旅路のはてへ　　　To my Journey's end

クモ一匹の命


たかがクモ一匹、殺せないのか、
いや殺さない。


小さなクモが壁を這っています。
もう一週間くらいになるでしょう、このクモ一匹いつも午前中にどこからともなく現れます。







朝のクモ、午前中のクモと広義に解釈しているのですが、母親に言われた、
「朝クモは殺してはいけません」
その理由はよく覚えてなく、なにかゲン担ぎの類だったと思うのですが、いまだに忘れられなくて、朝に出てくるクモは殺してはならないといまだに自分に言い聞かせているのです。
だからといって午後や夜にクモが出たからといって追いかけまわすというようなことではありません。

毎日出てくるクモをみているとおかしなもので親近感みたいなものがわいてきました。
こうなれば私が不在中にはヤモリならぬ家守クモになってもらおうと考えています。

来春戻ったとき、もしかしたらクモ屋敷になっているかもしれません。
部屋中クモの巣が張り巡らされています。
おっ、なにか大きな物体が巣にかかっています。あの小さかったクモにしては大きすぎるような獲物です。
あれ？
よくよくみれば巣にかかっているのは人間ではないですか。
どうしたんだ、隣のおじさんです。
留守中時々の空気替えを頼んでいたのですが、緩慢な動きでクモに捕らえられたようです。


まあ、それはそれでネタ的にはおもしろいのですが。
クモさんも元気でどこかで家族をみつけてきてくださいね。
ところでチミはオスなのかそれともメスなのですか。























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テーマ:旅路の果てへ - ジャンル:ライフ

1. 2024/11/07(木) 00:01:00|
2. すぎゆく日々
3. | トラックバック:0
4. | コメント:6

こんな写真を見るのも絶対嫌な私
朝からザンネンな気持ちになりました(笑)
虫系まだたくダメな私です。
私はなんの迷いもなく！！！
誰にどう非難されようとも
さくら家に入ったら命あるまま
外に出られると思うな！と

1. URL |
2. 2024/11/07(木) 07:27:08 |
3. さくら #-
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なんか凄くよく分かりますよ^^
私の寝室にも“ヤマシログモ”というのが住み着いてて、顔のあたりの柄が
熊ちゃんみたいに見えて可愛いのですよ(笑)
もう同居人みたいなものですよね

1. URL |
2. 2024/11/07(木) 11:00:44 |
3. 10ta(じゅった) #-
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いつも楽しく拝読しています
確か　朝の蜘蛛は神様のお使い、夜の蜘蛛は悪魔のお使い
と、聞いた覚えがあります
蜘蛛は益虫でもありますので、昔の人の知恵ですね
夜は見逃すと蜘蛛の巣を張られて、掃除に困りますから
たぶん　このような言い方をしたのだと思います

1. URL |
2. 2024/11/07(木) 12:30:16 |
3. 夢見るセブン #-
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ちょいとちょいと　そこゆくおねいさん
着物姿がとっても素敵だこと

ふりむかないで　
ふりむかないで
虫も殺さぬ　あなたのほほえみ
氷の微笑で　こわいのよーーー

ふりむかないで
こわいのよーーー

1. URL |
2. 2024/11/07(木) 12:37:41 |
3. ちい公 #-
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こんにちは
ありがとうございます

お話のヤマシログモって
名前だけで大きそうなイメージ
柄などもはっきり見えているのですから小さくはないですね

大きいのがもし私のところにいたら
窓など全部開け放して
平身低頭で退室をおねがいするかな
なんだか眠れなくなりそうですから・・・

でもあなたのやさしさになんだかホッとします
ありがとうーーークモさんの代弁です

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2. 2024/11/07(木) 12:43:19 |
3. ちい公 #-
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夢見るセブン さま　ありがとうございます

なるほどそういう伝承があるのですね
では私の母が言ったのはあながち間違いでもなかったのですね
まあゲン担ぎとは少し違いますが

でも人間て日本人て
すごいなあとしみじみ
はかりしれない知恵があるのですね

1. URL |
2. 2024/11/07(木) 12:46:18 |
3. ちい公 #-
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