ココロ元気ひろば アトリエ いまぁる 作品と活動
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のび~る粘土で作る鬼の顔

2016.02.08.23:35

プリスクールで3歳児クラスさん、5歳児クラスさんそれぞれ1名
「のび~る粘土で作るオニ」を制作しました。
もう1人の5歳児さんが、熱を出してお休み。
 2人は2倍の元気で制作しました。

3年前に現在の5歳児クラスさんが体験したのと同様。
節分に向けて、粘土の形を鬼の顔に見立てて鬼の顔を作りました。
5歳児クラスさんは3年前の制作と比べ
  成長を感じる制作風景と作品に出会えました。
現在の3歳児クラスさんにとっては伸びる粘土の初体験です。
粘土を画面に伸ばすのに指の力が必要です。が、
 5歳児クラスさんなら頑張れます。
3歳児クラスさんは、きっと男のプライドにかけて
 頑張ってくれるだろうと予想。

のび~る粘土で作る鬼の顔 のび~る粘土で作る鬼の顔 のび~る粘土で作る鬼の顔
作者は怖い鬼の顔を目標に、
沢山のモノを顔に付けて怖~く、怖~くしました。
粘土を画面に伸ばすのは、案の定、大変そう。
でも、めげずに、身体ごと粘土にのしかかったり、
 拳骨でのばしたり。
男のプライドにかけて・・・読みはあたったかな?
写真のポーズは鬼になりきって強そうにガオ―!

のび~る粘土で作る鬼の顔 のび~る粘土で作る鬼の顔 のび~る粘土で作る鬼の顔
ノリノリで粘土に色を混ぜたり、伸ばしたり。
口はバリバリと豆を食べています。
作者は、なりきり鬼の顔でガオ―!

フロッタージュを楽しむ

2016.02.06.22:56

プリスクールで3歳児クラスさん1名、5歳児クラスさん2名と
フロッタージュ(擦りだし)の思いもよらない線が出て来る不思議さ、
面白さを楽しみ扇面の形に仕立てました。

フロッタージュは面白いのですが、小さいお子さんにその面白さを伝えるには、
 擦る角度やクレパスの使い方など技術的な事をクリアしないと
 面白いところへ辿りつくまでに嫌になってしまいます。
が、今回は技術的な事を求めなくても
 擦る素材の感触がダイレクトに伝わる素材や効果を感じられる物を選び、
 いろいろな擦りだしをしてみたくなるきっかけになれたらと思いました。

3歳児、4歳児さんが転園して男子3人で熱く制作。
3人3様に充実した制作の時間を過ごしました。


フロッタージュを楽しむ フロッタージュを楽しむ フロッタージュを楽しむ
4歳になりましたー。1年間の弾けた制作から、
目的を感じつつ、自分の表現を大切にしながら制作。
いろいろな物でフロッタージュを楽しみました。
ラメ入りグル―はボトルを押してもなかなか出ず、
R君が指さした箇所に私が絞り出しました。
1枚のフロッタージュで1枚を仕立てました。

フロッタージュを楽しむ フロッタージュを楽しむ フロッタージュを楽しむ フロッタージュを楽しむ
ストーリーを話しながら、金、銀のパステルをメインにフロッタージュから直接絵を描いていました。
ずっと、ずっと完成するまでお話は続いてました。
2枚描き1枚を仕立てました。


フロッタージュを楽しむ フロッタージュを楽しむ フロッタージュを楽しむ フロッタージュを楽しむ
フロッタージュを楽しむ
3枚フロッタージュして2枚を仕立てました。
1枚目はフロッタージュが出来るモノを試すように擦っていました。
  人間型のクリップをフロッタージュするの難しく、
  いろいろ工夫しながら何度もチャレンジ。
2枚目は容器の型の形の周りを利用し描きました。ロボットだそうです。
3枚目は、ガラリと表現が変わり和を感じる
  抽象的でシンプルな作品になりました。





落葉のコラージュ

2015.12.19.18:45

先日、プリスクールの3歳児クラス(4名)、4歳児クラス(1名)、5歳児クラス(1名)の
お子さん達と「落葉のコラージュ」を制作しました。
今年の活動はこれで最後。良いお年をーーー
落葉のコラージュも着彩も皆それぞれに楽しみました。
が、欲を言えばワクワクする落葉拾いも皆で体験して、制作ができれば最高だったかな~。
鮮やかな色の桜の葉は落ちたその時が最高です。
拾っても、拾っても、葉を追ってはワクワクします。 
その楽しみは準備をする私だけの独占になりました。あ~勿体ない。
でも、これを切っ掛けに落葉に興味をもってもらえたら嬉しいです。

