この短歌は夜十一時頃、お風呂に入っている時に、救急車のピーポーピーポーという音が聞こえて頭に浮かんだ一首。
熱帯夜が続き、熱中症でやられないように注意しなければと思っていたところにピーポーピーポーは刺激的であった。
これは一昨年の話だが、去年も暑さは変わらず、今年はどうなることやら。
風呂に入りながら、指を折り、ああしようか、こうしようか、と考えていたら、ちょっとのぼせてしまったのを覚えている。
山口和雄の短歌集
似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ
梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う 続きを読む »