為替リスク高まっている=IMF専務理事
[ワシントン 9日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は9日、世界為替相場の急激な動向はドル高に連動しており、米金利の上昇によって状況が悪化することから、世界経済へのリスクが高まっているとの見解を示した。
専務理事はシンクタンクの大西洋評議会(アトランティック・カウンシル)での講演で「為替相場や為替に関するリスク、為替相場のボラティリティが、高まりつつあるリスクのひとつであることは明白」とし、とりわけ新興国企業がリスクにさらされていると語った。
また、ギリシャがIMF融資4億5000万ユーロ(4億6800万ドル)を返済したことを確認した。
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