きれぎれの風彩(ふうさい)
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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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大宮花の丘農林公苑:紅白のウメ、ロウバイ他

ネットニュースでさいたま市「大宮花の丘農林公苑」のウメが咲き始めたと知り、祝日の午後に確認してきました。〈散歩日:2月24日〉

紅白のウメが疎らに(?バランス良く)植栽されている梅林です。
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赤い八重の花と白い一重の花。
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樹高はそれほどでもないのですが、花付きが良いように見えました。
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また、近くのロウバイは見頃を過ぎたものの、多数の花が残っていました。“見頃の時であれば、さぞ…”と思わせられます。
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それから、上尾市の「丸山公園」にカワヅザクラなどの様子を見に行きました。
まだ蕾の状態で、赤みが出ているのは数えるほど。
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この週の後半は暖かい日が続き、他所では開花と聞かれました。ただ翌週はブルっと寒くなり、人はもちろん植物も落ち着かなかったことでしょう。

水路沿いの草地では、ホトケノザが咲いていました。
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(なかなか植物見散歩に行けず、更新がめっきり停滞しています)

| 樹木・草花アレコレ | 22:21 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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北本:オニシバリ、コウヤボウキ、ヤマコウバシ他

(更新を忘れていました)北本自然観察公園散歩からです。〈散歩日:1月13日〉
以前に見られた光景をまた見ることができたことが嬉しいという印象でした。

◆オニシバリ(鬼縛り)は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉小低木です。
夏に落葉し、秋からの新しい葉が生い茂っています。当園で初めて見たのは2016年ですが、それほど大きくなってないと思います。成長は遅いのでしょう。
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葉腋に蕾ができていました。花は黄色がかった緑色で、それほど目立ちません。
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樹皮で作る縄は強靭で、鬼さえも縛ることができると例えたのが和名の由来です。
1月に「埼玉県花と緑の振興センター」で見たナニワズとは、同じジンチョウゲの仲間で姿も似ており、夏に葉を落とすのも同じです。

コウヤボウキ(高野箒)は、キク科コウヤボウキ属の落葉小低木です。
細い枝に花をつけ、果実や冬芽など年間を通して見ています。この時期は冠毛姿。
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「北本の森」の林縁の園路沿いで見られます。群生しているところもあります。
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ヤマコウバシ(山香ばし)は、クスノキ科クロモジ属の落葉低木です。
落葉樹ですが枯葉は落ちにくく、春先まで残ることが多く、それと分かります。
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◆アオキ(青木)は、アオキ科(ミズキ科)アオキ属の常緑低木です。
園内のあちらこちらで幼木が育っていました。葉はツヤツヤです。
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ジャノヒゲ・リュウノヒゲは、キジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑多年草です。
当園では「林床のサファイア」と果実を紹介しています。光沢がキレイです。
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ススキの株が残っていました。枯れ尾花は丈があります。
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11月に見たヒイロタケも、ほとんど残っていました。
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不明の冠毛と萼です。花の頃は分かっていたと思うのですが???
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| 樹木・草花アレコレ | 20:03 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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川口:ローズマリー、サルトリイバラ、ネリネなど

川口市安行「埼玉県花と緑の振興センター」からです。〈散歩日:1月4日〉

ローズマリーは、シソ科の常緑性低木で原産地は地中海沿岸地域。ハーブとして用いられ、どこかの庭先で見たこともあります。今回花をつけていました。
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これまで花を見ることは無かったと思います。隣の株では咲いてなかったので、貴重な花を見られたのかな~と思いました。
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しかし、別の場所にあったローズマリーは多数の花をつけていました・・・。
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サルトリイバラは、サルトリイバラ科シオデ属の落葉ツル性多年生植物。
擁壁に張られたネットに絡んで、多数の赤い実をつけていました。
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東園駐車場の植込みで咲いていたピンクの花は、ネリネという名札がありました。
ネリネは、ヒガンバナ科ネリネ属で半耐寒性球根植物のようです。南アフリカ原産。伸びた茎頂に、彼岸花のような花を十数輪つけ、華やかで見応えがあります。
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サザンカ(山茶花)の白い花が咲いていました。高さのある大きい樹です。
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花は八重咲きです。約1か月前に隣地「興禅院」の駐車場でも同種を見ました。
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ソテツ(蘇鉄)は、裸子植物ソテツ科ソテツ属の常緑低木。九州南部に分布し、関東では防寒対策で藁巻き(こも巻き)をすることが多いようです。
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クロマツの雪吊りとボタンの冬囲い。冬の風物詩として知られています。
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| 樹木・草花アレコレ | 23:13 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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川口:アメリカヒイラギ、ラクウショウ、ナニワズ

川口市安行「埼玉県花と緑の振興センター」からです。〈散歩日:1月4日〉

赤い実がたくさん付いていたのは・・・アメリカヒイラギでした。北アメリカ東部~北部を原産地とするモチノキ科の常緑樹。
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アメリカではクリスマス飾りに使われるそうです。葉には棘。
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池の近くで気根(呼吸根)がニョキニョキと。これも当園で初めて見ました。
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ラクウショウ(落羽松)が3本屹立している・・・と思っていましたが、真ん中のはシダレラクウショウ(ポンドサイプレス、タチラクウショウ)の名札がありました。
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当センターでは高さのある樹です。
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ナニワズ(難波津)は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉小低木。
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夏に落葉し、秋から新しい葉と翌春の花の蕾がでる冬緑樹です。
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同センター散歩は、あと1回続きます。

| 樹木・草花アレコレ | 11:13 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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川口:ロウバイ、ムサシノケヤキ、ダイオウショウ

川口市安行「埼玉県花と緑の振興センター」に行ってきました。〈散歩日:1月4日〉

花と緑の振興センターは、植木・果樹苗木などの生産出荷の指導、盆栽等の輸出振興、緑化に対する知識の向上等に関する業務を行っている県の地域機関。国内有数の植木生産地として知られる川口市安行に、1953(昭和28)年に設置されました。

西園のマンゲツロウバイです。1月の花木といえばの一つだと思います。
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花の黄色は、温かさ・元気をイメージします。
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樹によっては、葉がかなり残っているのもありました。
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並んでいる3本の高木は、右がケヤキ、左が流通名「ムサシノケヤキ」の「むさしの1号」、中央が「むさしの2号」です。
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むさしの1号は、当センター職員が発見し、1983年から増殖と配布を始めたもの。枝が広がらない樹形で。省管理につながり、幹線道路の街路樹等に用いられています。むさしの2号は、新梢が枝垂れやすく、樹形が乱れがちなことから普及してません。


ダイオウショウ(大王松)は、長い針葉をつけます。右の樹はウラジロモミです。
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初めて見た時(2010年1月)このような松があるんだな~と驚き感心しました。大きい松かさも多数付いています。
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この日記(きれぎれの風彩)を初めるきっかけの一つになった樹です。

文末となりましたが、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

| 樹木・草花アレコレ | 19:48 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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