短歌を詠む 2020年12月
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覚えてもすぐ頭から漏れだして忘却の雲ますます厚く


 年をとるということは、記憶力が抜け落ちていくと同義語だと、最近ますます強く思うようになってきた。

雲

 そんな思いを詠んでみたのがこの短歌である。

=我が家の庭を彩る花たち=

ピンクアイスバーグ
ピンクアイスバーグ

 アイスバーグが結構しつこく今も咲いているが、ピンクアイスバーグがトリを務めるかのように、蕾を膨らませ、花を咲かせようとしている。

 今年の暮れは雪が降り続き、今は雪は融け水滴になっているが、元旦は雪姿か。
 
 雪姿のピンクアイスバーグがみられるかも。

≪山口和雄の短歌集≫

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

     宇宙論読めば読むほど視界ゼロ虚無から生まれ虚無へと消える

     広州とスカイプ通し初孫(ういまご)の笑う姿に機上の人に

     現金を出して怪訝な顔されるキャッシュ使わぬ中国社会

     金ピカの超高層のビルが建つさすが中国わびさび無縁

     歯周病一本二本抜けてゆき総入れ歯への悪夢がよぎる

     田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
                (2018年6月24日朝日歌壇掲載)

     がむしゃらに昭和平成生きぬけど古希を迎えて迷宮を行く

     ボケないで心配そうに妻叫ぶ転がり落ちる老いの坂道

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やっと朝日新聞の歌壇に今日選ばれました。佐佐木幸綱先生選です


 もう朝日新聞の歌壇のコーナーに掲載されてから二年半。どう詠んでも採り上げられることはなく、心が折れそうになりながらも投稿を続けてきたしつこさが報われ、今日12月27日の歌壇に載って、報われた思い。

 選んでくれたのは前回と同じ佐佐木幸綱先生。

 ただ後ろから二番目と、選ばれた中では低評価だが、選ばれただけで……。

 このブログヘは今投稿した順で載せていますので、まだまだですが、もし読んでいただけるのなら、うれしいです。

 さて、今日は3月中旬に投稿した短歌。

しでこぶし花びら哀れひよどりが蕾ついばみ「あ」また来ている

 我が家に咲いているシデコブシがヒヨドリの格好の餌になっており、蕾がついばまれること詠んだ短歌。
 
シデコブシ

 花がまともに咲かず、ヒヨドリをこさせないのにはどうしたらいいか、頭を悩ませている。

=我が家の庭を彩る花たち=

ストック
ストック

 手間がそれほどかからないスットク。、ガーデニング初心者でも育てやすく、我が家でも庭を飾っている。

≪山口和雄の短歌集≫

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

     宇宙論読めば読むほど視界ゼロ虚無から生まれ虚無へと消える

     広州とスカイプ通し初孫(ういまご)の笑う姿に機上の人に

     現金を出して怪訝な顔されるキャッシュ使わぬ中国社会

     金ピカの超高層のビルが建つさすが中国わびさび無縁

     歯周病一本二本抜けてゆき総入れ歯への悪夢がよぎる

     田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
                (2018年6月24日朝日歌壇掲載)

     がむしゃらに昭和平成生きぬけど古希を迎えて迷宮を行く

     ボケないで心配そうに妻叫ぶ転がり落ちる老いの坂道

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薬局にマスクを見つけ箱買いを新型コロナますます流行る 


 この短歌を詠んだのは、ことしの3月4日のこと。コロナが蔓延しはじめ薬局をはじめ店頭からマスクが消えてゆき、連日テレビで報道されていた。

マスク

 そんな中で薬局で箱で売られているマスクを見かけ即買ったときに作ったもの。

=我が家の庭を彩る花たち=

マリネット
マリネット

 11月16日にも紹介したマリネット。また咲いてきており、花持ちはけして良いとはいえないが、すぐ咲いてくるだけに、常に咲いている印象をうける。

≪山口和雄の短歌集≫

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

     宇宙論読めば読むほど視界ゼロ虚無から生まれ虚無へと消える

     広州とスカイプ通し初孫(ういまご)の笑う姿に機上の人に

     現金を出して怪訝な顔されるキャッシュ使わぬ中国社会

     金ピカの超高層のビルが建つさすが中国わびさび無縁

     歯周病一本二本抜けてゆき総入れ歯への悪夢がよぎる

     田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
                (2018年6月24日朝日歌壇掲載)

     がむしゃらに昭和平成生きぬけど古希を迎えて迷宮を行く

     ボケないで心配そうに妻叫ぶ転がり落ちる老いの坂道

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くどいほど雑音ないか聴診器背中に当てて「ただの風邪です」


 この短歌を郵便ポストに入れたのは今年の3月10日。何の因果か、この時期に風邪をひき、ホームドクターへ。

聴診器

 普段は前を開け、胸に聴診器をあてて胸の音を聞くだけで終わっていたものが、背中にも聴診器をあて徹底的に雑音がないかを聞いている様子で、そんなコロナ禍が広がる中での様子を詠んでみたのがこの一首。

=我が家の庭を彩る花たち=

アンジェラ
アンジェラ

 12月2日にも紹介したアンジェラ。まだ咲き続けており、かなりビックリ。

 寒さに強く、寒さを味方に咲き続けているのかな?

