恋愛もののネームに悩むサイコーはただの恋愛ものだと少年誌ではダメだという結論に至っていた。
だから恋愛要素のある野球漫画の「タッチ」や恋愛要素のある不良マンガの「愛と誠」のような作品を目指すことにした。そうなると「いちご100%」はどう言えばいいんだろうか。エロがある恋愛マンガ?
サイコーは突然奇声を上げるほどアイデアが浮かばなかったが、気分転換に新年会に向かった。平丸を見れば和むらしい。たしかに和むw
会場に着くと福田が暴れていて自分も例の企画に参加すると言っていた。しかも恋愛マンガで。
ここで初めて皆が恋愛マンガを描くことが明らかになった。
福田は編集長に昔ジャンプの企画であった愛読者賞というものの話をしだした。読者アンケートで読切を描いて欲しい作家を選ぶというものだそうだ。
俺なら荒木飛呂彦か尾田栄一郎に描いて欲しい。
さらに福田の提案でどの読切が1番か順位もつけることになった。
平丸も吉田氏の作戦で恋愛マンガの企画に便乗し、荒井先生もその企画に参加する流れになった。
荒井先生って毎回打ち切りになってるベテラン作家だけど今回もきっと噛ませ犬だろう。むしろ今回の企画にいらないレベルだと思う。役割としてはこいつより下はやばいぞという目安か?
皆乗ったところで編集長も恋愛マンガの読切企画を了承した。バトル漫画のような展開だ。
予想できた展開だけど、こういう作品でバトル漫画ぽくするのは難しいことだと思う。
それを受けてサイコーはすぐさま亜豆に電話して自分を好きになったときのことを根掘り葉掘り聞き出した。
亜豆もサイコーの読切のことを聞いて恥ずかしい話を正直に話してくれた。
ただ一目惚れで話したこともないのにそこまで好きになるんて異常だとは思う。最後に亜豆の話は極端だったというナレーションがあったから別にいいけど。
亜豆の話を聞いてサイコーははたしてどんな恋愛漫画を描くのだろうか。冒頭に自分で言っていた通りただの恋愛ものは少年誌では受けないそうだけど…
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あなたの文章は見ていてすごく分かりやすいです!!
早くバクマン11巻でないかな~あw