木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
岩沼市 - 2013年02月20日
岩沼市のみなし仮設住宅は約600世帯。あまり知られていないのですが、そのうちの1/3ほどが福島からの県外避難者です。みなし仮設住宅にお住まいの方は、市内に知人を持つ地元の方でさえ孤立がちです。福島から来られて、身寄りも無い方ならなおさらでしょう。
孤立しがちな「みなし仮設住宅居住者」に新たなコミュニケーションの場を設ける活動をしていらっしゃるのが岩沼市社会福祉協議会で運営されている「岩沼市復興支援センター スマイル」(以下「スマイル」)さん。今回は皆さんで仙台市内の秋保温泉にある旅館「佐勘」に行かれるとのことで、その様子を取材させて頂きました。
今回参加された19名の皆さん、それぞれほぼ初対面です。秋保名物のおはぎを買いに行ったり、温泉に入浴しているうちに少しずつ会話も弾み、昼食を食べる頃にはとても初対面とは思えないほど。今回、温泉に来たのは大成功かも知れません。これをきっかけに、新たな友人関係が生まれ、コミュニティが形成されれば、スマイルのスタッフの皆様も大喜びでしょう。
動画内にも出て頂いている遠藤さんは、原発事故の影響で、息子さん夫婦やお孫さんなどと一緒に岩沼市に避難してきています。住み慣れた町を離れ、県境も越えて岩沼市への移住。辛い事も多いと思いますが、彼女の口からは「心豊かに過ごしております」との言葉。この一言はとても印象に残りました。表情を見ていても社交辞令ではなく本音でしょう。この一言だけでスマイルさんを始めとした社協の皆様が、どれだけご尽力されてこられたかがわかります。
今後も交流会を通した支援活動は続けていくそうです。その継続の為には、時には皆さんのご協力が必要な場合も有るかも知れません。もし機会がございましたら、理不尽な引っ越しを余儀なくされている皆様のことを思って、できる範囲内でご協力して頂ければと思います。
三浦 淳|情報レンジャー@宮城