観劇レビュー&旅行記 展覧会・展示会
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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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アクロス福岡で【平和のための戦争展 2023】を観覧 !
2023年8月19日(土)

  アクロス福岡2階交流ギャラリーにて
【平和のための戦争展】
 を観覧しました!

入り口近くの主な展示の殆どに
『39th No War Yes Peace 2022』
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とのロゴが付いていたので、
去年はコロナ禍で開催できずにパネルを流用しているのと思い
今年は40回目?かと思ったが、実は27回目だったようです。

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その入り口横の壁にはピカソの【ゲルニカ】のレプリカを掲示。

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『ウクライナ侵略戦争』関連展示も数多く掲示。

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今も世界中で起こっている戦争・紛争を記載した地図

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アジア・太平洋戦争の犠牲者と21世紀の戦争での
犠牲者を表示したパネル

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*******


私の【Facebook】記事へのリンク




テーマ:展示会、イベントの情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

九州国立博物館【ポンペイ展】を昨日見てきました !
2022年10月31日(月)

九州国立博物館 で特別展
 【ポンペイ展】
    を 昨日見てきました。 きのうの投稿の続きです。

2千年近く前の西暦0076年、ヴェスヴィオ火山の噴火による
火砕流や火山灰に埋もれた遺物が展示されていました。

細密なモザイク画も多数展示されていました。

『全展示品 写真撮影OK!』の掲示がされていました(動画は禁止)。


【ポンペイ展】公式サイト
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s66.html




   *******

モザイク作品を掲載します。


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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

九州国立博物館【ポンペイ展】を見てきました 2022年10月30日
2022年10月30日(日)

九州国立博物館 で特別展
 【ポンペイ展】
    を 今日見てきました。

2千年近く前の西暦0076年、ヴェスヴィオ火山の噴火による
火砕流や火山灰に埋もれた遺物が展示されていました。

中には彩色が残っているものも有り、高温ではない火山灰に
埋もれて日光にも晒されずに色が残存したものと思われます。

細密なモザイク画も多数展示されていました。(別記事とします)

ガラス器なども色鮮やかに残されており2千年前の職人の技術は
今以上に優れていたことを思わされました。

当時のポンペイには水道施設も完備しており、
金属製の配管やバルブの断片も展示されていました。

『全展示品 写真撮影OK!』の掲示がされていました(動画は禁止)。

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この『ヒト型』は火砕流に巻き込まれて焼失して空洞になった部分を
鋳型のようにして石膏を流して造形されたもの(ミイラとは異なる)
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大理石は頑丈なようで、殆ど原型を留めているようです。
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上部天板はモザイク貼り脚部は獅子の造形のテーブル
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漆塗り象眼のように見える黒曜石の器(光沢も彩色もみごとに残っている)
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金モールと貝殻を編み込んだ腕輪 超細密職人芸
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カメオ 斜めから見ると極めて立体的だが上から見ると結構薄い
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ライオンとシカのブロンズ像 極めて現代的デザイン
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ガラスの水差し(藍色ガラスの加工が素晴らしい)
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2千年前に水道施設が町中に配管されていた。金属製配管とバルブ
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バルブ部分の拡大(右側の筒を左側の中央に差し込んで回転して開閉?)
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九州国立博物館 背面からの写真
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紅葉がはじまった遊歩道の樹木(青・橙・緑のグラデーションが美しい)
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【ポンペイ展】公式サイト
 https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s66.html




イタリア・ナポリから
日本初出品を含む約120点を公開!


約2千年前、火山の噴火によって埋没した古代ローマの都市「ポンペイ」。
そこには当時の生活空間が封印されています。
本展ではナポリ国立考古学博物館所蔵品をメインに、
日本初公開を含む約120点の出土品を展示し、
都市の繁栄と人々のくらしに迫ります。
全展示品 写真撮影OK!

会期:令和4年10月12日(水)~12月4日(日)
開館時間:
日曜日・火曜〜木曜日 9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
金曜日・土曜日  9時30分〜20時00分(入館は19時30分まで)

休館日:月曜日[ただし11月28日(月)は開館]
観覧料:一 般・1,900円,高大生・1,200円,小中生・ 800円

 




テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

【九州国立博物館『琉球』展】を見てきました!
2022年9月2日(金)

  開催期間が、あと3日に迫った
【九州国立博物館『琉球』展】を見てきました。

全体として派手さはなく落ち着いた雰囲気。

到着した朝10時前は、駐車場も館内も閑散としている状態でした。

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11時30分過ぎになると、それなりの人だかりに。

時代ごとに区分けされた5ブロック程のエリアを周りました。

展示の殆どの部分は琉球王朝(尚氏)時代の文物に関するもので
中国など諸外国に対して朝貢外交を行いながらも独立国として
交易などによって繫栄を続けて来た「琉球国」を紹介するものでした。

特別展『琉球』担当学芸員がご紹介!
 https://youtu.be/sIoxHB3ABkQ (約1分間の映像)



薩摩による侵略と『琉球処分』その後の大日本帝国による収奪支配が
無ければ、沖縄戦に巻き込まれることも無く、米軍による占領もなく
繁栄を続けたであろうと思わされます。

琉球王国の最盛期には、奄美群島から先島諸島の与那国島まで
尖閣諸島を含む広い範囲を支配下に置いていたようです。
その『領海』は現代の感覚で言えば極めて広範囲におよびます。

今でも『沖縄独立』を望む声も少なからず有るようですが、
もしかして貿易立国で充分に国を運営できるかも知れません。

一方で、展示そのものには日本による侵略と米軍による占領支配に
関しては殆ど触れられていません。
ビデオコーナーで、十数秒程度の『沖縄戦』映像が流れるだけでした。

映像の中では、2019年末の火災による消失前の首里城の実写と
NHKが作成したCGによる再現映像が紹介されていました。

もっと知って欲しい!特別展「琉球」
 https://youtu.be/I-eDxQw-Fto (約7分半の映像)



   *******

写真撮影可能エリアは、ほんの一隅だけでした。

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 この黒漆螺鈿の箱はNHKの宣伝映像でも紹介されていました!

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沖縄復帰50年記念特別展
【琉球】

https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s65.html
 九州国立博物館 7月16日(土)~9月4日(日)

(引用)
令和4年(2022)、沖縄県は復帰50年を迎えます。
かつて琉球王国として独自の歴史と文化を育んだ沖縄は、明治以降の近代化や先の戦争、戦後の困難を乗り越えて、現在もその歴史と文化を未来につなぐ努力を続けています。本展では、アジアにおける琉球王国の成立、および特色について、国宝の尚家宝物をはじめ、沖縄が誇る多様な文化財と復興の歩みからご紹介します。



以下の画像は公式パンフレット切り貼り

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  公式パンフレット表紙

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 このクレジットにあるように極めて立体感のあるモザイクでした。
 真横から見ると凹凸は殆ど無く、高々数ミリほどしかありません。
 周辺の黒漆螺鈿の建具も素晴らしいものでした。

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 この鳥観図の細密さはかなりのもので外国船が行き交う港の繁栄から
 街の庶民の商売や生活まで描かれていました。


2022年9月4日まで。
観覧予定の方はお急ぎください。





テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

高畑勲【創造の足跡】大濠公園・福岡市美術館で開催中 !
2021年6月16日(水)

西日本新聞紙面から

高畑勲【創造の足跡】

#文化 #展覧会 #アニメ #高畑勲

福岡市美術館で開催中 7月18日まで。


【高畑勲展】公式サイト
 日本のアニメーションに遺したもの
 福岡市美術館 ~7月18日(日)
 https://takahata-ten.jp/

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   *******

【高畑勲 創造の足跡㊤】半世紀超えてもあせない輝き
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/754334/
 西日本新聞-2021年6月13日(日)

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【高畑勲 創造の足跡㊥】ロケハンで「日常」にリアリティー
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/755042/
 西日本新聞-2021年6月15日(火)

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【高畑勲 創造の足跡㊦】かぐや姫に始まりかぐや姫に…
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/755588/
 西日本新聞-2021年6月16日(水)

20210616_Nishinippon-01.jpg

【関連記事】

「高畑勲展」 描かない巨匠の創造の軌跡
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/750445/
 西日本新聞-2021年6月5日(土)

(引用)
 たとえば、『火垂るの墓』と『かぐや姫の物語』。二つの作品を予備知識なしに見せられて、同じ監督の作品だと看破できる人が、いったいどれだけいるだろう。福岡市美術館(中央区)で開催されている「高畑勲展」は、宮崎駿と並び、「スタジオジブリ」を…、いや、日本のアニメ界を支え、牽引(けんいん)し続けた高畑勲の、アニメによる表現追求の軌跡を追体験する展覧会だ。高畑氏の遺品からも資料が提供され、充実した展示内容となっている。展示は時代を追って四章に分かれているが、大きく三つの観点から見ていくべきだろう。

