短歌を詠む 2020年01月
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腸破れ緊急手術 麻酔覚め気がつけば集中治療室


 すでに一度詠んだことのある緊急手術だが、強烈な印象で、記憶に深く刻まれており、再度一首に挑戦。

2020-1-27緊急手術

 バッチリ麻酔が効いて、間のことは何一つ記憶に残っていないが、手術前には病室の手配の話をしていたのに、目覚めると集中治療室に居たのには、「エ?」「なんかヤバイ状態なのか」と、ビクビクしたのを覚えている。

 念のために集中治療室に入れられただけだったようで、翌日には一般病室に移ったが、20年経っても記憶が薄れることはない。

山口和雄の短歌集

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

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突然の雷雨が襲い吹き込まれ妻の雷鳴響き渡らん


 夏の終わりを告げるかのように、突然雷鳴が鳴り渡り、豪雨が叩き付けるように降り始めた時の様を一首に。

2020-1-25雷


 急すぎてビックリ。

 妻の雷に負けない声にもビックリ。

 バタバタと慌てて窓を閉めたことを覚えている。

山口和雄の短歌集

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

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台風の進路ずれろとテレビ見て押し付けるのか人に不幸を


 台風が発生したというニュースを聞くと、まだ太平洋上で日本に近づくのはかなり後だと分かっていても、心配になりテレビの天気予報にくぎ付けになってしまう。 

2020-1-22天気図

 日本に近づくにつれて、思わず願ってしまうのが、コースがずれるようにという願い。

 考えてみれば人に不幸を押し付けるようなもの。

 そこで詠んだのがこの一首。

山口和雄の短歌集

     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

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夏休み自転車連ねわいわいと横でなく縦一列ですよ


 この短歌を郵便ポストに投函したのはもう夏休みも終わるかという8月28日。

2020-1-21自転車列

 2~3日前に見た光景を思い出して詠んだ一首。

 自転車に乗った子供たちが横に広がってワイワイ言いながら走っているのを見て、危ないなとの思いを込めながら。

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     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

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青みどろ緑が覆う池の底笑顔が祓う心の澱を


 青みどろが池を覆い、緑の池になっているのを見て、底には何が溜まっているのか、少し怖くなる。

アオミドロ2020-1-20

 どろどろとした思いが積み重なる心の底にはどんな澱が溜まっているのか。
                       
 いつもは蓋をしており、覗くのが怖くなるが、そんな溜った澱を洗い流してくれるのが笑顔。
                                          
 その思いを一首にしてみた。

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     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

     梅が散り桜が散って桃が咲く気候狂って花まで狂う

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盆波の伊良湖岬に砕け散る学舎離れはや半世紀


 伊良湖岬は大学時代の思い出の詰まった岬。最先端に押し寄せる波が砕け散るさまは五十年経った今も脳裏に鮮やかに残っている。

2020-1-19伊良湖岬

 お盆を迎え、五十年前に訪れた伊良湖岬が思い出され詠んだ一首。

 時のたつのは早いもので大学へ通っていたのは半世紀前。

 世紀という言葉をこんな形で使うようになるとは、ビックリという言葉だけでは足りない、なんともはや己の老いを突きつけられたおもいである。

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安売りの幟(のぼり)に集う白き髪我も我もと先を争う    



 大売出しの旗が棚引くスーパー。

 並んでいるのは白い髪をした老人ばかりといった様子。

2020-1-18 大売出し


 この一首を投稿したのは一昨年の8月13日のことだが、消費税の増税が巷で姦しくいわれ、年金生活者が財布の紐と相談しながら買い物をする世相を反映。

 安売りと聞くと、多くの人が足を運ぶ様子を一首に詠んでみた。

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     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

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またゆくぞピーポピーポと救急車熱中症か酷暑が続く


 この短歌は夜十一時頃、お風呂に入っている時に、救急車のピーポーピーポーという音が聞こえて頭に浮かんだ一首。

2020-1-16救急車


 熱帯夜が続き、熱中症でやられないように注意しなければと思っていたところにピーポーピーポーは刺激的であった。

 これは一昨年の話だが、去年も暑さは変わらず、今年はどうなることやら。

 風呂に入りながら、指を折り、ああしようか、こうしようか、と考えていたら、ちょっとのぼせてしまったのを覚えている。
 
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     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

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手術します助手を呼びます麻酔です気付けばベッド命を拾う


 盲腸というと、虫垂炎と思ってしまうが、盲腸本体に穴が開く憩室穿孔で緊急入院したのは、もう20年以上前のこと。

2020-1-15手術

 盲腸本体を穿孔部分を含め切り取り、腹腔内に漏れ出た汚れた液を取り除くなど処置が終わって気づいたのはICU集中治療室。

 手遅れになっていたら命も危なかったようで、まさに命拾いをした。

 その時を思い出して詠んだのがこの一首。

 こうした思い出も詠んでいこうと思います。
  
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冷奴酒の肴に盛り上がるどこか笑える健康談義


 「酒は百薬の長」ともいうが、それは少量のお酒の場合。

 日本酒なら一合までのようで、それ以上呑むのはアウト、ましてや二合、三合と杯を重ねるのは?。

冷奴と日本酒

 とは言いつつ、杯を重ねて花咲かせているのが健康談義。

 老人たちのどこか笑えてくる一コマ。

 切り取る場面は日常茶飯事の何ということもないシーインだが、一首詠んでみた。


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     似つかわぬ名を戴きし犬ふぐり可愛き花がふぐりは哀れ

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