観劇レビュー&旅行記 2009年09月20日
FC2ブログ

観劇レビュー&旅行記

【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。

横浜散策

2009年9月20日(日)

仕事の延長で横浜に来ています。

20090920135005


20090920135002


20090920134958


今から、「みなとみらいホール」で午後二時開演の西本智美さん指揮の英国ロイヤルフィルでマーラーの五番を聴きます。

************************************
ランキングの応援をよろしく ⇒ 
************************************

昨日は、劇団・四季ミュージカル 【アンデルセン】 を見たあと、
新宿に移動し、「紀伊國屋サザンシアター」で、
劇団・青年劇場の第100回公演 【結の風らぷそでぃ】 を見ました。

一応プロの劇団なのですから、有り得ないことですが、中年俳優・女優の数人にセリフが
入っておらず、度々プロンプターがきっかけを伝えると言う惨状。何度も何度も・・・
リハーサル以下の非常にできの悪い仕上がりと言わなければなりません。

18日から公演開始。 私が観たのは二日目の9月19日(土)の公演ですが・・・

2演目だからと大目に見られるものではありません。
その上、「第100回公演」 という満を持した記念公演にも拘わらず・・・
青年劇場の公演には二度と行かないことにします。
関連記事

テーマ:国内旅行 - ジャンル:旅行

西本智美指揮の英国ロイヤルフィルでマーラーの五番 大感動!

2009年9月20日(日)

18日に東京で仕事があったのですが、帰りの土曜日の飛行機が連休前とあって取れず、
日曜の夜の便となってしまいました。

で、演奏会をインターネットで調べると、この
西本智美指揮の英国ロイヤルフィルでマーラーの五番
という願ってもない演奏会にぶち当たったのです。

ところは、横浜みなとみらいホール。
羽田空港まで1時間も掛らない、絶好の場所。
その上、開演も午後2時からで、7時半の飛行機には余裕。
よくぞ、こうも私の都合にぴったりの演奏会を用意して頂いたものです。

早速、電話で予約をお願いすると、
「一般席は完売だが、オケの半分位が“見切れ”になる席を3000円で販売することになった」
 とのこと。

早速予約しました。

当日会場に着いて予約席の列に並ぶと、
「一階フロアのS席に一部空きが出たので販売できます」とおっしゃいます。 
おそらく報道や評論家向けの招待席(最高の席)なんでしょう。

私は、一階より二階の方が舞台も奥まで(但し、今回は半ば“見切れ”)見渡せるし、
天井や壁からの反射音なども豊かなので通常はバルコニー席を選ぶことにしています。
従って、ありがたいお申し出を断って“見切れ”席をGETしました。

“見切れ”と言っても、下の写真のような状態です。
今回の目的の一つ指揮者の西本智美さんは充分に見えます。

20090920170108

  (立って撮ったところ)

20090920170105

                   (座ると右の方が“見切れ”ますが ↑ )

今、演奏が終わりました。

各楽章ごとに大感動です。
第1楽章の葬送行進曲の抑えた厳粛さ。
第4楽章のアダージョの滑らかさと美しさそしてある種の緊張感が何とも言えません。
そして、この緊張感を一気に解離すかのような第5楽章の大迫力はたまりませんでした。
随所にあるホルンのオブリガートも見事でした。

西本智美さんの指揮は、清楚と言うかスコアのめくり方まで美しくて格好良い。
大袈裟な動きは無く、必要最小限の動きでオケを操るって感じ。

前にも書いたことがありますが、足を揃えて「きをつけ!」の姿勢で指揮する場面も
少なくありませんでした。
無駄なパフォーマンスは一切無い研ぎ澄まされた指揮ぶりというところでしょうか?

本当の美人とは、こういう人の事を言うんでしょうね!
惚れ直しました!

西本智美さんを御存知の無い方のために、こんな方です ↓

NishimotoMahler5.jpg

************************************
ランキングの応援をよろしく ⇒ 
************************************

関連記事

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