 一つ目は、「描かない監督」。高畑は東大仏文科卒で、絵を専門的に学んだわけではない。展示されている原画や背景画、人物設定画はすべて、他のアニメーターや美術家によるものだ。「描かない」からこそ高畑は、民主的に共同で作り上げる作品制作にこだわった。人物造形や舞台設定への理解を共有するために細かく書かれた指示書や、登場人物の性格一覧表など、展示は多岐にわたる。人物の感情の動きを図示したテンションチャートなど、一本のアニメのためにそこまで掘り下げるのか、と衝撃を受けるだろう。

 二つ目は、「リアリティ」追求の変遷。『アルプスの少女ハイジ』や『母をたずねて三千里』での、当時は珍しかった「海外ロケハン」を行っての、単なる「異国風」ではない日常を丁寧に描いた作品づくり。そのことが逆に高畑を、日本を舞台にした作品へと向かわせた。日本の風土、庶民生活に根ざした世界観で描かれた、『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『火垂るの墓』という、一連のジブリ作品群。『ホーホケキョ となりの山田くん』以降、画風はがらりと変わり、手描きのスケッチの線を活(い)かしたものとなる。現実を写し取った「リアル」な絵から、見る者が、自らの想像力で世界を膨らませてゆく作品への転換だ。

 注目したいのは、『かぐや姫の物語』の疾走シーン。一枚ずつの原画を並べて展示してあるが、中には、人の姿もさだかではない布の乱舞にしか見えないものもある。一瞬一瞬は「完成形」ではない絵の連なりが、アニメとなって初めて、思いもよらぬ躍動感、臨場感で見る者に迫る。

 そして三つ目は、徹底したこだわり。こだわりのあまりの日程や予算オーバーは、高畑の制作環境を語る上での語り草だ。『太陽の王子 ホルスの大冒険』での、日程と予算を会社から「勝ち取る」ために、組合として会社側に提出された交渉文書。関わってきたクリエイターたちの証言から浮かび上がってくる、新しい表現方法を追求するが故に生じた、衝突や軋轢(あつれき)。『かぐや姫の物語』の、見る者からすれば簡単そうな余白のある絵の動きを実現するために、従来のアニメ作画の手法にはない様々な工夫が必要になり、費用も歳月も大幅に超過したエピソード…。隠れたこだわりは、絵画の中に塗り込められた下絵のように、目に見えない情念のほとばしりとなって、完成した映像を下支えしている。そうした背景を理解して作品を見ると、またひと味違ってくるだろう。

 高畑は音楽にも造詣が深かった。同じ交響曲でも、指揮者のタクトの動きで曲の印象は様変わりする。「描かない監督」高畑もまた、「描かない」ことで逆に、周囲のクリエイターたちの想像力・創造力を刺激し、描く描線に、表情に、高畑の思想を、想いを、願いを乗り移らせた。偉大な才能の喪失を惜しみつつ、一つ一つの資料を堪能しよう。

 【メモ】 2018年に死去した高畑勲監督の回顧展「高畑勲展」は7月18日まで、福岡市中央区大濠公園の市美術館で開催している。初監督を務めた劇場用長編アニメ「太陽の王子 ホルスの大冒険」の制作ノートを初公開するほか、作品の絵コンテや原画、セル画など1000点を超える貴重な資料を紹介する。一般1500円、高大生1000円など。市美術館=092(714)6051。緊急事態宣言の間は、高畑勲展以外の館内施設は閉鎖中。

 三崎 亜記(みさき・あき) 小説家。1970年、福岡県久留米市生まれ。現在、RKBラジオで朗読劇「博多さっぱそうらん記」を放送中。YouTubeチャンネルは「三崎亜記のミサキメグリ」。福岡市在住。





テーマ:美術館・美術展情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

九州国立博物館「三国志」展を見る!
 2020年1月5日(日)

九州国立博物館で開催中の「三国志」展に
1月3日に行って来ました。

この展覧会は珍しく写真撮り放題。
観覧後、太宰府天満宮に初詣に参って来ました。

朝8時半に自宅を出て、9時過ぎには九州国立博物館駐車場に到着。

駐車場ゲート前での待ち列は10台ほどで割とスムーズに入れました。
しかし、第1駐車場は既に満杯。 第2駐車場に案内されましたが
そこには結構余裕がありました。
また、博物館のメインエントランスからも遠くなく便利です。

こちらの駐車場から来ると、この角度から全景を撮影できます。

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  メインエントランスは左側。 第1駐車場は写真の右端の奥の方。

9:30開場ですがチケット売り場には100名近い人々が並んでいました。
9時半過ぎ漸く館内エントランスホールに入りましたが、このまま展示場内に
入ると超混雑状態だろうと思い、エントランスで暫く時間を潰すことに。

ちょうど『書初め体験会』を開催していたので実行あるのみ!
(写真は撮りましたが達筆では無いので掲載は省略)

そして展示会場へ

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入って「すぐ「正史・三国志と小説・三国志演義」について説明パネル

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場内に入ると最初に関羽像に出迎えられました。

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時間を調整して入っても、この人だかり!
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その他、多数の展示物が千年以上の時を経て彩色も鮮やかに
残っていて、展示されていました。
今回は今世紀になってから発見された魏の曹操の墓からの出土品が
展示の中心だそうです。
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【赤壁の戦い】当時使われた「弩」という横型引き金付き弓も展示されて
いましたが、レプリカのようにしっかりした造り。

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しかし、説明書きを読むと当時の実物だとのこと(補修はいているでしょうが「)


その天井には【赤壁の戦い】をイメージする膨大な矢の群れが・・・
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その場を描いた石ノ森章太郎さんの劇画のレプリカ
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曹操の墓のレプリカが展示されていると云うので期待していましたが
こんなモダンな骨組みのみのイメージ展示だけでガッカリ。
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曹操の墓の配置図
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最後のコーナーに30年ほど前にNHKで放映されていた
【人形劇・三国志】の人形が展示されていましたが観覧者の一番人気
だったようで、老若男女が写真を撮りまくっていました! 
私もリアルタイムで見ていた世代ですので全部の写真を!

【孟獲】
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【甘寧】
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【孫権】
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【献帝】
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【曹操】
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【曹丕】
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【曹植】
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【劉備玄徳】
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【諸葛亮孔明】
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何故か、関羽と張飛は展示されていませんでした。

*****************

博物館から出たのが午後2時ごろだったので、その足で歩いて
大宰府天満宮に初詣に出向きました。

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正月3日目ですが、まだまだ参拝者は絶えないようで満員!

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こちらは、大宰府天満宮の御神木。

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梅が枝餅を買って食べ歩きしながら再び九州国立博物館の駐車場へ

途中に大伴旅人(おおとものたびと)の歌碑がありました。

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但し、この和歌は例の「令和」の元になったものではありません。
20200103_QNM_Sangokushi-28.jpg

午後4時ごろ駐車場を出ましたが、入待ちの車がゲート前に百台ばかり
並んでいました。 この日の内に見られたのでしょうか?

今日は以上です!


 
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【JRP写真展】(福岡市美術館市民ギャラリー)を見る!
2019年10月21日(月)

 友人の横田つとむさんも出展している【JRP写真展】に昨日(10/20)行きました。

 写真撮影は通常禁止なので写真は撮っていません。

 以下の写真は、出展者の横田つとむさんの facebook から拝借


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【ギュスターヴ・モロー展】 ギャラリートークに参加
2019年10月12日(土)

【ギュスターヴ・モロー展】つづき

きのうUPした分が余りにも長いので後半部分を分離して投稿

【ギュスターヴ・モロー展】 ギャラリートークに参加

また、午後6時からは福岡市美術館の学芸員による
『ギャラリートーク』と称するガイドツアーが開催され、
再び特別展示室の展示作品の前で解説がありました。

私は、この展覧会の主催者でもある西日本新聞の今朝の広告で
このガイドツアーがあることを知って、今日駆け付けた次第!

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 この催しにはパッと見 百名ほどの愛好家が参加していました。
Gustave-Moreau_14.jpg
  参加者の半分ほどしか写し込めていません。

Gustave-Moreau_15.jpg
 解説する学芸員の方
Gustave-Moreau_16.jpg

     ********************

以下は、撮影コーナーの拡大した画像(実は2枚だけ)から切り取り。


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【出現】 1876年(モロー:50歳頃) H142cmxW103cm
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細密な建築装飾の描画が行われている。(父親は建築家)
掘り込んだようにも見えるが筆で書いているとのこと。
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【一角獣】
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衣装も細密に描かれている。
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福岡市美術館で【ギュスターヴ・モロー展】を鑑賞!
2019年10月11日(金)

10月1日から福岡市美術館で開幕している
【ギュスターヴ・モロー展】を鑑賞しました!