≪山口和雄の短歌集≫

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

     宇宙論読めば読むほど視界ゼロ虚無から生まれ虚無へと消える

     広州とスカイプ通し初孫(ういまご)の笑う姿に機上の人に

     現金を出して怪訝な顔されるキャッシュ使わぬ中国社会

     金ピカの超高層のビルが建つさすが中国わびさび無縁

     歯周病一本二本抜けてゆき総入れ歯への悪夢がよぎる

     田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
                (2018年6月24日朝日歌壇掲載)

     がむしゃらに昭和平成生きぬけど古希を迎えて迷宮を行く

     ボケないで心配そうに妻叫ぶ転がり落ちる老いの坂道

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燃え盛る新型コロナ謎多く動物由来疑義が噴出 2月25日


 これは今年の2月25日に郵便ポストに投稿したもの。コロナウイルスが本格的に暴れまわり始め、これ以前もコロナ、以後もコロナの短歌が主流に。

コロナ 動物由来

 いろいろな情報が錯綜。そんなコロナ模様を詠んで見た一首である。

=我が家の庭を彩る花たち=

ビオラー1

ビオラー2

ビオラー3

 パンジー、ビオラの品種の多さにはビックリさせられるが、このビオラ3種は豊田にある豊田ガーデンで見つけてゲットしたもの。
 
 とにかく種類が豊富で、素人ではどれがどれやら分からなくなる。

≪山口和雄の短歌集≫

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

     宇宙論読めば読むほど視界ゼロ虚無から生まれ虚無へと消える

     広州とスカイプ通し初孫(ういまご)の笑う姿に機上の人に

     現金を出して怪訝な顔されるキャッシュ使わぬ中国社会

     金ピカの超高層のビルが建つさすが中国わびさび無縁

     歯周病一本二本抜けてゆき総入れ歯への悪夢がよぎる

     田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
                (2018年6月24日朝日歌壇掲載)

     がむしゃらに昭和平成生きぬけど古希を迎えて迷宮を行く

     ボケないで心配そうに妻叫ぶ転がり落ちる老いの坂道

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薔薇の枝冬剪定で切るのなら割箸の太さちょきちょきバサリ


 バラは冬に剪定。枝をきれいに切りそろえ、春の開花の時季を迎えるが、どのように剪定するかがバラの命を決めるといってもいいほどである。

剪定 バラ

 切る目安は割箸の太さという。そこで詠んでみたのがこの短歌である。

=我が家の庭を彩る薔薇たち=

ラバグンド
ラバグント

 『灼熱の溶岩』という名前を持つのに相応しい少し赤黒い花色が印象的な「ラバグルト」。

 丸弁平咲き、中輪の可愛らしい花だが、ビロードの光沢を放つ濃い赤が強烈な印象を与える。

 もう最後の蕾か、なかなか花開かず、本当に咲いてくるのかなと、少し心配になってきたが、やっと花開きはじめてきた。

≪山口和雄の短歌集≫

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

     宇宙論読めば読むほど視界ゼロ虚無から生まれ虚無へと消える

     広州とスカイプ通し初孫(ういまご)の笑う姿に機上の人に

     現金を出して怪訝な顔されるキャッシュ使わぬ中国社会

     金ピカの超高層のビルが建つさすが中国わびさび無縁

     歯周病一本二本抜けてゆき総入れ歯への悪夢がよぎる

     田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
                (2018年6月24日朝日歌壇掲載)

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卒業も式をせぬまま済ましをりコロナウイルスどこまで祟る


 下のイラストのように人のいない、実際には式もないまま卒業証書のみという事態に陥った今年。

卒業式

 コロナウイルスの猛威に詠んだ一首がこの短歌である。

=我が家の庭を彩る薔薇たち=

プリンセス・アイコ
プリンセス・アイコ

 12月3日にもプリンセス・アイコは紹介したが、挿し木で育てている薔薇で、花の大きさも少し小さかったが、その親の株の花が咲いてきて、やっぱり少し違うなとの思いを強くした。