落葉のコラージュ 落葉のコラージュ 写真撮って~
コラージュも着彩も沢山、楽しみました。
写真を撮ってと言われ撮ると
おどけた姿を見せてくれました。
もうすぐ4歳。
春の頃から比べると、おどける余裕が出てきたようです。

落葉のコラージュ 落葉のコラージュ 
赤い葉っぱが、もっと欲しかった~・・・と。
スタンピングで黄色い葉っぱも赤く染まりました。
暖かそうな午後の秋のようです。

落葉のコラージュ 落葉のコラージュ
眩しいような黄色い秋の光りの中に
紅葉や秋の実が輝いているようです。

落葉のコラージュ 落葉のコラージュ
最後にシルバーの絵具をスタンピングしたら
柔らかい色の中で、落ち葉がシャンソンを歌っているみたい。

落葉のコラージュ 落葉のコラージュ
強くスタンピングをすると・・・赤い実が沢山出来ました。
リスや熊が食べに来るかも。
背景の色にこだわりピンクと水色のクレヨンで塗り、決めてみました

落葉のコラージュ 落葉のコラージュ
葉っぱの人が、ズラリと登場。
いつもなら、宇宙人・・・のはずなのですが、
今回はお父さんやお母さんが登場。
葉の形を利用したり、切ったりして洋服や身体も表現。
背景は白いままを希望。
着彩しないと画面の白い部分がベタベタなので、
頑張って白のクレヨンで背景を塗りました。










テーマをきっかけに、自分のイメージ表現へ

2015.11.26.01:08

プリスクールのお子さん、三歳児クラス(4名)、5歳児クラス(2名)のお子さんと
テーマは「紅葉の木」
 「パズル風」に木を構成するのをきっかけに、
  お子さんと様々なアート表現の時間を過ごしました。

紅葉と落ち葉の季節になり、
 木を長方形の紙片をパズルのようにしてさまざまな木を作ってから、
 色々な画材を使用して“紅葉狩に”と思ったのですが・・・・
皆、お子さん達はそれぞれの「自分の木」を持っていて
 「自分の木」や「自分の表現」を大切にしているのだな~と感じ
きっかけから、自分のイメージ表現へすすめ、
 お子さん自身の伸びる枝を見守りたいと思いました。

ロケット噴射!
長方形の紙片を貼っている内にロケットに変身。
ロケットが噴射。
赤い炎を出して宇宙を飛んでいます。
炎の部分に絵具をたっぷりと乗せました。

ロケット
同じ方向に長方形の紙片を丁寧に貼っていると、
そばのお友達が“ロケット!”と言う言葉が聞こえて来て、
 “ウ~ン。これもロケットだよね・・”
 自分の画面の中にも感じたのでしょう。
 ロケットになりました。
いろいろ自分の中で考えている途中で
 お昼寝の時間が来ました。残念。
 右に見えるモノは何だろう?
 木かなぁ?

木のある街の風景
“木のある街の風景”とでも言いましょうか。
自分の住んでいるお家。
スーパーがあり、野菜や果物が、店に並んでいます。
左に太い木。手前には草花。
奥には、虹が出ており、
画面の中に“幸せ”を感じます。

夏の思い出 線路 木のお化け
紅葉の木にカブトムシやクワガタ、セミがとまって、
 樹液を飲んだり甘いスイカを食べたりしています。
夏の思い出の一コマと “木”が重なりあいました。
2枚目は、裏表に線路を描き、
3枚目に絵具で大きな木の幹・・・“木のお化け”と命名。
クレパスで細かく自分のイメージを表現。
絵具でダイナミックな表現。
両方を楽しんだのだと思います。

草木の香りがするね
画面中央に長方形の紙片を組み合わせて木を表現。
人生の季節は春なのですね。
花が咲き乱れる中に
 大きな画面を突き抜ける程の木がそびえたっています。
人生紅葉の季節は程遠い。
花や葉が線画で透明でしたが、
 お花や葉に色を塗ったら手で触れそうになりました。

緑の松 緑の松
“クレパスと絵具で木が描きたいんだよ―”と
“木”と聞いてピーンとイメージが湧いたのが“緑の松”でした。
一心不乱にくねっと曲がった木や
 ガサッとした松の木肌や
 イキイキとした枝ぶりを描き、
 緑や青の絵具で若々しい松を描きました。
本人曰く、以前松の絵を見たそうです。
その時の松に美しい姿に魅せられたそうです。