副題は『サロメと宿命の女たち』


Gustave Moreau
Salome and the femme fatale

展示されている作品は撮影禁止ですが、撮影コーナーが設けられ
今回展示の中心的な絵が大きく拡大されて展示されています。

また、展覧会のチラシ(A3二つ折り)にも幾つかの代表的写真が
掲載されています。

今回、御紹介する画像は、それらを撮影したものです。

    ギュスターヴ・モロー(1828 - 1898) 自画像(24歳頃)
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  第1展示室は、実生活で愛した母;ポリーヌと
  恋人;アレクサンドリーヌ・デュルーの肖像画と資料
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 第2展示室は、今回のメインの『サロメ』
 イエス・キリストに洗礼を与えたヨハネ(ヨカナーン)の首を
 ヘロデ王に求めて惨殺させた『ファム・ファタル』の代表
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 第3展示室は、『サロメ』以外の『ファム・ファタル』たち
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 牡牛に化けたゼウスに誘拐される『エウロペ』(Europe の起源)

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 美しい歌声で船乗りを悩まし殺してしまうセイレーン姉妹
 上半身は人間風で足元は蛇のようになっていて巻き付いて殺す!


 第4展示室は、一角獣と乙女(処女)たちの絵画が中心
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 一角獣のヒズメが二つに分かれた偶蹄類なので、
 馬の系統では無く、羊の系統であることが判る。

   (以上、チラシより)

私は、午後2時過ぎに到着して5時前頃までじっくり見ていました。

 

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大塚国際美術館
2019年10月4日(金)

会社の慰安旅行で徳島旅行中

今日のメインイベントは大塚国際美術館の収蔵美術品鑑賞。

こちらで展示されている美術品は正真正銘のレプリカです。

でも入場料は、3,300円と或る意味法外に高い。

大塚製薬が創業75周年を記念して創業の地徳島県鳴門市に
総工費300億円?掛けて建設した日本最大級(2番目とか)
公営ではない私設の美術館としては日本最大。

収蔵美術品は千点を超えるとのこと。

レプリカの特徴は、原作の著作権者や権利者の承認のもと
陶器製の板に写真製版技術を応用して焼き付けている処。

原画では経年劣化や退色が免れませんが、陶板に固定された
美術品は数千年経っても退色しないそうです。

古代遺跡から発掘された古い技術の陶器でも色柄が
ハッキリ残っていることでも証明済です。

今回は会社の慰安旅行なので、鑑賞時間は2時間弱。

とても全てを綿密に見ることはかないませんが
ダイジェスト的な見方がパンフレットにあったので
それに従って見てみました。

大量の写真を撮りましたが、その一部を御紹介。

最初に来館者を迎えるのがシスティーナ礼拝堂の実物大再現ドーム。


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大空間が来館者を歓迎します。 正面も側壁も天井も忠実に再現
ミケランジェロと仲間たち(笑)が精魂込めて制作したプロジェクト

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正面の壁画部分 (リアルな人物の大きさと比べると空間の大きさも解ります)

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数々ある天井画から、映画ETでもオマージュが行われた部分

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アダムとイブの『失楽園』と思われる情景

エル・グレコの作品群を集めた【祭壇衝立】
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各絵画の説明パネル
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【紀元前のモザイク画:ナイル・モザイク】
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超細密な石や金属や宝石などを埋め込んで絵にする壁画
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【モザイク画の再現】
モザイク部分は、元々細密な石や陶器破片等を組合わせて
画面が構成されていますが、こちらでは写真転写のため
本当のモザイクではなく、大きな陶板になっています。
(下の写真は上の写真の極一部を近接して拡大撮影したもの。
20191005004737758.jpg


こちらは【6世紀のモザイク画】
20191005005106b3d.jpg

【皇妃テオドラと侍女たち】
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その部分拡大(どの辺か判りますか?)
201910050051032a9.jpg

今日紹介するのは、以上です!




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【表現の不自由展・その後】中止決定後も脅迫メール770通
2019年8月16日(金)

 記事によると脅迫メールが大量に届き始めたのは、
8月5日以降だと云う。

 既に8月3日には展示中止を発表しているから中止を
知ったうえで『便乗犯』と云うか『ダメ押し』と云うか
「ネトウヨ的な人々」または「内閣情報調査室」などが
組織的に行っているのだろう!

 しかし、悪質である。



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     **********

【表現の不自由展・その後】
不自由展、愛知県に脅迫メール770通 職員射殺予告も

朝日新聞デジタル - 2019年8月14日22時10分
#表現の不自由展・その後

 企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)をめぐり、愛知県は14日、「県有施設等にガソリンを散布して着火する」などと書かれた脅迫メールが9日までに770通届いたと発表した。東署に威力業務妨害容疑で被害届を提出し、すべて受理されたという。

 県によると、メールは犯行予告ととれるものもあり、ほかに「県庁職員らを射殺する」「県内の小中学校、高校、保育園、幼稚園にガソリンを散布して着火する」などの内容だった。5日に届き始めたという。

 1日に始まった企画展では、慰安婦を表現した少女像や、昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品などを展示。テロ予告や脅迫も含め、抗議の電話やファクスなどが相次いだことを受け、3日に中止が発表された。



*****************

【関連記事】

「表現の自由は日本の民主主義の根幹」大村知事一問一答
朝日新聞デジタル - 2019年8月6日06時00分

(一部引用)

【税金でやるからこそ表現の自由を】

「行政、国、県、市。公権力を持ったところだからこそ、表現の自由は保障されなければならない。そうじゃないんですか。税金でやるからこそ、表現の自由は保障されなければいけない。この内容は良くて、この内容はだめだと言うことを、公権力がやることは許されていないのではないでしょうか。国だけじゃなく、県も市も、公権力が、この内容は良くてこの内容はだめだと言うのは、憲法21条からして、違うのではないでしょうか」

「もう一度申し上げますね。憲法21条は『一切の表現の自由は、これを保障する。検閲は、これをしてはならない』。日本維新の会は、憲法で保障された表現の自由を認めない方々なのか、憲法21条を理解されていないのかと、思わざるを得ない。そのことは強く申し上げたいと思います」

 「行政、役所、公権力だからこそ、表現の自由は守らなければならないのではないかということだと思います。私だけでなく、皆さんそう思っておられるのではないでしょうか。自分の気に入らない表現があっても、表現は表現として受け止めるのが、いまの日本国憲法の原則ではないでしょうか。戦後民主主義の原点ではないでしょうか。改めてそう申し上げたいと思います」

 「『国の補助金をもらうんだから国の方針に従うのは当たり前だろ』と平気で書いておられる方がいますけど、皆さん、どう思われますか、これ。本当にそう思いますか。私は全く正反対だと思います。税金でやるからこそ、表現の自由、憲法21条はきちんと守られなければいけないんじゃないでしょうか」



『あいちトリエンナーレ』
政治家の暴言に触発された暴力的脅迫で公開中止に!

 観劇レビュー&旅行記 - 2019年8月4日(日)




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『あいちトリエンナーレ』政治家の暴言に触発された暴力的脅迫で公開中止に!
2019年8月4日(日)

 3年毎に定期的に開催されている『あいちトリエンナーレ』

美術館だけではなく、街中も展示スペースになる県民の芸術祭典。

今年は、『表現の不自由展・その後』
という展示にも力を入れていたらしい。

様々な美術展などで公開できなかったものや、公開中止になった作品を
敢えてこの会場で展示すると云う積極的取り組みであった。

その会場では所謂『慰安婦像』 = 「平和の少女像」も展示されていた。

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 これに対して、河村たかし名古屋市長が撤去を要請。
政府の菅官坊長官も補助金の打ち切りと云う圧力を掛けた。

慰安婦問題の少女像 きょうかぎりで芸術祭展示中止へ
NHK-2019年8月3日 15時13分


 主催者の大村秀章・愛知県知事は名古屋市長の発言は検閲に通じると
厳しく批判したが、ネトウヨと思われる組織的抗議で電話やFAXの対応に
係員が追われ、京アニの放火事件を想起させる脅迫も起こる中で
観覧者などの安全を配慮して『表現の不自由展・その後』を中止する
ことにした。

ガソリン放火など脅迫多く あいちトリエンナーレ少女像中止で知事会見
毎日新聞 - 2019年8月3日 21時21分


  【私の facebook 投稿より】

 京都アニメーションの悲劇に見られるような
『ガソリンを撒く』との匿名の卑怯な脅迫に対し
安全の為に中止さざるを得なかった『断腸の想い』

安倍政権幹部からの批判は想定内であり
ある意味、それがこの展示の意義を深め
マスメディアが、それを報道することで
国民の関心が拡がることも期待していた
とも想われるが、『放火の示唆』には
対応するしか無かったのだろう。

テロ脅迫で表現の自由を抑圧しようとするのは
許せないことだ!