≪山口和雄の短歌集≫

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

     宇宙論読めば読むほど視界ゼロ虚無から生まれ虚無へと消える

     広州とスカイプ通し初孫(ういまご)の笑う姿に機上の人に

     現金を出して怪訝な顔されるキャッシュ使わぬ中国社会

     金ピカの超高層のビルが建つさすが中国わびさび無縁

     歯周病一本二本抜けてゆき総入れ歯への悪夢がよぎる

     田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
                (2018年6月24日朝日歌壇掲載)

     がむしゃらに昭和平成生きぬけど古希を迎えて迷宮を行く

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ベルト持つ手にもウイルス付くという持たず踏ん張るエスカレーター


 この短歌もコロナウイルスが猛威をふるい始めた今年の2月18日に投稿したもので、危機感が日本にじわりじわりと蝕み、どうしたらいいかと試行錯誤。

エスカレーター


 エスカレーターに乗って、案内ではベルトを持ってくださいと言っていても、ベルトを持たずに乗っている自分を詠んでみたのがこの短歌である。 

=我が家の庭を彩る薔薇たち=

クリーミーエデン
クリーミーエデン

 葉色は濃い緑。中輪房咲きのフロリバンダの「クリーミーエデン」。

 春はよく咲いたが、秋はなかなか咲かず、どうしたのかと思っていたら、やっと咲いてきてくれた。

 高さは直立性で1.2~1.5mになるようだが、我が家では可愛い花と同じように可愛く鉢植えで育てており、高さは今60~70㎝。

 花つきが良いと聞くが、まだ2年目だけにネットで見るほど花が一杯という状態ではなく、来年が楽しみ。

≪山口和雄の短歌集≫

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

     宇宙論読めば読むほど視界ゼロ虚無から生まれ虚無へと消える

     広州とスカイプ通し初孫(ういまご)の笑う姿に機上の人に

     現金を出して怪訝な顔されるキャッシュ使わぬ中国社会

     金ピカの超高層のビルが建つさすが中国わびさび無縁

     歯周病一本二本抜けてゆき総入れ歯への悪夢がよぎる

     田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
                (2018年6月24日朝日歌壇掲載)

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医師からの感染例に病院もおちおち行けぬ慢性患者 


 これも今年の2月に投稿したものだが、今から見れば、こうした医師からの感染がクラスターとなり、今や病院崩壊へのカウントダウンにつながっていそう。

病院

 慢性患者にとってはますます病院に行きにくい事態になっているが、今も三か所のお医者さんに通っている身として詠んでみたのがこの短歌である。

=我が家の庭を彩る薔薇たち=

モチーフ
モチーフ

 春には青みを帯びた紫系の小花を付けていた「モチーフ」。秋になり咲いてきた花は赤みが増し、12月になり付けた花は赤紫。
 季節による花色の変化も薔薇を育てている者にとっての楽しみである。

≪山口和雄の短歌集≫

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

     宇宙論読めば読むほど視界ゼロ虚無から生まれ虚無へと消える

     広州とスカイプ通し初孫(ういまご)の笑う姿に機上の人に

     現金を出して怪訝な顔されるキャッシュ使わぬ中国社会

     金ピカの超高層のビルが建つさすが中国わびさび無縁

     歯周病一本二本抜けてゆき総入れ歯への悪夢がよぎる

     田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
                (2018年6月24日朝日歌壇掲載)

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後手後手に回って遂に死者をだす武漢縛りが招きし悲劇


 コロナに対する対策のお粗末さは当初の後手後手ぶりから現在の感染急拡大をもたらしたGo Toキャンペーンまで、目も当てられない。

コロナ対策

 中国からの入国者を武漢への渡航歴に絞った武漢縛りが招いた悲劇を詠んでみたのがこの短歌である。

=我が家の庭を彩る薔薇たち=

エクレール
エクレール

 四季咲きのミニバラ「エクレール」。薔薇というと、赤、ピンク、黄色、白の花色が一般的だが、何と緑色の花というちょっと変わり者。

 花の形もころころとした小さな花で、可愛らしさは折り紙付きである。

 さすがに12月には咲いてこないだろうと思っていたら少し緑に白色っぽい花色加えた花を咲かせてきている。 

≪山口和雄の短歌集≫

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

     宇宙論読めば読むほど視界ゼロ虚無から生まれ虚無へと消える

     広州とスカイプ通し初孫(ういまご)の笑う姿に機上の人に

     現金を出して怪訝な顔されるキャッシュ使わぬ中国社会

     金ピカの超高層のビルが建つさすが中国わびさび無縁

     歯周病一本二本抜けてゆき総入れ歯への悪夢がよぎる

     田植機が羽を広げて道占拠のろのろ進みいらいらつのる
                (2018年6月24日朝日歌壇掲載)

     がむしゃらに昭和平成生きぬけど古希を迎えて迷宮を行く

     ボケないで心配そうに妻叫ぶ転がり落ちる老いの坂道

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