蕪を描く

2015.11.09.02:01

プリスクールの
3歳児クラス(4名)、4歳児クラス(1名)、5歳児クラス(2名)の
お子さん達と蕪を描きました。

最初に皆で隣りから隣りへ用紙を回して、
 色画用紙の中をクレパスで耕しました。
自分では選ばない色や描き方の画面が回って来て
 それに触発されてだんだん大胆に。
 お友達の画面に普段使わない色を使ってみたり。
自分の画面が戻ってきたら変化した画面に再度描き込みました。
4、5歳児クラスさんは戻って来た画面と再度長い時間格闘。
 制作時間の半分以上を費やしていました。
その上に筆で蕪をじっくりと描き・・・
 モチーフを「見る」から「観る」機会を経て
 そして自分の蕪へ展開していきました。
私が3歳児と関わっている間、
 4歳、5歳児さんは静かに黙々と自分の世界を楽しんでいました。
 毎回予想できない展開ですが、
 案の定、こう来たか―と、楽しませてもらいました。


蕪を描く 蕪を描く
立ち上がって自分の画面をせっせと耕し始めました。
次々と回って来るお友達の画面もグルングルン。
3歳児さんの中で一番燃えていたかも。
自分の耕したところに大きな蕪が出来ました。
彩色も色画用紙のコラージュもしないと宣言。
セロテープを蕪の上に沢山貼りました。
セロテープはお家だったり、戦っていたり。セロテープにも意味があるんです。

蕪を描く 蕪を描く
回って来たお友達の画面に触発されてか、
 普段あまり使う事のない青系のクレパスを使って耕しました。
自分の画面には、“黒で描かないでー”とお友達に叫ぶJちゃんでした。
白い蕪とクルンとしたしっぽが印象的だったようです。
白い葉の部分に、
 ピンクをいつも以上に一生懸命に塗りました。
ピンクが塗れてよかったね。

蕪を描く 蕪を描く 蕪を描く
戻って来た自分の画面に自分で黒をグルングルン。
“私、黒が好きなのー”と。
 へ~そうだったんだ。
葉に見立てて、緑系の色画用紙を貼ってその上を黄色で塗りつぶしたり、
ピンクのマーカ―で茎を塗ったり。
耕した黒の上の白やピンク、緑が映えています。

蕪を描く 蕪を描く 
蕪の茎が7本付いていたので
 スイッスイッっと7本描きました。
実に付いているしっぽは2本あり、
 クルンクルンと2本描きました。
自分で耕した黒や緑が蕪の中で活きています。

蕪を描く 蕪を描く 蕪を描く
4歳児さんと5歳児さんで耕しました。
自分では暖色系で耕し始めたのに、
 戻ってきたら画面の3/1が黒に。
アヘアへ~~ショック!
 復活して白や黄緑などの優しい色を沢山乗せました。
蕪は大きなお父さん、中くらいのお母さんや犬の蕪もできました。
 沢山お話が生まれたようで、
 私に“つづく”と書いてと依頼。
ショックから立ち直り、お気に入りの作品になったようです。

蕪を描く 蕪を描く 蕪を描く
歯が抜けました。おめでとう!
作品を持った写真は、蕪の折れたしっぽをくわえてドラキュラ。
作品は、蕪、蕪、蕪だらけ。実は宇宙人。
蕪に化けて畑にいるそうです。
戻って来た自分の画面を再度耕し、
ふかふかの良い土にしていました。

蕪を描く 蕪を描く 蕪を描く
凄い耕し具合です。
実は地球が出来た頃にやってきた宇宙人。
長い間地中で眠っていましたが、蕪に化けてお目覚めです。
蕪の葉の部分は触覚。しっぽの部分は4本の足。
ウインクしている宇宙人にあってみたいものです。


プロフィール

いまぁる

Author:いまぁる
主な活動場所/
保育園、支援学校の土曜親子教室、障害者センター。
子どものためのセラピスト養成校。
自治体主催のママたち対象のアートを通して子どもと向き合う講座など。
2012年8月より自宅で小さな教室をオープンしました。

’05年、NPO法人臨床美術協会認定 臨床美術士 ’11~12年(株)オーロラ認定 絵画療法士、メンタルアートセラピスト
’12年、三原色絵画倶楽部 鍋谷恵梨奈氏師事
・昔々、埼玉県認証 保育士

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