映画【新聞記者】で描かれていたように
内閣情報調査室で一斉にネトウヨに扮して
攻撃している可能性も疑われる!
いずれにせよ二百人程からの展示への抗議の声は
せいぜい数人による仕業であろう‼️



「表現の不自由展」中止に...
そもそもの名古屋市長の発言に強い批判
「芸術への政治介入」と青木理さん

HuffPost - 2019年08月04日 13時52分



  【茂木健一郎さんのツイートより】

 ぼくは、日本が素敵な、尊敬される国であり続けることを心から願っているけれども、「少女像」のような作品に対して、国内の一部でしか通用しない論理を振りかざして撤去するよりも、現代の普遍的な感覚にのっとって平穏に展示を続ける国である方が、国際社会から尊敬と敬愛の対象になると確信する。



  【平野 啓一郎さんのツイートより】

2019年8月4日 12:39

海外でテロがあったり、邦人が誘拐されたりした時には、「テロリストの脅しには屈しない!」と散々言ってるんだから、あいちトリエンナーレの脅迫に対しても、政府は同じ態度を取ったらどうか?



  【田村智子・日本共産党副委員長の投稿より】

 この数日、息を詰めるような思いで愛知トリエンナーレの企画展示についてのニュースを見ていた。
河村市長の発言が報じられた時には、自分の意見を国民の意見とする発言の裏に「非国民」という言葉が見えるよう。とてもとても怖い。

異なる意見の表現を排除する、それは民主主義の土台を揺るがす大問題ではないのか。
嫌悪、対立、分断ではなく、熟考し対話をと呼びかけた企画展も排除してしまうのか。

「表現の不自由展・その後」ーー中止はあまりに辛く恐ろしい。
脅迫を止めるのではなく、煽るに等しい行動をとった河村市長、中止への後押しをしたに等しい菅官房長官。その後ろから「弁士中止!」の怒声が聞こえてくるようだ。

脅迫が集中した「チマチョゴリの少女像」、静かに座るこの少女像に、なぜそんなにも憎悪するのか。「消え失せろ」と求めるのでなく、憎悪の理由を表現すべきではないのか。

戦争がどれだけ女性たちの尊厳を踏みにじってきたか、時代も国境も超えて、多くの女性たちの胸に深い深い怒りと哀しみが受け継がれている。忘れて欲しくない、消されてなるものか、それは私自身の叫びでもある。
どんなに「消え失せろ」と命じられても、決して消えることはない。



  改めて【私の facebook 投稿より】

 テロ行為を示唆する野次馬投稿を利用して表現の自由を圧殺!
寧ろ、そのような馬鹿げた投稿に苦言を呈すべきところを
公的立場の者からの煽るような発言は由々しき事態。

『京アニ』事件は悲惨なものだったが、これを脅迫に利用する
テロ容認者こそ「威力業務妨害」等で取り締まるべきなのに
彼らは泳がせたまま言論・表現規制に利用する。

映画【新聞記者】で表現されたように『内閣情報調査室』の
職員が上に命じられて、一斉に脅迫メールや電話を仕掛けている
のではないか?と疑いを持つ。
菅官房長官の発言と内調の関係性も想起するに充分に思える。

既に事前・事後「検閲」時代が再開している!




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福岡市美術館の【リニューアル オープン 記念展】を見る!
2019年5月7日(火)

4月26日 〜 5月6日迄の11連休は旅行にも行かず福岡でグータラ。

最後の3日(5/4〜5/6)は、美術館巡り。

5月4日は、福岡アジア美術館(アジビ)。

5月5日は、九州国立博物館(キューハク)。

5月6日は、福岡市美術館(フクビ)。

新装なった福岡市美術館で【リニューアル オープン 記念展】を鑑賞!!

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   大濠公園側から階段を使わずフラットに入場できる入り口が新設

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   その入り口から大濠公園側を見たらこんな感じの『レイクビュー』
   この左横の喫茶室や、その上にあるレストランからも『レイクビュー』

【福岡市美術館リニューアルオープン 記念展】公式

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先ずは、フクビ御自慢の収蔵絵画3本立て。

シャガール、ミロ、ダリ。


パンフレットより画像切り取り。

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空飛ぶアトラージュ;The Flying Sleigh
1945年 油彩・画布:105.3cm×72.9cm
マルク・シャガール;Marc CHAGALL
1887|ベラルーシ~1985|フランス


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ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子
;Dancer Hearing an Organ in a Gothic Cathedral
1945年 油彩・画布:197.1cm×130.6cm
ジョアン・ミロ;Joan MIRO
1893|スペイン~1983|スペイン

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ポルト・リガトの聖母;The Madonna of Port Lligat
1950年 油彩・画布:275.3×209.8cm
サルバドール・ダリ;Salvador DALI
1904|スペイン~1989|スペイン

******************

そして、今回の【リニューアル オープン 記念展】で
取り分け力を入れて紹介している『特別展』は、
アフリカにルーツを持つインカ・ショニバレ展。

多種多様な(一部は異様な)作品が展示されている中で
この作品のみ撮影解禁。

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桜をモチーフに戦争の無い世界を求めるインスタレーション。

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2019年のできたばかりの作品。


******************

10時30分頃到着し、2時間程度の積もりが既に15時15分過ぎ。

ボランティアガイドによる『説明ツアー』に参加したらそれだけで2時間弱。
当初予定は40分程度と云うことだったが、予定の3点の説明が終わっても
参加者十数名が解説者を放さず、次から次へと解説を聞き続け
解説者も乗りに乗ってはなすので、こういう時間に・・・
いつもは、参加者がもっと少ないようだ。

『説明ツアー』終了後、自分で各コーナーを回って来たら、この時間に。

******************

【「これがわたしたちのコレクション
 +インカ・ショニバレCBE: Flower Power」】

(公式サイトより紹介文)
会 期 : 2019年3月21日(木)〜5月26日(日)
観覧料 : 一般1,500円(1,300円)、シルバー1,000円(800円)、高大生1,000円(800円)


 福岡市美術館のリニューアルオープン記念展「これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレCBE:Flower Power」は、コレクション展と企画展という美術館の展覧会活動の両輪をひとつの展覧会として打ち出したものです。リニューアルにより生まれ変わった美術館展示室すべてを用いて、当館の今後の活動のあり方を示す展示を行います。
 コレクション展示室およびギャラリーA~Fでは、「これがわたしたちのコレクション」を開催。当館が40年以上にわたって収集してきた約16,000点のコレクションの中から、代表的な作品約300点を一堂にご紹介します。開館以来、最大規模のコレクション展示となります。特別展示室では、英国を拠点に国際的に活躍する美術家インカ・ショニバレCBEの国内初個展「インカ・ショニバレCBE:Flower Power」を開催します。


「インカ・ショニバレCBE: Flower Power」

Yinka Shonibare_Portrait-1_S
      Yinka Shonibare

 タイトルに掲げるFlower Powerとは、「花」と「力」。
 英国を代表するアーティストであるインカ・ショニバレは、長年にわたって、花をモチーフに用いたさまざまな作品を制作しています。
 青年期までナイジェリアで過ごしたショニバレは、鮮やかな色と奇抜な柄が特徴的な綿布を作品に用いることで知られています。この綿布は「アフリカンプリント」と呼ばれることがありますが、実はインドネシアのバティック(ろうけつ染め)をもとにヨーロッパで製造され、アフリカに根付いたものです。
 ショニバレは、「…らしさ」という固定観念に疑問を投げかけ、作品を通してその背景に目を向けさせます。
 本展は、ショニバレの日本初の個展であり、花をモチーフとした作品を、代表作とともに展示します。
 今回、福岡市美術館のリニューアルオープンを記念して、桜をテーマとする新作を発表します。華やかでドラマティックな作品群は、その美しさの先にある、驚きと刺激に満ちた体験を与えてくれるでしょう。






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京都・大報恩寺【快慶・定慶のみほとけ】展を九州国立博物館で見る。
2019年5月6日(月)

昨日の『子どもの日』(5月5日) 午後から九州国立博物館に出向き

京都・大報恩寺【快慶・定慶のみほとけ】展
  を見ました。

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本当は朝一で出掛けたかったのですが、うっかり昼前まで爆睡!
九州国立博物館に入館したのは午後2時頃で、午後5時退出。
この日は、午後5時で閉館

紹介映像


【六観音像】のみ『特設ステージ』(像から5m程度の距離)での撮影OK!

