木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2015年03月17日
宮城県仙台市のNPO法人 メディアージを取材しました。団体では、震災から間もない2011年5月より「笑顔311プロジェクト」という名称で、youtubeやUstream(ユーストリーム)、ツイッターなどのソーシャルネットツールを活用した被災地の現状やボランティアの活動場所、被災地で必要な物資の情報の発信、支援団体の紹介など幅広い活動を行ってきました。2012年に法人化したのちは、主にUstreamでのライブストリーミング(ネット回線を利用したリアルタイムの動画配信サービス)を使った被災地のレポートや取組の紹介、そしてその発信業務を行なえる人材育成に取り組んでいます。
団体名のメディアージ(mediage)の由来は、「メディア(伝達手段)、エイジ(時代、世代)、アージ(人を突き動かす強い感情の力)といった言葉を、今この瞬間に必要なものを確実に伝えていくという意味でトリアージ(選択)という語感に乗せ、特定非営利活動法人メディアージとして再出発する事としました」(※団体ウェブサイトより)。デジタルデバイスやネット環境を駆使しながら、膨大な情報の中から、利用者が必要とする情報を取捨選択する知性を身につけられるように、そして誰でも独力で情報の発信ができる社会の実現を目指して、日々さまざまなコンテンツの制作と配信を続けています。
ところで、現在のメディアージが制作しているコンテンツには、被災地支援とは一風変わったものもあります。政治について、特に大学生などの若年層に関心を持ってもらう試みとして「まつりごと〜政治を身近にするUstream番組」というコンテンツでは、宮城県内を選挙区とする候補者のインタビューや応援演説、そして政治全般について思うところを大学生が率直に語り合う映像を配信するもので、これまで13年7月の参院選と14年12月の衆院選についてのコンテンツを公開してきました。ウェブサイトでは「政治について、知識がないと話せない。あるいは、政治の話は格好悪い、語っている人はちょっと怖い。そんな雰囲気を少しずつ溶かし、気軽にして行こうというUstream番組です」と謳っており、15年3月現在で50本以上の動画が公開されています。他にも地元のアマチュアミュージシャンのライブ演奏や県内各地の観光情報、石巻専修大学での復興に関する公開講座の配信、農業と食に関わるイベントなど、復興後を見据えた活動を続けています。
木村 敏之|情報レンジャー@宮城