための1000ドルさえ親友・エドゥアルドに“出資”
してもらうような状態。 (エドゥアルドは金持ちのお坊っちゃまらしい。)
これが、その後サイトが爆発的に拡大した時に『創業者』問題として訴訟の種に。
成功したマークは、創業時の相棒であるエドゥアルドを切り捨ててしまう。
冷酷そのものだが、顔色ひとつ変えない。
3)アメリカの大学では、金持ちクラブのような社交クラブがあるらしい。
どうも親が金持ちで社会的名声がある場合にその子息も入会できる組織のようだ。
「社交クラブ」もさまざまなランクがあり、できるだけ上級のクラブに名を連ねるのが
ステイタスとして女性にももてるのだ。
そして、その社交クラブが運営するパーティ(日本流に言えば合コンのようなもの?)
が実際には乱交パーティーのような女性を弄ぶ場となっている。
一方で女子の方もそれを承知で集まって来ているように、この映画では描かれている。
そうか! 数年前にK大学かどこか日本の一流大学でで摘発された『売春クラブ』は、
これを真似たものらしい。
4)ハーバード大学生は、ボストン大学生を小馬鹿にしている。
明白にエリート意識というか差別意識を持ってボストン大学生を蔑んでいる。
他にも突っ込みどころはありましたが・・・
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ところで、この映画で若者がしゃべる英語、特にマークの『機関銃式超速英語』には
とても付いて行けない。 字幕がおそらく5分の1も訳していないだろうことは解った
けれども、その行間を補うようなヒアリング・コンプリヘンションには遠く及ばず。
この 『機関銃式超速英語』 については、gooの映画解説でも触れている。【プログラマやハッカーとして天才的な能力を持つマークが、凡人離れした情熱を傾けてサイトを作っていく様子を、ジェシー・アイゼンバーグは独特の マシンガントーク や不審な挙動などで、見事に表現している。】
ソーシャル・ネットワーク - goo 映画
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goo映画による【作品解説・紹介】 フェイスブックの創業者、マーク・ザッカーバーグがフェイスブックを作りだす過程を描く。
プログラマやハッカーとして天才的な能力を持つマークが、凡人離れした情熱を傾けてサイトを作っていく様子を、ジェシー・アイゼンバーグは独特のマシンガントークや不審な挙動などで、見事に表現している。フェイスブックの共同創始者でもあり、マークの友人として、フェイスブックを愛していたはずが、最終的にマークを訴えるエドゥアルドを演じたアンドリュー・ガーフィールドの抑えた演技も素晴らしい。監督のデヴィッド・フィンチャーは独創的な天才と、彼を理解できない凡人たちの織りなす古典的な悲劇を、極めて現代的な題材を通して見事に描き出した。
【解説】 世界最大のSNS“フェイスブック”誕生の裏側を描くヒューマンドラマ。監督は「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のデヴィッド・フィンチャー。出演は「ゾンビランド」のジェシー・アイゼンバーグ、「Dr.パルナサスの鏡」のアンドリュー・ガーフィールド、「ブラック・スネーク・モーン」のジャスティン・ティンバーレイク、「エルム街の悪夢」のルーニー・マーラなど。
【あらすじ】 2003年。ハーバード大学2年生のマーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、高校時代から腕利きのハッカーだったが、人付き合いに関してはおくてで、今もガールフレンドのエリカ(ルーニー・マーラ)を怒らせ別れてきたところだ。
寮の自室に戻り、やけでビールを飲みブログに彼女の悪口を書いていたが、やがてハーバード中の寮の名簿をハッキング、女子学生たちの写真を並べてランク付けするサイト作りに没頭していた。このサイト“フェイスマッシュ”はたった2時間で22,000アクセスに達し、マークの名前はハーバード中に知れ渡る。
これが利用者全世界5億人以上のSNS“フェイスブック”の始まりであった……。
2004年。資産家の家に育ち、次期オリンピックにも出場が期待されるボート部のトップ、双子のウィンクルボス兄弟は憤慨していた。自分たちが企画した学内男女のインターネット上の出会いの場“ハーバードコネクション” 立ち上げのためマークに協力を要請していたが、彼は“フェイスブック”を立ち上げてしまったのだ。 彼らは、早速、自分の父親の会社の弁護士を介し知的財産の盗用だ、として停止警告を送る……。一方、“フェイスブック”の共同創業者&CFO、エドゥアルド・サベリン(アンドリュー・ガーフィールド)とマークはNYへ広告スポンサー候補との会合に出かけ、19歳で“ナップスター”を作ったショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)に出会う。ショーンは“フェイスブック”が目標にすべき評価額は10億ドルだとアドバイス、そこまで成長させるためカリフォルニアに来るように持ちかける。 マークはスタッフを増やしサーバーを増設、ショーンは次々に投資家とのミーティングを設定するが、それに怒ったエドゥアルドは会社の口座を凍結する……。
やがてウィンクルボス兄弟はアイデアを盗用されたと言い、エドゥアルドは創業者としての権利を主張、マークを告訴した……。 【キャスト・スタッフ】 【キャスト (役名)】 ジェシー・アイゼンバーグ (Mark Zuckerberg) アンドリュー・ガーフィールド (Eduardo Saverin) ジャスティン・ティンバーレイク (Sean Parker) アーミー・ハマー (Cameron Winklevoss) マックス・ミンゲラ (Divya Narendra) ブレンダ・ソン (Christy) ルーニー・マーラ (Erica Albright) ラシダ・ジョーンズ (Marylin Delpy) ジョセフ・マゼロ (Dustin Moskovitz) ダグラス・アーバンスキ (Larry Summers) ダコタ・ジョンソン (Amelia Ritter) トレヴァー・ライト (B.U. Guy in Bra)
【スタッフ】 監督 デヴィッド・フィンチャー 製作総指揮 ケヴィン・スペイシー アーロン・ソーキン 製作 スコット・ルーディン マイケル・デ・ルカ シーアン・チャフィン デイナ・ブルネッティ 脚本 アーロン・ソーキン 原作 ベン・メズリック 撮影監督 ジェフ・クローネンウェス 美術監督 ドナルド・グラハム・バード 音楽 トレント・レズナー アッティカス・ロス 編集 カーク・バクスター アンガス・ウォール 字幕 松浦美奈
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テーマ:アメリカ映画
- ジャンル:映画
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