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 【六観音菩薩像】 肥後定慶作 (重要文化財)
  鎌倉時代・貞応3年(1224) 大報恩寺蔵

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     (以上、私がスマホで撮影)

こちらは、公式サイトよりコピペ
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   釈迦如来坐像 行快作(重要文化財)
         鎌倉時代・13世紀



京都・大報恩寺【快慶・定慶のみほとけ】展・公式サイトより

会 期:2019年4月23日(火)〜 6月16日(日)

休館日:月曜日
ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月・振休)は開館

開館時間:
日曜日・火曜〜木曜日
9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
金曜日・土曜日【夜間開館】
9時30分〜20時00分(入館は19時30分まで)

観覧料:
一 般 1,600円(1,400円)
高大生 1,000円(800円)
小中生 600円(400円)

【夜間割引料金】
一 般 1,400円
高大生 800円
小中生 400円




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【いわさきちひろ、絵描きです。】展を福岡アジア美術館で見る!
2019年5月5日(日)

『博多どんたく』のパレードが明治通りで最高潮に達しているのを横目に見て
私は、明治通りに 面する福岡アジア美術館で開催中の美術展覧会

【いわさきちひろ、絵描きです。】

を昨日(2019年5月4日)見て来ました!


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いわさきちひろ(岩崎知弘:1918 - 1974;享年56歳)生誕100周年
記念展覧会のようです。

スタジオジブリの高畑勲さんが、この展覧会を監修される予定で
部分的にはプランニングができていたそうですが、開催前に御逝去。


いわさきちひろさんが若き頃には、労働運動や婦人運動の雑誌に
挿し絵やレポートを書いていたことも解説パネルに書かれており
その中では、1950年(32歳頃)に日本共産党に入党していることも
紹介されていました。

平和運動・民主運動関連の新聞・雑誌の挿し絵も相当数展示。

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(購入した公式図録集:2300円:の関連ページの写メ)

有名な絵本の挿し絵の原画が多数展示されていますが、
それ以外の水彩画や油彩画や水墨画そして書など初めて 見る芸術作品も
展示されていました。

書も本格的に習得されていたようで師範代として教える側にも居たとのこと。

絵画は利き手の左手で、書は 右手を鍛練して書いていたそうです。


晩年(とは言っても五十代)迄の多彩な業績が紹介されています。

最終コーナーは、ビデオで紹介する20分ほどの映像。
ナビゲーターは黒柳徹子さんで、『いわさきちひろ 美術館』建設への
想いや経過を紹介されています。
『徹子の部屋』で有名な黒柳徹子さんですが、いわさきちひろさん が
余りにも早く天国に旅立たれた為、会えると確信していたのに
結局対面は叶わなかったとのこと。

いわさきちひろ死去のニュースを見た時は衝撃だったそうです。

それだけに『いわさきちひろ美術館』建設への意欲は強く、
劇作家・飯沢匡さんや、いわさきちひろさんの御子息 松本猛さんたちと
相談して建設を実現した訳です。

いわさきちひろさんがお好きな方は、
どうぞ福岡アジア美術館へ!!!

2019年5月26日 迄。一般:1300円




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皇位継承儀式『大嘗祭を国費で賄うのは疑問』秋篠宮が積極的な発言!
2018年11月30日(金)

今朝の西日本新聞を見てビックリした!

第1面TOP記事で、秋篠宮殿下が皇位継承儀式の大嘗祭は
宗教的色彩が強く国費で賄うのは憲法上疑問が有る!
との趣旨の発言を誕生日記者会見と云う公式の場で行った、
と言うビッグニュース!

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上の記事から、大嘗祭に関する発言要項部分を拡大して掲載。

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国政に対する天皇の発言は憲法上疑義があり、
一昨年夏の天皇の御言葉にも様々な評価があったが、
天皇では無い秋篠宮には憲法上の規制は無いとのこと。
(横田耕一 九州大学名誉教授ほかの話し)

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ノンフィクション作家の保阪正康氏は日刊スポーツで以下のように話されている。

ノンフィクション作家の保阪正康氏は
「政府はまともな議論をしないまま、前例を踏襲すると早々に決めてしまった」と指摘。
「発言は、政教分離についてきちんと考えてほしいという、皇室側の強いメッセージだと受け止めた」
と話した。




毎日新聞による秋篠宮さまの記者会見全文を読むと、
自身も憲法との関係は良く考えた上での発言らしい。

皇室:秋篠宮さま53歳に ご夫妻の記者会見全文 ‬
‪毎日新聞 ー 2018年11月30日‬
‪https://mainichi.jp/articles/20181129/mog/00m/010/011000c‬

 秋篠宮さま 行事、そういう代替わりに伴う行事で、いわゆる国事行為で行われる行事、それから皇室の行事として行われるものがあります。国事行為で行われるものについて、私が何かを言うことができるかというと、なかなかそういうものではないと思います。そういうものではないんですね。一方、皇室の行事として行われるものについてはどうか。これは、幾つかのものがあるわけですけれども、それについては、ある程度、例えば私の考えというものもあっても良いのではないかなと思っています。

 --具体的に。

 秋篠宮さま 具体的にもし言うのであれば、例えば、即位の礼は、これは国事行為で行われるわけです、その一連のものは。ただ、大嘗祭(だいじょうさい)については、これは皇室の行事として行われるものですし、ある意味の宗教色が強いものになります。私はその宗教色が強いものについて、それを国費で賄うことが適当かどうか、これは平成のときの大嘗祭のときにもそうすべきではないという立場だったわけですけれども、その頃はうんと若かったですし、多少意見を言ったぐらいですけれども。今回も結局、そのときを踏襲することになったわけですね。もうそれは決まっているわけです。ただ、私として、やはりこのすっきりしない感じというのは、今でも持っています。整理の仕方としては、一つの代で一度きりのものであり、大切な儀式ということから、もちろん国もそれについての関心があり、公的性格が強い、ゆえに国の国費で賄うということだと。平成のときの整理はそうだったわけですね。ただ、今回もそうなわけですけれども、宗教行事と憲法との関係はどうなのかというときに、それは、私はやはり内廷会計で行うべきだと思っています。今でも。ただ、それをするためには相当な費用が掛かりますけれども。大嘗祭自体は私は絶対にすべきものだと思います。ただ、そのできる範囲で、言ってみれば身の丈にあった儀式にすれば。少なくとも皇室の行事と言っていますし。そういう形で行うのが本来の姿ではないかなと思いますし、そのことは宮内庁長官などにはかなり私も言っているんですね。ただ、残念ながらそこを考えること、言ってみれば話を聞く耳を持たなかった。そのことは私は非常に残念なことだったなと思っています。



私は、この発言を評価したいと思います。

西日本新聞では、第1面TOPだけでは無く、第3面、29面も
使って詳しく報道しています。

以下に紙面の写メを掲載します。


【西日本新聞 第3面】

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【西日本新聞 第29面】

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【関連記事】

‪皇室:秋篠宮さま 大嘗祭「宗教色強い」公費に否定的見解 - ‬
‪毎日新聞 ー 2018年11月30日‬
‪https://mainichi.jp/articles/20181130/k00/00m/040/144000c‬

 秋篠宮さまは30日、53歳の誕生日を迎えられた。これに先立って紀子さま(52)と行った記者会見で、来年5月に即位する新天皇が五穀豊穣(ほうじょう)を祈る皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」について「宗教行事と憲法との関係はどうなのかというときに、やはり(天皇家の私的生活費である)内廷会計で行うべきだと思う」と述べた。政府は公費(宮廷費)を充てる方針を決めている。皇族が政府の判断に否定的な見解を公言するのは珍しい。

 代替わりに伴う行事への考えを聞く記者の質問に答えた。大嘗祭は来年11月14~15日に皇居で行われる。

 秋篠宮さまは会見で、大嘗祭への公費の支出に「宗教色が強く、(平成の代替わり時も)そうするべきではないという立場だった。すっきりしない感じは今でも持っている」と政教分離の観点から違和感を示した。

 前回は皇居内に祭場の「大嘗宮(だいじょうきゅう)」を建設し、費用総額は約22億5000万円だった。政府は今回も大嘗宮を新設する方針だが、秋篠宮さまは「身の丈に合った儀式にすれば、皇室の行事として本来の姿ではないか」と形式にも言及した。

 秋篠宮さまは宮内庁の山本信一郎長官に見解を伝えたことも明らかにし、「話を聞く耳を持たなかったのは非常に残念だった」と批判した。山本長官は「持論は承知しているが、宮内庁の立場を説明してきた。決定事項への考えを述べられたのだろう」としている。

 また、秋篠宮さまは長女眞子さま(27)と米国留学中の小室圭さん(27)の結婚延期について、「結婚したい気持ちがあるのであれば、(小室さん側が)相応の対応をすべきだ」と述べた。昨年末から週刊誌などで報じられた小室さん側の「金銭トラブル」を念頭に会見などでの説明を求めたとみられる。結婚延期後に秋篠宮さまが公式の場で発言するのは初めてで、「多くの人が納得し、喜んでくれる状況にならなければ婚約にあたる『納采(のうさい)の儀』を行うことはできない」とも語った。【山田奈緒】

