治まったかに見えたコロナ禍がここにきて新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株オミクロン株の急激な拡大で、新たな次元に 。
この短歌は去年の9月に詠んだものだが、5派の特徴の一つに幼児の感染が広がりを見せたことである。
初孫ができたのが七十歳で今三歳。
かわいい盛りで、罹らないかと心配でたまらなく、詠んだのがこの短歌である。
=山口の短歌集=
田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
(2018年6月24日・朝日歌壇掲載)
一面を朱に染めあげる曼珠沙華この世の光届けとばかり
(2019年11月9日・日本経済新聞掲載)
三人と四人に分かれひそひそと酌む酒寂しコロナが憎し
(2020年12月27日・朝日歌壇掲載)
下にはここまでに詠んだ≪コロナ短歌≫を載せています。
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