【大嘗祭(だいじょうさい)】

 新天皇が皇室の祖とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)や神々に新穀を供え、自らも食べることで五穀豊穣(ほうじょう)や国の安寧を祈る儀式。毎年11月にある「新嘗祭(にいなめさい)」のうち、天皇が即位して最初に行う儀式を指す。平安時代の法令集「延喜式」では最も重要な宮中祭祀(さいし)と位置付けられた。中世に一時中断するなど、儀式のあり方は時代によって変化した。1909年に公布された即位儀式を定めた「登極令」で実施が明記されたが、47年の廃止後は法的な根拠はない。




秋篠宮さま発言に波紋 不満、戸惑いも識者は擁護
日刊スポーツ ー 2018年11月30日(金)
https://www.nikkansports.com/general/news/201811300000350.html

秋篠宮さまが、天皇の代替わりに伴う重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」への国費支出に疑問を示された発言が波紋を呼んでいる。記者会見の内容が公となった30日、秋篠宮さまの政府決定への異論に、政府関係者らの間では戸惑いや不満が広がる一方、識者からは「一つの見識」と擁護する声も上がった。

政府は、平成の代替わりを踏襲し、大嘗祭への国費支出を決めた。秋篠宮さまは会見で「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と異議を唱えたが、官邸筋は「持論とはいえ、お立場を考えればふさわしい発言だったのか」と不満を漏らす。「発言を抑えられなかった」と考え、宮内庁に矛先を向ける政権幹部もいる。

皇族を支える宮内庁内では、戸惑いの声が多い。ある幹部は「皇族の方にもいろいろなお考えがあり、発言を止めることはできない。ただ、大嘗祭を担う皇太子さまは了解されているのに、なぜ波風を立てるような発言をされたのか、理解できない」と困惑を隠さない。「水を差すだけの無責任な発言だ」と憤る職員もいる。

一方、ノンフィクション作家の保阪正康氏は「政府はまともな議論をしないまま、前例を踏襲すると早々に決めてしまった」と指摘。「発言は、政教分離についてきちんと考えてほしいという、皇室側の強いメッセージだと受け止めた」と話した。

秋篠宮さまは30日午前、天皇、皇后両陛下に誕生日のあいさつをするため皇居・御所を訪問。半蔵門を通る際、沿道に集まった人々の「おめでとうございます」という声に笑顔で会釈した。(共同)






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『ビュールレ・コレクション』は兵器会社を経営した大富豪の蒐集品!
2018年7月13日(金)

私のブログでも、このことは書いていましたが…
西日本新聞の昨日(2018年7月12日)付けコラム【風向計】で
九州国立博物館で開催中 の
【至上の印象派展 ビュールレ・コレクション】
の作品群を蒐集したビュールレが『死の商人』であることが
紹介されていました。

こう云う紹介の仕方は勇気が要ることと思いますが、上記の展覧会も
閉幕が近付いた点もあって、背景を書かれたのだと思います。

この編集者は、少し前の『風向計』に『筑紫野に緑の道を』を書かれた
上別府 保慶 編集委員でした。
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-4986.html


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【至上の印象派展】ビュールレ・コレクション 
西日本新聞の記事から!
観劇レビュー&旅行記 ー 2018年5月20日(日)
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-4946.html

「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を鑑賞しました!
観劇レビュー&旅行記 ー 2018年6月8日(金)
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-4965.html

・・・・・
名画群の向こう側
 編集委員 上別府 保慶
西日本新聞【風向計】ー 2018年07月12日 10時31分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/weather_vane/article/432276

 九州国立博物館で開かれている「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」は、モネやルノワールらの逸品がずらりと並び、美術ファンを魅了してやまない。有名な作品を、これほど多く収集したエミール・ゲオルク・ビュールレの財力には驚くばかりだが、それもそのはず、彼は兵器会社として世界に知られたスイスのエリコン社を経営した大富豪だった。

 このエリコンが製造した20ミリ機関砲は、世界の陸海軍がこぞって買い入れ、言葉は不適当ながら、いわば大ヒット商品だった。日本海軍も生産許可(ライセンス)を取って改良を加え、九九式20ミリ機銃として零式艦上戦闘機(ゼロ戦)に搭載した。

 元ゼロ戦搭乗員で著書「大空のサムライ」によって知られる故坂井三郎さん(佐賀県出身)から聞いた話では、この20ミリ機銃は命中すれば破壊力はすさまじかったが、口径が大きい分、重い弾丸は放物線を描いて落ち「組んずほぐれつの格闘戦では、ほとんど命中しなかった」。実際には口径が小さい7・7ミリ機銃の方に頼った。日本の敗色が濃くなり、学徒兵など速成の搭乗員が増えるにつれて、さらに命中の精度が落ちるのはやむを得なかったという。

 皮肉なことに、かつては空戦で優勢を誇ったゼロ戦が特攻に使われ始めたころ、米軍の方でもエリコンの20ミリ機関砲を戦艦や空母などに増強した。ハリネズミのように弾幕を張って守りを固め、同じ武器会社の製品でたたき合うという、戦争ではよくあることながら、無残な光景が繰り広げられたのである。

 ビュールレは第2次大戦が終わった後の1956年まで生きたが、果たして太平洋でのそうしたことまで承知していたかどうかは分からない。エリコンも1999年に兵器部門をドイツの企業に売却し、今は産業機器などの会社になっている。

 ただ、ルノワールの「可愛(かわい)いイレーヌ」、セザンヌの「赤いチョッキの少年」、ゴッホの「日没を背に種まく人」、モネの「睡蓮(すいれん)の池、緑の反映」といった、教科書で見たことのある作品群が、かくもまとまって見られる背景は知っておきたい。もとより作品を描いた芸術家はあずかり知らない話ではあるが、展覧会場で、一つ一つの作品がくぐってきた20世紀という波乱の時代を重ねて見るとき、奇跡ともいうべき光景がさらに重みを増すように思う。

 「至上の印象派展」は16日に閉幕する。東京、福岡に続いて、次は名古屋市美術館で今月28日から9月24日まで開かれ、日本を去る。

=2018/07/12付 西日本新聞朝刊=



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テーマ:絵画 - ジャンル:学問・文化・芸術

「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を鑑賞しました!
2018年6月8日(金)


先月5月19日から開会し、来月7月16日までの期間
九州国立博物館で公開されている
【至上の印象派展 ビュールレ・コレクション】
今日の午後から観に来ました!

土日は混雑するだろうと云う点と、開会間近と終幕間際では
混み合うだろうと云う目論見で来ましたが、まずまずでした。

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とはいえ、この時間帯でも下の方にある第2駐車場に誘導されました。
しかし、第2駐車場は下の方と言っても入場口に近い側に有るので
歩く距離的には入場口の裏側にある第1駐車場からとあまり変わらない
感じでしたが。

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館内に入って、1つ上の階からビュールレコレクション会場入り口の模様。

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その部分拡大 (笑)

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午後4時過ぎになると観客も少なくなり、写真撮影可能な2つの絵画の前も
それ程苦もなく撮影できる状況でした。
但し、金曜日の午後であると云う条件付きの話ですが・・・


取り敢えず、その写真撮影可能な2つの絵画の写真を掲載します。


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【イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)】
  写真撮影OK
ピエール=オーギュスト・ルノワール (1880年)

公式サイト 作品紹介より
裕福な銀行家のルイ・カーン・ダンヴェール伯爵の長女、イレーヌを描いた作品。当時8歳であったイレーヌの栗色の豊かな髪やあどけない表情が、背景に描かれた深い緑の茂みによって引き立てられています。ルノワールによる子どもの肖像画の代表作のひとつである本作品は、1881年のサロンに出展され好評を博しました。



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【睡蓮の池、緑の反映】
写真撮影OK 日本初公開
クロード・モネ (1920 - 26年)

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公式サイト 作品紹介より
1883年、ジヴェルニーに移り住んだモネは、自宅の敷地内にエプト川から水を引き、睡蓮の池を作り上げました。植物の様々な色彩を映し出し、時の流れに応じて表情を変える水面は、画家の後半生の創作の中心的モティーフとなったのです。モネの死後、しばらくアトリエに保管されていた本作品をビュールレは高く評価し、3点の「睡蓮」を主題とする作品を購入しました。そのうちの2点をチューリヒ美術館に寄贈し、1952年にチューリヒ美術館でモネの個展が開催された後、本作品を購入しました。



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・・・・・・・

前にも書きましたが、この展覧会のコレクションの収集家ビュールレは、
兵器販売=軍需産業で財を成した謂わば『死の商人』であり、
第一次世界大戦の折にはイギリスやフランスなど『連合国』に
第二次世界大戦の折には、ナチス・ドイツに武器を販売して大儲けをした
儲かりさえすれば誰にでも武器を売る人物です。

しかし、ビュールレのおかげで戦火から焼失を免れた美術品も少なくない
処が、世の中の皮肉です。

今回の展示の目玉!『可愛いイレーヌ』をルノワールに発注したのは
ユダヤ人であり、即ちイレーヌもユダヤ人だったにも拘らずモデルの
出自までは知らなかったナチスのゲーリングが注目して略奪したと云う
エピソードが、この展覧会を紹介したNHKーETV『日曜美術館』で
紹介されていました。

そのいきさつを紹介した当ブログ記事は下記!

【至上の印象派展】ビュールレ・コレクション 西日本新聞の記事から!
観劇レビュー&旅行記 ー 2018年5月20日
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-4946.html

・・・・・・・・・・・・
公式サイト Twitter
‪九州国立博物館 | 特別展‬
‪『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』 ‬
‪2018年5月19日〜7月19日‬
‪http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s51.html#QuN01lw.twitter_tweet_ninja_m‬





テーマ:美術館・美術展情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

【至上の印象派展】ビュールレ・コレクション 西日本新聞の記事から!
2018年5月20日(日)

 昨日(5/19)から九州国立博物館で開催された
【至上の印象派展~ビュールレ・コレクション~】

 今日、見に行こうかと思っていましたが
始まったばかりの混雑も予想されたので
別用を済ませることにして、日を改めることに!

 開催前日のNHK-ETVでは、2月に放映された
『日曜美術館』の再放送があり、ルノワール作の肖像画
通称『可愛いイレーヌ』の数奇な変遷について
描いていました。




『数奇な変遷』と言うのは、ルノワールがユダヤ人の富豪に依頼されて
その8歳の娘さんの美しいリアルな肖像画を描いて納品したが、
その画風は当時の肖像画の『標準』とは異質で(新し過ぎて)
依頼者の気に入らず、部屋に飾られずに倉庫行きになっていた。

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それから数十年、ナチスのポーランド侵攻から第二次世界大戦が勃発。
1939年のこと。

翌1940年にナチスはフランスにも侵攻し、イレーヌの家族は
ユダヤ人狩りでナチスに連行され行方知れずに。
幸いイレーヌだけは逃げおうせたが・・・

ナチスの絵画狩りでゲーリングがイレーヌの肖像画を気に入り略奪。

1944年のナチス敗北後、略奪された多数の美術品は
ようやく陽の目を見たと云う。

さらに後日談があって・・・

ナチスから奪い返したこの肖像画はイレーヌに返却された。

しかし、その後間も無くイレーヌは自らの肖像画を売却。

その売却先が今回のコレクションの当事者ビュールレであった。

ビュールレは、機関砲などの兵器をナチスに売り込んで
ボロ儲けした新興軍需産業の創業者であった。

自らの家族を殺したナチスに武器を売っていた死の商人に
肖像画を売却して生き延びたと云う大いなる皮肉!

そう言う変遷を描いた番組でした。




前日の5月18日に NHKーETV 日曜美術館(2018年2月放送)
の再放送が行われていました!

番組終了時には、九州国立博物館で翌日から開催される
この特別展が紹介されていました。

この再放送は、九州国立博物館の特別展の広告だったみたい (笑)




九州国立博物館公式サイト
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s51.html

#至上の印象派展
#可愛いイレーヌ
#九州国立博物館



#至上の印象派展
#可愛いイレーヌ
#九州国立博物館


■ルノワールの傑作など64点

 スイスの実業家エミール・ビュールレ(1890~1956)が収集したルノワールやモネら印象派絵画の傑作がそろう「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」が19日、福岡県太宰府市の九州国立博物館で始まる。7月16日まで。

 ビュールレが集めた約600点の作品から、印象派を中心とする17~20世紀の絵画と彫刻64点を展示。近代西洋美術史上、最も有名な少女といわれるルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛(かわい)いイレーヌ)」=写真=をはじめ、セザンヌの代表作「赤いチョッキの少年」や、スイス国外で初公開となるモネの大作(縦2メートル、横4メートル)「睡蓮の池、緑の反映」など著名な作品が鑑賞できる。

 入場料は、一般1600円、高大生900円、小中生500円。前売り券は各200円引き。主要プレイガイドで販売中。問い合わせは、NTTハローダイヤル=050(5542)8600。

=2018/05/17付 西日本新聞夕刊=



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テーマ:展示会、イベントの情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

【王羲之と日本の書】を九州国立博物館で観る!
2018年4月1日(日)

早くも4月1日新年度の始まりです!

既に1年の1/4が経過してしまいました。

私個人としては、5年間の一括雇用延長期限を満了しましたが、
会社の御要望で(?)更に1年間の雇用延長をして頂きました。

さて、その新年度である日曜日の行動は、終盤を迎えた
九州国立博物館で開催中の展覧会
【王羲之と日本の書】を鑑賞しました。

午後1時ごろ到着を目標にしたので、丁度朝から見ていた方々の
退館と入れ替わりで駐車場も空きが出る処で、待ち時間無しで
駐車でき、スムーズに入館できました。


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展示目録では展示点数は116点。

但し、入れ替え展示もあるため、目録で本日の展示数を数えて見たら78点でした。

絵画ならば、一点あたり1分間も眺めないでしょうが、
「書」なので草書などで読めないのに読もうとする為
(一部は活字でパネル表示もされている)流れが悪く
随分ゆっくりとした観覧者の動きでした。

主役の王羲之(Wang Xizhi :4世紀の能筆)の真筆は
世界中に現存していなくて5、6世紀頃に極めて正確に模写したもの
だけが残っていて後世に繰り返し模写されてきたとのこと。
空海(8世紀)などもこの模写を勉強したようです。

【妹至帖】 まいしじょう:1幅
(搨摸)唐時代・7〜8世紀
(原跡)王羲之筆 東晋時代・4世紀
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(こちらは、九州国立博物館の公式サイトより 王羲之書の模写)

王羲之は、楷書・行書・草書の三体で『千字文』を残したそうで、
この【三体千字文】の模写が後世の書家の模範となったようです。
中国は勿論、日本など漢字文化圏の諸国で模範となったとのこと。

そう言えば、私も大学生の頃、王羲之のものではありませんが、
『三体千字文』を練習したものです。

父親も叔母も達筆で、従姉妹には書道の先生も居るのに
高卒当時の私は悪筆で、「親に顔向けできない」と一念発起!

相当上達して、今に至っております。

展示会の話題に戻ると、展示数が余りにも膨大かつ達筆すぎて
それを読もうとしたりしたものだから疲れてしまいました。

展示品の撮影は相変わらず禁止。
なので、この展示会の写真は有りません。


しかし、1階ロビーとホールで開催していた別の書道展は
撮影できましたので、こちらの写真を。

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それも殆ど解読不能な達筆で、唯一と言っていい程の書がこちら。

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楷書の『般若心経』(笑)



【王羲之と日本の書】

平成30年2月10日(土)〜 4月8日(日)
休館日:
毎週月曜日
ただし2月12日(月・振休)は開館、2月13日(火)は休館
開館時間:
日曜日・火曜〜木曜日
9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
金曜日・土曜日【夜間開館】
9時30分〜20時00分(入館は19時30分まで)
観覧料:
一 般 1,600円(1,400円)
高大生 1,000円(800円)
小中生 600円(400円)
【夜間割引料金】
一 般 1,400円
高大生 800円
小中生 400円
(夜間開館当日17時以降に当館内券売所で販売。夜間割引料金で購入されたチケットで17時以前に入場することはできません。)








テーマ:書道 - ジャンル:学問・文化・芸術

第23回 新宮町文化祭 を見に行く!

2017年10月14日(土)

 今日は、新宮町文化祭を見に行きました。

 既に23回の開催だとのこと。

 今日は、地元の保育所から高校までの演奏披露など。

 明日は、地域の文化サークルの発表会。

 今日と明日に掛けて、書画や生け花などのサークルの展示も
行われています。

 その中の目玉展示が、立花誾千代(ぎんちよ) に関する展示!

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 力の入った内容でした!

 NHK大河ドラマに取り上げて貰おうとの運動の一環のようです。





















  立花宗茂 甲冑 レプリカ
  香椎工業高校 電子機械科 平成25年(2013年) 課題製作










テーマ:展示会、イベントの情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

こうの史代【この世界の片隅に】原画展 博多大丸で!





2017年9月23日(土)

明日、9月24日(日)迄なのですが、是非御覧ください。

テーマ:展示会、イベントの情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

小出裕章 さんの講演会に参加して来ました!
2017年8月27日(日)

きのう、イベントが三件有って、一部で時間帯が
重複していましたが参加して来ました。


二つめは、小出裕章 さんの講演会。

第1会場であるアクロス福岡二階セミナー室は、満員御礼立ち見多数につき

この講演を主催した【平和のための戦争展】の会場内のモニターを
50名以上が 見つめていました。



質疑応答に答える小出裕章さんをモニターで



モニターを見る場外参加の人々。



モニターを設置している【平和のための戦争展】の会場の一画


今も各地で戦争が続く


第二次世界大戦終結後も戦争は絶えず、その殆どにアメリカが参戦!


今年の展示の重点は「沖縄」でした!








治安維持法で大勢が犠牲になったことを示す当時の新聞記事から








テーマ:「原発」は本当に必要なのか - ジャンル:政治・経済

福岡県戦時資料展 アクロス福岡で
2017年8月15日(火)・『終戦記念日』

きょうは、1945年に天皇裕仁が、ポツダム宣言を受諾することを
臣民に告げる『終戦の詔書』を放送した日であり、
マスコミ的には『終戦記念日』と称されている。

しかし、実際の戦争終結は戦艦ミズーリー号の上で、日本政府代表が
連合国と供に署名した日(確か9月2日?)であり、連合国としては
まだ戦争は続いていた。

日本でも不徹底な部隊もあったようで、
昨日のNHKドキュメンタリー では、樺太守備隊には、電波不良により?
終戦の詔書が伝わっておらず、
日本軍側からソ連軍に攻撃を仕掛けたことにより反撃され
樺太で8月15日以降も戦闘が続いたと云う悲劇を招いた
模様が描かれていた。

さて、その終戦の日とされる今日8月15日、
アクロス福岡・円形ホールで開催されていた
福岡県主催【福岡県戦時資料展】に出向いた。


福岡の平和民主団体が、この時期に
【平和のための戦争展】をアクロス福岡で以前開催していたが、
福岡市が後援を取り消したことが問題になっていた。

「戦争展」の名義後援せず 福岡市、主催市民団体に回答
 西日本新聞 - 2017年07月12日 06時00分


しかし、福岡県が主催し福岡市と筑後市が共催している
この展示会も、内容は大きく変わらないように見える。

福岡市は、何故【平和のための戦争展】の後援を取り消したのだろう?
おそらく主催者がアベ政権に反対する民主団体だったからではないだろうか?







「終戦の詔書」





会場風景






轟 義雄 によるスケッチ展示



福岡県議会による核兵器廃絶・恒久平和決議




...read more テーマ:戦争・原爆 - ジャンル:政治・経済

劇画【シティ・ハンター】 展覧会 プレ・イベント
2017年7月6日(木)

福岡出身の劇画作家である 北条 司 さんの展覧会が
近く北九州であるらしく、そのプレイベントが
アクロス福岡の円形ホールのロビーで開催中!



















テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック

【六本木 アートナイト2016】に行って見た!
2016年10月21日(金)

 朝のNHKニュースで紹介していたイベント
【六本木 アートナイト2016】に行って見た!






















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【今日の運動】 
 今日は出張中に付き、スポーツクラブ 【ESTA】 へは行けていない。

 歩数計 : 7,200 歩


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福岡市美術館に 【ゴジラ展】を見に来ました!
2016年8月14日(日)

 会社の短い夏休み(お盆休み)の中日である本日8月14日
「福岡市美術館」で、8月末迄開催中の
【ゴジラ展・福美に来襲】 を見に来ました!



   (こちらは、最新作 【シン・ゴジラ】 のモデル。 着ぐるみにしては大きい)

 会場には、子連れ孫連れの人々が多数訪れ、入り口付近の『歴史紹介』
部分は、『大渋滞』 。  其処だけで約1時間掛かりました。

 展示点数は、極めて多く、12:00に来館して、見終わったのが、16:30過ぎ!
 なんと4時間30分も!




撮影スタジオの平面図とそこへのセットの配置図や仕込み表など
映画の裏方を詳しく紹介する資料がふんだんに展示され興味津々。



   (こちらも、最新作 【シン・ゴジラ】 のモデル。  部分拡大撮影。 
  『シン』がカタカナなのは「新」「神」「深」など、多様な受け止めが可能なように?)


ゴジラは、着ぐるみに依って行うことが、当初からのポリシーであり、
CGやVFX全盛となった21世紀制作分も、基本は着ぐるみで、一部に
CGを被せたようです。 他にはギミック(手を中に入れて動かす)や
ワイヤーワークなども使用し、原則として人力ベースを守ったとか。




建物も、書き割りやミニチュアを製作してはゴジラが破壊すると云う
気の遠くなるような作業であり、その様子も多くの写真で公開されて
いました。



   こちらは、ゴジラが破壊した 改築されたばかりの東京駅


生身の人間が中に入る 『ゴジラスーツ』 は、想定の25分の1だそうです。
なので、ゴジラの身長は50m 前後と云う訳。





 写真撮影は、ごく一部のみOKでした。

 会場出口付近のスクリーンには、ゴジラに破壊される「福岡市美術館」の映像が
 そして、「福岡市美術館は、ゴジラに破壊されたため修復のため休館します」
とのクレジットが・・・

 実際に、「福岡市美術館」は数年間休館して、大改装を行うそうです。



   こちらは、美術館1階二展示されていた、段ボール 「ゴジラ」 親子?




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【今日の運動】 
 今日の、スポーツクラブ 【ESTA】 の運動は、無し。

 歩数計 : 2,500 歩


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九州国立博物館で 【東山魁夷】 展を見る!
2016年8月12日(金)

 今日は、昼前に九州国立博物館にやって来ました。

 【東山魁夷】 の唐招提寺・障壁画(襖絵) を中心とする展覧会です!




 東山魁夷(1908~1999年) の20才から90才に至る創作の変遷を一挙に展示。

 見応えありました。




唐招提寺の襖絵は、レプリカなんだろうと思っていましたが、
唐招提寺は現在「平成の大修理」に入っていると云うことで、
ある意味、避難所的に全国の美術館・博物館を巡回しているようです。
即ち、実物が展示されている訳です。




さすがに圧巻でした。




 博物館ロビーには、今週リニューアルされたばかりの、飾り山笠が
展示されていました。

 表(おもて)も見送りも真田信繁を扱ったものでした。
大阪『夏の陣』と『冬の陣』








 帰り掛けの駐車場に行く途中に、白百合の群生を見付けました。
自然群生ではないと思います。





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【今日の運動】 
 今日の、スポーツクラブ 【ESTA】 の運動は、
水中歩行 : 500m
水泳 : 250m

 歩数計 : 4,400 歩


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日本共産党 創立94周年記念講演会 での 志位委員長講演
2016年8月11日(木)

こちらは、日刊スポーツの【政界地獄耳】 の記事から。

民進党の話題のようで、実は日本共産党の創立94周年 記念講演会の様子。

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日本共産党創立94周年記念講演会
野党と市民の共闘と、日本の政治の展望
志位委員長の講演
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-07/2016080707_01_0.html


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ル・コルビュジエが設計した上野の国立西洋美術館が世界遺産に推薦された
2016年5月18日(水)

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 各メディアのニュースによると、
フランス人建築家ル・コルビュジエ(1887〜1965年)が設計した
国立西洋美術館本館(東京都台東区)など7カ国17件の建築作品について、
国際記念物遺跡会議(イコモス、本部・パリ)が世界文化遺産に登録するよう
国連教育科学文化機関(ユネスコ)に勧告したと発表した、とのこと。

世界文化遺産 西洋美術館、登録へ ユネスコに勧告 コルビュジエ設計
 毎日新聞 - 2016年5月18日


 世界を跨いで建築設計に新時代を築いた建築家だけあって、
世界遺産の対象になるのは、日本の1件を含んで7ヶ国17件と云う。

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 そういう世界の流れの中で、自動的に「国立西洋美術館」も選ばれたと云う
訳では無く、2007年からニュースには取り上げられない地道な活動を台東区や
地元の人々で推進してきたと云うことである。

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国立西洋美術館、登録へ 推薦10年「報われた」 上野祝賀ムード
 毎日新聞 - 2016年5月18日


 国立西洋美術館本館は、戦後復興が本格化した1959年に開館したという。
毎日新聞のニュースによれば、ル・コルビュジエの基本設計図を基に
パリで彼に師事した前川国男、坂倉準三、吉阪隆正の3人の建築家が
実施設計と現場監理を担当した、とのこと。

世界遺産へ コルビュジエ作風顕著 「ピロティ」や自然光活用
 毎日新聞 - 2016年5月18日


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【今日の運動】 
 今日の、スポーツクラブ 【ESTA】 での運動は・・・なし
 エスタ温泉に入浴のみ
 
 歩数計 :  2,100歩



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